冬枯れの鍋割山
- GPS
- 09:20
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
08:50 後沢乗越⇒ 10:10 鍋割山 11:30⇒
12:10 小丸尾根分岐⇒ 14:20 林道⇒ 14:25 二俣⇒
15:25 西山林道(ゲート)⇒ 15:45 秦野ビジターセンター
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
まだ暗い06時頃秦野ビジターセンターに到着、すでに有料駐車場は満車予想していなかったので少し焦りましたが農家さんの庭に駐車できました。 秦野ビジターセンターの登山者ポストに山行計画書を投函。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
秦野ビジターセンター西側の車道に入り道標に従い住宅地内を進み山道に入りました。 ゲートがある西山林道に至り林道を進み二俣を過ぎて林道終点の本沢の渡渉付近から登山道に入りました。 杉の樹林を抜けると広葉樹林に変わると間もなく鍋割山から南に下がっている尾根の後沢乗越に出ました。 かなり急な勾配の尾根を登り鍋割山荘に着きました。 すでに鍋割山名物の「鍋焼きうどん」を食べようと30数人が並んでいました。 食べ損なってはと列に加わり鍋談義をしながら順番が近づくのを待ちました。 昼食後鍋割山から塔ノ岳へと東に延びている尾根を登り途中の小丸尾根分岐から南に下がっている小丸尾根を下がりました。 二俣を少し過ぎた付近の林道に合流して来た道を秦野ビジターセンターに向けて戻りました。 |
写真
感想
初冬の時期で花は咲いていないし紅葉は過ぎてしまった感じでしたが、鍋割山はまだ登ったことが無いことと鍋割山荘の「鍋焼きうどん」を食べてみたいとの思いから仲間のお誘いに参加しました。
深い谷と残っていた紅葉を楽しみながら長い林道歩きをこなし、登山道に入ると階段や木道など整備されていて歩きやすく急な坂も余り辛さを
感じないで登ることができました。
しかし小丸尾根の下がりは尖った岩や木の根が露出した急な勾配の下り坂でした。
途中では新しい踏み跡と古い踏み跡がありピンクのテープを目印に下がりました。
「鍋焼きうどん」の列に並んでいるときは「1500円は高いな」と思っていました。
良い匂いがしてきて現物をいただくと具だくさんで量もあり半熟卵がのった本格的な鍋焼きうどんでした。
鍋割山手前で出合ったギシギシする音が聞こえた重い荷物を背負った若いポッカさんの姿を思うと1500円は妥当な金額だと感じ残さず感謝して食べました。
一番小さい子はまだ3才位で少し遅れると走ったり年長の兄が手をつなぐなどして、ホローしながら私達前を歩く子供4人連れの微笑ましい家族登山者に出合いました。
小さな登山靴を履いて甘えること無く歩き山慣れしている感じで、お父さんが先導お母さんは子供達を見守りながら歩いていました。
この子は標高差約1000mを自力で登り鍋割山山頂に家族と共に姿を現しました。
大感激すると共に現代人が失っている何かを教えてもらいました。
鍋割山の山名の由来を調べると鍋を半分に割ったような形からというもののほかに、北面の鍋割沢にちなむという説もあり後者が有力のようです。
岩の多い場所を「ナベ」と言い、歩きにくい沢の意味にもとれ、滑の割れた沢が鍋割沢に転訛したとも推測されます。
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