「駅からハイキング越生」から縦走、東飯能まで行きつけず

2015年05月03日(日) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 24.8km
• 登り: 1,241m
• 下り: 1,200m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:50

9:40 越生駅
9:50 越生町観光案内所
10:00 山吹の里
10:10 春日神社
10:10 こんぴら神社
10:20 菜の花畑
10:20 10:30 藤屋お豆腐
10:40 10:50 五大尊つつじ公園
11:00 里の駅・おごせ
11:00 金子家住宅主家・岡野家住宅
11:10 越生町観光案内所
11:10 10:20 越生駅
11:30 高取山
12:00 西山高取
12:10 大高取山
12:20 12:30 桂木観音
12:30 桂木峠
12:50 天望峠
13:20 鼻曲山
13:40 カイ立場
13:50 一本杉峠
14:00 エビガ坂
14:30 14:40 ユガテ
15:00 北向観音
15:30 物見山
16:00 日和田山
16:10 金刀比羅神社
16:30 台の高札場跡
16:40 ゴール地点高麗駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

駅からハイキング越生コースはほぼ平坦で舗装されている（寺社では階段等あり）。
歩道ないところもあるがほぼ安全。
JR越生駅−観光案内所−山吹の里歴史公園−春日神社−こんぴら山−菜の花畑−藤屋豆腐休憩−五大尊つつじ公園−里の駅おごせ−金子家住宅主家−岡野家住宅−越生市観光案内所

縦走コースはほぼトレイル。危険な岩場もある。アップダウン繰り返す。
JR越生駅−越生神社−大高取山−桂木観音−天望峠−鼻曲山−カイ立場−一本木峠−エビガ坂−ユガテ−北向地蔵−物見山−日和田山−台の高札場−西武高麗駅

その他周辺情報

越生観光案内所から「ゆうパークおごせ」行無料バスがある。1時間に1本くらい。
一般で2時間以内利用だと700円。

桂木観音の駐車場スペースにトイレ、自販機あり、貴重。

物見山手前の舗装道路に休憩できるお店があった。自販機もあり、トイレもある。貴重。

エスケープルート多数ある。

写真

5/3 9:36

9：36　越生駅前の看板。駅の中と外にきれいなトイレがある。

5/3 9:37

駅前には食料品店が2件。果物や飲料、生花などを扱っている。

5/3 9:37

越生駅。東武越生線とJR八高線が入っていて、東上線からだとスイカでは2回タッチする。ホームを出るときと駅を出るとき。1回目に運賃が出て引かれ、2回目は0円と出て引かれない。ふしぎ。

5/3 9:38

9：38　観光案内所で「駅からハイキング」参加の受付をする。缶バッチと地図をもらって出発。

5/3 9:43

9：43　身支度をして駅に戻り、東へ進む。案内板がある。

5/3 9:45

9：45　越辺川おっぺがわ。山吹大橋。向こうに人道橋があるので、あっちを渡りたい。

5/3 9:45

山吹橋という名前だった。

5/3 9:46

越辺川。

5/3 9:48

9：48　渡ると山吹の里がある。水車があって階段で丘を登っていく。

5/3 9:48

越生は太田道灌ゆかりの地である。…山吹の里は古くから山吹の自生地であり、山吹の小字（地名）があり、…生越氏一族の山吹氏が居た…。

5/3 9:48

山吹の里あたりで、大田道灌が蓑を借りに尋ねた貧しい民家で応対に出た少女が一輪の山吹を差し出した。のちに「七重八重花は咲けども山吹の実の（蓑）一つ無きぞ悲しき」の歌にちなんだものと知り、道灌が歌道を目指すきっかけになったとのこと。

