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Yamareco

記録ID: 6293497
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ハイキング
奥秩父

滝子山(寂ショウ尾根)笹子駅↑/初狩駅↓

2024年01月05日(金) [日帰り]
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GPS
08:07
距離
13.5km
登り
1,083m
下り
1,230m

コースタイム

日帰り
山行
7:11
休憩
0:40
合計
7:51
6:27
252
10:39
11:19
179
14:18
06:27 笹子駅
06:49 吉久保入口
06:54 稲森神社
07:02 中央自動車道 07:03
07:06 防獣フェンス
07:11 寂ショウ尾根入口(寂惝苑入口)
07:36 #83鉄塔(小休止) 07:46
07:55 大鹿林道横断
07:56 寂ショウ尾根登山口
10:18 浜立山稜線・寂ショウ尾根下山口
10:40 滝子山 11:19
11:23 大谷ヶ丸分岐
11:25 滝子山三角点峰 11:26
11:39 男坂・女坂分岐(男坂選択)
12:00 桧平 12:02
12:30 穴沢山分岐(右折して初狩駅方面に下山) 12:31
12:54 最終水場(小休止) 13:12
13:50 滝子山分岐
14:18 初狩駅
天候 晴れ、笹子駅出発時-2℃
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
■往路:都内−首都高速−高井戸IC.−中央自動車道−大月IC−甲州街道−大月駅前−私営有料駐車場−大月駅発(05:54)−笹子駅着(06:06)
(都内−中央道−大月駅前:106km)

■復路:初狩駅発(14:34)−大月駅着(14:40)−私営駐車場−甲州街道−大月IC−中央自動車道−高井戸IC−首都高速−都内

■駐車場:笹子駅周辺にも駐車場はあるようですが、キャパと混み具合が分からないので、以前停めたことがある大月駅近くの私営有料駐車場に停めました。大月駅前にも駐車場はありますが、24h最大料金の設定がないので一定時間以上は割高です。行きは「大月→笹子」、帰りは「初狩→大月」と中央本線の列車を利用しました。
マップコード:161 713 044*44(大月駅私営有料駐車場)
コース状況/
危険箇所等
■笹子駅−滝子山
笹子駅から国道20号線に降りて大月方面(東方向)に20分ほど歩きます。吉久保地区の入口にある「滝子山」の標識を見て左折、稲村神社を右に見て中央自動車道を越えます。越えた先には防獣フェンスがあります。このフェンスの手前に数台駐車できそうです。

防獣フェンスを越えても林道は舗装されていて車は入れそうですが、寂ショウ尾根の入口を探します。防獣フェンスから5分ほど登ってくると右手に入る細道があります。細道の入口には標識はありませんが、林道から離れ細道を少し入ると危険と書かれた寂ショウ尾根入口の看板があります。更に「この先の登山道は難路である寂ショウ尾根...滑落が多発していて危険です」、「この先ロープ、ハーネス必須」の注意喚起の貼り紙があります。
山頂までソロで登った感じでは、特にロープ・ハーネスの必要性は感じませんでしたが、複数人のパーティでは、細尾根のコンテ、急な岩稜の登りではビレーが必要になるケースもあるのでしょう。ヘルメットはあった方が安全です。

