どっピーカンの奥穂高岳&涸沢岳、明神では熊との遭遇も


- GPS
- 56:13
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 2,216m
- 下り
- 2,211m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:50
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 8:02
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 6:00
天候 | 3日間共ピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
足湯がある第2駐車場に車を止める。1日600円です。(値上がりしてた〜) ここからは、予約してあったタクシーで上高地へ。1台当たり4200円です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢から先のピークを目指す時、山岳警備隊の方たちがヘルメットの着用と ピッケルを持っていない人に指導されていました。 <上高地〜横尾> 横尾手前で雪があり、河原沿いの冬ルートを歩くため、全くと言っていいほど 雪がありませんでした。 <横尾〜涸沢> 歩き出して間もなく雪が出てきます。 本谷橋(まだ架けられていませんでした)から先は、雪がたっぷりとあるため、 沢沿いに歩きます。 <涸沢〜穂高岳山荘> あずき沢沿いに登りますが、雪崩の危険性がありますので、ザイテングラード 寄りを登ります。 <穂高岳山荘〜奥穂高岳> 残雪箇所は、山荘直上の梯子上と山頂手前に雪壁が残っています。両雪壁共に かなりの急登ですので、ダブルアックスだと便利です。梯子場上の岩稜帯は通ら ないようにしましょう。我々の少し上にいた方が2度ほど連続して落石を発生 させ、そのうちの1つが山荘に落ち、一部を壊したようです。 <穂高岳山荘〜涸沢岳> 山頂までは雪もなく、夏道を歩きます。(アイゼンは必要ありませんでした。) |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は、新島々駅近くにある『竜島温泉 せせらぎの湯』へ。 入浴料金は510円とリーズナブルな価格ですが、すごくいいいお湯です。 |
写真
猿の鳴き声がうるさかったので崖を見上げると小熊発見も母熊は見当たらず…。結構近距離でしたがそのままスルーでしたね(g)
私は何も気づかずに通過したみたいで、後で聞いてびっくりでした。(m)
お腹は痛くなるは、水は飲みたいは、でまず山荘に着いたら、「なっちゃん」を買って飲んで、トイレへ行って・・順番が逆か、などと一人ツッコミしながら黙々と歩いてました。(m)
予想通りで驚きました!流石、kameさん花博士!!(g)
本当に咲き出していましたね。今年のニリンソウは、早く終わりそうですね。(m)
感想
私的には、5年前の悪天で涸沢で敗退となった奥穂のリベンジ山行。
今年のGWの山行は天気に恵まれ、3日間共に快晴。皆の日頃の行いの良さ(?)
が天候に現れてくれました。
前週の雨で、奥穂高岳山荘前の梯子場の取付きには雪がないとの情報が入って
いて、その光景を実際に目の当たりすると、ちょっと物足りない気はしましたが、
2ヶ所の雪壁も無事クリアすることができ、北穂に登頂できたことは良かったと
思います。涸沢岳に至っては、アイゼンもない状態で登頂することができました。
また、今回の参加者の中で、涸沢が初めてという3名のメンバーにとっては、
(内1名は奥穂と涸沢岳の両ピークを踏むことができ、残りの2名は、仕事の関係
で後入りとなったため、涸沢止まりとなってしまったのは残念でしたが。)
積雪期の涸沢に来て、周辺の山々の眺望を見ることができただけでもいい思い出
の山行となったと思います。
個人的には、この雪の少ない状態であれば、兼用靴でも十分に奥穂へ登頂可能
だと判断し、BCの道具を担ぎ上げようとも思いましたが、この3日間の雪質では
