ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 621768
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳

2015年04月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:00
距離
10.0km
登り
1,238m
下り
1,236m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:02
休憩
0:58
合計
5:00
7:42
30
三本滝レストハウス
9:20
9:21
104
11:05
11:05
9
11:14
12:01
17
12:18
12:18
12
12:42
三本滝レストハウス
07:42 三本滝レストハウス -> シートラーゲン(アイゼン未使用)
08:42 ツアーコース1番標識 -> シール登行
10:08 2662m -> シートラーゲン(アイゼン)
11:14-12:01 乗鞍岳 -> スキー滑降
12:42 三本滝レストハウス
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三本滝レストハウスに駐車
※朝7時半の時点でレストハウス前の舗装駐車場はいっぱい。
 隣の未舗装の駐車場は余裕あり
その他周辺情報 【風呂】乗鞍高原 湯けむり館 \720
三本滝レストハウスP。盛況です
2015年04月26日 07:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 7:36
三本滝レストハウスP。盛況です
かもしかゲレンデはまだ雪が残っているが、、、
2015年04月26日 07:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 7:42
かもしかゲレンデはまだ雪が残っているが、、、
除雪済みの道路で2箇所分断されている
2015年04月26日 07:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 7:52
除雪済みの道路で2箇所分断されている
ツアーコース入口
2015年04月26日 08:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 8:26
ツアーコース入口
木曽駒ヶ岳をバックにツアーコースを登る
2015年04月26日 08:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 8:57
木曽駒ヶ岳をバックにツアーコースを登る
5番標識付近より剣ヶ峰・高天ヶ原。ここからは穂高もきれいに見える
2015年04月26日 09:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 9:08
5番標識付近より剣ヶ峰・高天ヶ原。ここからは穂高もきれいに見える
ツアーコース終点
2015年04月26日 09:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 9:20
ツアーコース終点
位ヶ原より肩ノ小屋方面
2015年04月26日 09:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 9:39
位ヶ原より肩ノ小屋方面
朝日岳〜蚕玉岳間の沢目指して真っすぐ進む
2015年04月26日 09:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 9:56
朝日岳〜蚕玉岳間の沢目指して真っすぐ進む
摩利支天岳コロナ観測所。ここでアイゼン装着
2015年04月26日 10:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 10:15
摩利支天岳コロナ観測所。ここでアイゼン装着
livein1107くんはシールのまま
2015年04月26日 10:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/26 10:30
livein1107くんはシールのまま
稜線上(朝日岳・蚕玉岳間コル)より薬師岳〜穂高岳
2015年04月26日 11:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 11:00
稜線上(朝日岳・蚕玉岳間コル)より薬師岳〜穂高岳
山頂直下。クトー付きとはいえ結局シールで登り切れた
2015年04月26日 11:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/26 11:11
山頂直下。クトー付きとはいえ結局シールで登り切れた
山頂より御嶽山
2015年04月26日 11:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
4/26 11:23
山頂より御嶽山
山頂から滑降開始
2015年04月26日 12:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/26 12:00
山頂から滑降開始
雪は適度に締まってゲレンデのよう
2015年04月26日 12:03撮影
3
4/26 12:03
雪は適度に締まってゲレンデのよう
かっ飛ばす
2015年04月26日 12:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/26 12:03
かっ飛ばす
振り返る
2015年04月26日 12:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 12:04
振り返る
この辺りだけちょっと硬かった
2015年04月26日 12:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 12:04
この辺りだけちょっと硬かった
蚕玉岳からの雪渓に合流
2015年04月26日 12:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
4/26 12:08
蚕玉岳からの雪渓に合流
コロナ観測所をバックに
2015年04月26日 12:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
4/26 12:08
コロナ観測所をバックに
穂高を見ながら位ヶ原へ。雪はつながっている
2015年04月26日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 12:10
穂高を見ながら位ヶ原へ。雪はつながっている
山頂からの滑降ルートを振り返る
2015年04月26日 12:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
4/26 12:13
山頂からの滑降ルートを振り返る
位ヶ原はあっという間に滑り抜ける
2015年04月26日 12:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 12:16
位ヶ原はあっという間に滑り抜ける
ツアーコースへの下り
2015年04月26日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 12:18
ツアーコースへの下り
ツアーコース。荒れまくっていて疲れる
2015年04月26日 12:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
4/26 12:19
ツアーコース。荒れまくっていて疲れる
中央アルプス、南アルプスは霞んで見えなくなった
2015年04月26日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 12:22
中央アルプス、南アルプスは霞んで見えなくなった
あっという間にゲレンデへ
2015年04月26日 12:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/26 12:32
あっという間にゲレンデへ

感想

今シーズン3度目の乗鞍岳。ありふれていてなんの新鮮味もないが、この時期にデブリや藪漕ぎ、林道歩きもなく、駐車地点まで快適に滑り続けられる山があるのは有り難い限り。
すでにスキー場は営業終了しており、位ヶ原山荘までのスキーバスもまだ運行していない。登りは多少長くなるが、ゲレンデ上部は雪が残っているし、三本滝レストハウスまで車で入れるので登る距離もたかがしれている。この時期なら雪も緩んで山頂まで普通に登れるはずだし、人もまださほど多くないので今がかえって狙い目だ。
今シーズンは雪が多かったそうだが、雪解けは早く、位ヶ原から上は5月中旬〜下旬の様相。とはいえサマースキーで有名なところだし、1ヶ月季節が早く進んでいてもまだまだ普通に滑ることができる。
ここ数日の好天のおかげで雪も適度に緩んでおり、雪質的にもちょうど良い具合。クトーがあれば山頂までシールで登れるほどで、目論み通り山頂から駐車地点まで快適に滑り降りることができた。

