立山（室堂〜雄山往復）雄山神社本宮にお参りに行く

2015年05月01日(金) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 5.8km
• 登り: 604m
• 下り: 604m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:21
• 休憩: 0:46
• 合計: 4:07

7:57 みくりが池温泉
8:18 立山室堂山荘
9:04 9:32 一の越山荘
10:20 10:33 雄山
11:20 11:25 一の越山荘
11:52 立山室堂山荘
12:04 みくりが池温泉
12:04 ゴール地点

天候

晴れ　毎日良い天気が続いていました。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

4/30、立山駅の無料駐車場に自家用車を駐車
立山駅から美女平までケーブルカー乗車時間7分　チケット売り場で便を予約
（立山〜室堂乗車券往復チケット、4,310円／大人一人、5日間1回限り有効）
美女平でバスに乗車、乗車時間約50分で室堂到着
当日は普通の混雑状況だったようで、
10：15立山駅に着、
11：10発のケーブルカーに乗り、
　　　 美女平でバスをちょっと待ち、
12：30頃室堂着でした。
10kg以上のザックを背負っていましたが、荷物の重量超過料金の徴収はありませんでした。

コース状況／危険箇所等

・室堂〜一ノ越：雪道ですが、つぼ足でOK。
・一ノ越〜雄山：雪はほとんど無く夏道、脆い地質なので石を落さないように歩く
　のが大変でした。落石に注意が必要です。
　落石を除き、危険個所無しです。
　スキーヤーとボーダーの団体で少々渋滞、待ち時間が多かったです。
　今年は雪が少ないとのことで、一応アイゼン持参しましたが、不要でした。

その他周辺情報

4/30
宿泊は、みくりが池温泉、3人部屋個室を2人で使用、温泉（白濁湯、23時間入れる）も料理（山菜の揚げ物、白海老の揚げ物を美味しく頂きました。）も申し分なく水に不自由無し、石鹸、シャンプー使えるし、個室に消灯時間無いし、ウォシュレット完備、ほうじ茶、熱湯も貰えましたし、ほとんど旅館で快適でした。

5/1
前日みくりが池温泉に宿泊ということで、チェックアウト（９時まで）していても、雄山登山後温泉に無料で入れてもらえました。
荷物は食堂の窓側に置かせてくれ、コインロッカーもあるし、フロントに貴重品を預けることが出来るなど、至れり尽くせりの宿でした。
登山届については、宿のフロントに提出、コース情報を教えて頂きました。

この日の宿泊は、金沢のホリデイイン、デラックスツインが変なレイアウトで、部屋に二つトイレとバスユニットそして机と椅子がありました。二つのベッドは両端の壁際にあり、遠く離れていて、中間に丸テーブル、恐らくシングルルームの壁をとっぱらってツインルームにしたのだと思います。変な部屋でしたが、トイレとバスが二つあったのはとっても便利でした。近江町市場が目の前でしたので、食事に行くのにとても便利でした。
ところで、金沢の街中は、人出でごった返していました。海外からの観光客がここにも大勢いらしてました。金沢の駅前が凄く開発されていて驚きました。シティホテルだらけ！10年前に来た時とえらく変わっていました。新幹線開通の影響の大きさを目の当たりにした思いです。今後、北陸新幹線を関西とどのように繋ぐのか、利権がからむので調整が大変なんでしょう。

写真

4/30 17:18

登山前日、みくりが池温泉から撮影
立山上空に月がぽっかり浮かんでました。

4/30 18:42

登山前日、みくりが池温泉から撮影
夕食食べている間に、大日岳方向に日が沈みました。

4/30 21:50

登山前日、みくりが池温泉から撮影
残念ながら星月夜で夜になっても月のせいで明るいです。
星があまり写りません。

4/30 21:59

登山前日、みくりが池温泉から撮影
大日岳上空にふたご座、左手に富山の夜景が見えました。

5/1 2:41

夜中、みくりが池温泉から撮影
いて座、天の川、さそり座が写ってます。

5/1 3:38

夜中、みくりが池温泉から撮影
月が沈んで素晴らしい星空に！風呂に入ってる間にピントがずれて、ピンボケとなってしまいました。
ライブビューでフォーカスを試みるが、暗い星ばかりで叶わず、あてずっぽうでフォーカスしましたが、やはりNGでした。

