九重・大船山 展望コース
- GPS
- 05:43
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 843m
- 下り
- 834m
コースタイム
天候 | 3日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ネットには「獣道レベル」という表現がしてあったが、樹林帯の中に踏み跡はほとんどありません。でも「どこでも歩けるふかふかの林」で快適に歩けます。逆に言うと「どこを歩いていいのかわからない、どこを歩くのかわからない。」ということでもあります。季節的には草木がない見通しが効く2〜5月上旬がベストです。必要最小限のテープがあります(2010年現在)。 山頂付近はミヤマキリシマ等の灌木があり、ルートが明確ではなく、どこでも通れそうな感じで、実際に迷ってしましました。ここでルートを見失うと大変なことになります。(強行突破が難しい) |
写真
感想
ネットで「獣道レベル」と表現してありましたが、藪はなく、「道なき道」の中では、最高クラスの快適なルートでした。どこでも歩けるような快適な森の中、そして踏み跡はないので(ところどころかすかにあったが)、「どこでも歩けて、踏み跡もない。」ということは、1m進むごとにルートファインデングしなくてはならない状況になってしまい、「わからないなあ〜。」と道に迷った子羊のように心細い気持ちになった時、よく見るとテープが必ずあり、このルートを設定した方々のセンスを感じました。あまり人が通らないルートは、テープが最初だけたくさんあって、設置者が疲れる最後の方は「ほとんど無い。」ことがよくありますが、「このルートの素晴らしさを誰もが道に迷わず、楽しんでほしい。」という情熱と「必要最小限のテープで、風景を大切にした道案内」という標識へのこだわりとセンスのよさを感じる道でした。しかし、最後まで設置者の情熱が続くとは限りません。「最後の方はテープがないかもしれない、最後まで油断せず歩こう。」と、油断せず、わずかなテープを確実にたどり、集中し、ついに山頂が見える場所まで来ました。ここからは、低木の灌木地帯ですぐそこに山頂も見え、たくさんの人が休憩しています。「どこでも歩けそうだけど、どこを歩くのも大変そう。」な場所です。「もう、あと少し!」という心の油断が、すべてを見えなくしてしまいました。テープを見失っても、もう、捜そうという謙虚さは微塵もありません。「ま、いいかあ〜、藪を突破するぞ!」と歩けそうな所に突入しましたが、先に進むとだんだん藪が「進めない」状況になってきて、「正規の登山道はすぐそこ!行くぞ!」とさらに深い藪に突入しますが、とうとう、完全に動けないぞ、怪我するぞ、先に進むことも戻ることもできない糞づまり状態に。「う〜っ〜。」と唸りながら、ここで初めてGPS様の登場となりました。地図を最大に拡大して、現在地を確認。「正規の道まであと7m以内だな。」と確認すると、もう怪我しようが、服が破けようが行くぞ!と藪へダイブ! 時には泳ぐように、時には潜るようにして藪の中を進み、やっと道へ。「ホッ…」最後の最後に「道なき道を行く」を実践してしまいました。
いくらテープがしっかりしている、といっても踏み跡がほとんどないので、見通しが利く3月〜5月がベストシーズン・葉っぱがおい茂る6月〜10月、落葉の時期は、難しいかもしれません。季節的にもやっぱり3月〜5月がいいでしょう。1度歩いて確認していれば、紅葉の季節もOKですね。2年前にこの道の存在を教えてくれたYamaちゃんが「ネットに公開するのは、まだ避けます。」と言っていたことを思い出します。あくまでも自己責任でお願いします。GPSデータは公開していますので、ご自分で判断してください。
※参考 山行記録「俵山谷コース右俣(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-61607.html)」
山行記録「俵山滝コース(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-88619.html)」
(坊がツルの追記)
坊がツルは、「冬は白、春は黒(野焼きで)、夏は青、秋は赤」とよく言われるが春夏秋冬、全く別の表情がホントに素晴らしい。
「早春のまっ黒」http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-60077.html
「夏の青と黄」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-72294.html
「冬の白」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-92305.html
「晩秋の灰色」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-87764.html
もご参考に。坊がツルはいい所ですね。
コメント
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westupさん、こんばんは。
大船山、お疲れ様です
ツウなルートなんですね。ふかふかの森を歩くのも楽しそうです でも、山頂付近の藪こぎは大変そうですね。
ところで、山頂の棒は新しくなったのでしょうか?bikihanakoが3月に行った時は、文字が見えないくらいのボロボロだったような気がするのですが・・・。
bikihanako
bikihanakoさん、こんばんは。
確かに頂上の標識は新品で、それを確認の意味でも撮影しました。個人的には、あのはずれた看板をみんなで持って仲良く記念撮影 していた頃の標識が懐かしいです。他にも4月初めに行った時に比べて、雨が池の道や標識も新しくなっていました。山バッジ、「最後の一つが山荘にもある!」と勘違いして、窓口に行った時、1つしか残っていないバッジが見えたので「もしや !」とトキメイてしましました・・・。
大船山お疲れ様です。
今回は逆(?)のツウなルートから行ったのですね。
九重は、今月末はミヤマキリシマの見ごろでしょうか。
時間があれば、行ってみたいです。
Tenmouさんは、ミヤマキリシマはどこに行かれるのですか?昨日電話があって、友人と6月初めに平治岳に行くことになりました。 毎年恒例行事でとても楽しみです 。
昨日は、阿蘇に行ってきましたが、
ミヤマキリシマは、まだまだ三分咲きでした。
平治岳は、5月の最終週に登ってみたいですね。
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