7:42 1805m 三本滝レストハウス発。ここは乗鞍スキー場の最上部リフト下に位置し、ツアーコース入口までリフト1本分だけ登る必要がある。
ゲレンデはまだ雪が十分残っており、シールで登る人も多い。が、朝一で雪は締まっているし、ツボ足のトレースも多数残っている。傾斜もそこそこあるし、ここは板を担いで登りましょう。
livein1107くんはクトーを付けシール登行を選択。ただ、下から見た時には気づかなかったが、ゲレンデ内を除雪済みの道路が2箇所横切っているため、シール登行の場合はその度に板を脱着する必要がある。livein1107くんはそれに手間取ったのかだいぶ遅れたが、リフト上(ツアーコース入口)まで普通なら30分程度の登りだ。

8:12-8:22 1975m ツアーコース入口。ここからは切り開きのルート。すぐ目の前に急斜面が控えているのでしばらくツボ足のまま登ることにする。
駐車場の車の多さに比べ、バラけているためか人はさほど多く感じない。

9:20 2374m ツアーコース終点。切り開きはここで終了。ここから位ヶ原まではボール状の無木立の斜面。いかにもスキー向きで厳冬期には魅力的に映ったものだが、残雪期の今こうして見てみるとただの薄汚れた斜面にしか見えない。

ここを登り切ると位ヶ原。視界が開け、肩の小屋口に向かってたくさんの人が雪原を歩いているのが見える。
ただ、今日は肩ノ小屋へは寄らず、朝日岳と蚕玉岳の間の沢を登る予定。そちら方向は途中ハイマツで覆われているが、よく観察すると伊奈川右俣の延長上を細く雪渓がつながっている。なので肩の小屋口は経由せず、ハイマツの間を通って直接そちらに向かう。

2680mでハイマツ帯は終了。ここでアイゼン登行に切り替える。まだしばらく傾斜は緩く、雪もさほど硬くないのだが、なにしろ普段は強風吹き荒れる3000mの独立峰(正確には違うが)。急にアイスバーンになってもおかしくない。早めにアイゼンを履くのに越したことはないだろう。
livein1107くんはそのままシールで登る様子。クトーを付けているのでしばらく大丈夫だとは思うが、アイゼンに切り替えるタイミングが遅れ、途中で立ち往生しないかちょっと心配。

10:58 2933m 朝日岳・蚕玉岳間コル。空気が澄んで眺望は良く、薬師岳から鑓・穂高といった北アルプスの山並みがきれいに見える。
あとは乗鞍岳山頂の剣ヶ峰まで稜線上をちょっと登るだけ。風はほとんどないし、凍結している箇所もさほどない。ところどころクトーの歯が立たないところもあったというが、livein1107くんはシールで登り切れたほどだ。

11:14 3022m 剣ヶ峰。山頂はさすがに人が多い。それでもバス運行前なのでだいぶマシなはずだし、見た目より奥行きがあるので寛ぐスペースは十分ある。
山頂の神社の後ろ(鳥居があるので正面か?)に回ると煙を吐く御嶽山が間近に見え、西には白山も真っ白に浮かんでいる。風もほとんどないのでゆっくり休憩できる。

12:01 滑降開始。当初は頂上小屋〜蚕玉岳間の沢を滑ろうと考えていたが、雪はさほど硬くないので、このまま頂上直下の沢を下ることにする。
ほどよく締まった雪質で、斜面も荒れていないので非常に滑りやすい。
途中、左に軽くカーブする辺りで雪の硬い場所は残っていたが、そこ以外は極めて快適。きれいに整地されたゲレンデのようでどんどん滑っていける。
下部(2650mくらい)はハイマツが広がっているが、登りルート同様に沢の延長上に雪渓がつながっているため、雪原の広がる登山道方面にトラバースする必要もなく、真っすぐ位ヶ原へ滑り降りることができる。
途中で春山バスが運行される乗鞍スカイラインを2度横切ることになるが、この辺りはまだまだ除雪される気配はなく、気づかないまま通り過ぎる。

傾斜の緩い位ヶ原はあっという間に通過。2430m付近から再び傾斜は増し、ツアーコースまでボール状の快適な斜面となる。厳冬期だと(上部は氷結しているので)最もパウダーを楽しめるところではあるが、この時期は何の変哲もない普通の斜面。とはいえ標高が高いので雪はまだ適度に締まっているし、傾斜もそこそこあるので快適に滑っていける。

12:18 2374m ツアーコース終点(下りの場合は入口か)。ここからは滑るコースが限定されるため雪はさらに荒れまくり。いい加減疲れたのでダラダラ滑っていきたいものだが、真面目にテレマーク姿勢をとらないと足を取られて転びそうになる。それでもストップスノーでないのが幸いで、傾斜は緩いがどんどん滑っていける。

12:30 1975m ツアーコース入口(終点)。ここからはゲレンデ滑降。道路を横断する際に2回スキーを外す必要はあるが、眼下の駐車場まではあっという間だ。livein1107くんは途中で足が痙って動けなくなっていたが・・・

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:887人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
乗鞍スキー場から乗鞍岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
乗鞍岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら