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Yamareco

記録ID: 632770
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

折場登山口〜前袈裟丸山〜奥袈裟丸山〜六林班峠〜銀山平

2015年05月05日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
GPS
11:20
距離
23.0km
登り
1,457m
下り
1,811m

コースタイム

日帰り
山行
10:41
休憩
0:39
合計
11:20
6:04
46
6:50
42
7:32
7:35
8
8:23
8:32
15
8:47
13
9:00
9:02
28
9:30
9:36
72
10:48
10:52
130
13:02
13:04
26
男山
13:30
13:38
131
15:49
4
15:53
15:58
37
旧猿田彦神社跡
16:35
45
17:20
4
17:24
国民宿舎かじか荘
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路)
折場登山口(標高1200m)
復路)
国民宿舎「かじか荘」(標高830m)
コース状況/
危険箇所等
前袈裟丸までは危険箇所なし。
前袈裟丸⇔奥袈裟丸の間「八反張」は前袈裟側の崩壊が進んでいました。
奥袈裟丸→右側が切れた崖、シャクナゲやコメツガで登山路に伸びており難渋
奥袈裟丸(最高点)→下降開始点見つけられず。雪の残る急斜面を無理矢理降下。
法師岳への登り 稜線広く積雪があり登山道不明。西に延びる稜線へ迷い道。
法師岳からの下り 積雪あり登山道不明。藪こぎ難渋。
男山への登り 南面に当たり藪がこちら側に向いていて直登不能。
       山頂付近で登山路らしきもの発見。
男山から六林班峠 笹薮深く、登山道は踏みあとくらい。
       倒木、残雪のたびに登山道見失う。
六林班峠から鋸山 笹薮深く、南面でも残雪あり。断念。
六林班峠→庚申山荘 笹薮深くなっており、登山道崩壊進む。
       14箇所谷を越えるが、右足を踏み外すと谷落ちの危険。
       トラロープはずれ箇所あり。
庚申山荘 バイオトイレ故障中
庚申山荘→かじか荘 危険箇所なし。
その他周辺情報 かじか荘 日帰り入浴610円。
au 電波なし。 docomo 電波あり。
かじか荘に公衆電話あり。
6:00すぎに折場登山口を出発。すでに6〜7台の駐車あり。
2015年05月05日 06:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
5/5 6:04
6:00すぎに折場登山口を出発。すでに6〜7台の駐車あり。
右の階段の方が段差が少なかった(笑)。
2015年05月05日 06:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 6:04
右の階段の方が段差が少なかった(笑)。
いきなりアカヤシオ。
2015年05月05日 06:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
5/5 6:10
いきなりアカヤシオ。
膳や雨が降りましたが、あまり雨量は多くなかったみたいです。
2015年05月05日 06:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 6:15
膳や雨が降りましたが、あまり雨量は多くなかったみたいです。
20分ほどして笹原に到着。夏は暑そう。
2015年05月05日 06:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 6:25
20分ほどして笹原に到着。夏は暑そう。
笹原の左を走る谷。もう少しでアカヤシオ、シロヤシオが咲くことでしょう、
2015年05月05日 06:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
5/5 6:25
笹原の左を走る谷。もう少しでアカヤシオ、シロヤシオが咲くことでしょう、
振り返ると「赤城山」。
2015年05月05日 06:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 6:31
振り返ると「赤城山」。
まずは前袈裟丸を目指します。右奥には今回たどる稜線も見えます。
2015年05月05日 06:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 6:32
まずは前袈裟丸を目指します。右奥には今回たどる稜線も見えます。
つつじ平に到着。まだ時期が少し早いせいか、ヤシオのトンネルにはなっていません。シラカバ林も見えます。
2015年05月05日 06:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 6:39
つつじ平に到着。まだ時期が少し早いせいか、ヤシオのトンネルにはなっていません。シラカバ林も見えます。
なぜかここは満開のアカヤシオ。
2015年05月05日 06:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
5/5 6:45
なぜかここは満開のアカヤシオ。
前袈裟、後袈裟、奥袈裟。
2015年05月05日 06:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
5/5 6:45
前袈裟、後袈裟、奥袈裟。
雨が上がって間もないので、展望はあまり利かないようです。今日は先が長いのでパス。
雨が上がって間もないので、展望はあまり利かないようです。今日は先が長いのでパス。
このあたりで本日一人目の登山客と遭遇。アカヤシオを撮影に来られたそうです。
2015年05月05日 06:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 6:48
このあたりで本日一人目の登山客と遭遇。アカヤシオを撮影に来られたそうです。
賽の河原に到着。前日はここまで塔の沢登山口から登ってきました。