持ってこなかったのが正解だったと思います。
この日、3度の落石に遭遇しました。
最初は、あずき沢を登っている時、音もなく落ちてくる石が数個。それに気づいた
方々がいっせいに『ラク!』の声を上げ、下から登って来られる人の反対側を落ちて
いきました。涸沢で山岳警備隊の方々が言われていた、ザイテン寄りを登っていた
ために避けられたことだと思います。
残りの2回は、奥穂の取付きの梯子を上がってすぐの雪壁横の岩場。岩場を下って
来られた年配の方が、2つの落石を発生させましたが、この方からは『ラク』の声
もあがらず、近くにいた我々が声を大にして叫びました。落ちていった方向は、丁度
梯子の方向だったので、我々の後ろから登って来られる方がいたのは確認していた
ので心配でしたが、幸いなことに人には当たらなかったようですが、穂高岳山荘の
ソーラーパネルを破損したようです。雪壁を嫌がって岩場を歩かれる方が多いよう
ですが、ここは落石が多い箇所だということですので、通らないようにしましょう。
かなり浸透してきたのか、ヘルメットをかぶっていらっしゃる方がほとんどでした
が、まだまだ持って来られてない方もいらっしゃいました。さらに信じられなかった
のは、このような雪山にピッケルもなく来られていた方を多く見かけましたが、何を
考えているのでしょうか?まだまだ、このような時期に安易に山に登っている方が
いらっしゃるのは、すごく残念に思います。
これで残っていた積雪期の奥穂高岳リベンジもcompleteし、リベンジシリーズも
残すところ2つとなりました。
先ずは、快晴の中絶好の登山ができ良かったです。皆さんありがとうございました。
kameさん大作をありがとうございます。感想だけ相乗りで申し訳ありません。
こんなに晴天が続き雪が少ない涸沢、穂高は私の登山経験の中では初めてです。そこであずき沢から少し別れザイテングラートを登りに使ってみましたが大正解でした。簡単な雪稜歩きも出来たし角度ある雪壁も味わう事が出来ました。ここが一番気持ち良かったかも。着いてきた新人のm君は後で聞いたところビビっていたみたいですね。本当はロープで確保しながら登らなくてはいけなかったと反省しています。
核心部の雪壁は登る前に下を覗くとワイヤーだけでネットが張られて無かったので少し緊張、登っている最中に ラク!のコール。ガラガラ音に雪壁でなく岩場だ、やばい梯子場の人は大丈夫か?何で梯子場の上の岩を歩くのか、コースを知らず未熟な為雪を避けルートでは無い岩の上を。浮き石が多くアイゼンだろ。偉そうに言う訳では無いが体力に任せ何も考えずにただ登る登山者が多いように感じる。とにかく怪我人が出ずに良かった。
まあ、それはさておき 奥穂高岳からの眺望最高でした。気持ち良かった。皆んなありがとう!
3日とも快晴で、風も無く良いコンディションの中、事故も無く無事に山行を満喫でき、満足のいく内容だったと思います。幹事や仲間みんなのおかげだと思います。まず、感謝ですね。
登ること以外に、ここ3、4年の間、アルプスに来ても雨や曇りが多く、星空を満喫できなかったので、今回は快晴の中、夜が待ち遠しかったんですが、月が明るく星もイマイチでした。これはまたの機会と言う事で楽しみを取っておくことにします。
今回は、自分の体調管理と運動不足での体重増加など、不安だらけの山行でしたが、皆と楽しく過ごせ、自分なりに涸沢岳も登頂できたので、楽しかったと思います。・・・メンバーの皆さん、ありがとう。
GWの時期に涸沢へ入ることは初めてだったので、とても楽しみにしてました。
結果、三日間快晴という天候に恵まれ、奥穂と涸沢岳の眺望は最高でした。一昨年の夏に登った時も感動しましたが、今回もまた最高の眺望を見る事ができました。
≪4/29(前泊日)≫
昂ぶる気持ちとは裏腹にどうも腹の調子が良くなく、何となく身体が重く感じます。
≪4/30≫
快晴が期待できる空とは裏腹に、やはり前日同様にやや身体が重く腹の様子も落ち着かないままでした。奥穂を諦め、涸沢テン泊ノンビリプランに変更かな?とちょっと頭をよぎったりしましたがそうこうしてる内に何とか涸沢に到着。あまり夕食が喉を通らなかったので早々に(いや、いつの間にかに…)就寝してしまいした。。。
