雲取山(テン泊・鴨沢ピストン)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,825m
- 下り
- 1,810m
コースタイム
奥多摩小屋8:30〜雲取山9:35〜奥多摩小屋10:45(テント撤収)11:20〜七ツ石山12:20〜鴨沢バス停15:45
天候 | 1日目:晴れのち曇り→小雨 2日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩〜鴨沢(西東京バス)690円×2 ※激混みでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所まったくなし |
写真
感想
雲取山は2年前の秋にMさんと登っていますが、今回は修行?のため、テントを背負って行きます。あわよくば雲取山荘のテン場か山頂の避難小屋泊、無理なら奥多摩小屋のテン場、それも無理なら七ツ石小屋のテン場…と、修行もへったくれもないエスケープ案を考えつつ、とりあえずストックなしで頑張ってみようと歩き始めました。
というか、その前の、奥多摩駅のバス待ち行列の長さにはビックリ!
考えてみると、もうGWに突入してる方もいらっしゃるんですよね…。
登山道も終始人影が絶えず、熊鈴付けてる方は外すべきじゃないかと思いました。
あんまり賑やかだと熊がパニックになってしまいます(たぶん)。
道みちに小さなお花やコケやミツバツツジや新緑を楽しみつつも、なだらかながら単調な歩きに背中の荷物の重み…。七ツ石小屋よりはるか手前からすでにヘバってしまった私。今日は七ツ石小屋に泊まるか、それとももう下山してしまおうか…。本気でそんなことを考えていましたが、小屋に着いてみると、ここのテン場はもういっぱい。とりあえず、前回は巻いてしまった七ツ石山に登ってみることにします。
この登りですらへばりました。
やむを得ずストックを使うことにした私。
今日はシングルストックでしたが、ダブルにすれば良かったかも…。
山頂ではすでに曇っていながらそこそこの眺め。ここからはブナ坂まで下りで、楽チン。ここまで来たら、もう奥多摩小屋までは30分程度でしょう。いくらへたれた私でも、一時間もあれば着くはずです。と思った矢先、雨がぱらつき始め、遠くからゴロゴロと雷の音が…。やばい!こんな遮るもののない尾根道で雷雲が来たら、大変なことになる!確かに夕方から雷雨かもという天気予報だったけど、まだ2時過ぎ、思ったより早く来てしまった。というより、私の足が遅いのか…。
いくらすでにヘバっていた私でも、雷がヤバいことぐらいはわかる。
ヘタレなりに頑張って早足で歩き、遠くに派手な色のテントがぽつんと見えた時には、本当に安心しました。やった、雷より早く小屋に着くことが出来た!
テン場はすでに混んでいて、残ってるのは斜めすぎる場所ばかり。それでも何とか、人のテントとテントの隙間に場所を見つけてテント設営!やはり一人用テントは小さくて助かる。それにしても、モンベルのステラリッジ使用率は相変わらず高い。
あまりお腹が空かず、今日もフランスパンのみで食事をすます。夜テントの中で読もうと持って来た、田中陽希くんの「グレートトラバース百名山ひと筆書き」、おかげで時間がつぶせて良かったです。いつも一人テン泊の夜は退屈だったから。
夜9時消灯。
近くのテントのワンゲル部が朝3時から普通にうるさくて参ったけど、とにかく寒くて、上着もう一枚必要だったかもと思いながら寝袋にくるまって震えていました。
寒さが辛くて、完全に暖かくなる8時前までテントから出ませんでした。
さてテントを撤収し、荷物を背負って山頂まで行ってお祭に下ろうか、それともアタックザックで山頂ピストンし、鴨沢に下るか…。ほんとは三峰神社の方に下りたかったのですが、あいにく地図がない。「奥多摩」の地図では埼玉県側は切れてしまっているので、「奥秩父」の地図が必要だったのです。ガーン(; ̄д ̄)確認ミス…。
どっちにしろアップダウンが多いと今の私の疲労度では無理なので、やはりここは鴨沢ピストンとしましょう。軽い荷物で山頂往復へ出発です!
