2日目の朝、海部の生本旅館の自分的には満点の朝食。納豆・海苔・生卵の古典的な3点セットに、バナナ・ヨーグルト・コーヒーの3点。完璧である。
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12/9 6:32
2日目の朝、海部の生本旅館の自分的には満点の朝食。納豆・海苔・生卵の古典的な3点セットに、バナナ・ヨーグルト・コーヒーの3点。完璧である。
旅館のご夫婦に見送られ、オロナミンCドリンクまで頂いた。そのため宿の写真が撮れなかったが、この先にある。ところでここは海部郡海陽町。旧海部町の中心街である。
1
12/9 7:13
旅館のご夫婦に見送られ、オロナミンCドリンクまで頂いた。そのため宿の写真が撮れなかったが、この先にある。ところでここは海部郡海陽町。旧海部町の中心街である。
まずは、明現神社。妙見山の山頂に本殿がある。ここも社叢林が残されている。
1
12/9 7:15
まずは、明現神社。妙見山の山頂に本殿がある。ここも社叢林が残されている。
朝日に照らされた照葉樹林は美しい。
1
12/9 7:15
朝日に照らされた照葉樹林は美しい。
ここは、ヤッコソウ自生地として、天然記念物に指定されている(県指定)。
1
12/9 7:19
ここは、ヤッコソウ自生地として、天然記念物に指定されている(県指定)。
牧野富太郎は隣の高知の人だったな。
2
12/9 7:19
牧野富太郎は隣の高知の人だったな。
妙見山からの展望。
1
12/9 7:20
妙見山からの展望。
明現神社の本殿。ヤッコソウのおかげだろうか、ここの社叢林は(昨日と違って)遊歩道が整備されていて、樹の観察がしやすい。
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12/9 7:26
明現神社の本殿。ヤッコソウのおかげだろうか、ここの社叢林は(昨日と違って)遊歩道が整備されていて、樹の観察がしやすい。
そう広くはないが、巨木が多い。
1
12/9 7:29
そう広くはないが、巨木が多い。
カクレミノだ。初見。
1
12/9 7:30
カクレミノだ。初見。
カクレミノの実。
1
12/9 7:30
カクレミノの実。
スダジイだ(親切にも樹名表示があった)。
1
12/9 7:31
スダジイだ(親切にも樹名表示があった)。
ヤッコソウはシイのみに寄生する。森の中に入って探し回るが、なかなか見つからない。11月中下旬が花期というので、遅かったかな。
1
12/9 7:31
ヤッコソウはシイのみに寄生する。森の中に入って探し回るが、なかなか見つからない。11月中下旬が花期というので、遅かったかな。
ありました、ありました。一か所だけまだ残っていました。
1
12/9 7:34
ありました、ありました。一か所だけまだ残っていました。
ヤッコソウです。牧野富太郎により命名。これが花。
8
12/9 7:34
ヤッコソウです。牧野富太郎により命名。これが花。
終期なので、受粉したあとの雌しべの姿ということらしいです。徳島県南部が北限だという。あとは足摺岬と鹿児島以南。見れてよかった。
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12/9 7:33
終期なので、受粉したあとの雌しべの姿ということらしいです。徳島県南部が北限だという。あとは足摺岬と鹿児島以南。見れてよかった。
森の中には、センリョウに、、、
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12/9 7:36
森の中には、センリョウに、、、
これはタイミンタチバナか?
1
12/9 7:37
これはタイミンタチバナか?
葉脈が見えるからミミズバイのようだ。
1
12/9 7:38
葉脈が見えるからミミズバイのようだ。
しかし、ミミズバイにしては冬芽が微妙。ヒメユズリハかもしれないが、幼樹なので何とも言えない。(この後も悩まされる)
1
12/9 7:38
しかし、ミミズバイにしては冬芽が微妙。ヒメユズリハかもしれないが、幼樹なので何とも言えない。(この後も悩まされる)
これはコバンモチ。紀伊半島以南。何故断言できるかというと、、、
1
12/9 7:40
これはコバンモチ。紀伊半島以南。何故断言できるかというと、、、
樹名表示があったからだ。コバンモチはこの付近にはとても多い樹のようだが、なかなか見つけられなかった。
1
12/9 7:40
樹名表示があったからだ。コバンモチはこの付近にはとても多い樹のようだが、なかなか見つけられなかった。
コバンモチの葉。葉で同定するのは難しそう。
1
12/9 7:40
コバンモチの葉。葉で同定するのは難しそう。
妙見山を降りると海部川。せっかくだから、あの樹は何か確かめてみよう。
2
12/9 7:54
妙見山を降りると海部川。せっかくだから、あの樹は何か確かめてみよう。
裏がまっしろなので、ジャヤナギのようだ。川の下流に多いという。どこにでもあるが、川辺の自然もなかなか残されていないからなあ。
1
12/9 7:56
裏がまっしろなので、ジャヤナギのようだ。川の下流に多いという。どこにでもあるが、川辺の自然もなかなか残されていないからなあ。
朝の河口はいいね。
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12/9 8:01
朝の河口はいいね。
鞆奥漁港。
2
12/9 8:03
鞆奥漁港。
ここから「四国のみち」となる。「洋々と広がる松原のみち」の一部である。
1
12/9 8:08
ここから「四国のみち」となる。「洋々と広がる松原のみち」の一部である。
同時に「愛吾山遊歩道」でもある。
1
12/9 8:08
同時に「愛吾山遊歩道」でもある。
石碑があった。説明を見てみよう。
1
12/9 8:09
石碑があった。説明を見てみよう。
津波が最大の自然災害なんだな。
1
12/9 8:09
津波が最大の自然災害なんだな。
振り返って。あの山には、海部城址がある。今日は時間の都合でパス。
1
12/9 8:11
振り返って。あの山には、海部城址がある。今日は時間の都合でパス。
徳島南部で最大の規模か。
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12/9 7:59
徳島南部で最大の規模か。
この写真も振り返っているが、あの小島に、、、
2
12/9 8:18
この写真も振り返っているが、あの小島に、、、
なぜか、日蓮聖人像。空海ではなくて。
2
12/9 8:17
なぜか、日蓮聖人像。空海ではなくて。
ここから登る。
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12/9 8:19
ここから登る。
この照葉樹林は、いかにも二次林で細い樹が多い。
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12/9 8:25
この照葉樹林は、いかにも二次林で細い樹が多い。
シダが多い。
1
12/9 8:27
シダが多い。
コウヤボウキがまだ咲いていた。
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12/9 8:33
コウヤボウキがまだ咲いていた。
愛吾山登頂です。展望台になっている。
1
12/9 8:34
愛吾山登頂です。展望台になっている。
しかし、展望は今一つ。
2
12/9 8:35
しかし、展望は今一つ。
またまたタイミンタチバナか。
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12/9 8:40
またまたタイミンタチバナか。
いや網目が見えるので、ミミズバイか。
1
12/9 8:40
いや網目が見えるので、ミミズバイか。
この冬芽は、ヒメユズリハだ。これなら関東にも生えている。難しいね。
1
12/9 8:40
この冬芽は、ヒメユズリハだ。これなら関東にも生えている。難しいね。
ミニ八十八か所。四国八十八ヶ所をすべて回ったのと同じ功徳を得られるということで、この遊歩道にもあるわけだ。
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12/9 8:44
ミニ八十八か所。四国八十八ヶ所をすべて回ったのと同じ功徳を得られるということで、この遊歩道にもあるわけだ。
クリもあるんだな。
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12/9 8:48
クリもあるんだな。
黄色い花が沢山、、、
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12/9 8:51
黄色い花が沢山、、、
これはツワブキ。南関東にも多い。
2
12/9 8:50
これはツワブキ。南関東にも多い。
ヤブコウジ。これも南関東でよく見かける。
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12/9 8:52
ヤブコウジ。これも南関東でよく見かける。
そしてフユイチゴ。関東と変わんないな。
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12/9 8:56
そしてフユイチゴ。関東と変わんないな。
登り返して(予想外だったので意外にきつかった)、、、
1
12/9 9:01
登り返して(予想外だったので意外にきつかった)、、、
那佐展望所です。
1
12/9 9:04
那佐展望所です。
ここからは南側の海がよく見えた。
2
12/9 9:03
ここからは南側の海がよく見えた。
あれはモッコクかトベラか。
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12/9 9:04
あれはモッコクかトベラか。
葉脈が見えるからトベラだ。
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12/9 9:04
葉脈が見えるからトベラだ。
こちらがモッコクだ。
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12/9 9:14
こちらがモッコクだ。
モッコクの実。
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12/9 9:15
モッコクの実。
これは典型的なトベラで、葉が裏に巻いている。この2種はたくさんある。
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12/9 9:18
これは典型的なトベラで、葉が裏に巻いている。この2種はたくさんある。
快適な道を降りると、、、
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12/9 9:20
快適な道を降りると、、、
「ふれあいの宿 遊遊NASA」の裏に出る。
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12/9 9:23
「ふれあいの宿 遊遊NASA」の裏に出る。
ここまで歩いてきた森を振り返る。
2
12/9 9:25
ここまで歩いてきた森を振り返る。
正面には、長く伸びた那佐半島。ここも先端まで森の中を歩けるようだ。
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12/9 9:26
正面には、長く伸びた那佐半島。ここも先端まで森の中を歩けるようだ。
車道に出る。
1
12/9 9:32
車道に出る。
ここまで歩いてきた愛吾山遊歩道の地図。2時間コースだな。
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12/9 9:35
ここまで歩いてきた愛吾山遊歩道の地図。2時間コースだな。
ここからしばらく車道歩きで、たいくつそうだが、、、
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12/9 9:42
ここからしばらく車道歩きで、たいくつそうだが、、、
道脇に野菊。
1
12/9 9:49
道脇に野菊。
関東ならリュウノウギクだが、四国だとノジギク(高知県物部川〜愛媛県)とかナカガワノギク(徳島県の那賀川と日和佐川)とかもある。この地点は両者の中間で分布域ではないが、、、
2
12/9 9:49
関東ならリュウノウギクだが、四国だとノジギク(高知県物部川〜愛媛県)とかナカガワノギク(徳島県の那賀川と日和佐川)とかもある。この地点は両者の中間で分布域ではないが、、、
念の為。ノジギクの総苞外片は内片より短い、リュウノウギクは同長で、これは微妙。やはりリュウノウギクかな。
1
12/9 9:50
念の為。ノジギクの総苞外片は内片より短い、リュウノウギクは同長で、これは微妙。やはりリュウノウギクかな。
ここも「四国のみち」。
1
12/9 9:56
ここも「四国のみち」。
左が愛吾山、右が那佐半島。深い入り江だ。
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12/9 10:01
左が愛吾山、右が那佐半島。深い入り江だ。
トベラの実。
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12/9 10:02
トベラの実。
ヒマワリ?まさか、冬にね。
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12/9 10:08
ヒマワリ?まさか、冬にね。
これは帰化植物だが、ニトベギク。新渡戸稲造が持ち帰ったからだとか。またの名をコウテイヒマワリ。
1
12/9 10:07
これは帰化植物だが、ニトベギク。新渡戸稲造が持ち帰ったからだとか。またの名をコウテイヒマワリ。
植栽だろうが、ビワ。
1
12/9 10:12
植栽だろうが、ビワ。
長い葉の樹が多いなあ。
1
12/9 10:12
長い葉の樹が多いなあ。
ビワは中国産だが、西日本の自生という説もあるという。
1
12/9 10:13
ビワは中国産だが、西日本の自生という説もあるという。
海沿いの道は変化があるが、車道歩きでは飽きてくる。
2
12/9 10:15
海沿いの道は変化があるが、車道歩きでは飽きてくる。
線路(のちこの線路を走る「乗り物」に乗る)。
1
12/9 10:29
線路(のちこの線路を走る「乗り物」に乗る)。
ここを右折して、車道を登っていく。四国のみちから離れるが、鈴ヶ峰への近道なのだ。
1
12/9 10:34
ここを右折して、車道を登っていく。四国のみちから離れるが、鈴ヶ峰への近道なのだ。
車道の登りは、さらにつらい。
1
12/9 10:39
車道の登りは、さらにつらい。
珍しく、紅葉。照葉樹林帯だからある方がおかしい。
2
12/9 10:44
珍しく、紅葉。照葉樹林帯だからある方がおかしい。
お言葉に甘えて、ここで休憩。しかし、こんな道を歩く人がいるのだろうか。
1
12/9 10:45
お言葉に甘えて、ここで休憩。しかし、こんな道を歩く人がいるのだろうか。
イロハモミジだ。植栽だろうな。わざわざベンチのために植えたのだろうか。
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12/9 10:45
イロハモミジだ。植栽だろうな。わざわざベンチのために植えたのだろうか。
鈴ヶ峰への道の看板がある。あくまで「遊歩道」なのだ。この付近では人気のようで、何人かのハイカーがいらした。何故かお遍路さん衣装の方も(遍路路ではないはずだが)。
2
12/9 11:01
鈴ヶ峰への道の看板がある。あくまで「遊歩道」なのだ。この付近では人気のようで、何人かのハイカーがいらした。何故かお遍路さん衣装の方も(遍路路ではないはずだが)。
あれが目指す鈴ヶ峰。右側がピークのようだ。この山は、分県登山ガイドにも出ている。
2
12/9 11:01
あれが目指す鈴ヶ峰。右側がピークのようだ。この山は、分県登山ガイドにも出ている。
まずは、人工林の林道を行く。
1
12/9 11:06
まずは、人工林の林道を行く。
これは見慣れない樹だ。
1
12/9 11:06
これは見慣れない樹だ。
イヌマキです。
1
12/9 11:06
イヌマキです。
針葉樹なので、葉脈が(見えないのではなく)ないのだ。
1
12/9 11:06
針葉樹なので、葉脈が(見えないのではなく)ないのだ。
普通のアザミ。分布的には、ヨシノアザミだろう。四国には多いようだ。
1
12/9 11:09
普通のアザミ。分布的には、ヨシノアザミだろう。四国には多いようだ。
登山口。「休んでいきよ」はさっきと同じ。あれは鈴ヶ峰ハイカーのためだったのか。
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12/9 11:15
登山口。「休んでいきよ」はさっきと同じ。あれは鈴ヶ峰ハイカーのためだったのか。
「遊歩道」らしくなだらかな広い道が続く。
1
12/9 11:24
「遊歩道」らしくなだらかな広い道が続く。
ここにも、ミニ八十八か所で、石像が沢山ある。この薬王寺は、前日参拝した。確かに、23番でご本像は薬師如来だ。
2
12/9 11:27
ここにも、ミニ八十八か所で、石像が沢山ある。この薬王寺は、前日参拝した。確かに、23番でご本像は薬師如来だ。
人工林だが、下草は豊かだ。
1
12/9 11:52
人工林だが、下草は豊かだ。
そうじ道具が置いてあった。よく整備・清掃されているようだ。
1
12/9 11:56
そうじ道具が置いてあった。よく整備・清掃されているようだ。
ここもヤッコソウの自生地で天然記念物(国指定)。
1
12/9 11:59
ここもヤッコソウの自生地で天然記念物(国指定)。
ここら山頂付近はスダジイ群落であるからこそ、ヤッコソウがある。しかし、なぜこんな山頂だけスダジイ林が残されたのか。
1
12/9 12:00
ここら山頂付近はスダジイ群落であるからこそ、ヤッコソウがある。しかし、なぜこんな山頂だけスダジイ林が残されたのか。
ヤッコソウはなかなか見つからない。代わりにセンリョウ。
2
12/9 12:01
ヤッコソウはなかなか見つからない。代わりにセンリョウ。
そしてイズセンリョウ。いずれも関東にあるが、並んでいるのは嬉しい。
1
12/9 12:03
そしてイズセンリョウ。いずれも関東にあるが、並んでいるのは嬉しい。
ヤッコソウは時期が遅かったかな。見つからなかったが、山頂を目指そう。
1
12/9 12:20
ヤッコソウは時期が遅かったかな。見つからなかったが、山頂を目指そう。
あともう一息。
2
12/9 12:21
あともう一息。
鈴ヶ峰登頂です。394m。登った、という感じはする。
2
12/9 12:22