≪5/1≫
事もあろうことか朝寝坊してしまいました〜!!(メンバーの皆さん、本当にすみませんでした…!)ただよく寝た分、起きた瞬間に体調が良い事を実感。やはり奥穂登りたい!本隊には先に出発してもらい、私一人が後から追いかける事にさせてもらいました。2時間で穂高岳山荘に到着&合流(山荘で待って頂いたメンバーの皆さん、ありがとうございました!)、急いでギア等装着し奥穂山頂を目指します。二つハシゴを登り終え、後から登ってくる初奥穂のmazz君の様子を見ていると上の方向から突然「ラクッ!!」の声。瞬時に後方に目を向けつつ「ラク!」と叫びます。仲間の誰も、また他の登山者も落石の被害にあう事も無く無事で良かったのですが、落石が途中で飛び跳ね山荘屋根を直撃した時の衝撃音には驚きました。(二回落石ありましたがどっちだったか忘れました)程良く締まる雪壁にアイゼン・ピッケルを効かせ、また雪庇に注意し、その後は難なく無事山頂まで到達し記念撮影をします。下山では私とkameさんは先を歩いてたので早々に山荘まで降りましたが、mazz君(だけではありませんけど)にもしもの事があってはいけないので二つある雪壁ではザイルを出し、tokageさんとsiro-kikunさんとmazz君が懸垂下降。その間、morgenrotさんに続いて私達もtokage ssさん含めて涸沢岳を往復させてもらいました。あずき沢は途中からシリセードで降りましたがあの距離は楽しいですね!クセになりそうです(笑)
テン場に戻ってからは、仕事の関係から後発となったrealize君とS君を探し無事を確認、次の日について話し合いました。
≪5/2≫
この日も快晴でしたが北穂は登らず、腰痛のため調子が悪く先に徳澤まで下りたFモン君と合流すべく下山する事となりました。その間に本当に沢山の登山者とすれ違いました。よく考えれば祝日の初日でしたので大変賑やかな涸沢となったでしょうね。
GWの時期の奥穂は初めてでしたので例年と比較はできませんが、雪の量は少ないようです。もう少し雪がついてても良いかなと正直思いましたが、気象条件はどうにもできませんからまた来年以降の楽しみにいたいと思います。
参加されたメンバーの皆さん、今回も楽しい山行となりました。ありがとうございました!!
みなさん、こんばんは。
文句のない晴天に、素敵なアルプス。
まさに、絵に描いたような、素晴らしい山歩きですね
こんな、登山に憧れます
でも、落石には注意です。恐ろしいですね
totokさん、こんにちは。
この時期に、3日間共これだけの天候に恵まれたのは初めてのことだと思います。
特に、最近は悪天がずっと続いていましたので、うれしさもひとしおです。
前週の雨と最近の陽気で、雪の量としては6月中旬くらいの量だったということも
あって、個人的にはちょっと物足りない気持ちもしましたが
totokさん、こんにちは。
今回も、山仲間と素敵な登山ができて良かったです
もう少し雪が残っていれば今回のような落石は無かったのかもしれません。
ですがその分、良い経験となったと思っています!(もちろん、怪我人が無かったのが一番ですけど…)
みなさんお疲れさまでした。
憧れの北アルプスで、全員揃って山頂踏めて
天気も良くって最高のGWでしたね。
higurasiさん、こんにちは。
参加メンバー10名の内、8名が撮影した写真の中から選びながらアップしていますので、
これだけの撮影機材数となっています。全部で2000枚ほどの中から選んでいますので、
選ぶだけでも1日の時間を費やしてしまい、アップが遅れてしまいました。
私的には無理ですが、higurasiさんの脚力であれば、夏場の日帰り山行が可能な山が
多くありますので、楽しまれてはどうでしょうか
higurasiさん、こんにちは。ありがとうございます
初涸沢のメンバーもいたので、贅沢を言わせてもらえれば参加メンバー10人全員で登頂したかったです。
その日の個人の体調がありますので仕方ないのですけど。。。
そのメンバーと次に来る楽しみができました!
