中ノ岳 (三国川ダム 〜 中ノ岳 ピストン)

2015年04月26日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,789m
• 下り: 1,778m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:00

5:10 三国川ダム駐車場
6:10 6:10 十字峡登山口
8:37 8:55 日向山
10:37 10:37 池ノ段分岐
10:54 11:50 中ノ岳
11:53 12:00 中ノ岳避難小屋
12:03 12:03 中ノ岳
12:10 12:10 池ノ段分岐
12:58 13:02 日向山
14:14 14:14 十字峡登山口
15:10 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三国川ダム右岸側の駐車場 (トイレあり)
現在、左岸側の道路は車両通行止め。トンネル内の信号に従って左折し、ダムサイトの上を通って駐車場へ。
ダム管理施設の駐車場も駐車可能のようです。

コース状況／危険箇所等

★駐車場〜十字峡
融雪期の現在、ダム湖周回道路の右岸側はダム管理施設より先は車両通行止め。
除雪はオートキャンプ場への分岐付近まででした。その先は左岸道路と同様、路面は雪に覆われていて、気温上昇時にはまだ雪崩や落石の危険があります。
★十字峡〜中ノ岳
尾根筋は夏道がかなり出ています。一方、斜面にはまだ雪がかなり残っており、夏道に沿ったルート取りで、雪と夏道は半々くらいでした。
長い雪の急斜面の登高があるので、ピッケル・アイゼンが必要となります。
今回は三合目の先からアイゼンを使いました。

写真

4/26 4:40

自宅を4時に出発、40分程で三国川ダムに到着。
夜明け前のダム湖 (しゃくなげ湖)。

4/26 5:11

ダム管理施設近くの駐車場にて軽く食べ、仕度をして出発。

4/26 5:30

右岸道路を歩いて十字峡へ。
オートキャンプ場分岐の手前まで除雪されていました。
ここから雪道です。

4/26 5:36

日向山(五合目)が見えてきました。あそこまでででも十分遠いです。
その左肩に中ノ岳がちょこっと顔を覗かせています。

4/26 5:45

左側の崩壊斜面にカモシカ。こちらを見ていました。

4/26 6:01

時々倒木などを避けながら歩くこと1時間で、ようやく十字峡までやってきました。

4/26 6:10

十字峡を出発。

4/26 6:19

はじめは残雪とブナの芽吹きの中の急登。夏道はけっこう出ていました。

4/26 6:34

ブナの樹間からは早くも眺望が。
左側に阿寺山〜八海山(入道岳)〜中ノ岳への縦走路

4/26 6:38

一合毎に標石があります。

4/26 6:39

右側には巻機山

4/26 6:49

国境稜線とネコブ山の尾根

4/26 6:55

鎖場直下の雪壁。
まだアイゼン未装着でしたが、ピッケルのお陰でなんとかクリア。

4/26 7:00

鎖場には雪はありませんでした。

4/26 7:09

すこし痩せたところに出ました。
眺望が広がります。
しかし、日向山はまだまだ遠いです。

4/26 7:09

二合目付近から
1. 国境稜線(丹後山〜本谷山)

4/26 7:09

2. 本谷山、桑ノ木山・ネコブ山

4/26 7:09

3. 巻機山

4/26 7:20

三合目付近でアイゼン装着。

4/26 7:58

日向山直下の急斜面。
ここを登りきるのに30分以上かかりました。

4/26 8:17

傾斜はこんな感じです。

4/26 8:37

十字峡から約2時間半、ようやく日向山に到着。
ここでまだ五合目ですが、時間的にはほぼ予定通りです。
少し休憩します。

4/26 8:38

日向山からの眺望
1. 阿寺山〜八海山

4/26 8:38

2. オカメノゾキ〜御月山

4/26 8:43

3. ようやくご対面の中ノ岳

4/26 8:43

4. 小兎岳〜兎岳〜大水上山

4/26 8:43

5. 丹後山〜越後沢山〜本谷山〜下津川山

4/26 8:44

6. 桑ノ木山〜ネコブ山、巻機山〜金城山、奥に苗場山

4/26 8:44

苗場山〜神楽ヶ峰〜霧ノ塔、鳥甲山をアップで

4/26 8:44

わが地元の当間山の向こうに妙高・火打。
うっすらですが白馬三山も見えています。

4/26 9:08

日向山を出発。
まずは七合目(小天上)を目指します。
尾根上のとんがりピークです

4/26 9:33

七合目に到着。ここは夏道が出ていました。

4/26 9:34

ここから最後の急登です。後半は夏道が出ているのが見えます。

4/26 10:16

雪の斜面を一歩一歩慎重に登ります。
振り返ると日向山と阿寺山が遥か下です。

4/26 10:37

稜線直下は夏道を通り、九合目(池ノ段)へ。待望の国境稜線に出ました。
ここで新たな眺望が加わりました。
平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山など

