雁ヶ腹摺山・姥子山 ↑ハマイバ前 ↓遅能戸
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- GPS
- 07:27
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,700m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:23
天候 | 快晴、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://www.fujikyubus.co.jp/regular/ |
写真
感想
2023年歩き納めは山梨県大月市制定の秀麗富嶽十二景No.1雁ヶ腹摺山・姥子山へ。山中でひとりもすれ違わなかったぼっち・ざ・はいく!
秀麗富嶽十二景を制覇するのに避けては通れない2座。なんだけど公共機関でのアクセスがまことに面倒くさい。ハマイバ前(標高740m)からアクセスする場合は登山口の大峠(1560m)まで10km、標高差820mの林道をひたすら歩かなければならない。山と高原地図の参考CTは登山口に取り付くまで3h10mかかる想定。これが億劫でなかなか足が向かなかった。が、どうせいつかは行くのだからとついに重い腰をあげた。
天気は快晴。無風。最高の山行日和。林道歩きは参考CTよりは巻けたもののそれでも2時間半弱かかりすでに一山登った感。大峠まで車でアクセスすれば山頂まで1時間足らずで登頂できるので公共機関利用山登らーはなかなかツラい。とはいえ冬季はハマイバ前ー大峠間は通行止めのためわざわざ小晦日に登りに来る人は稀。ぼっち・ざ・はいく!は必然だったのだろう。
雁ヶ腹摺山は旧500円札の富士山が撮影された場所。山頂にはそのことを案内する看板が設けられている。林道歩きが億劫でこれまで訪れるのを見送ってきたのもあるが、実のところ快晴の日を狙っていたのもある。これまで計画を立てたものの天気が芳しくなく見送ったことが何度か。訪れるなら冬晴れの日を狙おうと温めてきた計画でもあった。
山頂でひとしきり撮影に没頭しやがて次のピーク姥子山へ(標高1503m)。雁ヶ腹摺山(標高1874m)から300m以上降下する。西峰と東峰からなる双耳峰。山頂から富士を拝むなら断然東峰に立たなければならない。西峰はただのコブ。
秀麗富嶽十二景の2座を踏み下山開始。ゴールの遅能戸(450m)まで1000m超降下する。これがなかなか難儀。朝のうちに育った南面の霜柱が日中の日差しで溶けており気をつけないとずるりと滑る。登山道に人が入ってないため表面は土を被ったまま。どこにトラップがあるかわからず慎重にならざるを得ない。またすれ違いも困難な狭いトラバース道には葉庇(雪庇の落ち葉版。造語)があり気が抜けない。
やがて車道に出て下山。ゴールの遅能戸に到着したのは16:42。大月駅行きのバスは17:10にやって来る。遅能戸から大月駅まで5kmの道程のため歩こうと思えば歩けるものの、すでに日は傾き照明の少ない道を行くにはヘッデンが必須。そこまでして歩かなくてもとの思いからおとなしくバスを待つ。
バス停前でボトルに入れてきたお湯でインスタントコーヒーをつくりくつろいでいると時刻どおりにバスがやって来たため一路大月駅へ。参考CT8h25mのコースを休憩込みで7h23m(休憩を除く山行タイムは6h51m)で歩けたので満足。思いのほか疲れたのはやはり最初の長い林道歩きのせいだろう。本日もおつかれさまでした。
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