とにかく昨日は人が多かったけど、今日はまだマシでした。のんびりゆったり気持ちの良い尾根歩き。富士山も頭だけ見せてくれたし、なかなかの展望を楽しむことが出来ました!しかし、面倒なテント撤収が残っているため、さっさと下山しないといけません。ほんと面倒です。めんどくさがりの私にはテン泊は向いてないのかもしれません。雨で濡れていたテントはすっかり乾いてくれてラッキー。私がテントをしまうより、後から来てテントを設営した男性の方が早かった。(T_T)うう…。
下りはしばらく人も少なく、快適に歩けたけど足が疲れて荷物は重くて、バスの時間には余裕があるからと、とにかくゆっくり歩きました。石の少ない柔らかい土の道が多く、足に負担は最小限だったと思うのですが、それでも辛い私。お花や景色を撮影しながらも、足がとにかく辛い。一番辛かったのが、いったん車道に出て「鴨沢への近道」と書いてある、最後の山道を歩いた時です。やたら長かったし、後ろからどんどん人が来るのでうっとうし…いえ、お互い様ですよねアハハ。
この後も激混みのバスで疲れ、奥多摩駅からは運良くホリデー快速に乗れたので乗り換えがなく楽でしたが、とにかく疲れ切った状態で、家のアパートの階段を登るのも辛かったです。もっと鍛えなくては…(T_T)でもどうすれば?
imoneeさま
いよいよ実施目前の”四国連山縦走”を前に、ここは”体力温存”と思いきや、今回はかなりハードな訓練登山となったんですね。本当にお疲れ様でした。特に帰路にも七つ石山を登頂するあたり、超人的な!?精神力だと思います。(あの山、直前・直後は急登・急坂で体にこたえますから…)
それにしてもやはり土日とも、奥多摩駅方面からのバスは激コミだったんですね。私も昨日(26日)高尾駅から陣馬山方面のバスに乗りましたが同じような状況でした。混雑したバス車内での立ったままでの乗車って結構辛いですよね、特に下山後の疲労した体には”最後のパンチ”みたいに厳しく響いてきます。
ということで、確かご予定ではこの先近々、四国で縦走だったかと思います。幸い今のところ大きな天気の崩れはないみたいですね。くれぐれもお体に気を付けていただき、思い出深い山行となることを期待しています。
今回も大変お疲れ様でした!
aochanman777さん 毎度ありがとうございます(^^)
(;_;)テン泊装備はほんと重くて辛いです…。みんなすごいですね。
なんとか歩いても、その後まともに食事を作ったりする気力は失われてしまいます。
ま、もともとめんどくさがりなんですが…。
奥多摩駅のバス待ち行列、見るとウンザリしてしまいますが、その一方で、
「みんな山に登るんだなぁ…(仲間♪)」
って感じで微笑んでしまいます。でも帰りは疲れきってウンザリするだけですが。
初めまして!同じ日にimoneeさんの近くで初めてのテント泊をしてました。憧れのテント泊でしが、いろいろ面倒で、特に撤収は本当に面倒ですよね。自分には合わないかもと思ってしまいました。
Imoneeさんのコメントや感想にスゴい共感してしまくりで思わずコメントしました。
あ、ちなみに自分もステラリッジでしたよ!
(^^) oysamさん初めまして。
レコ拝見しましたが、ごはん炊いてカレー食べるなんてすごいですね。
私はお湯わかすことすらろくすっぽやらず…(T_T)火が怖いんだもん
ま、もともとめんどくさがりなんですが…。
あと、小雲取山は標識あるんですね!知らなかった。次回は必ず見つけます!
でも、あんなに辛かったテン泊なのに、また、次はどこに行こうかなと思ったりしてます
imoneeさま
既にご存知とは存じますが、今週の[週刊ヤマレコ]の配信メールにて、imoneeさまの[雲取山]が「最近の山行記録」部門にてな・な・なんと第三位!(3番目)に掲載されていました!
私は今まで一度も掲載されたことがありません…。何かコツでもあるのでしょうか…。
Σ(・o・;)
えっ、あれ本当ですね!どういう基準で載るんでしょうか?
そのわりに拍手数とぼしいけど(;^_^A
その週の登山者の多い山から選ばれるのかもしれませんね。
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