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記録ID: 6288339
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無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

頭殿山・尖山 〜黒鴨コース〜

2023年11月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:09
距離
9.4km
登り
778m
下り
720m

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
1:19
合計
5:10
距離 9.4km 登り 778m 下り 720m
7:11
51
スタート地点
8:02
8:09
93
9:42
10:48
61
11:49
11:55
26
12:21
ゴール地点
かつて頭殿山は置賜方面から大朝日岳へのメインルート上にあったが、朝日鉱泉まで車道が開通した現在、その役割を終えた。さらに昔は置賜地方から出羽三山への参詣道「道智道」が尖山の近く(北東コル)を通っていた。(白鷹町黒鴨〜茎の峯峠〜朝日町ぶな峠〜大江町古寺〜地蔵峠〜西川町大井沢〜湯殿山)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
黒鴨集落から登山口までの道路は急勾配で幅員狭くきついヘアピンカーブもあり、途中から泥濘の未舗装道路。天候によっては、運転に慣れた人以外は麓から歩いたほうが安全かもしれない。
コース状況/
危険箇所等
頭殿山への稜線直下は急勾配で落ち葉の上に新雪が積もり大変滑りやすい状況。チェーンスパイク等があると安心。
黒鴨集落から登山口へ続く町道への分岐
黒鴨集落から登山口へ続く町道への分岐
工事中のため登山口の手前までしか進入できないようだ
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工事中のため登山口の手前までしか進入できないようだ
途中から未舗装の急勾配の道路、しかもぬかるんでいる。
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途中から未舗装の急勾配の道路、しかもぬかるんでいる。
きついヘアピンカーブを幾つも越え、神経をすり減らしながらようやく峠へ。
きついヘアピンカーブを幾つも越え、神経をすり減らしながらようやく峠へ。
峠から下った植林地で二股が現れる。ゲートのある左(直進)が登山口方面。路肩スペースに駐車して歩くのが賢明。この辺りが即身仏発掘の地のようだ。
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峠から下った植林地で二股が現れる。ゲートのある左(直進)が登山口方面。路肩スペースに駐車して歩くのが賢明。この辺りが即身仏発掘の地のようだ。
しばらくぬかるんだ急な道を登っていくと工事現場。小沢の横断区間の路肩を補強しているようだ。
しばらくぬかるんだ急な道を登っていくと工事現場。小沢の横断区間の路肩を補強しているようだ。
さらに進むと茎ノ峰峠(右)との分岐点の広場となる。米沢や長井方面から月山詣に行くための古道だったのかもしれない。この先は基幹作業道で登山口を目指す。
さらに進むと茎ノ峰峠(右)との分岐点の広場となる。米沢や長井方面から月山詣に行くための古道だったのかもしれない。この先は基幹作業道で登山口を目指す。
作業道を終点まで登ると、ようやく頭殿山の登山口広場が現れる。
作業道を終点まで登ると、ようやく頭殿山の登山口広場が現れる。
まずは気持ちの良い唐松林が迎えてくれる。
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まずは気持ちの良い唐松林が迎えてくれる。
すぐに鳥取場と呼ばれる峠に着く。天気が良いので尖山へ寄り道をしてみる。
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すぐに鳥取場と呼ばれる峠に着く。天気が良いので尖山へ寄り道をしてみる。
尖山への登山道。
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尖山への登山道。
6〜7分程度で尖山へ到着。名前の通り尖った山頂は見晴らし抜群。
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6〜7分程度で尖山へ到着。名前の通り尖った山頂は見晴らし抜群。
置賜盆地には大雲海が広がり見事な景色が広がる。北東方向パノラマ(元サイズ)。左に暖日山、中央に白鷹山。
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置賜盆地には大雲海が広がり見事な景色が広がる。北東方向パノラマ(元サイズ)。左に暖日山、中央に白鷹山。
南東方向 (白鷹町方面)
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南東方向 (白鷹町方面)
南方向パノラマ(元サイズ) 長井、米沢方面 見事な雲海
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南方向パノラマ(元サイズ) 長井、米沢方面 見事な雲海
南西方向パノラマ(元サイズ) 右に目指す頭殿山 黄金色の唐松林がきれい。
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南西方向パノラマ(元サイズ) 右に目指す頭殿山 黄金色の唐松林がきれい。
三角点と頭殿山
白鷹山を拡大
吾妻連峰拡大
鳥取場から緩やかに下り登り返し
鳥取場から緩やかに下り登り返し
北側斜面のトラバース道がしばらく続く。落ち葉の上の新雪で超滑りやすい。
北側斜面のトラバース道がしばらく続く。落ち葉の上の新雪で超滑りやすい。
この辺りは道が谷へ傾斜しており難所
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この辺りは道が谷へ傾斜しており難所
尾根筋に上がると山頂稜線が見えてくる
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尾根筋に上がると山頂稜線が見えてくる
稜線の直下の岩場を拡大してみると不思議な洞穴があった
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稜線の直下の岩場を拡大してみると不思議な洞穴があった