5/3 9:48

5/3 9:49

大田道灌時代の関東状勢図など

5/3 9:52

遊歩道の上に見晴らし台があった。正面の奥の山が大高取山。

5/3 9:52

山吹大橋ができる前の案内図ですね。

5/3 9:55

9：55　降りてきた。

5/3 9:56

一重の山吹

5/3 9:56

七重八重の山吹。

5/3 10:05

10：05　越生総社春日神社

5/3 10:06

かわった形の社殿です

5/3 10:07

松山県道踏切渡る。

5/3 10:09

五大尊のつつじが見える。

5/3 10:09

マンホールは、おごせ、はとやま、もろやまと書いてある。

5/3 10:10

10：10　こんぴら山公園。急な階段を上っていくが、スロープもある。

5/3 10:10

魚供養の碑　平成五年　これからが大事です

5/3 10:10

読めませんでした。

5/3 10:11

10：11　琴平神社（一応山頂です）

5/3 10:12

こんな風にも撮れます。なかなかつつじ咲いてます。

5/3 10:20

10：20　菜の花畑。もうだいたい終わってます。

5/3 10:20

切り出した山。

5/3 10:20

第一大谷踏切あたりでした。

5/3 10:21

10：21　藤屋こだわりとうふ製造直売所。トイレも貸してもらえます。自転車もかけられます。

5/3 10:26

10：26　迷った末、お豆腐チーズケーキにしました。こってりして美味しかったデス。200円ちょっとでした。10分滞在。

5/3 10:31

10：31　旧道の路傍の仏。

5/3 10:33

10：33　黒山三滝道　道標

5/3 10:33

道標前あたり

5/3 10:35

五大尊近づいてきました。お囃子が聞こえます。

5/3 10:38

10：38　祭礼中でした。獅子舞してます。つつじ祭中は自然環境保全協力金200円を観光協会に払います。

5/3 10:39

庚申大神の碑

5/3 10:42

板石碑多数。

5/3 10:42

馬頭尊

5/3 10:45

右は　日本三社　五大尊明王。左は読めませんでした。

5/3 10:45

5/3 10:46

五大尊社殿、たくさんの方が詰めていました。

5/3 10:48

つつじ越しに眺めます。

5/3 10:54

10：54　生越黒岩道　江戸-大正期とあります

5/3 10:56

渋団扇発祥の地

5/3 10:56

10：56　里の駅・おごせ（チェックポイント）うめりんスタンプを押す。このあたりで土地の方とお話し、団扇店まで案内された。

5/3 11:01

11：01　うちわ貼り体験のできるしまの団扇店

5/3 11:01

リュックにも入れられるデザインの団扇。その左下は自転車柄！

5/3 11:02

11：02　旧金子家主屋

5/3 11:03

同

5/3 11:03

当時は和田村であったので「和田横丁」と呼んだ。隣に道路元標。

5/3 11:03

越生町道路元標。一段高く保存されている。

5/3 11:05

禅心無形流道場跡の碑。春日神社に奉納した額の写真。

5/3 11:05

甲源一刀流の創始者逸見太四郎の高弟であった田嶋七郎左衛門が「禅心無形流」を興した記念に奉納したものだそう。

5/3 11:05

岡野家住宅。

5/3 11:06

気になる一里飴。一袋がけっこう大きかったので遠めで見るだけになった。観光案内所に戻り、ゴール受付をしてうめりんクリアファイルをもらった。

5/3 11:22

11：22　越生町警察署跡。

5/3 11:24

越生神社方向へ。

5/3 11:25

11：25　越生神社参道。庚申塔。

5/3 11:26

トイレも借りられそう。

5/3 11:27

11：27　山道に入る。

5/3 11:28

5/3 11:31

5/3 11:34

11：34　高取山170m

5/3 11:49

キランソウかな

5/3 11:51

しっかりした道標

5/3 11:59

5/3 12:01

12：01　西山高取かな。

5/3 12:07

大高取山を目指す

5/3 12:11

12：11　山頂への分岐点

5/3 12:12

頂上でなかったかも。頂上は376.2m

5/3 12:13

5/3 12:14

桂木観音を目指す

5/3 12:24

5/3 12:25

12：25　桂木観音

5/3 12:26

きれいな彩色の彫刻。

5/3 12:27

階段を下りると舗装道。トイレと自販機がある。右へ向かい民家を過ぎるとトレイル。

5/3 12:34

5/3 12:35

12：35　桂木峠

5/3 12:35