5/1 3:51

夜中、みくりが池温泉から撮影
ファインダーでなんとかフォーカス出来たのですが、時すでに遅く、薄明がスタートしていましたー。がっかり。

5/1 8:19

5/1、登山開始
立山室堂山荘付近から一ノ越
まだなだらかなルートが続きます。

5/1 8:39

一ノ越はまだまだ先、
黙々と進む、このころはまだ雪の状態は比較的良く
歩き易い状態でした。

5/1 8:40

浄土山だか室堂山だかの手前の岩場

5/1 8:40

一ノ越が近づいてきましたが、まだなだらか。

5/1 8:41

もう少しで傾斜が急になるよー。

5/1 8:48

一ノ越直下、傾斜が急になってきましたが、アイゼン要らず。

5/1 8:48

雄山はまだあんなに遠いのかー。

5/1 9:04

1時間ちょっとで一ノ越に到着

5/1 9:07

御山谷の先の素晴らしい展望！

5/1 9:08

更に槍の拡大
いつみても良いもんです。
山のイケメン？美人？

5/1 9:09

竜王岳？直下に人を発見
真ん中やや下の岩と雪の境目

5/1 9:25

景色が素晴らし過ぎて、去り難し。
しばしブレイク。

5/1 9:30

一ノ越から雄山を仰ぎ見たところ
写真より実際の方が急傾斜に見える。

5/1 9:37

一ノ越山荘俯瞰

5/1 9:42

地質が脆い、、、
石を落さないように集中して歩くのが辛い。
頭痛はするし、引っ返そうかと悩んでしまった。

5/1 9:55

目的地の御社が見えてきたけど、
なかなか着かない。

5/1 10:16

山頂が見えました。
まだこんなに雪が残っていました。

5/1 10:21

山頂（本宮）からの北東方向のパノラマ
左に剱岳、大汝山のピーク、
右手地面のザック横に、黒御影石の標石（標高点3,003 m）

5/1 10:22

剱岳、大汝山のピーク
いつか行きたい！
大汝山へは今回、風邪のせいか、頭痛が酷く断念しました。雄山〜大汝山の間に出っ歯アイゼンが必要な個所があると宿のフロントで聞いていたこともあり、出っ歯の10本爪アイゼンを持ってはいたものの、調子が悪い時に無理は禁物という判断でした。

5/1 10:22

岩と雪の殿堂には、いつか行かないとなー。
針の山というよりも実際見るとゴジラを連想させる山ですねー。

5/1 10:24

山頂から西方向のパノラマ

5/1 10:24

そんなに寒くないし、天気は良いしで、ずっと景色を眺めていたいなー。

5/1 10:25

本宮
お参りしてきました。
このあと外人男性が単独で登ってきました。
立山って国際的だなー。
室堂なんて日本語がほとんど飛び交って無いし。

5/1 10:25

3003m！とっても久しぶりの3000m峰登頂ですー。
24年前の槍、穂高以来です。

5/1 10:33

一等三角点（標高2,991.59 m、点名は立山）の標石
点の記のお仕事ですね。頭が下がります。

5/1 11:24

一ノ越に降りてきました。
雄山からここまで、スキーヤー、ボーダーの渋滞をやり過ごすのに時間を喰いました。

5/1 11:45

腐れ雪で深くはまる場合があるので、気を付けながら、下りは登山靴の滑らせながら半分走ってました。

5/1 11:52

立山室堂小屋まで降りてきました。

5/1 12:04

ゴールに到着
お風呂だ、温泉だー、そしてラーメン。

5/1 13:14

みくりが池温泉に浸かった後、室堂バスターミナルへ行く途中に雷鳥を発見、全然逃げないんですね、こやつは！

5/1 13:35

雪の大谷、バスの中から撮影、疲れ切っていたので、ウォーキングしませんでした。別にいいやー。

5/1 13:35

ちょっと下るともうこんなに積雪が低くなりました。
道路が乾いているので、雪の壁が大理石に見えてきました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX50 SONY

D90 ニコン

装備

備考

防水スプレー（ゴアテックスのトレッキングシューズ水侵入）
新しいＵＶカットクリーム（昨年ので古くあまり効き目無かった。鼻真っ赤！）

感想

C-3PO

高いお金かけて室堂まで行った甲斐はありました。
素晴らしい景色と素晴らしい宿、そして雪が例年より少なかったおかげで比較的容易に雄山に登山出来たのはラッキーでした。
前の日のお昼に宿に着いて、ゆっくりしたのですが、夜中に起きて星景写真なんぞを撮影していた結果、体調を崩してしまって、結構キツイ登山となりました。
もう若くない年齢を考えた体調管理を痛感しました。
スキーヤーやボーダーが多数登っていたのにびっくりです。
雄山から室堂へ、また、御山谷を滑降しているのを見ていると、
昔とった杵柄、私も滑りたくなりました。
こけたらヤバそうですけどね。
宿の夕食時隣り合わせになった60代男性（リタイア済と聞きました。）と話をしていたら、20代の息子さんと神奈川から大町経由でいらしてて、黒部湖までスキーで滑って帰りますと仰ってました。北海道出身とかでスキーは小さい時から親しまれていたんでしょう。
恰好良いー、こんなお父さんが欲しかった。