2015年05月05日 06:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
5/5 6:50
賽の河原に到着。前日はここまで塔の沢登山口から登ってきました。
2015年05月05日 07:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 7:04
賽の河原2。全部で3箇所石積みの場所がありました。
2015年05月05日 07:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 7:18
賽の河原2。全部で3箇所石積みの場所がありました。
小丸山手前のアカヤシオ群。こちらの方が花が咲きそろっています。
2015年05月05日 07:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 7:28
小丸山手前のアカヤシオ群。こちらの方が花が咲きそろっています。
小丸山からの北側の眺め。皇海山、鋸山、日光白根山、庚申山、男体山。
2015年05月05日 07:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 7:32
小丸山からの北側の眺め。皇海山、鋸山、日光白根山、庚申山、男体山。
日光男体山のアップ。こちらは南面なので積雪が確認できません。
2015年05月05日 07:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 7:33
日光男体山のアップ。こちらは南面なので積雪が確認できません。
小丸山からのパノラマ。
2015年05月05日 07:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 7:33
小丸山からのパノラマ。
本日目指す鋸山。バックには皇海山、日光白根山。
2015年05月05日 07:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 7:35
本日目指す鋸山。バックには皇海山、日光白根山。
小丸山からの下り斜面で。前袈裟と右端の後袈裟丸。
2015年05月05日 07:36撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 7:36
小丸山からの下り斜面で。前袈裟と右端の後袈裟丸。
小丸山避難小屋。
中は意外と快適という話。トイレもあります。
2015年05月05日 07:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 7:43
小丸山避難小屋。
中は意外と快適という話。トイレもあります。
鋸山まではまだまだ。
2015年05月05日 08:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 8:03
鋸山まではまだまだ。
前袈裟丸山手前の急な斜面。トラロープがありました。
前袈裟丸山手前の急な斜面。トラロープがありました。
急斜面をこなすと笹原に出て、傾斜が緩みます。
2015年05月05日 08:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 8:20
急斜面をこなすと笹原に出て、傾斜が緩みます。
振り返ると、赤城連山。右奥は浅間山かな?
2015年05月05日 08:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 8:21
振り返ると、赤城連山。右奥は浅間山かな?
前袈裟丸に到着。展望に恵まれない印象がありましたが、北西方向に展望があり、雪の残る谷川連邦が見えました。
2015年05月05日 08:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 8:23
前袈裟丸に到着。展望に恵まれない印象がありましたが、北西方向に展望があり、雪の残る谷川連邦が見えました。
前袈裟丸から少し下ると展望が開けます。これから進む稜線(後袈裟丸、中袈裟丸、奥袈裟丸...鋸山の真後ろに日光白根山。
2015年05月05日 08:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 8:31
前袈裟丸から少し下ると展望が開けます。これから進む稜線(後袈裟丸、中袈裟丸、奥袈裟丸...鋸山の真後ろに日光白根山。
パノラマ。奥袈裟丸の左側には谷川連邦。
2015年05月05日 08:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 8:32
パノラマ。奥袈裟丸の左側には谷川連邦。
八反張りへの下りですが、通る人がすくなくなったのでしょうか?ツガやシャクナゲが登山道に覆いかぶさっています。
2015年05月05日 08:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 8:32
八反張りへの下りですが、通る人がすくなくなったのでしょうか?ツガやシャクナゲが登山道に覆いかぶさっています。
以前よりもやぶも成長しています。
2015年05月05日 08:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 8:44
以前よりもやぶも成長しています。
八反張り。ガイドの鉄棒が1本抜けています。手前のざれ場の崩壊が4年前より進んでいます。
2015年05月05日 08:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 8:47
八反張り。ガイドの鉄棒が1本抜けています。手前のざれ場の崩壊が4年前より進んでいます。
ざれ場で滑らないようにクサリをつかんでの通過。
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ざれ場で滑らないようにクサリをつかんでの通過。
後袈裟丸側。右側のざれ場を迂回するよう、奥にトラロープが設置されていました。
2015年05月05日 08:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 8:48
後袈裟丸側。右側のざれ場を迂回するよう、奥にトラロープが設置されていました。