4/26 10:38

目線と同じ高さになった国境稜線の向こうに上州武尊山、谷川岳など

4/26 10:38

巻機山方面

4/26 10:38

あとは稜線を登り詰めて行けば中ノ岳山頂です。

4/26 10:41

さらに、荒沢岳と奥只見、会津の山々が見えてきました。

4/26 10:54

日向山から約2時間で中ノ岳山頂に到着しました。今回も山頂を独占、他に入山者はいませんでした。
ギリギリですが10時台で予定通り、自分としては上出来です。
いやー達成感マックスです！

4/26 10:55

山頂からの大展望
1. 阿寺山〜八海山

4/26 10:55

2. 中ノ岳北峰の避難小屋、越後駒ヶ岳

4/26 10:55

3. 守門岳、浅草岳、毛猛山塊〜未丈ヶ岳〜日向倉山、銀山平
奥に飯豊連峰 など

4/26 10:56

4. 荒沢岳〜灰ノ又山、会津朝日岳〜丸山岳〜会津駒ヶ岳

4/26 10:56

5. 兎岳〜丹後山、平ヶ岳、燧ヶ岳、日光白根山、至仏山

4/26 10:56

6. 丹後山〜下津川山〜巻機山、ネコブ山、上州武尊山、谷川連峰

4/26 10:56

7. 日向山、巻機山〜金城山、谷川連峰、苗場山、妙高・火打山

4/26 10:57

越後駒ヶ岳

4/26 10:57

守門岳

4/26 10:57

桧岳〜毛猛山、浅草岳

4/26 11:07

飯豊連峰

4/26 10:58

未丈ヶ岳、後ろは村杉岳あたりでしょうか

4/26 10:58

荒沢岳、後ろは丸山岳周辺かな？

4/26 10:58

会津駒ヶ岳

4/26 10:59

燧ヶ岳

4/26 10:59

平ヶ岳

4/26 10:59

至仏山〜笠ヶ岳

4/26 11:00

上州武尊山

4/26 11:00

ボケてますが、谷川岳〜茂倉岳

4/26 11:01

巻機山、仙ノ倉山〜平標山、佐武流山

4/26 11:01

岩菅山、苗場山〜霧ノ塔、鳥甲山

4/26 11:01

白馬岳〜雪倉岳、妙高山〜火打山

4/26 11:05

荒沢岳さん、カンパイ！

4/26 11:06

駒ヶ岳さんにもカンパイ！
風が心地よく穏やかな天気なので、ゆっくりしていきます。

4/26 11:11

眼下に望む銀山平〜日向倉山〜未丈ヶ岳の稜線。今日も大勢の人が歩いて(滑って)いることでしょう。

4/26 11:12

お隣の駒も賑わっているかな？人の姿は確認できないけど...

4/26 11:34

後立山連峰、妙高・火打

4/26 11:53

休憩後、北峰へ行ってみました。
中ノ岳避難小屋

4/26 11:54

ここからの方が駒はよく見えます。

4/26 11:55

いつか八海山へ縦走してみたいです。

4/26 12:06

山頂を出発して池ノ段まできました。
丹後山までの縦走は今年にでもやりたいです。

4/26 12:11

国境稜線から分かれ、日向山へ下ります。

4/26 12:41

日向山へ登り返しです。

4/26 12:58

日向山まで1時間足らずで下ってきました。
中ノ岳の見納めです。

4/26 13:07

登りは苦しかった日向山直下の斜面。雪はそれほどドブらず、気持ちよく下りました。

4/26 13:51

鎖場の下、ブナが芽吹いているあたりまできました。朝よりも緑が濃くなった気がします。

4/26 14:14

十字峡に到着。山頂から正味2時間でした。

4/26 14:22

あとはほぼ平坦な右岸の道を戻ります。
対岸はネコブ山の尾根の末端

4/26 14:33

今日は度々雪崩の音(雷の音に似ていた)を聞いていますが、ちょうど対岸の道路の上で雪崩が発生したの見ることができました。

4/26 14:42

もちろん、こちら側も安全ではありません。

4/26 14:55

雪国の春、怒涛のごとし。しかも今日は春を通り越して初夏の陽気です。

4/26 15:10

ダムの駐車場に無事に到着。
充実した1日でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS XZ-10 オリンパス

感想

kikkorin

今までなんとなく登るチャンスが無かった中ノ岳。というより、見るからにキツそうなルートに敬遠していたという方が正しい。
それが急に登りたいと思ったのは3月に登った阿寺山の山頂で中ノ岳だけ雲が晴れずに姿を拝めなかった時だったと思う。
ようやく登ることになった今日、中ノ岳は最高の天気と、残雪を纏った美しい山々の大パノラマを用意して迎え入れてくれた。
また登りたいと思う。今度は丹後山、裏三山、表三山縦走でぜひ！