記録ID: 62204
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積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
昼闇山
2010年04月30日(金) [日帰り]
treeapple
その他1人
- GPS
- 09:00
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,415m
コースタイム
6:00焼山温泉-あけび平7:10-尾根9:20-12:20頂上-3:00焼山温泉
天候 | 雨、雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
概要 アケビ平の途中から雨が降り始め仕方なくカッパを装着、昼闇谷を覗くと雪が割れて川が完全に露出、水量も多く渡渉も不可能、こうなると尾根を目指すしかない。 左に転進して西北尾根経由で行って来ました。 コース状況 雪は柔らかくて歩きにくいし、尾根も雪庇が切れていて何回も藪漕ぎを強いられ、雪庇も割れが入ってもろくなっているので気を使う。急傾斜の連続でアイゼン、ピッケルフル活用でした。 その他 尾根に取り付いたら雨が雪に変わり、最悪のコンデション、午後から晴れるという気象庁を信じて頂上まできましたが、視界10mのまま下山。 |
写真
撮影機器:
感想
前回の晴天時に山頂を踏んでなかったので再挑戦でしたが、かなりの苦戦を強いられてしまいました。
車からおりてすぐアイゼン着用し林道をアケビ平に向かうと天気予報どおり雨が降ってきて、仕方なく雨具を着用し昼闇谷へ向かう。
前回と同じく昼闇谷コースを行こうと谷を覗いたら雪解け水が轟々と流れてとても渡渉できるような状況でない、これまでの記録を見ると5月の連休まではなんとか昼闇谷は通れるものと思い込んでいたが、予定外で仕方なく北尾根コースに切り替え、尾根を目指して左斜面をかけあがる。
この尾根がなかなかの曲者で雪庇が残っているところはクラックが入り歩くのに冷や汗、雪庇の消えたところは藪漕ぎと、この繰り返しで体力の消耗が激しい、更に気温の低下で雨が雪に変わり、うっすらと新雪が積もる。後ろを振り返ると怖くなるような、急傾斜をいくつも超えて視界10mの中をひたすら山頂を目指す。
ほとんど垂直に近い雪庇を越えるとようやく山頂(かもしれない、視界不良のなかここより高いところがない、)しばらく天気の回復を待ったが無理でした。
帰りはピッケルをフル活用し慎重に下山、何回も滑りましたがなんとか無事に帰ることができました。
この悪条件でよく行けたと思います。多分一人では無理だったでしょう。
こんなハードな山行きは久しぶりでした。
ワイフに話せば山行き禁止されてしまうがこのスリルがあるからこそ、いい年してやめられませんね。
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