雪の飯豊連峰 朳差岳

2023年12月09日(土) [日帰り]

• GPS: 13:00
• 距離: 22.4km
• 登り: 1,877m
• 下り: 1,877m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:57
• 休憩: 1:03
• 合計: 13:00

3:07 東俣彫刻公園
3:18 3:19 東俣大橋
3:55 3:56 林道終点
4:35 4:36 東俣第２橋
6:16 6:22 カモス峰
7:13 7:12 権内ノ峰
8:12 8:20 千本峰
9:35 9:39 前朳差岳
10:21 10:29 朳差岳
10:35 10:53 朳差小屋
10:56 10:57 朳差岳
11:25 11:26 前朳差岳
12:09 12:12 千本峰
12:58 12:59 権内ノ峰
13:29 13:38 カモス峰
14:47 14:47 東俣第２橋
15:19 15:20 林道終点
15:57 15:57 東俣大橋
16:06 東俣彫刻公園

天候

快晴(山頂は強風)

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

東俣彫刻公園に駐車
駐車場⇄林道終点は自転車乗ったり押したり

コース状況／危険箇所等

◇東俣彫刻公園まで無雪、車で入れましたが雪が降れば大石ダムまで。林道は崩落箇所いくつかあり、自転車は終点まで10分程度の渡渉地点でデポ
◇東俣第2橋以降から少しずつ積雪増え、標高500m辺りからスノーシュー装着
◇終始ノントレース、ズボズボ、ガリガリ、モフモフ、サラサラ、カリカリ、なんでもあり。下山では雪が重くなり雪と落ち葉と岩と根っこの急坂がグチャドロズルズル、とても難儀しました
◇予報通り山頂は西風が直撃し暴風、この日は気温高く凍えることはありませんでしたが、例年ならば体感温度は相当に低いはず、要注意。

◇直前に林道を歩いて第2橋まで下見を行い、林道や積雪の状況を確認しました。雪の状態によっては車は大石ダムまで、そしてまとまった降雪後の林道は雪崩リスクあり、尾根取り付き前のトラバース地点など注意が必要です。

写真

12/9 6:08

直前に下見を行った。車がどこまで入れるか、林道の状況と暗い時間帯に自転車はどこまで使えるか、第2橋手前のトラバース区間の積雪はどうか、不安な部分を確認した。それでも当日は緊張いっぱいで歩き出した権内尾根。空が白み出してようやく少しリラックス。

12/9 6:32

朝空に浮かび上がる大境山と枯松山

12/9 6:58

朝陽色に染まる雪

12/9 7:10

権内峰で出会える前エブリ

12/9 7:10

基本ズボる、時折モナカ、辛抱ののぼり

12/9 7:30

大境山と枯松山、その向こうに見えてきた朝日の山々をふり返りながら

12/9 7:31

ただひたすらに

12/9 7:46

上がってゆく

12/9 7:48

朝ごはんは焼いてきたくるみあんぱん♪

12/9 8:02

標高1000mを越え雪が硬く締まった箇所が増えてきてホッとした辺り

12/9 8:15

千本峰から眺める権内尾根と

12/9 8:15

大境山の向こうの朝日連峰

12/9 8:17

まだまだ遠い前エブリ

12/9 8:35

それでもこんな滑らかな雪面に元気をもらって

12/9 9:21

凍った斜面が輝く前エブリを黙々と上がる。前エブリまでは夏も辛いが雪も辛い、上がっても上がってもなかなか着かない、この日は時折踏み抜くもほぼ硬かったがここがラッセルだったらと思うと青ざめるばかりだ。

12/9 9:23

立派な霧氷が残るところまで上がればもうすぐ、そしてようやくの前エブリで出会えるのが

12/9 9:30

この純粋無垢な 雪と空だけの景色

12/9 9:32

遠く飯豊本山

12/9 9:32

ここに足跡を刻む悦び

12/9 9:34

やがて見えてくるエブリ差

12/9 9:34

ふり返ると朝日の山々は雲に隠れてしまっていた

12/9 9:35

ここからは緩やかにアップダウン

12/9 9:44

波打つ雪堤を

12/9 9:46

おひさまに向かって進んでゆく

12/9 9:49

越えた前エブリと私の影

12/9 9:54

何度もふり返ってしまう美しい雪稜

12/9 10:03

太陽に導かれ

12/9 10:04

メロウな斜面に見惚れながら

12/9 10:05

あそこまで上がれば

12/9 10:09

大好きな長者平に到着

12/9 10:12

広がる視界、現れるのは飯豊主稜線

12/9 10:18

たくさんの池塘はみなシュカブラの下

12/9 10:23

池塘はなくとも雪の波

12/9 10:26

たどり着いたエブリ、途端に爆風

12/9 10:27

また来たよ♪エブリ差小屋と二王子岳

12/9 10:27

朴実の北飯豊

12/9 10:28

風が強くて写真を撮るのもひと苦労、祠の尻尾と主稜線、本山

12/9 10:32

風に煽られながら降りてきたエブリ差小屋、向こうに本山

12/9 10:33

小屋は氷の要塞

12/9 10:47

小屋の中は陽が射し込んで穏やか、おやつは前日Miekoさんにいただいた大好物の干し柿♪とっても美味しかったです、ありがとうございました！

12/9 10:59

ますます風は強いけれどこの景色を瞼の裏に焼き付けて下山開始

12/9 11:04

エブリを越えたらやっぱり弱まった風

12/9 11:08

自らのトレースを追って、のんびり下山

12/9 11:18

再び越える前エブリ

12/9 11:25

ありがとうエブリ差、12月の新潟の貴重な晴れの日、あなたに会いにきて本当に良かった。

撮影機器：

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

感想

chee2005

この時期貴重な新潟の晴れ。どこまで行けるだろうか、歩き出しは不安でいっぱいだった。
青空とおひさまに導かれ無我夢中、全てを覆い隠す深い雪の稜線からたどり着いた風のエブリ。これからもっともっと深い雪に覆われますます白く遠くなる飯豊。また雪の飯豊に来られる日を楽しみに。

コメント

hareharawai

cheeさん、おはようございます。
今シーズンはまたまた少雪で行く場所に悩んでしまいますが、飯豊はいつも積雪が多い場所ですね！
なかなか厳冬期の飯豊にチャレンジする根性はありませんが、そのうち行けたら...と思います。
やはり新潟民の体力は凄いです！！！cheeさんももちろん例外ではありません。
hareharawaiより

chee2005

hareharawaiさんこんにちは♪
なかなかまとまった雪が降らず、山選びが難しいですね(*_*)それでも飯豊は真っ白、貴重な12月の新潟の晴れの日だったので吸い寄せられるように行ってきました。
ただ、上はたっぷりの雪ですがこの時期特有の下部の落ち葉と雪のミックスにはやはり相当に難儀しました。夏場はトレランシューズか長靴でしか歩いていないので、登山靴のソールの厚みと硬さが一層歩きづらくしんどいです(>_<)早く歩き出しからモッフモフになってもらいたいものですね。