道が分岐している。右の道から来て左へ。正面の道は吾野−顔振峠−毛呂をつないでいる？

5/3 12:39

5/3 12:46

12：46　天望峠。舗装道を渡る。

5/3 12:46

鼻曲山、一本杉峠を目指す

5/3 13:02

5/3 13:02

368.1mのピーク？

5/3 13:08

13：08　送電線の下を通る

5/3 13:12

5/3 13:22

13：22　鼻曲山山頂447.3m

5/3 13:24

三角点。

5/3 13:24

はんまがやまと読むらしい。このあと道は大変なことに。

5/3 13:30

13：30　岩場抜けました。

5/3 13:34

13：34　岩場危険って、もう通ってきちゃった。こちらからの人が多いのかな。

5/3 13:35

子ども連れでは絶対行きたくないです。

5/3 13:39

13：39　カイ立場。民家のある方に下りられる分岐点。

5/3 13:39

5/3 13:49

13：49　一本杉峠490m。本日の最高地点なんだけど峠。

5/3 13:49

一本杉、立派な木です。

5/3 13:53

13：53　北向地蔵に向かいます

5/3 13:55

15：55　ここは一本杉から来て、道標の反対側に向かう。吾野に行かない。

5/3 13:59

13：59　北向地蔵に向かう。ここで、ユガテを通るものだと思ってしまった。

5/3 14:07

14：07　送電線の鉄塔の下を通る。

5/3 14:10

14：10　北向地蔵に向かう

5/3 14:12

14：12　エビガ坂に向かう。北向地蔵どこ行った。

5/3 14:13

5/3 14:14

14：14　ここでいったん鎌北湖に向かうべきだったのだろう。舗装道路に出て進む。

5/3 14:36

14：36　民家のあるところに出た。ユガテに行くものだと思っている。でも東吾野にはいかないのだが。

5/3 14:39

沢山のハイカーが東吾野方面に消えていった。トレイルランナーがいて、道を教えてくれた。道標に北向地蔵が出たのでそちらに向かう。

5/3 15:05

15：05　ユガテが後ろになった。

5/3 15:12

15：12　北向地蔵が見えた

5/3 15:12

武蔵横手駅に行ける。今日のタイムリミットは17時なのであと1時間は進むことにする。

5/3 15:13

15：12　北向地蔵　天明6年の悪疫を防ぐため、野州岩舟地蔵尊から分身して、岩舟地蔵尊に向い合せて北面に向けて守護神としたものとか。

5/3 15:13

15：13　物見山を目指す。

5/3 15:19

立派な切通し。広い平坦な道が続く。

5/3 15:30

5/3 15:31

15：31　「山」たしかに

5/3 15:32

15：32　物見山375m。でも東の方が少し高いので行ってみる。

5/3 15:34

15：34　基本測量　三角点とある白い標。

5/3 15:35

一等三角点。ここですね、物見山山頂は。

5/3 15:47

15：47　舗装道路に出る。売店があり、自販機がある。道の反対側にはトイレもある。ボットンなので大事なものを落とさないように注意。

5/3 15:51

15：51　高指山山頂への舗装道の脇に日和田山への道。

5/3 15:57

15：57　日和田山山頂間近

5/3 16:00

16：00　褶曲した岩。

5/3 16:01

16：01　日和田山頂に着いた。高指山方向から来た。

5/3 16:01

昨日も来たな。今日はもう誰もいない。

5/3 16:02

今日は　四等三角点の面から撮影。

5/3 16:02

いい景色。16時になったので、高麗峠を経て天覧山に向かう部分はカットして、高麗駅で上がることにする。

5/3 16:06

16：04　武尊山大権現　御嶽山○○大権現　…大権現

5/3 16:07

金刀比羅神社鳥居　すぐの山は大山？　

5/3 16:25

16：25　台の高札場見つけた。切支丹宗門のことが書かれているのが掲げられている。鹿台橋からの細い道との分岐に建っている。昭和60年に復元されたもの。

5/3 16:25

平成16年の説明版。ハングル併記なのが、この地を朝鮮の人が訪れることが多いことを感じさせる。

撮影機器：

TG-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

1/25 000地形図 ガイド地図 計画書 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ 救急セット 夜行セット タオル 着替え 携帯電話 時計 カメラ 7分パン ゲーター アーマー 帽子 サンスクリーン トレランシューズ 食料（パン2個おにぎり1個） スポドリ。

