好展望の荒島岳(小荒島に行くべし)
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- GPS
- 07:13
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山ポストやトイレのある第3駐車場に30台くらい、 ほかにも駐車スペースあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、電話ボックスの中に設置されていました。 トイレあり。 靴を洗える水道あり。飲用不可。 深谷ノ頭より上部は雪が残っている箇所があるがアイゼンは不要。 雪が解けて道はぬかるんでいるので、スパッツがあったほうがいい。 シャクナゲ平から小荒島岳までのルートは、9割以上雪上歩き。 踏み抜きに注意。 |
写真
感想
GWの後半、天気が崩れるという予報が出ていたので、
遠出は諦めていたのですが、あにはからんや、
連休最終日の6日も晴れるとのことで、
思い立って百名山、荒島岳に向かいました。
意外と近く、22時に家を出て、東海北陸自動車道〜中部縦貫道〜国道158号を飛ばして2時間ちょっとで、勝原スキー場跡の駐車場に到着したのが0時過ぎ。
ちょっと仮眠をとって4時過ぎからゴソゴソし始める。
明るくなって駐車場を見回すと10数台駐車していた。
朝到着する車も徐々に増えてきた。
早い人は5時頃から山頂を目指して、
コンクリート舗装のゲレンデ斜面を上がっていく。
私も朝食後、出発。
いきなりキツイ登り。さすがにゲレンデ跡は急斜面。
続いてガレ場。
その先に登山口があります。
やがて新緑のブナ林。
緑が目に鮮やか。
が、深谷ノ頭から、残雪が現れる。
登山道も雪でぬかるんでドロドロ。
雪を越えて、しゃくなげ平手前は「どこまで続くんだ〜〜〜」と
泣きたくなるくらいの木段を上ります。
しゃくなげ平は分岐点。
まずは山頂を踏みたいので左へ。
もちが壁では、登山道が荒れていて、ロープやはしごなんかを頼りに
高度を上げます。
このあたりから視界が開けてきて、
九頭竜川や白山、大野市の街並みとかが見えるようになります。
前荒島に来て、ようやく荒島岳が姿を現します。
イワウチワ、ショウジョウバカマ、カタクリの競演も楽しめました。
突き抜けるような青空の下、残雪に覆われた斜面を、
キックステップで登り切ると、祠や立派な方位盤、三角点のある
荒島岳山頂に到着。
方位盤には、私の地元、猿投山も載っていたりして、ビックリ!!
すばらしい展望が広がっています。
白山〜北ア・中ア・南ア〜能郷白山〜部子山〜富士写ヶ岳〜経ヶ岳
私の前にお二人先着されてましたが、私が出発するまでに5人ほどが
山頂に到達されました。
白山をバックに山頂標と三角点を入れるという、
豪華な取り合わせで写真を撮ってもらいました。
しゃくなげ平から中出コースへ。
ほぼ雪上歩き。
20分ほどで小荒島岳。
先ほど、山頂で写真を撮っていただいた方が先着されていて、
「ここから山容を眺めないと、荒島岳に来た気がしない」
とおっしゃっていましたが、全く同感です。
どっしりとした風格を備え、カッコイイ!!
私の直後に到着されたトレランの方と、写真の撮り合いをして、小荒島を離れます。
しゃくなげ平からは下り一辺倒。
お花の写真を撮りながら、ゆっくりと歩きます。
下からはまだまだ山頂を目指す方が登ってきます。
20人くらいはすれ違ったんじゃないかな。
人気の山ですね。
駐車場を視界にとらえ、ガレ場を下っていると、
トレランの方が私を追い抜いて行きました。
ついさっき、小荒島岳で写真を撮り合った人。
小荒島で別れた後、荒島岳を登頂し、下りてきたようで、
早すぎ!!!!!
無事に駐車場に戻ると、ちょうどパトカーが到着。
福井県警の方が、登山届の回収に来られてました。
余談ですが、4月12日に落石による滑落で死亡事故が起きています。
まぼろしの大垂への下山コース外でのことだったようです。
自分の技術・経験・装備を考えて安全な登山をしたいものです。
九頭竜温泉 平成の湯で汗を流し、道の駅九頭竜で大野市発行の
山ガイドを入手しました。
荒島岳、能郷白山、経ヶ岳などの登山ルートが
イラスト付きで掲載されている優れもの。
国道157号が開通したら、温見峠から能郷白山にも登ってみたい。
久しぶりに百名山登頂。
ブナ林の緑、残雪の白、突き抜ける空の青、
360度の大展望やお花も楽しめ、
小荒島からの風格のある姿も眺めることができ、
充実した荒島岳登山でした。
青空と荒島岳をバックにいい写真ですよ。
大展望の山頂ですよね。
シャクナゲ平にはシャクナゲがいっぱいかと思いきや、余りなかったでしょ?
寅もね、昨年登りましたが、中出コースで行きました。
もちが壁は、ちょっと渋滞気味(登る人下山する人で)だったなぁ。
しかし、やっぱり百名山ですね。
「どえりゃ〜ええ山だで〜!気持ちええがや〜
次回もいい所待ってますよ
toradoshiより
toradoshiさん、コメントありがとうございます。
勝原コースでは、荒島岳の山容がよくわからないので、
小荒島岳に寄ってカッコイイ姿を楽しみました。
今回は時間の制限があって勝原コースを選びましたが、
toradoshiさんも深田久弥も歩いた中出コースも行ってみたいです。
次回は、伊吹か鈴鹿あたりの山に出かけます。
munesan さんこんにちわ、graveltrekです。
登山口からのいきなりのコンクリート舗装の急登は効きますよね。
青い空が広がって羨ましい程の「荒島ブルー」がいいですね。
わたし、昨年12月にチャレンジしましたが、雪に阻まれ2kmも進めず撤退した苦い思い出が蘇ります、けっこうトラウマに成ってます。
http://www.yamareco.com/modules/diary/43610-detail-86321
楽しいレコを有難う御座いました。
graveltrekさん、こんにちは。
冬は豪雪地帯のようで。
私は、本格的な雪山には装備もなく行ったことがないので、
レコを読むと中出コースも登山口にたどり着くまででも大変なんですね。
荒島岳は、意外に花も多く、360度の展望もあり、登り甲斐がありました。
来月、別の百名山を登りに遠征します。
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