鈴ヶ峰登頂です。394m。登った、という感じはする。
展望は海側だけだが、素晴らしい。右が、これから向かう竹ヶ島だ。
3
12/9 12:22
展望は海側だけだが、素晴らしい。右が、これから向かう竹ヶ島だ。
中央が竹ヶ島。左側の海岸線を通って行く。
2
12/9 12:23
中央が竹ヶ島。左側の海岸線を通って行く。
NPOあったかいようの活動も活発なようだ。下山します。
1
12/9 12:24
NPOあったかいようの活動も活発なようだ。下山します。
ヤッコソウもそうだが、途中気になった個所があった。山頂のすぐ下(双耳峰のもう一つの頂)になぜかこんな石垣があり、、、
1
12/9 12:13
ヤッコソウもそうだが、途中気になった個所があった。山頂のすぐ下(双耳峰のもう一つの頂)になぜかこんな石垣があり、、、
紅葉した樹があったので、寄ってみた。
1
12/9 12:14
紅葉した樹があったので、寄ってみた。
ミニ八十八か所ではない石像が並び、、、
1
12/9 12:54
ミニ八十八か所ではない石像が並び、、、
岩窟には、、、
2
12/9 12:55
岩窟には、、、
五輪塔だ。あとで調べたら、これは円通寺という古い寺跡だという。空海の修行場であったと伝えられていたが、大戦後に廃寺になったらしい。
2
12/9 12:55
五輪塔だ。あとで調べたら、これは円通寺という古い寺跡だという。空海の修行場であったと伝えられていたが、大戦後に廃寺になったらしい。
つまり、鈴ヶ峰の遊歩道は参道であったが、参拝には大変なので人も途絶え、ハイキングコースとしてだけ残った。
1
12/9 12:57
つまり、鈴ヶ峰の遊歩道は参道であったが、参拝には大変なので人も途絶え、ハイキングコースとしてだけ残った。
紅葉もイロハモミジなので寺を彩った植栽で、スダジイ林が残されたのも社叢林だったからなのではないか。そうだとしたら、今回の旅で社叢林ではない本来の植生はここだけと思い込んでいたのだが、ここも社叢林だったのだ。
2
12/9 12:56
紅葉もイロハモミジなので寺を彩った植栽で、スダジイ林が残されたのも社叢林だったからなのではないか。そうだとしたら、今回の旅で社叢林ではない本来の植生はここだけと思い込んでいたのだが、ここも社叢林だったのだ。
結局、ヤッコソウは見つからず、代わりにアリドオシ。オオアリドオシはよく見かけるが、それより棘が長い。初見です。
2
12/9 13:00
結局、ヤッコソウは見つからず、代わりにアリドオシ。オオアリドオシはよく見かけるが、それより棘が長い。初見です。
すいすいと降りてきて、海に向かう。田園地帯を行く。
2
12/9 13:37
すいすいと降りてきて、海に向かう。田園地帯を行く。
ここにもアゼトウナか。海岸ではないので、違うだろう。
1
12/9 13:40
ここにもアゼトウナか。海岸ではないので、違うだろう。
葉が薄く、茎を抱いているのでヤクシソウ。関東にもある。
1
12/9 13:41
葉が薄く、茎を抱いているのでヤクシソウ。関東にもある。
線路をバスが走っていく(のちほど乗るので解説はその時)。
1
12/9 13:46
線路をバスが走っていく(のちほど乗るので解説はその時)。
鈴ヶ峰を振り返る。右が山頂で左が円通寺跡。スダジイ林は左側の上部だけ。
2
12/9 13:49
鈴ヶ峰を振り返る。右が山頂で左が円通寺跡。スダジイ林は左側の上部だけ。
宍喰漁港。漁港はいくつ目になるかな。漁業の町が続いているわけだな。
2
12/9 14:02
宍喰漁港。漁港はいくつ目になるかな。漁業の町が続いているわけだな。
これも国指定天然記念物だ。
1
12/9 14:06
これも国指定天然記念物だ。
化石漣痕は、みてもよくわからない。
2
12/9 14:05
化石漣痕は、みてもよくわからない。
水床湾。ここも長い車道歩きがつらいけど景色に癒される。
3
12/9 14:14
水床湾。ここも長い車道歩きがつらいけど景色に癒される。
遍路道は直進だが、左へ。竹ヶ島だ。どこか島に渡って見たかった。
1
12/9 14:19
遍路道は直進だが、左へ。竹ヶ島だ。どこか島に渡って見たかった。
ありがたいことに、遊歩道となる。
1
12/9 14:25
ありがたいことに、遊歩道となる。
登りだけどね。
1
12/9 14:28
登りだけどね。
ベンチがあったので一休み。車道だと休める適地があまりないのだ。
1
12/9 14:31
ベンチがあったので一休み。車道だと休める適地があまりないのだ。
ベンチの前をふと見上げると、赤い葉が混ざっている。これはホルトノキの仲間の特徴だ。これを見つけるのが目的の一つだった。
2
12/9 14:43
ベンチの前をふと見上げると、赤い葉が混ざっている。これはホルトノキの仲間の特徴だ。これを見つけるのが目的の一つだった。
ホルトノキは葉枝基部ふくらむ、コバンモチは葉枝両端ふくらむ、と一つ覚えにしてきた。これは両端が膨らんでいる。コバンモチだ!!
1
12/9 14:46
ホルトノキは葉枝基部ふくらむ、コバンモチは葉枝両端ふくらむ、と一つ覚えにしてきた。これは両端が膨らんでいる。コバンモチだ!!
