鳥ノ胸山~大界木山:山梨百名山、道志川南岸の顕峰からの富士山。
- GPS
- 05:11
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 878m
- 下り
- 860m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題はない。破線、浦安峠〜大界木山は案外良い状態。城ヶ尾峠からのトラバースで2箇所崩壊地が有るが、ロープ等で整備されている。 |
写真
感想
今年最後の山行は、富士山が見える山がいいかな。ちょっと渋い所で、道志の鳥ノ胸山(とんのむねやま)に行ってみることにした。ついでに、大界木山(だいかいぎさん)まで行って、丹沢の甲相国境稜線を少しだけ歩いてこようと思った。
30日は快晴の予報だが、6:20に道の駅どうしに着いたら、まだ暗かった。少し待って、出発。鳥ノ胸山へは、道志川の橋を渡って、少し先で左に舗装道路を行く。緩い登りで、幾つかオートキャンプ場の傍を通って、登って行く。「鳥ノ胸山登山口」の標識があるが、ここで山林に入るのではなく、そのまま急な舗装道を行くと、舗装が途切れ、そのまま山道となる。直ぐに植林地の急登となる。しばらく登ると、登りが一段落する。周辺は自然林になって明るくはなり、樹間から富士山も見えるが、稜線へは、また、急登となる。稜線に出ると鳥ノ胸山は近いが、丹沢らしいやせ尾根も出てきて、山頂へ着く。鳥ノ胸山山頂からは、富士山と御正体山、その下の道志川流域がきれいに見える。富士山の右、三ツ峠山との間には、雪を被った南アルプスの荒川岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳がきれいである。
鳥ノ胸山からは、南へ稜線を辿る。最初は急な下り、その後、丹沢らしい両側が急な谷になっている稜線だが、自然林で冬は樹間から、時折右側に富士山を見ながらの気持ちの良い稜線歩きである。途中、雑木ノ頭や平指山を越えて行くが、それ程のアップダウンではない。最後に、急な斜面を落葉の中、ジグザグに下って、浦安峠に着く。浦安峠は切通しの様になっていて、道路は岩を削った様になっている。左に20m程行くと、反対斜面に大界木山への道標がある。始めは、ジグザグの登りで、尾根に出るまで急登である。その後は、細い尾根上を登って行く。破線ルートであるが、道は良い。だだし、道標は「浦安峠」が2カ所あるだけ。稜線からは大室山の大きな姿が見える。甲相国境稜線に出ると、尾根上は明るく、良い縦走路である。登り着いたと思っても、山頂はまだ先、大界木山山頂標識は、一番先の方にある。
大界木山からは、甲相国境稜線を城ヶ尾峠まで進む。眺望は樹間からだが、時折富士山も見える良い稜線である。城ヶ尾峠からは、先ず右へトラバース道が続くが、2カ所崩壊地がある。ロープが張られたりしているが、注意。その先、稜線上を少し行くが、植林地に入り、林道への下りとなる。2年前にここを通った時は、間伐直後で登山道が滅茶苦茶だったが、大分落ち着いたようで、まあまあの道である。林道に出たら、川沿いを下って行くが、砕石が歩きにくい。途中のオートキャンプ場はかなり賑わっていた。でも、今日は、山中では誰にも会わない山行だった。そう言えば、御正体山もそうだった。今日のルート、短いけど丹沢らしい稜線で、良いコースだと思う。
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