登り斜面の藪を掻き分けて後袈裟丸に到着。
2015年05月05日 09:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 9:00
登り斜面の藪を掻き分けて後袈裟丸に到着。
奥袈裟丸まで1.8km。小休憩後、後袈裟丸を後にします。
2015年05月05日 09:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 9:02
奥袈裟丸まで1.8km。小休憩後、後袈裟丸を後にします。
あいかわらず、シャクナゲとコメツガ林を進みます。ところどころにテープもありました。基本的に稜線をたどりますが、右側が切れているので注意が必要です。
2015年05月05日 09:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 9:14
あいかわらず、シャクナゲとコメツガ林を進みます。ところどころにテープもありました。基本的に稜線をたどりますが、右側が切れているので注意が必要です。
いくつかの小ピークを過ぎて中袈裟丸に到着。
2015年05月05日 09:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 9:30
いくつかの小ピークを過ぎて中袈裟丸に到着。
ところどころ残雪が現れ始めました。
2015年05月05日 10:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 10:07
ところどころ残雪が現れ始めました。
中袈裟丸を振り返ると、東北側の斜面に残雪があることがわかります。
2015年05月05日 10:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 10:28
中袈裟丸を振り返ると、東北側の斜面に残雪があることがわかります。
ツガで道がわからなくなりました。
ツガで道がわからなくなりました。
何度か行きつ戻りつを繰り返し、奥袈裟丸のピークは踏まずに、最高点1921mに到達。
2015年05月05日 10:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 10:48
何度か行きつ戻りつを繰り返し、奥袈裟丸のピークは踏まずに、最高点1921mに到達。
次は目の前の法師岳を目指すんですが...。降下点不明で無理矢理積雪のある急斜面を木をつかんで降下。どうも、山頂標からいったん左後へ戻るのが正解のようでした。
2015年05月05日 10:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 10:52
次は目の前の法師岳を目指すんですが...。降下点不明で無理矢理積雪のある急斜面を木をつかんで降下。どうも、山頂標からいったん左後へ戻るのが正解のようでした。
急斜面を下り左へトラバースすると、ようやく白テープに安堵。でも少しすると、わずかな踏みあとの上に残雪が...。で道はすぐにロスト。
2015年05月05日 11:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 11:05
急斜面を下り左へトラバースすると、ようやく白テープに安堵。でも少しすると、わずかな踏みあとの上に残雪が...。で道はすぐにロスト。
稜線を進めばよいことはわかっていますが、法師岳への稜線は広く、まったくテープも見失っています。
2015年05月05日 11:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 11:53
稜線を進めばよいことはわかっていますが、法師岳への稜線は広く、まったくテープも見失っています。
法師岳から西方向に進む稜線を下ってしまいGPS-DIYで確認後300mほど戻りました。なお、法師岳山頂標は確認できませんでした。
2015年05月05日 12:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 12:35
法師岳から西方向に進む稜線を下ってしまいGPS-DIYで確認後300mほど戻りました。なお、法師岳山頂標は確認できませんでした。
気がつくと青空。無風。でも残雪がたくさんあるので暑くはありません。皇海山と鋸山が近づいてきました。
2015年05月05日 13:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 13:00
気がつくと青空。無風。でも残雪がたくさんあるので暑くはありません。皇海山と鋸山が近づいてきました。
法師岳からの下りも一部登山道確認できましたが、残雪にあたるとまたロスト。下り斜面左側に登山道があるようでした。
2015年05月05日 13:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 13:02
法師岳からの下りも一部登山道確認できましたが、残雪にあたるとまたロスト。下り斜面左側に登山道があるようでした。
男山への登り返し。南面なので笹がすべてこちらに向いており腰より高い笹薮を逆らって登るのは厳しかったです。もちろん、登山道や表示のテープなどありません。
2015年05月05日 13:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 13:12
男山への登り返し。南面なので笹がすべてこちらに向いており腰より高い笹薮を逆らって登るのは厳しかったです。もちろん、登山道や表示のテープなどありません。
GPS-DIYの助けを借りて、ときどき修正をしながらようやく六林班峠に到着。目指す鋸山方向にはこちらを向いた笹薮と残雪が....。時間的にも体力的にも...鋸山を断念です。ちなみに、六林班峠→女山方向の藪も以前より深くなっていました。
2015年05月05日 13:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 13:30
GPS-DIYの助けを借りて、ときどき修正をしながらようやく六林班峠に到着。目指す鋸山方向にはこちらを向いた笹薮と残雪が....。時間的にも体力的にも...鋸山を断念です。ちなみに、六林班峠→女山方向の藪も以前より深くなっていました。
