雲取山 雲取山荘でまったりと
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,143m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:45
天候 | 5/1 晴れ 5/2 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
三峰神社から西武観光バス 10:30発 西武秩父駅行 現金、ICともに930円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません |
その他周辺情報 | パワースポットとして盛んにPRされ、デートで訪れるカップルが増えている三峰神社は、地元の方曰く「縁切り神社」とのことですが・・・? |
写真
感想
今年初のテント泊は雲取山で。
鴨沢から登り雲取山荘で一泊、三峰神社へ下るコースを計画しました。
ここ何週間か結構ハードな日帰り登山を続けてたので、「雲取山楽勝!」なんて考えていたのですが、久しぶりなテント装備だったので途中で結構バテてしまいました。
ヘタレ脱却にはまだまだなようです…
朝8時半、留浦駐車場からスタート。
丹波山村営駐車場(小袖)まで結構急な坂道を登って行きます。
この時点で「暑い〜!」と汗ダラダラ。しかし、樹林帯に入ると日陰で風も爽やかで歩き易い山道になりました。
丹波山村営駐車場は満車。
この時点でテント場の混み具合が心配になります。
歩き始めは、道も整備されているせいか、私にしてはかなりいいペースで登れたと思います。
けれど七ツ石小屋の手前からペースダウン。
七ツ石山を越えて奥多摩小屋に着く頃には、暑さもあり、かなりバテてしまいました。
当初の予定では雲取山山頂は巻いて雲取山荘に行き、先にテントを張ってから山頂へ登り返そうと思っていました。
ところが、途中で会ったおじさん(後に雲取山荘の親父さんと判明)に「山頂に行くなら山荘から登るのは30分くらいかかる。先に山頂に行ってから山荘に下った方が楽だ。」と言われ、山頂経由に変更。
かなりヘロヘロになりながら三度目の雲取山に登頂となりました。
(山頂標識の立派度が埼玉県と東京都で逆転していました。元埼玉県民としては複雑な心境…)
そこから雲取山荘までは下り道。
ちょっと元気が復活して、無事テント場に着くことが出来ました。
まだ平日のため、テント場には余裕があって、平らな所に張ることができたのでホッひと安心。
遅い昼食を山荘前のベンチで食べていると、ビールを飲んでいい気分になったのか、いつもはクールなkenboさんがうとうとと昼寝を始めました。
標高1800mちょっとの雲取山荘は、寒くもなくぽかぽかとあたたかく、たしかに絶好のお昼寝日和。
私もkenboさんに習ってかなりまったりしてしまいました。
夜は少し肌寒かったですが、さすがに北アルプスの凍える寒さほどではなく、夏用の寝袋でも快適に過ごすことが出来ました。
二日目は三峰神社まで下るコース。
初めて歩く区間でしたが、意外と休憩ポイントがいい具合にあって、1日目より疲れずに歩くことが出来ました。
とはいえ歩き易い鴨沢からのコースとは違い、所々アップダウンを繰り返しながら下って行きます。
三峰から登りの場合は、お清平から白岩山までが結構急登になるので、テント泊装備を背負っている人たちは大変そうでした。
予定では12時45分三峰神社発のバスに乗ろうと思っていましたが、思いのほか早く着くことができたので、一本前の10時半のバスに乗ることができました。
このバスは三峰神社の始発バスなので空いていて、約1時間の道のりをゆったり座れたので良かったです。
その後、西武秩父駅でお待ちかねの「わらじかつ」を食べて、芝桜祭りで混雑する秩父を後にしました。
今回初めて雲取山〜三峰神社を歩いてみましたが、鴨沢からの石尾根ルートとはまた違った魅力のある道でした。
見晴らしがよく展望抜群の石尾根も良いですが、苔蒸した山深い奥秩父らしい風景の三峰ルートも素敵でした。(登りは遠慮したいですが。)
久しぶりのテント泊は楽しかったけれど、夏のアルプスに向けてもっと体力つくりしなければならないなぁ…
新緑の季節となりました。GW前半は天気が良さそうなので、久しぶりにお泊りセットを背負ってどこかに行ってみたい。年明け以降、しばらく山に登っていなった反動で身体が鈍りまくっていましたが、ここ3週間で身体に負荷をかけてきたから、大丈夫かな?
場所は、初めてのお泊りにしようと決めていたのに延期していて、かつお手軽なイメージの雲取山に決定。第40回山行記念でもあります。
当初は、いつもの鴨沢からではなく三峰神社から登って鴨沢に下ることを計画しましたが、アクセスが悪く、公共交通機関利用では三峰神社到着が早くても10:25になってしまうので、GWゆえにテント場が残念なことになっているのを避けるため、鴨沢スタートにすることとしました。
5/1
平日であるため、7:00台に鴨沢を通過するバスがなく、留浦スタートとなりました。まぁ、鴨沢までそんなに距離はないので、ヨシとしましょう。
丹波山村村営駐車場に到着すると既に満車で、登山口まで路駐されていました。さすがGWと感心するよりも、三峰神社へ抜けるために自家用車で来れなかったことを悔やむとともに、テント場が気になります。途中で下山者とどれだけすれ違うのか?