■滝子山−初狩駅
下山は初狩駅を目指して下りましたが、寂ショウ尾根のような難路ではなく、ほぼ下り基調の登山道です。寂ショウ尾根では使用しなかったストックを目一杯伸ばしました。
大月駅前の駐車場は一日最大料金がないので、駅から2分ほど離れた一日max1200円の私営駐車場に駐めました。
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大月駅前の駐車場は一日最大料金がないので、駅から2分ほど離れた一日max1200円の私営駐車場に駐めました。
甲府行き5:54の列車に乗るべく大月駅に来ましたが、まだ真っ暗です。久しぶりに列車に乗りますが、PASMOは使用できました。
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甲府行き5:54の列車に乗るべく大月駅に来ましたが、まだ真っ暗です。久しぶりに列車に乗りますが、PASMOは使用できました。
笹子駅で降りました(大月−笹子:240円)まだ真っ暗なので白んで来るまで駅で時間を潰します。
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笹子駅で降りました(大月−笹子:240円)まだ真っ暗なので白んで来るまで駅で時間を潰します。
6時半頃、多少明るくなってきたので国道20号線(甲州街道)を大月方面に歩きます。
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6時半頃、多少明るくなってきたので国道20号線(甲州街道)を大月方面に歩きます。
滝子山に向かって標識は豊富です。交差点、曲がり角には標識があります。
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滝子山に向かって標識は豊富です。交差点、曲がり角には標識があります。
古い案内板があります。この案内板では寂ショウ尾根らしきは書かれているものの、登山道の記載はなく、大鹿峠経由で登られていたようです。
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古い案内板があります。この案内板では寂ショウ尾根らしきは書かれているものの、登山道の記載はなく、大鹿峠経由で登られていたようです。
この案内板では、道証地蔵からの登山道が記されています。
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この案内板では、道証地蔵からの登山道が記されています。
中央自動車道の上を通過します。
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中央自動車道の上を通過します。
中央自動車道の上を渡る橋から眺めた滝子山です。中央右の尾根が寂惝尾根(滝子山南陵)ですが、予想よりも穏やかな尾根に見えます。
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中央自動車道の上を渡る橋から眺めた滝子山です。中央右の尾根が寂惝尾根(滝子山南陵)ですが、予想よりも穏やかな尾根に見えます。
中央自動車道を過ぎると山域に入りますが、ここに防獣フェンスがあります。鍵はなくフェンスは車が通過できるほど広く開きます。
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中央自動車道を過ぎると山域に入りますが、ここに防獣フェンスがあります。鍵はなくフェンスは車が通過できるほど広く開きます。
防獣フェンスから5分ほど登ってくると、右に入る細道があります。入口に標識はありませんが、ここが寂惝苑の入口です。入ると寂ショウ尾根の記述があります。
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防獣フェンスから5分ほど登ってくると、右に入る細道があります。入口に標識はありませんが、ここが寂惝苑の入口です。入ると寂ショウ尾根の記述があります。
更に、滑落多く危険、ロープ・ハーネス必須などの注意喚起があります。
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更に、滑落多く危険、ロープ・ハーネス必須などの注意喚起があります。
ここまでは特に危険箇所はありません。鉄塔のある場所が休憩には最適です。
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ここまでは特に危険箇所はありません。鉄塔のある場所が休憩には最適です。
鉄塔から20分ほど登ると林道に飛び出しました。防獣フェンスから続いている大鹿林道のようです。
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鉄塔から20分ほど登ると林道に飛び出しました。防獣フェンスから続いている大鹿林道のようです。
大鹿林道の対岸に寂ショウ尾根の登山口があります。ここからが寂ショウ尾根の本格登りになるようです。
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大鹿林道の対岸に寂ショウ尾根の登山口があります。ここからが寂ショウ尾根の本格登りになるようです。
林道からの出だしはトラロープなどもあり難路を予想させましたが、少し登ると斜度はありますがブナの美尾根が続きます。
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林道からの出だしはトラロープなどもあり難路を予想させましたが、少し登ると斜度はありますがブナの美尾根が続きます。
山頂が近づいてくると、それまでの美尾根は岩稜に変わり、難路が続きます。岩登りもあり、ピッチで-級程度かな、ルートグレードで教蘢度だと思います。
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山頂が近づいてくると、それまでの美尾根は岩稜に変わり、難路が続きます。岩登りもあり、ピッチで-級程度かな、ルートグレードで教蘢度だと思います。
寂ショウ尾根は灌木が多く展望にはあまり恵まれないですが、それでもキョロキョロしながら登ると、富士山や南アがときどき見えます。
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寂ショウ尾根は灌木が多く展望にはあまり恵まれないですが、それでもキョロキョロしながら登ると、富士山や南アがときどき見えます。
稜線まで登ってきました。ここで寂ショウ尾根は終わりです。この尾根を下る人たちへの注意喚起の貼り紙があります。
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稜線まで登ってきました。ここで寂ショウ尾根は終わりです。この尾根を下る人たちへの注意喚起の貼り紙があります。
滝子山の山頂です。山梨百名山の山頂標がありますが、だいぶ年季の入った標柱です。
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滝子山の山頂です。山梨百名山の山頂標がありますが、だいぶ年季の入った標柱です。
滝子山山頂からの富士山です。手前の山影は三ッ峠山です。
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滝子山山頂からの富士山です。手前の山影は三ッ峠山です。
秀麗富嶽十二景四番山頂の標記があります。
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秀麗富嶽十二景四番山頂の標記があります。
下山をしてきました。最初の分岐は大谷ヶ丸です。往復2時間ほどですが、中央道の渋滞を避けるため初狩駅に向かいます。
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下山をしてきました。最初の分岐は大谷ヶ丸です。往復2時間ほどですが、中央道の渋滞を避けるため初狩駅に向かいます。
滝子山三角点峰です。
基準点名:滝子山 等級:二等 標高:1590.27m
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滝子山三角点峰です。
基準点名:滝子山 等級:二等 標高:1590.27m
穴沢山分岐を右折して初狩駅方面に下ってきました。初狩から滝子山に登ってくると最終水場のようです。ベンチも2つあります。
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穴沢山分岐を右折して初狩駅方面に下ってきました。初狩から滝子山に登ってくると最終水場のようです。ベンチも2つあります。
水場の水は十分な量が出ていました。
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水場の水は十分な量が出ていました。
14時が過ぎました。藤沢地区まで降りてきました。藤沢子神社付近で振り返った滝子山です。
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14時が過ぎました。藤沢地区まで降りてきました。藤沢子神社付近で振り返った滝子山です。
初狩駅まで下ってきました。時間は14時20分です。山頂から初狩駅まで誰1人とも会っていません。14時34分の高尾行きで大月駅まで戻ります。お疲れ〜...
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初狩駅まで下ってきました。時間は14時20分です。山頂から初狩駅まで誰1人とも会っていません。14時34分の高尾行きで大月駅まで戻ります。お疲れ〜...