改めて見るとコバンモチの葉ではない。
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12/9 14:44
改めて見るとコバンモチの葉ではない。
これは典型的なトベラの葉ではないか。机上の予習は全然役に立たないのであった。
1
12/9 14:44
これは典型的なトベラの葉ではないか。机上の予習は全然役に立たないのであった。
展望台もあった。休める場所が沢山あっていい。
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12/9 14:50
展望台もあった。休める場所が沢山あっていい。
目指す竹ヶ島が見える。あの山頂まで行けるのだ。
2
12/9 14:51
目指す竹ヶ島が見える。あの山頂まで行けるのだ。
また出た。細長い葉。似た様なのばっかりでだんだん混乱してきたが、今度は実を付けている。紫の実。
2
12/9 14:54
また出た。細長い葉。似た様なのばっかりでだんだん混乱してきたが、今度は実を付けている。紫の実。
これはタイミンタチバナのようだ。黒い実と図鑑にあったが、これから黒くなるのだろう。
1
12/9 14:54
これはタイミンタチバナのようだ。黒い実と図鑑にあったが、これから黒くなるのだろう。
竹ヶ島の岩壁は垂直に裂けている。
2
12/9 15:02
竹ヶ島の岩壁は垂直に裂けている。
島と言っても、橋でつながっている。
2
12/9 15:03
島と言っても、橋でつながっている。
しかし、島は島。狭い島なので、漁港があって、、、
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12/9 15:06
しかし、島は島。狭い島なので、漁港があって、、、
集落の狭い路地を入ると、、、
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12/9 15:08
集落の狭い路地を入ると、、、
すぐ反対側の海に出てしまう。ここで今日、初めて住民とすれ違う。桶を抱えていて、あいさつされて和む。
1
12/9 15:08
すぐ反対側の海に出てしまう。ここで今日、初めて住民とすれ違う。桶を抱えていて、あいさつされて和む。
堤防に囲まれた狭いエリアに密集する集落の脇を登っていく。
1
12/9 15:10
堤防に囲まれた狭いエリアに密集する集落の脇を登っていく。
ここも「四国のみち」。下にはツワブキがたくさん咲いている。
1
12/9 15:09
ここも「四国のみち」。下にはツワブキがたくさん咲いている。
また出た、タイミンタチバナ。
1
12/9 15:21
また出た、タイミンタチバナ。
最初無視していたが、何度も見かけるので気になる。これも長い葉なので特に気になってくる。
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12/9 15:22
最初無視していたが、何度も見かけるので気になる。これも長い葉なので特に気になってくる。
シダかもしれないとウラを見るが、胞子はない。
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12/9 15:22
シダかもしれないとウラを見るが、胞子はない。
ランかと思ったが、枝がある。これはつる大木か。。。と思って色々調べたが、シダだった。ヒトツバ。珍しくはないらしい。胞子は胞子葉にだけ付く。
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12/9 15:22
ランかと思ったが、枝がある。これはつる大木か。。。と思って色々調べたが、シダだった。ヒトツバ。珍しくはないらしい。胞子は胞子葉にだけ付く。
ひと登りで尾根に出る。気持ちのいい道だ。
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12/9 15:23
ひと登りで尾根に出る。気持ちのいい道だ。
そして、山頂です。
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12/9 15:28
そして、山頂です。
三角点。
1
12/9 15:27
三角点。
見下ろすと島の反対側は絶壁で、絶景です。これは素晴らしいです。
2
12/9 15:24
見下ろすと島の反対側は絶壁で、絶景です。これは素晴らしいです。
さて、先に行くと海岸に出られそうだったが、時間がなく先を急ぐ。
1
12/9 15:36
さて、先に行くと海岸に出られそうだったが、時間がなく先を急ぐ。
ウバメガシが多いようだ。グニャグニャ。
1
12/9 15:37
ウバメガシが多いようだ。グニャグニャ。
ウバメガシですね。伊豆にもたくさんある。
1
12/9 15:39
ウバメガシですね。伊豆にもたくさんある。
ウバメガシだらけのようだ。
1
12/9 15:39
ウバメガシだらけのようだ。
これはタイミンタチバナ。
1
12/9 15:40
これはタイミンタチバナ。
戻ってきた。そういえば神社がなかったな。
1
12/9 15:47
戻ってきた。そういえば神社がなかったな。
竹島神社へは、別の参道を登るのだった。ここは登るしかない。ここも社叢林としてスダジイ林が残っているのだ。
1
12/9 15:48
竹島神社へは、別の参道を登るのだった。ここは登るしかない。ここも社叢林としてスダジイ林が残っているのだ。
長い石段。これもきつい。
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12/9 15:49
長い石段。これもきつい。
本殿だ。あれ、裏が見える。ご神体が裏にあるのか。
1
12/9 15:51
本殿だ。あれ、裏が見える。ご神体が裏にあるのか。
裏に回ると、御神体かどうかは分からないが、ご神木には違いない。巨木だ。
1
12/9 15:51
裏に回ると、御神体かどうかは分からないが、ご神木には違いない。巨木だ。
この樹はもしや、、、
1
12/9 15:52
この樹はもしや、、、
まさかのタイミンタチバナである。しかし、樹高10mになり直径10cmになるとはいうが、こんな巨木はありえないな。不思議だ。
1
12/9 15:52
まさかのタイミンタチバナである。しかし、樹高10mになり直径10cmになるとはいうが、こんな巨木はありえないな。不思議だ。
