湖北・杉野小学校バス停からコエチ谷経由で横山岳
- GPS
- 05:43
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,088m
- 下り
- 1,090m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:42
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
<ゆき> 小杉541━629金沢652━734加賀温泉740(サンダーバード8)750芦原温泉753━902敦賀 923━939近江塩津1007━1014木ノ本1045=1110杉野小学校 <かえり> 杉野小学校1748=1818木ノ本1825━1847敦賀1851━1954福井2008(サンダーバード39)2039小松2046━2116金沢2126━2211小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点から鳥越峠まで急登が続く。鳥越峠からもしばらく急登だけど、途中から傾斜が緩む。 |
その他周辺情報 | バスを待ってる間に杉野小学校バス停から金居原まで往復4 kmジョギング(苦笑)。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
シェラフ
携帯トイレ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
アイゼン
ストック
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感想
JR西日本が提供するアプリ『tabiwa』が提供する『北陸おでかけtabiwaパス』(以下、『tabiwaパス』)を使って滋賀県の横山岳に行ってきた。その昔、大阪にライヴ観に行くときは新疋田駅か坂田駅でパーク&ライドすることが多かったけど、そのついでに金糞岳(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6001647.html)や己高山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3056184.html)といった滋賀県の山に登ることもあった。「次は横山岳!」と狙いを定めた途端、ライヴに行く機会が激減。己高山登頂から20年以上経ってようやく横山岳に挑戦することになった。この秋に『tabiwaパス』を使った一連の山旅を始める際に、山行計画を8つ立てた。すでに4つ消化済みで5つ目が今回の横山岳だけど、その8つの計画を標高順に並べたら鉾ヶ岳(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6145899.html)がトップになったものの特殊事情(苦笑)があるので後回しになり、トップバッターは本来は横山岳になるハズだった。しかし、決行日の9月30日の天気予報をみると夕方にひと雨来そうだったため、蓬莱山に変更(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5996223.html)。もし、あの日に横山岳行ってから間違いなく雨に遭ってた。この時の計画は、杉野農協前から本流コースを登って墓谷山までの縦走して杉野農協前まで戻る欲張りなモノだった。次に横山岳を狙ったのは、10月29日。延期したお蔭で日没が早くなり墓谷山はカット。ただし、墓谷山に登らないのでスタートを杉野小学校前として、本流コースから登頂し、東峰を往復後にコエチ谷コースに下りてくる計画だった。しかし、強風を理由に『てんくら』が『C』判定だったので、飯降山(おたけさん)に変更(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6115976.html)。次なる機会を狙ってたけど、11月19日にかけて降雪があったので「今年はダメか…」と、諦めつつあった。しかし『YAHOO!天気』が提供する積雪深情報によると、21日5時の時点で横山岳頂上付近の雪が消えてる様子。この週末にこの冬一番の寒気が入るようなので、また積雪をみるだろう。11月23日が最後のチャンス!とばかりに横山岳に向かった。流石に凍結リスクがあるので本流コースを登るのはヤメ、コエチ谷から登り、東峰ルートで下りるコースに変更。下りが車道歩きが長くなるため日没になってもなんとかなるだろう。凍結積雪対策として普段は持ち歩かないストックとアイゼンも荷物に入ってるため、ここ最近になく荷物が重くなってる(苦笑)。
