三原山(マッコウ)
- GPS
- 04:13
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 744m
- 下り
- 734m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三原台地までは道もきれい山もきれいで素晴らしいです。 そこから先は別世界、P936mの巻き道が終わると沢沿いの道なき道を歩き渡渉の連続となります。本谷を維持して最後に掘れた沢のような道を上がると八本超えです。 ここからネマガリタケの藪を潜りますが奥側(左側)にマーキングが続いていてそれに従えばネマガリタケの下のトンネルを見つけられます。 トンネルは手をついて四つん這いで登ればさほど苦労はしないと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
ほんとは三国山に登るはずでした・・・
院庄ICを下りて遠い登山口まで行く途中コンビニで食料を買い込むつもりがまだ次があるだろうとやり過ごしていると戻るに戻れないとこまで進んでしまってました。
おとめ座さんたちが泊まった宿泊地に行けば水と行動食のチョコくらいはあるだろうと行ってみると閉まってるじゃないの・・・
近くのコンビニは用瀬まで行かないといけないのでそこから戻ってたら三国山は無理、調べてみると途中に三原山(マッコウ)があるじゃないですか。「国」が「原」に変わるだけでネマガリタケもあるから似たようなもんじゃ!
ここまで来てどこにも登らないは無いので予定を変更しマッコウへ。
登山口まで車で入りましたが
え?カオナシさん、アクセラ(3ナンバー)でここに入ったん!?
細い細い落ち葉だらけの離合もできない道でした。
三原台地までは最後の紅葉を楽しみながらのきれいな道で山もきれいです。
三原台地を過ぎるとP936mを巻くか細い道、それが終わり沢沿いの道なき道ですがおとめ座さんの追加テープもあってマーキングは多めで本谷を八本越に向かって歩けば大丈夫だと思います。
八本越手前でテープの賑やかな場所があります。ここは落ち着いて周りを見回して沢の向こうの細い惚れた沢のような道を探します。そこは土ではなく砂礫岩なので思ったより楽に登れます。
登り切ると八本越、すぐに斜面を登るのではなくもう少し先へ進むとテープが見えてきますのでそれに従って登るとネマガリタケのトンネルの道に出会えます。これが見つからないと面倒なことになると思います。
トンネルはかき分けて通るには笹が硬すぎますので四つん這いですね。下りる時は膝を抱えてうさぎ跳びスタイルでちまちまと下ればいいかと・・・
それと濡れてると滑りまます、よく滑ります。そのままの姿勢でズルーっと滑り落ちていきますが掴めるものすべてを利用して登って下ってください。
苦労した跡の山頂は格別です、大山が見えたれば益々最高な気分でコンビニ弁当も星五つに変身します。
下りは来た道を下るだけ、駐車場に軽トラが止まっていたのでもしやと思いましたがよしPさんがいる訳もなく(笑)
この山、去年の9月に遭難死者が出てしまったようです。
調べてみると単独男性50代で登山アプリは利用しており見守り機能もあり家族はGPSの軌道を見ることができたようです。
岡山から入り八本越を過ぎネマガリタケの藪の中を彷徨う形跡が残ったまま藪の中でスマホとストックが見つかる。登山中か下山中か、時間も軌道もわかりませんが迷ってる最中にスマホを紛失、スマホをぎりぎりまで探したのか、ストックは藪の中では邪魔でしかないので早めに放棄したのかもしれません。もしスマホとストックがいっしょにあったのなら理解不能・・・
スマホをあきらめ下山し暗い沢を下っていった・・・
見つかったのは鳥取側の谷の下だそうです。三原台地に行くにも岡山ルートに戻るにも沢から脱出しなければいけませんが見つけられずそのまま下ってしまったのか・・・
遭難したら夜は動かない、空が大きく開けた所で光るものと音の出るものを準備し人の声が聞こえれば音を出す、ヘリが来れば光るものか反射するものをかざす。
そのためにも水と行動食、ファーストエイドキット、ヘッドライト、エマージェンシーシートは必須。
低山でもザックを担いでフル装備で挑むべきですね。
山から帰って遭難の記事を読みながらいろいろ考えさせられました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
マッコウ、登頂お疲れさまでした。無事でなによりです。
国道から登山口まで細い道。しかも家がなくなるとその細い道の端は切り落ちている。溝なら嵌まるので落下はしないでしょうが…。路肩以外は寄ってはいけない道。なのでカオナシさんが落石(私達通過したときは排除されていた)を避けるのに寄って落ちかけられたんだなあと歩きながら納得。さぞや怖い思いをされたことでしょう。
背が高い方は大変!でもタケは強靭な綱になってくれましたよね〜
濡れて大変でしたね、低体温にならなくてホント良かった!
でも苦労の甲斐あって素晴らしい眺望!