そして境内で、ずっと探していた樹を見つけた(と思う)。
1
12/9 15:54
そして境内で、ずっと探していた樹を見つけた(と思う)。
全縁の対生というあまりない樹。
1
12/9 15:55
全縁の対生というあまりない樹。
ミサオノキ(操の木)。常に青いから、と牧野富太郎が名付けた。紀伊半島以南。しかし、葉の先がもっと尖るし、三角の托葉があるはず。かといって何の樹か全然わからなかった。
1
12/9 15:54
ミサオノキ(操の木)。常に青いから、と牧野富太郎が名付けた。紀伊半島以南。しかし、葉の先がもっと尖るし、三角の托葉があるはず。かといって何の樹か全然わからなかった。
漁港に戻り、、、
2
12/9 15:58
漁港に戻り、、、
防波堤に囲まれた集落の先には、、、
2
12/9 15:58
防波堤に囲まれた集落の先には、、、
ハイビスカスだ。当然植栽だろうが、南国ですね。
1
12/9 16:01
ハイビスカスだ。当然植栽だろうが、南国ですね。
そして、これは自生だろう、野菊の群生。
1
12/9 16:07
そして、これは自生だろう、野菊の群生。
タイキンギクだ。冬に咲く。紀伊半島南部、四国では徳島、高知に限られる。
3
12/9 16:07
タイキンギクだ。冬に咲く。紀伊半島南部、四国では徳島、高知に限られる。
三角形の葉。
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12/9 16:07
三角形の葉。
茎はつる状で林縁や崖を一面に覆う、という。
1
12/9 16:07
茎はつる状で林縁や崖を一面に覆う、という。
島を出ると再び車道歩き。
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12/9 16:09
島を出ると再び車道歩き。
四国のみち起点とある。高知県側の起点ということ。徳島県側の終点だ。
1
12/9 16:18
四国のみち起点とある。高知県側の起点ということ。徳島県側の終点だ。
水床探求のみちコースを踏破したわけだ。
1
12/9 16:18
水床探求のみちコースを踏破したわけだ。
同時にここは、県境。
1
12/9 16:19
同時にここは、県境。
高知県に入る。
1
12/9 16:22
高知県に入る。
右奥が竹ヶ島。
2
12/9 16:24
右奥が竹ヶ島。
甲浦に着いた。先端まで言ってみよう。
1
12/9 16:38
甲浦に着いた。先端まで言ってみよう。
道は行き止まり。
2
12/9 16:43
道は行き止まり。
海岸に降りる。
2
12/9 16:41
海岸に降りる。
竹ヶ島だ。これを見たかった。左側のピークが登って来た山頂だ。
2
12/9 16:44
竹ヶ島だ。これを見たかった。左側のピークが登って来た山頂だ。
燈台への道は、閉鎖されていた。残念。
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12/9 16:45
燈台への道は、閉鎖されていた。残念。
もう日が暮れる。
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12/9 16:51
もう日が暮れる。
何とか日暮れ前に海の駅東洋町にゴールだ。
1
12/9 16:53
何とか日暮れ前に海の駅東洋町にゴールだ。
予定より1時間遅れだが、バスはまだある。
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12/9 16:54
予定より1時間遅れだが、バスはまだある。
バスで、宍喰に戻って、、、
1
12/9 17:26
バスで、宍喰に戻って、、、
今日の宿は、リゾート風ホテル。
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12/9 17:29
今日の宿は、リゾート風ホテル。
リゾート風といったが、こんな広い部屋だったとは。快適です。
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12/9 17:36
リゾート風といったが、こんな広い部屋だったとは。快適です。
夕食も豪華だったが、気に入ったのは鯛のお頭のアラの煮つけ。
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12/9 18:40
夕食も豪華だったが、気に入ったのは鯛のお頭のアラの煮つけ。
温泉もヌルヌルスべスベの良い湯だったが、写真は無し。夜明け前に昼食弁当のコンビニに買い出しに行く。
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12/10 5:47
温泉もヌルヌルスべスベの良い湯だったが、写真は無し。夜明け前に昼食弁当のコンビニに買い出しに行く。
夜明け前の海もいいね。
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12/10 6:31
夜明け前の海もいいね。
そして、部屋に戻って、、、
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12/10 6:32
そして、部屋に戻って、、、
窓から日の出です。
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12/10 6:55
窓から日の出です。
ホテルから宍喰駅まで寄っていきたいところがあった。
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12/10 7:48
ホテルから宍喰駅まで寄っていきたいところがあった。
この山である。ここも社叢林が残されている。
2
12/10 7:51
この山である。ここも社叢林が残されている。
たまたまこの看板を見つけたので、ここから登ってみる。上まで行けそうだからだ。
1
12/10 7:55
たまたまこの看板を見つけたので、ここから登ってみる。上まで行けそうだからだ。
朝日に映える照葉樹林。
1
12/10 7:59
朝日に映える照葉樹林。
もうお馴染みになったタイミンタチバナ。これは実が黒くなっている。
1
12/10 8:01
もうお馴染みになったタイミンタチバナ。これは実が黒くなっている。
