八丁山(東百)・鷹ノ巣山・六ツ石山:東日原BS⇒奥多摩駅(巳ノ戸・鷹ノ巣尾根↑石尾根↓)、半袖隊長、絶景堪能も薄暮の冷や冷や下山


- GPS
- 08:07
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,491m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 8:07
合計時間: 8時間7分 / 合計距離: 17.25km
最高点の標高: 1721m / 最低点の標高: 334m
累積標高(上り): 1492m / 累積標高(下り): 1781m
★EK度数(地理院標高値):41.075=17.25+(1492÷100)+(1781÷100÷2)
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 | ![]() ![]() |
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過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (注) ![]() 【復路】奥多摩駅1727 ![]() ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【![]() ![]() (1)東日原(巳ノ戸尾根)八丁山…単純標高差約680m↑ ●巳ノ戸尾根に取り付くまでは人工林の中でジグを切る急登 ●幅広い巳ノ戸尾根に乗ると落葉樹林の緩い登り坂 ●山頂直前に恐竜の背のような岩場が続くが手掛り足掛かり豊富で登りで使う限りは難易度中レベル (注)稲村岩尾根は登山道大崩壊のため通行禁止 (2)八丁山(鷹ノ巣尾根)鷹ノ巣山…単純標高差約460mm↑ ●途中にお伊勢山・ヒルメシクイノタワを挟んだ荒々しい尾根トップの道 ●大木や岩を右に左に交わしながらワイルド感たっぷりです ●ヒルメシクイノタワの直前は壁のような急傾斜です ●小刻みなアップダウンで体力・筋力を消耗するも危険箇所はない (3)鷹ノ巣山(石尾根)三ノ木戸山分岐 ●奥多摩ではダントツの歩き易さを誇るので…詳述略 (4)三ノ木戸山分岐(作業道・林道)奥多摩駅 ●舗装林道に至るまで山腹に付けられた杉林作業道(約2km)は景色が変わらず単調で飽きます ●最後の斜面トラバース道は落葉堆積時季は足下が不安定でお勧めせず、また夕暮れ時は怖いと感じるかもしれません ●またいったん舗装路に出て、日暮れ時には近道(土道)ではなく、最後まで舗装路歩きを選ぶ方が安全です ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★積雪状況 ![]() ★蜘蛛の巣 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★トイレ ![]() ★携帯 ![]() ★飲・食料調達処 ![]() ★酒類調達処 ![]() ![]() ★お土産処 ![]() ★飲食店 ![]() ★温泉 ![]() 入るなら「奥多摩もえぎの湯」…奥多摩駅から徒歩10分 https://www.okutamas.co.jp/moegi/ ★宿泊施設 ![]() |
写真
装備
備考 | 【参考文献![]() ![]() ![]() 2021年09月28日(火) subaru🍷さんhttp://yamare.co/3574582 2021年10月03日(日)washinさんhttp://yamare.co/3598942 |
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感想
【登録日:2023年12月16日(土)】
前回の埼玉50山の詰め作業に続き、今回は東京百名山で残る三山のうち八丁山を目指しました。
また後半は石尾根を忠実に辿り、踏み残している城山や将門馬場、ナンチャッテ登頂になっている水根山や狩倉山の頂上標示を確実に捉えることを目標としました。
八丁山は、ひところwashinさんが鷹ノ巣山と絡めてよく登っておられたので名前や場所は知ってはいました。
またsubaruさんが稜線上でツキノワグマを見掛けたとのレコもあり、大丈夫かいな…と思っていました(⇒今回現地にはクマ出没注意標なし)。
