槍・穂を眺める贅沢な山時間 三股から蝶ヶ岳→常念岳 テントで2泊

2015年05月02日(土) ~ 2015年05月04日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 18.1km
• 登り: 2,444m
• 下り: 2,450m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:07
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:26

8:34 スタート地点
8:52 8:58 三股登山口
9:35 9:38 ゴジラの木
10:44 10:54 まめうち平
15:00 蝶ヶ岳テント場

2日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:10
• 合計: 7:40

6:20 蝶ヶ岳テント場
7:14 蝶槍
12:05 12:15 常念岳
14:00 常念小屋テント場

3日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:20

6:20 常念小屋テント場
8:30 前常念岳
12:28 三股登山口
12:40 駐車場

天候

1、2日目　晴れ
3日目　小雨まじりの曇り→曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場：三股駐車場　80台位　無料

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：三股に登山指導所があり、登山届をここで書いて指導員さんに現在の道の状況を聞きます。

水場：地図上は水場が3か所ありますが、蝶ヶ岳新道の上の水場はまだ雪の下です。

テント場：蝶ヶ岳テン場￥700/1人。稜線上なので風が強いがどっちを向いても展望抜群。割と平べったい？石が積み重なっていて、石の小さい良い場所は人気ですぐ埋まってしまいますが、裸足や靴下のまま歩いても平気なくらい土が付かなくて汚れなかった。
常念小屋テン場￥700/1人。階段状に均されてはいますがほとんど斜め。第1テン場は仮設トイレがあるので臭い。

その他周辺情報

山バッジ：蝶ヶ岳ヒュッテで4種類　\500 常念山荘で1種類　\500

入浴：林檎の湯屋おぶ〜に行きました。\700
http://www.orchard.co.jp/obu/index.htm
ぬるめのお湯が多くてゆっくり浸かれました。炭酸泉と酸素泉が良かったです。

絶対おすすめ！松本駅近くのクレープ屋さん。
漫画家の鈴木ともこさんが日本一のクレープ屋と紹介してます♪
「クレープ工房　松本店」
http://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20014619/