堪能させて頂きました。雪も見るには相乗効果を醸し出して更に美しい!
三国山時の宿泊施設
近くに店がないので食料を買って来てくださいと念押しされました。それにあそこは常時施設の方はいなく手続きだけ。夜は用瀬に帰られてたけっしゅさんと2人きりでした。営業は4〜11月まで。
スマホケース
mont-bellの防水ケースを使用。透明窓から操作可能。ストラップが付けられるのでザックに付けてザックポケットに挿し込んでいます。
おはようございます、書き込みありがとうございます。
登山口までの道は本当に狭かったですよね。集落の地点で狭くてそれがどんどん狭くなってく、突っ込んだら最後で行くところまで行くしかない・・・
明るいカオナシさんもさすがに心細かったろうと走りながら思いました。
ネマガリタケは想像以上に固くて高かったので少し難儀しましたが距離が短いのでまだなんとか(笑)慣れた頃に抜け出ました。
雪は今年初めて踏めたのがマッコウ、思い出す姿が雪景色ってマッコウも幸せだろうと・・・(笑)
宿泊施設・非常勤だったんですね、やはり事前の調査は必要でということです。
いつも行き当たりばったりで後悔するんですが今回はほんとに自分が嫌になりました(笑)
少し見習わせていただきます。
今やスマホは命綱、落とさない工夫が大切ですね、流石です。
くしゃみが出ます。( ´艸`)
落ちなくてよかった( ゚Д゚) 舗装路から外れたら、崖に引き込まれるようになって。
止まったら落ちる・・と思いアクセル踏んで舗装路に戻りました。
「行け!行け!・・」と大声で。
あそこは軽ですね(もう行かないと思うが( ´艸`))
同じ場所へ行った山行者が増えてうれしい限りです。
遭難については、aさんやmさんと捜索の具合をLINEで心配していましたが・・
わたしもソロが多いので考えています。
山友さんと家に定期的にLINE入れていますが。通信がね・・
三国は圧倒的に積雪期が多いので、(夏行ってるのは広島の方々・・とチャリダー)
恩原高原のスキー場か北側の岩井からなら距離も10km短いし(ソロはラッセルしんどいかな?)楽しそうですよ。(今期行く予定です)
以下、調査しました
山名の由来について、日本山岳会編集「日本山岳誌」の要約では、
鳥取県鳥取市と岡山県津山市を分ける県境は、標高1,000mを超す山並みで構成されているが、
国土地理院の地形図には、一番高い1,115.2mの三角点をもつピークにも山名の記載がない。
「三原」の由来は「3つのピークの下にある原」からきたものか、「美原」が変化したものか定かではないが
鳥取市側からは「三原台」又は「三原台地」、一番高いピークを「皿ヶ真っか」、台地を含めた山域全体を「三原山」と呼び分け、
津山市側では全体を「まっか」又は「まっこう」と呼んで「真桑」の文字を当てている。
こんばんは、書き込みありがとうございます。
山名の由来、「へー」ボンタン連打です。
確かに国土地理院の地形図には八本越しか記載はないですね。
カタカナがつく場合は地元で呼ばれているものにうまく漢字をあてがうことができなかったのかなと思ってます。三原にはそうゆう由来があるんですね。
遭難に関しては見守り機能があっても電波が届かない山だとどうしようもないんですよね。
やはり準備と心がけ、とにかく追い詰められてからの思考と行動が全てかなと感じてます。
登山口までの道路、下の集落の道がすでにあれ?でしたよね(笑)
両サイドが切り立った道は3ナンバーの限界を超えてましたもん。
よくアクセルを踏めたと思います。普通は反射的にブレーキですから・・・
御無事でよかった。。。
初めての雪を晴天の日に踏まれたんですね♪
あの日は強い冷え込みでうちでも霜が降りました。
コンビニさんもお客さん入るところしか😓
さすがの県境。
最近、遭難されたところなんですか・・
大分前、ジョシノキビレやカマのキビレが刈られてないときに入って
背丈を超えると視界が失われて道喪失、ジョシノキビレで引き返したことがあります。
そこのところは潔く😅
いつも思うのですが時間とか体力とか予定を超えれば来た道を素直に引き返せば事故は防げますね。
また来ればよいのですから。
「おごらず、たかぶらず」
とはいえ、夫は来た踏み跡も記憶していない人なのでテープや踏み跡がないところは
先行させません😄
こんばんは、書き込みありがとうございます。
寒くなりましたね、でも歩き始めるとすぐに汗が出て上は取ってしまいます。
脱いだ薄いウインドブレーカーをザックの雨ブタに挿していたらいつの間にか落としていました。
これは今回じゃなくて滝山ですけど・・・
ホームセンターで買った安物でしたけど軽くて暑くなくて重宝してたんですよ・・・
またいいのを探さないとです。
そうです、時間がなくなると思考がおかしくなります。