感想

KAKEKO

計画では日和田山のあと、高麗峠−天覧山を経て東飯能にゴールするはずだった。

JRの「越生駅からハイキング」は5/17まで。5km3時間のコースだそう。短めなので、先日終了した高麗を通過して東飯能に出て「えきぽ東飯能（6km1時間25分）」をやって終ろうと企画した。ところが越生から高麗までの山中はけっこう骨もあってそんなにサクサク進めるコースではなかった。少なくとも私には…

越生はハイキングの町を目指すということで、いろんなところで声をかけていただいた。地元の方とお話しできるのも楽しい経験です♪

気温も前日前々日に比べると若干涼しい。立ち止まってお話してると汗冷えするくらい。10時のおやつに甘いお豆腐チーズケーキを食べていい感じの補給。五大尊のつつじを堪能して、越生駅前に戻る。

駅前でおにぎりを仕込んで行動食にしようと思うが売切れ（＠＠）
パンを二個買って、リュックにぶら下げて出発。昨日買った梅おにぎりもまだ持ってる。ゆっくり食事の時間は取れないだろうから、12時、14時、16時を目安に補給を考えて出発。飲料は500ml。少ない気もするが涼しいのでそんなにがぶがぶ飲む感じではない。山への出発は11時半近い。早いとは言えないが、西武線へのエスケープが出来そうなので不安はない。

皆さんの踏み跡を頼りに決めたコースを地図に落としたものを持ってたどる。道標がかなり頻繁に出てくる。さすがハイキングタウン。13時前、天望峠あたりでパン1個補給。

淡々と進む。小刻みなアップダウンがあり厳しい。桂木観音過ぎたあたりで女性ランナーが元気よくやってきたので「どちらから？」と尋ねると「横手駅から」とのこと。西武線の駅だろう。どのくらい遠いか見当がつかない。

鼻曲山が近いかなと思うあたりで、急な登り、切れたロープ場（ロープは使わなかった）痩せた尾根の上を這うようにして進んでいった。足元がかなりしっかりしているので、3点支持で行った。ポールは役に立たないと思う。
ずいぶん長い時間がかかったように思ったが、そんなでもなかった。抜けるとまた道標が出てきて「行かない方がよい道」と表現されていた。

カイ立場に出て一息つく。
持っているのは25000分の1の地図。ユガテに向かって歯車が狂う。しかしハイカーやランナーが急に増えた。現在位置が不明になってきた。奥の手を使う前にまず道を尋ねたりしてみる。地図の場所を示されて、「ええっ、そんな？！」と思うが地形や道標の感じではまったくその通りだった。
15時過ぎ、北向観音にちゃんと出た。ここで2個目のパン補給。その先は難しいことはなく、物見山への道はこんなでいいのかと思うくらいよく整備されていた。

物見山からはよく整備されたコースで、舗装路に出る場面ではお店があり自販機があり、トイレもあった。飲料はまだ残っていたが、刷新する。スポドリから果汁25％のオレンジジュースになった。高指山は塔が立っているあたりと見当をつけて素通り、日和田山へ西から向かう。

日和田山でぴったり16時。高麗駅まで30分くらいだろうか。いいころあいだと思って終了することにした。
日和田山から下りるとき、下の鳥居の先のこぶを南から巻こうとしたら（前回は北から降りたので砂利道になってしまってつまらなかった。）すごい直滑降のコースで、鹿台橋の真上、民家のある場所で東西に行ける道に出てしまった。すぐ下にバス通りが見えるけど、東がいいか西がいいか…。住人の小学生と目があったので訊いてみたら「どっちも行けるけど、西からも行ける」とのこと。東は前回使ったコースとみてお言葉に従う。実は東が近かったでしたが、素敵な遠回りでした。

ずっと尾根道だったので渡渉とかないのは良かったけど、岩場はしんどくて、これは物流の道だったのか信仰の道だったのかちょっと考えました。人が移動する道だとするとありだと思いました。高麗から飯能へと行くのは秩父道のバリエーションコースかもしれないので、チャンスがあればまた通ると思います。

楽しかったデス！　もうちょっとアップダウンに強くならねば！