写真

5/2 8:34

8:30駐車場は満車で近くの路肩に縦列駐車しました。

5/2 8:53

三股の登山指導所で登山届を書きます。指導員さん曰く、三股〜常念の道はグチャグチャで足が泥だらけになるとのこと。

5/2 9:00

指導所裏の橋を渡るとすぐ蝶、常の分岐。

5/2 9:12

吊り橋。

5/2 9:13

北アルプスの雪解け水〜。

5/2 9:24

力水。水汲んでおけば良かった・・。

5/2 9:35

有名なゴジラみたいな木。

5/2 10:32

5/2 10:35

まめうち平のちょっと手前。雪が出てきた。

5/2 10:44

まめうち平。少しひらけてて、腰掛られる木もあるので皆ここでアイゼンの着脱してました。

5/2 10:54

アイゼンは重いので、チェーンスパイクで。

5/2 11:06

うん、足元安定♪

5/2 11:48

常念がよく見えるー。

5/2 11:49

本来はここが沢で水場なんでしょうね。

5/2 11:49

滑べったら長ーい滑り台・・。

5/2 13:43

まぶしい雪面の急登が続く。

5/2 13:54

ハアッハアッ・・ちょっと小休憩。振り返った景色が良い。

5/2 15:13

本日のお宿。蝶ヶ岳テン場￥700/1人。

5/2 15:27

歩いて数分で蝶ヶ岳山頂。

5/2 15:30

登頂！

5/2 15:40

槍ヶ岳〜穂高連峰の稜線が美しいー！

5/2 15:41

ヒュッテとテン場は稜線上にあります。明日はあっちの常念岳に行くんだよー。

5/2 15:49

残雪のや槍穂が目の前に。なんて贅沢な山時間。

5/2 16:06

蝶が岳ヒュッテの山バッジ。4種類。

5/2 18:14

穂高に日が沈む。一気に寒くなるので就寝。

5/3 4:51

日の出です。テントは霜でバリバリなくらい寒く、風も強いですが、この瞬間のために起きだします。

5/3 4:55

すっごく綺麗！

5/3 4:57

槍穂のモロゲンロート。

5/3 5:00

・・・。

5/3 5:08

風が強くて寒いけど、来た人じゃないと見れない景色。

5/3 5:10

ヒュッテと常念。

5/3 5:10

クッキリ照らされる表銀座コースと槍。

5/3 5:11

槍穂。

5/3 6:21

今回の山行は余裕があるので、6:20出発です。テントの霜が溶けて良かった。

5/3 6:37

日が出ると気温がグングン上がってきます。

5/3 7:14

左手にはずっと槍様。

5/3 7:33

雪が出てきました。アイゼン装着。

5/3 8:00

小さなアップダウンを繰り返す。

5/3 8:09

5/3 8:43

通過した蝶槍を眺めながら休憩。

5/3 8:55

また下る。日の当たる斜面なのでアイゼンだろうがスパイクだろうが雪が腐ってズルズルー。

5/3 9:21

雪の切れ目が見える。もうすぐ外せるぞ。

5/3 9:44

岩場に出たー。

5/3 9:55

行くぜ常念！登っちゃうぜ。

5/3 12:08

百名山　常念岳登頂！　右が槍ヶ岳。左が穂高連峰。

5/3 12:14

槍をバックにとってもらいました。

5/3 12:17

長ーい岩場の下り。

5/3 12:26

前常念と常念小屋分岐。雷鳥がペアでいました。

5/3 14:12

本日のお宿。常念小屋テン場￥700/1人。目の前は槍！もう穂高は見えない・・。

5/3 14:12

隣にはさっきまで居た常念岳。

5/3 14:13

曇る槍稜線。明日の天気は下り坂らしい。

5/3 15:23

常念小屋入り口は鎌倉状態。水￥200/1L。

5/3 15:33

第2テン場の方が眺めが良い。この後、曇って日没も日の出も見れませんでした。

5/4 6:03

朝です。隣にあったはずの常念は真っ白。

5/4 6:03

もちろん槍は見えない。そして風がすごい。ガスが小雨となって吹き付けてくる。

5/4 7:31

昨日と同じ場所（前常念分岐）で雷鳥と遭遇！ちょうど休憩中の私達の目の前に向かって飛んで来てくれました♪

5/4 7:31

冬毛から夏毛に生え変わり中。

5/4 7:46

滑ったらアウト。これを撮ったあと、雷鳥がまた飛んで来て私達の間に降りてくれました。お見送り？

5/4 8:09

ガスで真っ白。

5/4 8:31

前常念の石室。

5/4 8:31

風がないだけでありがたい。

5/4 8:37

雲の下に出た？いきなりの好天。でも吹き上げる風はすごい。

5/4 8:42

両手両足にお尻もついて降りました。

5/4 8:51

さすが北アルプス・・。

5/4 9:28

5/4 9:29

5/4 12:28

三股着。6時間位で下りてきました。

5/4 15:52

クレープ工房。

5/4 15:52

すごく種類があるけど、1番人気はシュガーバタークレープ！￥432。

5/4 15:44

右がシュガーバター。左が生クリームチョコバナナ。

5/5 10:39

下・蝶が岳ヒュッテで￥500。上・常念山荘で￥500。

撮影機器：

E-PL5 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 5s Apple

感想

mary1030

残雪の槍穂を眺める時に行きたい、と思ってとっておいた蝶ヶ岳〜常念岳。でも3シーズン用登山靴に装着できるアイゼンを持ってないんで、（ワンタッチアイゼンを買っちゃったからwwピッケルもなし）行けるか行けまいか迷っていたら、今年は融雪が早くアイゼン・ピッケル要りません、ってヤマレコを見て、私達の装備で行けるかも！と前日に決めたのでした。
実際、下の方は夏山と変わりませんし、稜線上は雪が腐ってアイゼンが効きません。三股→蝶ヶ岳の急登で前爪があった方が登りやすいだろうなとは思いますが登れなくもないし、アイゼンは重いですからねぇ。チェーンスパイクで正解でした。
蝶ヶ岳からの槍穂の景色、日の出、モロゲンロート、2日目の槍穂を見ながらの稜線歩きは天気も良くて最高でした。ただ今回からハットをキャップに変えたんですが、首の後ろがめっちゃ日焼けしました。何か対策を考えねば。
3日目は小嵐のような天気の出発。下山するためにまた常念に登らねばならない矛盾に苦しみながらも、この天候ならではで雷鳥に会うことが出来ました☆夏毛の茶色いのしか見たことなかったんですが、この時期白と黒なんですね。白と茶でないのが不思議。
クレープ工房は松本に行ったらぜひ寄って欲しい！
皮がとってもバリバリなのだ。初めの一口食べたときはバリバリと香ばしさで「これは薄焼きせんべいかっ」って思ったくらい。具のとこまで行くともっちりも加わって、バターの甘い香りと砂糖のシャリシャリ食感がすんごく美味い！皮の特性を活かす為にシンプルなシュガーバタークレープにして正解！もちろん具がたっぷりものでもお好みだが、皮がバリバリなので、丸めたときに曲線にならず折れて中身が飛び出していた。それもまた美味し。
北アルプス行ったら絶対また行きます！