急だが見通しの良い尾根筋を登る
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急だが見通しの良い尾根筋を登る
道の脇にハナゴケ?が見られた
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道の脇にハナゴケ?が見られた
山頂直下に突き上げる実淵川の支流を覗き込む。V字型に深く切れ込んでいる。
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山頂直下に突き上げる実淵川の支流を覗き込む。V字型に深く切れ込んでいる。
山頂稜線に上がると積雪は増え勾配はなだらかになる
山頂稜線に上がると積雪は増え勾配はなだらかになる
登山道の上に熊のような足跡があった(20センチ近い) 周囲には気配なし。
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登山道の上に熊のような足跡があった(20センチ近い) 周囲には気配なし。
山頂直下の登り、10〜15センチ程度の雪。
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山頂直下の登り、10〜15センチ程度の雪。
頭殿山に到着、期待を裏切らない展望が広がる。大朝日岳方向。
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頭殿山に到着、期待を裏切らない展望が広がる。大朝日岳方向。
白鷹山方向。
北方向パノラマ(元サイズ)
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北方向パノラマ(元サイズ)
御影森山〜大朝日岳〜小朝日岳パノラマ(元サイズ)
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御影森山〜大朝日岳〜小朝日岳パノラマ(元サイズ)
葉山〜御影森山方面パノラマ(元サイズ)
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葉山〜御影森山方面パノラマ(元サイズ)
飯豊連峰拡大
米沢、長井方面パノラマ(元サイズ)
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米沢、長井方面パノラマ(元サイズ)
山頂の祠
障子ヶ岳〜赤見堂岳、月山方面パノラマ(元サイズ)
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障子ヶ岳〜赤見堂岳、月山方面パノラマ(元サイズ)
月山拡大
大朝日岳の右下に大朝日小屋が見える(元サイズ)
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大朝日岳の右下に大朝日小屋が見える(元サイズ)
寒河江方面の雲海
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寒河江方面の雲海
三角点の西側に一段下がってテン場?広場があった。
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三角点の西側に一段下がってテン場?広場があった。
山頂から南方向、朝日鉱泉へ向かう登山道を少し進んでみる
山頂から南方向、朝日鉱泉へ向かう登山道を少し進んでみる
大禿森山方面延びる林道
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大禿森山方面延びる林道
中沢峰〜御影森山〜大朝日岳〜小朝日岳 大パノラマ(元サイズ) 見納め!
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中沢峰〜御影森山〜大朝日岳〜小朝日岳 大パノラマ(元サイズ) 見納め!
山頂から往路を下山。ようやく麓の霧が晴れてきた。黒鴨〜鮎貝〜荒砥方面。
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山頂から往路を下山。ようやく麓の霧が晴れてきた。黒鴨〜鮎貝〜荒砥方面。
北方向、朝日自然観を拡大。ホテルが見える。
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北方向、朝日自然観を拡大。ホテルが見える。
麓の霧が晴れたので再び尖山に寄ってみる
暖日山(ぬくびやま)〜白鷹山方ノラマ(元サイズ)
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麓の霧が晴れたので再び尖山に寄ってみる
暖日山(ぬくびやま)〜白鷹山方ノラマ(元サイズ)
白鷹山〜長井方面パノラマ(元サイズ)
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白鷹山〜長井方面パノラマ(元サイズ)
山麓の唐松林がきれい
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山麓の唐松林がきれい
小春日和の唐松林は気分が良い! 登山口は近い
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小春日和の唐松林は気分が良い! 登山口は近い
光明海上人の即身仏(ミイラ)が安置されているという蔵高院。即身仏は100年以上地中に眠って昭和53年に発掘される。
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光明海上人の即身仏(ミイラ)が安置されているという蔵高院。即身仏は100年以上地中に眠って昭和53年に発掘される。
蔵高院の下流には黒鴨温泉がある
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蔵高院の下流には黒鴨温泉がある
帰途、添川温泉「しらさぎ荘」で日帰り入浴。白川に架かる橋より飯豊山を望む。
帰途、添川温泉「しらさぎ荘」で日帰り入浴。白川に架かる橋より飯豊山を望む。

感想

以前、残雪期に登った頭殿山から眺めた大朝日岳、置賜盆地がとても印象に残っていた。今回は季節を変えて登山道の確認を兼ねて黒鴨からのコースを登ってみた。
頭殿山は里から近くにあり、「遠い朝日」の主峰である大朝日岳を間近に望める貴重な展望台である。好天に恵まれ山頂からは雪化粧した朝日連峰など、期待通りの展望を楽しむことが出来た。頭殿山は「やまがた百名山」の一座である。

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