雲取山
- GPS
- 26:09
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,056m
- 下り
- 2,782m
コースタイム
10:53三峰神社-11:41炭焼平11:42-12:17霧藻ヶ峰12:23-13:31前白岩山13:32-13:49白岩小屋13:50-14:15白岩山14:19-14:25芋ノ木ドッケ14:26-15:05大ダワ15:08-15:29雲取山荘15:46-16:15雲取山16:23-16:52雲取山荘
(5月3日)
5:18雲取山荘-5:49雲取山5:58-6:35奥多摩小屋6:36-7:10七ッ石山7:16-8:00高丸山8:03-8:28日蔭名栗峰8:30-9:16鷹ノ巣山9:27-10:47六ッ石山10:57-13:01奥多摩駅
天候 | 5月2日晴れ(途中にわか雨) 5月3日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
白岩山からは、所々雪が残っていました。芋ノ木ドッケから大ダワへ向かう道は一部凍結している部分あり注意が必要です。雲取山荘から雲取山まででは、雪がまだ残っており朝方は、凍結しています。雲取山荘から雲取山への登りはアイゼンなしでも行けましたが、雲取山から雲取山荘への下りは、アイゼンないと非常に危険です。(5月2日現在) 雲取山から石尾根は、道も明るく快適でした。六ッ石山から奥多摩駅までは、場所により分かりにくい場所がありました。そこ以外は文句なく眺望も大変望まれ素晴らしい山行になると思います。 |
写真
感想
西武電車の特急ちちぶ号に乗り込み一路西武秩父駅へ、1時間ほど待ち三峰神社行きのバスに乗り込みましたが、バスが2台になる大盛況でした。三峰神社で登山祈願していざ登山開始。登山計画書を書きゆっくりと登り始めます。新緑で気持ちのよい道を快適に歩きほどなく炭焼平。炭竈跡を見て高度を上げます。結構子連れも多く向かっています。樹林帯を通り地蔵峠。眼下に飛び込む秩父の山々の中でひと際存在感を見せる両神山を見ながらさらに進みます。アセビの木を横目にさらに進むと秩父宮様登山記念レリーフがあり霧藻ヶ峰に到着。ここで小休止。
一旦下りお清平に。ここからさらにキツイ道となり、クサリ場を超え前白岩山の肩に到着。さらに進み前白岩山に到着。なかなか雲取山は見えません。さらに進むと雪が道に現れるようになりました。突然、道の真ん中にシカが出てきました。人間怖くないのかな。声を出すと慌てて木々の間に隠れました。そういえば、白岩付近ではシカが多く出るということを聞きました。そうこうしているうちに白岩小屋に到着しました。
白岩山へ向かい始めると雪が登山道にも出現しました。さほど気にするレベルではなかったです。雲行きがだんだん怪しくなりポツポツと雨が。でもにわか雨でさほど気にしませんが、気持ちがあせります。白岩山に着きやはりシカでもにげません。シカは目が相当悪くまた、警戒心が少ないみたいです。近づいても逃げることはなくモデルにはもってこいでした。
さらに行くと芋ノ木ドッケに到着。ここから長沢背稜と分岐します。大ダワに向かって下ります。道細く、路面凍結個所は慎重に。先進む登山者が滑っているのを見ると慎重にならざるえません。そして、ついに雲取山をみることに。やっと出現に胸躍ります。さらに進むと、大ダワに到着。息を整え最後の坂を登り雲取ヒュッテの脇を抜けると雲取山荘に到着。受付を済まし空身で頂上目指します。
斜面には雪が残り慎重に登ります。午後なので雪が溶けてシャーベット状態でしたが、明日の朝となるとゾットします。とにかく掴まれるものはすべて摑まりついに山頂に到着。富士山は明日の朝におあずけにしてしばし景色を堪能しました。そういえば自転車で山頂に上がって来ていた人がいました。すごい人です。下りは、どんな降り方でもゆっくり下り何とか山荘に着きました。
氷の斜面は非常に恐怖です。山荘は大変な混雑で1部屋15人の缶詰状態で寝がえりもできないほどでした。夜、星は満天の星で都内とは思えないほどでした。
翌朝、石尾根下りのため早めの出発。5時20分頃に山荘を出て山頂に向かいました。雪は凍結し、さらに慎重に登りました。山岳救助隊の方がロープをつけてくださるなど、配慮していただいたので無事山頂に着きました。富士山や南アルプスが望まれ素晴らしい眺望でした。
ここから一気に下ります。雲取山避難小屋に着き、石尾根方面に下ります。明るく素晴らしい道を快適に進みます。急な下りをいくつか過ぎ奥多摩小屋に到着。ヘリポートを過ぎさらに進み七ッ石山に到着。四方富士山が眺望でき疲れが吹き飛びます。鴨沢への道と離れ広々した尾根を進みます。この道の特徴は、尾根道と巻き道がほぼ平行に並んでいるところ。一部違うが。途中、折角なので高丸山に。急坂登ると到着。すぐに、下山し快適な尾根を歩き日蔭名栗峰に到着。
ここから、さらに高度を下げながら進むと鷹ノ巣山が見えてくる。奥多摩人気の山である。とにかく石尾根は、広々とした尾根と明るい道が続く。最後の急坂を登ると鷹ノ巣山に到着。予定より早く着いたので、しばし休憩。昼には早いので、景色を堪能する。
ここは、ビューポイントで、三頭山・御前山・大岳山・遠く御嶽山まで見え、陣場山のシンボルである馬のモニュメントまで見える。ここからさらに高度を下げ、水根山を抜け、城山を通過し、一気に六ッ石山へ下がって行く。キレイな尾根道を抜け六ッ石山に到着。ここで昼休憩し奥多摩湖を眺めながらここまでの山行を振り返る。水根方面に降りる人達が多い中、石尾根を下る。なだらかだが、人は少ない。ぐんぐん下げるが、標識が少ないせいか地図とニラッメコしながらであった。なんとか下り車道まででる。あとは、標識みながら奥多摩駅まで歩いた。
駅まで着くと多摩川と本仁田山が見事なコントラストを描いている。無事に下山でき長い山行きが終了し家路に着くことに。疲れはなくこんな山行二度と味わえないと思った。
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