「三度目の正直」を狙ったハズが、敦賀からの普通列車で県境の深坂トンネル抜けて滋賀県に入った途端、曇り空…。しかも、雨上がりなのか路面が濡れてる。余呉駅で降りて賤ヶ岳に変更しよか?…と思ったくらい(苦笑)。木ノ本駅には10時半前に到着。すでに空腹感があり、このままだとスタートからシャリバテのままの歩きになるので、バスの時間まで20分ほどあるのをいいことに平和堂に行って買い出し。『HOPマネー』の残高があってよかった!(笑) 木ノ本駅東口には鶏足寺への紅葉狩りバスが出て大いに賑わってるけど、私が乗った金居原ゆきバスは乗客は2人のみ。鶏足寺方面にも寄るのに、この違いは…(汗)。バスで移動してるうちに天気は回復し、晴れ間が覗くようになる。ダイヤどおり11:10に杉野小学校バス停に到着。杉野農協前と次の杉野までは駅から600円だけど、杉野小学校まで乗ると640円。十枚山登りに行った時のしずてつジャストラインの六郎木バス停と関の沢入口バス停の関係を思い出したゾ!(笑…https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2815319.html)
11:11にバス停を出発。平和堂で買ったから揚げやおにぎりを食べながら(苦笑)網谷林道を歩く。コエチ谷に沿った林道に入り、目の前に鳥越峠へ続く車道がみえ始めると林道終点は近い。林道終点でジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替え、陽射しが暑いので上着を脱いだ。11:47に林道終点から登山道に入る。すぐにロープが現れるほどの急登になる。ひと登りで墓谷山への縦走路のある三高尾根に出て、一旦鳥越峠へ下る。地形図ではまだ鳥越峠まで車道が到達していないかのような描写がされてるけど、すでに峠を車道が横断しており、祝日にもかかわらず絶賛工事中。峠からステップが切られた斜面に取り付き、すぐにロープが現れる。急坂が続くもやがて傾斜がゆるみ、紅葉のなかの気持ちがよい道となる。横山岳が見渡せる望横展望台に到着したのは12:56ですでに登山口から59分経ってるので、ここで休憩。天気がよく陽射しが照り付けて暑いので、長袖シャツを脱いで半袖Tシャツ1枚になる。雪対策はしてたものの、暑さ対策は怠ってた…。
望横展望台を出発。しばらくはユルい上りが続く。この辺りで下りのハイカーとすれ違う。この日初めての登山者の姿をみた。頂上直下となると再び傾斜がキツくなったものの、慎重に登り、13:58に物置小屋のある横山岳頂上に到着。樹木がうるさく、あまり展望はよくない。頂上にはソロの男性がひとり居て、三角点の廻りで調理中。私もポッポ(娘)が修学旅行でユニバーサルスタジオジャパンに行った土産に買って来た『ジュラシックワールド ジュラニクヌードル』を喰った(笑)。行動食に『キットカット』の大袋を持ってきてたけど、暑さで一部溶けてた…。
東峰を目指して、14:22に頂上を出発するとすぐに五銚子ノ滝への分岐の標識が現れる。どこに行く道か訝ったけど、雪シーズンなので今回は見送った本流コースの合流点だった(苦笑)。東峰への途中に岩稜があり、琵琶湖方面がよくみえた。14:43に東峰に到着。西峰に比べて展望の邪魔する木立が無いため、雪を頂いた白山や御嶽の神々しい姿が丸見え。東峰からさらに東進し、東谷登山口への分岐から下山にかかる。ロープにしがみつくような急坂が少なく、気持ちよく紅葉真っ盛りな道を下ってくと、林道脇に出た。白谷登山口へ下る車道の分岐には夜這いの水の標識があるけど、冬季凍結予防のためか水は出なかった。すでに16時を廻ってるけど、残り行程はすべて車道歩きなので、気がラク。16:26に横山岳白谷小屋に到着。広い駐車場にクルマは無く、バイクが1台あるのみ。かなり陽が翳ってきたけど、まだ山に入ってるひとが居るんだ?…と思いながらさらに車道を下ってると、頂上で見掛けた登山者とすれ違った。たぶん、バイクの主だろう。16:32にコエチ谷入口に出て、一周が完成。暗くなってバス待合室内の時刻表がみづらくなった16:53に杉野小学校バス停に戻った。
登る前には天気が悪そうなうえに、コース上の雪も心配だったけど、登ってみたら天候にも恵まれて雪もほぼ無く、気持ちのよい稜線歩きが出来た。今度来る時には、墓谷山への縦走をやってみたいと思います。北陸新幹線敦賀開業以降も『tabiwaパス』が廃止または使用条件が改悪されなかったらだケド…(苦笑)。
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