7年前(2016年1月)に、今は通行禁止の稲村岩尾根を経て鷹ノ巣山に登ったことがあり、八丁山前後の巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根も、なんとなくそんなものだろう…との思い込みを持って出発しました。
また前回の七跳山・大平山歩きをほぼ想定通りに終えたことも油断を招く要因でした。
結果として、八丁山の時点で想定より遅いと思い始め、お伊勢山の時点で「鷹ノ巣山までそんなにあるのか」とネガティブなことを考え始め、鷹ノ巣山に上がった時点で4時間を経過したことにガッカリ、そして大腿四頭筋の弱さ(疲れ)を意識しました。
でも下りは歩き易さで定評のある石尾根だから…と思って軽快なフットワークで下っている積りでしたが、狩倉山から三ノ木戸山分岐までの大下りでヨタヨタし始めました。三ノ木戸山分岐では、予定通り、初めての林道経由を選択し「きっと楽だろう」と思っていたら、長くて飽きる杉林の単調な道に加え、後半の落ち葉がふんだんに堆積した山腹トラバースにおっかなびっくり。
夕闇が迫る中、舗装林道に出合った時にはホンに安堵しました。
日の入り時刻が16時半頃ですから、この距離・高低差のコースを9時前に歩き出すこと自体が甘すぎるってことでした<(_ _)>
一方で、これらのガッカリ感とは裏腹に、よく晴れ渡った青空の下、冬枯れが美しい巳ノ戸尾根、荒々しい自然豊かな鷹ノ巣尾根、安定した歩き易さの石尾根を楽しめました。
また奥多摩でも眺望の好さでは一・二を争う鷹ノ巣山からは、富士山だけでなく、奥多摩三山・丹沢・大菩薩・奥秩父・長沢背稜…が丸見え。
煤のを広げ、こんなに威風堂々とした富士山を見たのは久しぶりでした。
★東京百名山で残る2座:乳房山(小笠原/母島)・宮塚山(伊豆七島/利島)
お疲れさんどした<m(__)m>
【今回登った主な山】
八丁山(はっちょうやま)1280m:初……東京百(98座目/100)
お伊勢山(おいせやま)1338m:初……無冠
鷹ノ巣山(たかのすやま)1737m:二度目……関東百/山1000/周辺350など多数
水根山(みずねやま)1620m:二度目…周辺350(2010)
城山(じょうやま)1523m:初……周辺350(2010)
カラ沢ノ頭(からさわのあたま)1490m:初……無冠
将門番場(まさかどばんば)1455m:初……周辺350(2010)
狩倉山(かりくらやま)1452m:二度目……(奥)多摩百/100など
隊長
【個人的過去レコ・リンク…鷹ノ巣山関連】
2016年01月11日(月)稲村岩・鷹ノ巣山・六ツ石山http://www.yamare.co/795454
奥多摩最大の急登に挑戦、半袖隊長、稲村岩尾根から石尾根を行く
8時間、17km強、登り1,500・下り1,800mの山行、大変でしたね。
八丁山を踏むみ巳ノ戸尾根で鷹ノ巣山に登ると、稲村岩尾根より約1時間余計にかかった記憶があります。
また、石尾根も長沢背稜を眺められる尾根を辿って城山、将門馬場、狩倉山を踏むと結構ハード。
おまけに三ノ木戸からの道はコメントにあるように長くてやになっちゃうし、落ち葉が積もってると下に石があり怖いし時間がかかります。
なので満身創痍での奥多摩駅着良く分かります、本当にお疲れさまでした。
奥多摩は昨年末に行ったきりなので、このレコを読んだら鷹ノ巣山に登りたくなりました。
計画しているお気楽段階では、鷹ノ巣山まで3.5時間+鷹ノ巣山から2.5時間=合計6時間で行けるかも…なんて甘っちょろい考えでおりました。
しかしヤマプラを利用して赤線を引っ張ってみたら、CTx0.8でも所要7時間半となってびっくり。
こりゃ心して行かねば…と挑みましたが、数字は正直でして、結果は所用時間はほぼ計画通り。
休憩時間等を含めると、日没寸前に這う這うの体で奥多摩駅に辿り着いた…って感じでした。
でもその行程の長さは別にして、巳ノ戸尾根の冬枯れ、ヤセた鷹ノ巣山のプチ・スリル感など、安定の石尾根とは異なる魅力があるコースでした。
三ノ木戸山林道コースは逆に辟易としましたけどね
もちろん鷹ノ巣山からの絶景は素晴らしい…「晴れてて好かった!」と思える一日になりました
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