戻るに戻れずが一番まずいですよね、無理して無駄に動いているので体力もなくなる・・・
間違いや失敗は恥ずかしくないです、しっかり対策して何度でもリベンジすればいいんです。
仕事じゃないですしね。
来た道を戻るって意外と難しいです。向きが変わると印象が全然違ってて・・・
なのでみなさんは通った道に印をつけているんでしょうね。
三国山に行かれる予定だったんですね。あの辺りは本当に何もない😅あの宿泊所はもっと何もないんです(笑)たぶん管理人もたまにしかいないはずです。自販機すらなかったような。次に三国山に行かれる際はお気を付けください😁
でも近くに三原山があって良かったですね!私の中では「ダニのマッコウ」と呼んでますが😁雪があるくらいなんで、ダニの心配はなかったでしょう。私たちはダニのせいで、山頂は写真撮影のみですぐ撤退したので、山頂からの素晴らしい景色ありがとうございます。
ネマガリさんは、マッコウより三国山の方が骨が折れます。ネマガリさんは、いろんなものが引っかかって、持ってるものを落とす危険があって、用心しないといけないんですよね!そう思ってても、突入〜!!わ〜い!!なんてしていましたが(笑)アクションカム見つかって良かったです😊
こんばんは、書き込みありがとうございます。
最後の砦くらいのつもりで行った宿泊所があの状態で愕然としました(笑)
あ、もう今日は無理だと・・・
近くに三原山があってなんとか空振りせずにすみました。
もっと愕然としたのは用瀬に行く途中の佐治川ダムに水が全くなかったことです。
太田川水系のダムも軒並み半分以下の貯水率で取水制限になりそうと報道されていましたがここはゼロでした。春先がすごく心配です。
はい、ダニはいませんでした。
あの腕の?ダニの写真を見てネマガリタケは冬にやっつけようと思った次第です。
ここのネマガリタケはトンネルも短くて練習にはもってこいでした。三国山の前になってかえって良かったと思います。
彷徨って落としたのなら簡単には見つかりませんがきれいにルートをトレースできていたのですぐに見つかりました。
これもここまで順調に歩けたからで先人の方たちの足跡のお陰でした。
一人でしたが一人じゃない感じがして心強かったです。
アクションカム見つけられてよかったです。9月にお亡くなりになられた方も落とし物からの遭難だと思われますので小物管理には気をつけたいですね。
(岡山側からの入山なので887m三角点に失意の移動中、トラバースで滑落して復帰できず、鳥取側へ脱出を試みるもスマホもなく進退窮まったと推測してます)
地味に難度高い山ですが、珍しい蝶が見られるかも?なので再訪したい山の一つです。
こんばんは、書き込みありがとございます。
そう、落とし物なんて何やってんだろうと思います。
山頂でいなりを食べながら電池交換してネジをしっかり締めてなかったんですよね。
こうゆうとこからほころぶんだろうなぁと反省しました。
887m三角点に向かう途中に等高線の狭いとこがありますね、そこを滑落したら上がってこれないでしょう。ましてや暗くなってしまっては・・・
救助隊がドローンで動かないようにとアナウンスをしながら飛ばしたようですがその時にはすでに遅かったのかもしれませんね。
なんか八甲田冬の行軍を思い出しました。(これはホワイトアウトでしょうけど)
三原台地までならルンルンハイキングロードなので大丈夫じゃないですか?
三原台地から急登をあえいで登るルートを作ってくれませんかね?その方が安全な気がするんですが・・・
何でですかね〜 「三原山」って言われると「ふ〜〜ん🤔」な感じですが、「マッコウ」って聞けば ソソラれる感あります✨
謎めいた響き♪ こんな銘柄のウヰスキーなら飲んでみたいかもっ(ダッサイかっ 笑)
トラテンしましたよ(^^♪
登山口は暗すぎて😱、麓の畑地でしたが・・・😅
でもでも。。出発時の雨が信じられない程の満天星⭐でした(^O^)
追:遭難の件は知りませんでした🙏 身につまされますが、マッコウに登頂された後っぽいですね。。
植村直己さんを想い出します。
こんばんは、書き込みありがとうございます。
そうなんです、登るまでは「三原山」でしたが登ると「マッコウ」と呼びたい気分になりました。
きっと地元の人たちはずっと「マッコウ」と呼んでいてうまくあてがう漢字が見当たらなかったのでカタカナのままになってるんではと。。。
なので「マッコウ」がしっくりくるんです。
よしPさんは雨雲を蹴散らす強運の道主ですから(笑)
そうですか、登頂して下山時に迷ってしまいましたか・・・
どうしてトンネルの入り口を見つけられなかったのか、残念です。
植村さんは小学時代のヒーローでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する