素晴らしい晴天に恵まれ
展望も、澄み渡り、最高の
登山でしたね。
3日にわたる、ロング行程
お疲れ様です。
安易な、ルート選択による落石、
装備不備など、自分の
うかつな考えが、他の人に
多大な迷惑、さらに事故を
引き起こすことを
自覚してほしいものですね。
komakiさん、こんにちは。
3日間共、これだけの晴天に恵まれるなんて、この時期ではなかなかないこと
ではないでしょうか?日焼けには気を使いましたので、知人からは『本当に山へ
行っていたの?』なんて言われていますが、メンバーの中には、首筋に塗るのを
忘れ、悲惨な状態となっている者もいます
山での装備不備による事故っていうのは、個人だけでなく他人を巻き込む可能性
がありますので、そのようなリスク管理をしっかりとしてほしいものだと思いました。
それにしても、御嶽山の影響のためでしょうか、ほとんどの方がヘルメットを被って
おられ、安全に対する意識がかなり変化してきたことを感じた山行となりました
komakiさん、こんにちは。
仰る通りですよね、その時のルートの見極めは慎重にしないといけませんね。
また事前の下調べや情報収集も欠かせないことも、改めて肝に銘じます。
このGWで残念ながら遭難された方がみえた中、我々は幸いにも事故にならなかったから良かったのですが、他人事ではないことと考えさせられました
お疲れ様でした。3日とも快晴で最高でしたね!帰宅した翌日、顔がむくみ目が腫れてしまいました。久々に3000m級の山に登ったので高度障害かと思います。途中で出会った長靴おじさんを目指して頑張ります。また行きましょう !
tokagessさん、おはようございます。
久しぶりの山行、お疲れ様でした。
高度障害ですか。今までに経験したことがありませんので、実際にどのような症状なのか
わかりませんが、大変そうですね。
長靴おじさんにしろ、スキー場で出会う高齢のスキーヤーもそうですが、見ていても
すごく自然体に見え、余分な力が入っていませんよね。本当に羨ましく思います。
いつかは、あのようになりたいと思っています。
例のコース、計画しますので、よろしくお願いします
tokagessさん、お疲れ様でした!
ありがとうございました。前回ご一緒した山行がいつだったか忘れるぐらい久し振りでした。。。
長靴+コウモリ傘のおじさんは凄いですね〜、僕には立ち入れない領域です。
また次回も宜しくお願いします
皆さん、おはようございます。
今回の連休、暦の祝日の天気を思うと羨ましいほどの晴天でしたね。
どの景色も素晴らしいです
kameさんの5年前の敗退は、この三日間のためにあったんじゃないですか?
仲間同士で喜びを分かち合えるって良いですね
落石。巻き込まれるのも、自分が引き起こしてしまうのも恐いです。
改めて教えられた気がします。
hiroCさん、おはようございます。
この時期に、3日間共こんなにいい天気になるなんてことはほとんどないと思います
ので、hiroCさんが言われるように、5年前の敗退はこの日のための敗退だと思える
ようになってきました。(実際に敗退する時は、「こんな日に登っても眺めが良く
ないので、もっと天気がいい日に登りなさい」と言われていると思いながら下山して
います。
落石の衝撃音、半端じゃなかったです。それが、人に当たったらなんて考えますと、
自分の行動に対する責任だけでなく、他人が引き起こした場合に対する自己防衛に
対しても考えるいい機会となりました。
hiroCさん、こんばんは。
本当に良い天候に恵まれた山行でした。
その分わたくし、奥穂の山頂ではkameさんや他のメンバー以上にテンション上がってたように思います・・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する