新緑に癒されながら、鴨沢スタート特有の歩き易い道を進みます。久しぶりのお泊りセット、しかし、トレーニングを兼ねていつも通り水を6L積んで20kg程度にしてあるため、歩き始めは腰からお尻にかけての筋肉に張りを感じましたが、そのうち重さに慣れてきて感じなくなりました。
「七ッ石山は巻きたい」とkazuruが仰いましたが、鴨沢ピストンではないので七ッ石小屋での休憩がてら進みます。七ッ石小屋では、富士山がきれいに見えました。
ここまで結構良いペースで登れている感じがしていて、雲取山荘には13:00過ぎには到着できそう。下山者とあまりすれ違うことはなくても、テント泊の方を結構追い抜いてしまったので、テント場は余裕があるうちに到着できるかな?
七ッ石山に到着すると、山頂標識に荷物を置いて休んでいるご夫婦がいらっしゃいました。早い者勝ちとはいえ、どうして他の方のことを考えないのだろう?そういえば、乾徳山や常念岳でも山頂標識の真下で食事をしている方がいて、他の方からいや〜な視線を浴びせられていました(常念岳では退いていただきましたが)。
名物ダンシングツリーの前では、いつもクールなkazuruさんがツリーの真似をして笑いを誘い(写真はNGでした、残念!)、奥多摩小屋へ到着すると、まだテントは10張り程度でした。鴨沢スタートで雲取山荘にテントを張る方は少ないはず。公共交通機関利用で三峰神社スタートの方よりは早く到着できるはずだから、期待が持てました。
問題は、ここから先の道の傾斜が若干きつくなること。kazuruさんが辛そうで、これまでよりもペースダウンしてしまいました。ここまで歩くペースが少し早かったのと、雲取山荘に到着してから昼食にしようとしたことでガス欠になってしまったのかもしれません。かなり反省・・・でした。
それでも登り終え、雲取山山頂に到着。一番立派だった埼玉県側の山頂標識が残念なことになっていましたが、都民ゆえに新しくなった東京都側で記念撮影。避難小屋の下にあるトイレは新しくなったようです。
あとはのんびりと下り、雲取山荘に到着。気になるテント場を確認するとまだ10張程度で、平らな場所を確保することができました。テントを設営し、ビールを飲みながら食事をして少し昼寝。まったりしているうちにテントの数が増えて、木の根が這っているような場所に強引に設営している方もいらっしゃいました。
あとで気が付いたのですが、テント場は山荘の近くだけではなく、三峰側へ少し下った場所もスペースがあります。これを知っていれば、平らな場所を結構選べるはずです。
少しだけきれいなお月さま眺めて就寝です。
5/2
朝起きると、風が吹いていて若干肌寒い感じでも、昨年経験した9月の北アルプスと比べれば暖かかったです。12:45のバスに乗ることを目標に、6:00前に出発しました。
三峰方面から登ってくる方はそれほど多くはないと思っていて、道もあまり踏まれていないのかと思っていましたが、明瞭。「大ダワから白岩山までは悪場あり」とされていても、夏道なら問題なし。すいすいと進んで白岩小屋に到着。
扉も窓も壊れていても、一応仮設トイレが設置されており、避難小屋として使えそうです。ここから和名倉山方面がきれいに見えました。いつか登ってみたいけれど、アクセスが悪いので、どうだろう?きちんと計画してみよう。
この辺りから、すれ違い始めますが、皆さんの顔が険しい。それもそのはず、鴨沢スタートと比べれば道が悪く、急峻なアップダウンがあります。雲取山に登るには、鴨沢スタートが一番楽だということがわかりました。
ぐんぐん下ってお清平に到着。ここから登り返して霧藻ヶ峰に到着。綺麗な休憩舎とトイレがあり、両神山方面がきれいに見えました。
ここで、もしかしたら10:30のバスの間に合うのでは?となり、あとは道次第。これまでのようなアップダウンがなければ、到着できるはず。
先に進んでみると、ハイキングコースのように歩き易く、良いペースで進むことができ、三峰神社に到着。観光地として推されているだけあり、立地の割にはそれなりに賑わっていました。
初めて来たので偵察するもお参りはしないでスルーし、そのままバスターミナルへ向かってゴールとなりました。10:30のバスは、9:10の西武秩父駅発の折り返しになるわけですが、臨時バスとともに4台到着。その後も道で2台とすれ違いました。テント泊装備の方が結構いらっしゃいましたが、この時間からテント場に到着しても、場所は空いていたのでしょうか?
西武秩父駅に到着すると、羊山公園の芝桜がお目当ての観光客で溢れていました。せっかくだから、ももクロ(かなこぉ↑↑、しおりん、れにちゃん)も食べたお食事処仲見世に寄り、1時間以上待って武甲山帰りに食べられなかったわらじかつを食べて帰路に着きました。
夏山に向けてもっとトレーニングしなければ・・・。
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