こちらは赤い実だ。何の樹だろう。
1
12/10 8:02
こちらは赤い実だ。何の樹だろう。
濃い緑でいかにも常緑樹って感じ。微妙だが、クロガネモチかな。
1
12/10 8:02
濃い緑でいかにも常緑樹って感じ。微妙だが、クロガネモチかな。
クロガネモチは関東以西だが、初見。西日本には多いようだ。鋸歯が少しあるのは若木だからか。
1
12/10 8:02
クロガネモチは関東以西だが、初見。西日本には多いようだ。鋸歯が少しあるのは若木だからか。
そして、これ恐らくウバメガシ。樹形からそう思ったが、あてにならないことか、このあとわかる。
1
12/10 8:05
そして、これ恐らくウバメガシ。樹形からそう思ったが、あてにならないことか、このあとわかる。
列車に間に合うように急いで降りる。
1
12/10 8:06
列車に間に合うように急いで降りる。
宍喰駅。
2
12/10 8:14
宍喰駅。
昨日登った鈴ヶ峰。
2
12/10 8:12
昨日登った鈴ヶ峰。
かつては牟岐線が通っていたが、、、
2
12/10 8:19
かつては牟岐線が通っていたが、、、
今はこちらのホーム。
2
12/10 8:19
今はこちらのホーム。
昨日乗ったバスがやってきました。
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12/10 8:22
昨日乗ったバスがやってきました。
デュアル・モード・ビークル(DMV)といって、列車がバスに変身するのだ。次の駅が線路の終端。ここから道路となるが、、、
1
12/10 8:29
デュアル・モード・ビークル(DMV)といって、列車がバスに変身するのだ。次の駅が線路の終端。ここから道路となるが、、、
乗ったまま、タイヤが現れる。
1
12/10 8:29
乗ったまま、タイヤが現れる。
バスとなって、道路を走る。
1
12/10 8:30
バスとなって、道路を走る。
昨日も来た、海の駅東洋町に再び。
1
12/10 8:35
昨日も来た、海の駅東洋町に再び。
ここで、室戸岬へのバスに乗り換える。しかし待ち時間が1時間もある。
2
12/10 8:36
ここで、室戸岬へのバスに乗り換える。しかし待ち時間が1時間もある。
美しい海岸だが、、、
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12/10 8:36
美しい海岸だが、、、
今回の目的は照葉樹林。あの森に行きたいなあ。
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12/10 8:50
今回の目的は照葉樹林。あの森に行きたいなあ。
しかし、無理か。(渡渉は苦手)
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12/10 8:53
しかし、無理か。(渡渉は苦手)
仕方ないので、至近の公園みたいな丘に行く。
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12/10 8:55
仕方ないので、至近の公園みたいな丘に行く。
似た様な葉の常緑樹が多すぎて困る。うーん。
1
12/10 8:59
似た様な葉の常緑樹が多すぎて困る。うーん。
んっ。これはもしかしたら。
1
12/10 9:01
んっ。これはもしかしたら。
アセビではないですか。シカが食べないので、南関東や伊豆はアセビだらけ。不覚だった。アセビはすぐわかるはずなのに。
1
12/10 9:01
アセビではないですか。シカが食べないので、南関東や伊豆はアセビだらけ。不覚だった。アセビはすぐわかるはずなのに。
これは見慣れないな。
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12/10 9:06
これは見慣れないな。
枯れているのか。バカな、青々しているぞ。これはナワシログミのようだ。東海以南。
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12/10 9:06
枯れているのか。バカな、青々しているぞ。これはナワシログミのようだ。東海以南。
カクレミノは覚えたぞ。
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12/10 9:07
カクレミノは覚えたぞ。
海岸にあった一本の樹。てっきり樹形からウバメガシだと思った。
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12/10 9:10
海岸にあった一本の樹。てっきり樹形からウバメガシだと思った。
このグニャグニャの樹形。
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12/10 9:12
このグニャグニャの樹形。
しかしちょっと違うような。
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12/10 9:11
しかしちょっと違うような。
ウバメガシじゃないな。
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12/10 9:11
ウバメガシじゃないな。
あれあれ、これはヤマモモの若い花芽のようだ。
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12/10 9:12
あれあれ、これはヤマモモの若い花芽のようだ。
ヤマモモは関東でもよく見かけるが、判らなかった。うーん、難しいなあ。
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12/10 9:13
ヤマモモは関東でもよく見かけるが、判らなかった。うーん、難しいなあ。
前半戦はここまで、このあと室戸岬へ。海辺の花の大饗宴でした。室戸岬編に続きます。
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12/10 10:17
前半戦はここまで、このあと室戸岬へ。海辺の花の大饗宴でした。室戸岬編に続きます。
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