滝子山(寂ショウ尾根)笹子駅↑/初狩駅↓
- GPS
- 08:07
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,083m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
06:49 吉久保入口
06:54 稲森神社
07:02 中央自動車道 07:03
07:06 防獣フェンス
07:11 寂ショウ尾根入口(寂惝苑入口)
07:36 #83鉄塔(小休止) 07:46
07:55 大鹿林道横断
07:56 寂ショウ尾根登山口
10:18 浜立山稜線・寂ショウ尾根下山口
10:40 滝子山 11:19
11:23 大谷ヶ丸分岐
11:25 滝子山三角点峰 11:26
11:39 男坂・女坂分岐(男坂選択)
12:00 桧平 12:02
12:30 穴沢山分岐(右折して初狩駅方面に下山) 12:31
12:54 最終水場(小休止) 13:12
13:50 滝子山分岐
14:18 初狩駅
天候 | 晴れ、笹子駅出発時-2℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
(都内−中央道−大月駅前:106km) ■復路:初狩駅発(14:34)−大月駅着(14:40)−私営駐車場−甲州街道−大月IC−中央自動車道−高井戸IC−首都高速−都内 ■駐車場:笹子駅周辺にも駐車場はあるようですが、キャパと混み具合が分からないので、以前停めたことがある大月駅近くの私営有料駐車場に停めました。大月駅前にも駐車場はありますが、24h最大料金の設定がないので一定時間以上は割高です。行きは「大月→笹子」、帰りは「初狩→大月」と中央本線の列車を利用しました。 マップコード:161 713 044*44(大月駅私営有料駐車場) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■笹子駅−滝子山 笹子駅から国道20号線に降りて大月方面(東方向)に20分ほど歩きます。吉久保地区の入口にある「滝子山」の標識を見て左折、稲村神社を右に見て中央自動車道を越えます。越えた先には防獣フェンスがあります。このフェンスの手前に数台駐車できそうです。 防獣フェンスを越えても林道は舗装されていて車は入れそうですが、寂ショウ尾根の入口を探します。防獣フェンスから5分ほど登ってくると右手に入る細道があります。細道の入口には標識はありませんが、林道から離れ細道を少し入ると危険と書かれた寂ショウ尾根入口の看板があります。更に「この先の登山道は難路である寂ショウ尾根...滑落が多発していて危険です」、「この先ロープ、ハーネス必須」の注意喚起の貼り紙があります。 山頂までソロで登った感じでは、特にロープ・ハーネスの必要性は感じませんでしたが、複数人のパーティでは、細尾根のコンテ、急な岩稜の登りではビレーが必要になるケースもあるのでしょう。ヘルメットはあった方が安全です。 ■滝子山−初狩駅 下山は初狩駅を目指して下りましたが、寂ショウ尾根のような難路ではなく、ほぼ下り基調の登山道です。寂ショウ尾根では使用しなかったストックを目一杯伸ばしました。 |
写真
感想
年末年始の連休、年末は所用の連続で2023年度最後の山行は流れてしまった。2024年度最初の山行は久しぶりに信州北信の未踏の里山を2日、3日と二日間で2つの山を登る予定をしていた。
元旦の深夜に出発するつもりで、車にすべて積み込んで早めに寝ようとしていた。このとき揺れがきた。水槽の水が一部溢れた。震度3程度では溢れない水に慌ててテレビを点けた。能登半島の地震だった。どのチャンネルもお正月の特番を中止して、地震の放送に切り替えたようだった。
結局、眠れないまま地震の報道を深夜遅くまで見ていた。
2日朝、自宅で目が覚めた。9時を過ぎていた。テレビを点けると中止だろうと思っていた箱根をやっていた。他チャンネルは皆地震報道をやっていたので、いまから信州に行く気にはならず、地震報道を見ながら溜まっている下書きの過去レコに手を加え始めた。
日が経つにつれ能登半島地震の悲惨さが拡大してきた。信州・野沢温泉方面を予定していた年始の山行だったが、この地震により気合いはそがれ、冬山の道具を車から降ろした。
関東地方の5日、6日は好天予報が続いている。この地震で信州方面は中止したが、近場で前から気になっていた「寂ショウ尾根」を登ってみることにした。寂ショウ尾根は滝子山の南陵のことであるが、滝子山を含めてこの山域の山はほとんど登ったことがない。
寂ショウ尾根の登山口には「危険」、「難路」、「ロープ・ハーネス必須」などの貼り紙がたくさんあった。たしかに寂ショウ尾根の後半は難路ではあるが技術的に特別難しいことはないと思う。ただ難路が長いだけに少しでも気を抜くと浮き石に乗ったり、落ち葉下の石につまずいたり、滑落、転落、墜落などが起きるかもしれない。
いいねした人