感想

年末年始の連休、年末は所用の連続で2023年度最後の山行は流れてしまった。2024年度最初の山行は久しぶりに信州北信の未踏の里山を2日、3日と二日間で2つの山を登る予定をしていた。
元旦の深夜に出発するつもりで、車にすべて積み込んで早めに寝ようとしていた。このとき揺れがきた。水槽の水が一部溢れた。震度3程度では溢れない水に慌ててテレビを点けた。能登半島の地震だった。どのチャンネルもお正月の特番を中止して、地震の放送に切り替えたようだった。
結局、眠れないまま地震の報道を深夜遅くまで見ていた。

2日朝、自宅で目が覚めた。9時を過ぎていた。テレビを点けると中止だろうと思っていた箱根をやっていた。他チャンネルは皆地震報道をやっていたので、いまから信州に行く気にはならず、地震報道を見ながら溜まっている下書きの過去レコに手を加え始めた。
日が経つにつれ能登半島地震の悲惨さが拡大してきた。信州・野沢温泉方面を予定していた年始の山行だったが、この地震により気合いはそがれ、冬山の道具を車から降ろした。

関東地方の5日、6日は好天予報が続いている。この地震で信州方面は中止したが、近場で前から気になっていた「寂ショウ尾根」を登ってみることにした。寂ショウ尾根は滝子山の南陵のことであるが、滝子山を含めてこの山域の山はほとんど登ったことがない。
寂ショウ尾根の登山口には「危険」、「難路」、「ロープ・ハーネス必須」などの貼り紙がたくさんあった。たしかに寂ショウ尾根の後半は難路ではあるが技術的に特別難しいことはないと思う。ただ難路が長いだけに少しでも気を抜くと浮き石に乗ったり、落ち葉下の石につまずいたり、滑落、転落、墜落などが起きるかもしれない。

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3/5
体力レベル
3/5

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