小休憩の後、庚申山荘へ下ります。この道は崩壊が進み、谷落ちへの危険が続く苦手の道です。
2015年05月05日 13:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 13:33
小休憩の後、庚申山荘へ下ります。この道は崩壊が進み、谷落ちへの危険が続く苦手の道です。
笹薮が以前より迫力を増していました。登山道は谷川への踏み抜きに注意が必要で、登山客のストックや踏み抜きで以前より細くなっていました。
2015年05月05日 13:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 13:38
笹薮が以前より迫力を増していました。登山道は谷川への踏み抜きに注意が必要で、登山客のストックや踏み抜きで以前より細くなっていました。
14箇所谷を越えますが、まだ積雪の残る場所がありました。
2015年05月05日 13:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 13:53
14箇所谷を越えますが、まだ積雪の残る場所がありました。
トラロープがありますが、なんと崖の崩壊により埋まっています(恐)。
2015年05月05日 13:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 13:56
トラロープがありますが、なんと崖の崩壊により埋まっています(恐)。
晴れた空のもと、歩いてきた袈裟丸の稜線が見えました。
2015年05月05日 14:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 14:21
晴れた空のもと、歩いてきた袈裟丸の稜線が見えました。
谷を越えると対岸では必ずと言っていいほど、細い斜面の登山道を進まなければなりません。右足の支持を失うと谷への落下も....。さすがに死ぬことはないでしょうが、ここを通る人が一日に何人もいないことは明白です。
2015年05月05日 14:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 14:27
谷を越えると対岸では必ずと言っていいほど、細い斜面の登山道を進まなければなりません。右足の支持を失うと谷への落下も....。さすがに死ぬことはないでしょうが、ここを通る人が一日に何人もいないことは明白です。
心臓バクバク。でもトラロープがあるだけましですね。
2015年05月05日 14:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 14:28
心臓バクバク。でもトラロープがあるだけましですね。
シラカバとぶなの森の中を歩くのは気持ちがよいと某ガイドブックにありますが....。
2015年05月05日 14:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
5/5 14:33
シラカバとぶなの森の中を歩くのは気持ちがよいと某ガイドブックにありますが....。
ここはステップがあり、恐怖を感じることはありませんでした。
2015年05月05日 14:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 14:38
ここはステップがあり、恐怖を感じることはありませんでした。
谷越えの度に寿命が縮まります(笑)。
2015年05月05日 14:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 14:54
谷越えの度に寿命が縮まります(笑)。
ようやく庚申山荘が見えてきました。
2015年05月05日 15:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 15:47
ようやく庚申山荘が見えてきました。
ここに泊まられて明日は鋸山経由で皇海山へ向かうという方にお会いしました。帰りは六林班峠経由ということでしたが、ご無事だったのでしょうか?
2015年05月05日 15:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 15:49
ここに泊まられて明日は鋸山経由で皇海山へ向かうという方にお会いしました。帰りは六林班峠経由ということでしたが、ご無事だったのでしょうか?
旧猿田彦神社跡。ここからの下りは、危険はありません。
2015年05月05日 15:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 15:58
旧猿田彦神社跡。ここからの下りは、危険はありません。
仁王門。
2015年05月05日 16:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 16:08
仁王門。
夫婦蛙岩。
2015年05月05日 16:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 16:12
夫婦蛙岩。
サルノコシカケ。
2015年05月05日 16:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 16:33
サルノコシカケ。
一の鳥居に到着。ここからは林道歩き4km。
2015年05月05日 16:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 16:35
一の鳥居に到着。ここからは林道歩き4km。
ヤマツツジ
2015年05月05日 16:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 16:44
ヤマツツジ
かじか荘の上にある庚申山登山口の標識。
2015年05月05日 17:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5/5 17:24
かじか荘の上にある庚申山登山口の標識。
国民宿舎「かじか荘」にほぼ予定時刻に下山。
2015年05月05日 17:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5/5 17:24
国民宿舎「かじか荘」にほぼ予定時刻に下山。
撮影機器:

感想

 以前から沢入にキャンプに訪れるたびに、袈裟丸縦走を計画していました。
 というのも単独のクルマだと、どちらも最寄り駅からバス便のない山に踏み入った登山口なので縦走はできません。家族で「ファミリーオートキャンプ場そうり」キャンプに来れば、朝かみさんに一方の登山口まで送ってもらい、夕刻もう一方の登山口までかみさん迎えに来てもらえば袈裟丸縦走がかないます。

 帰りの連絡を考えれば、おそらく電波のない折場登山口から登り、国民宿舎のある銀山平へ下りるコースしかありません。

 奥袈裟丸⇔六林班峠は昭文社の地図では破線ルート。わずかな踏みあと程度の道をルートファインディングできる力が必要とあります。六林班峠から鋸山を経て庚申山荘に下る計画ですが、エスケープルートは六林班峠から直接庚申山荘に下るくらいしかありません。

装備は残雪も考えて
1)トレッキングポール
2)iphoneのGPSソフト「GPS-DIY]
充分な充電器も用意しました。

****************

前夜の雨が心配でしたは朝から雨は上がり、折場登山口からの挑戦でした。

アカヤシオの撮影で朝早くから入っていた登山客2名と、あとから前袈裟丸山まで登ってきた若い方、それから庚申山荘に泊まり翌日皇海山を目指す男性の合計2名しかこの日はすれ違うことがありませんでした。

*****************

折場登山口からの前袈裟丸までは4年ほど前に、一度母親や妹、長男と登ったことがあります。そのときは、アカヤシオやシロヤシオが咲いていてもっとも袈裟丸山に人が多く訪れるときでしたが、当時は初心者だった私が眺めを楽しむ余裕もなく、ただひたすらがんばり続けた覚えしかありません。下山後1週間位して、人から「痩せたけどどうかしたんですか?」と訊かれ、山歩きがダイエット効果をもたらすこちに気づき、その後山ののめりこむきっかけとなった山です。

アカヤシオにもまだ少し時期が早いようでしたが、それでもそこかしこでアカヤシオを見ることができました。眺めがよいとされる小丸山からは日光白根や男体山、皇海山まで、楽しむことができました。

前袈裟丸山まではゆっくり目に登って2時間20分。前回は眺望が利かないと勘違いしていましたが、谷川連峰が見えました。さらに、奥袈裟丸方向へ下ると北への展望が一気に開ける場所に出会います。

******************

八反張りへの下り道は八反張りが通行禁止となっているせいか、4年前よりもツガやシャクナゲの張り出しが著しく、笹薮も成長していました。八反張り手前では倒木のため、ルートを失いましたが、左側からはもろにざれ場を通る羽目になることに気づき、右側からアプローチ。
細い柱に支えられたクサリを頼りにざれ場を通過、痩せ尾根を慎重に渡り、奥袈裟丸山側に。こちらも手前のざれ場が風化しており、奥に以前はなかったトラロープが設置されていました。そこから、茂った笹薮を登りきり奥袈裟丸山に到着。ここから先は、未踏の稜線です。

******************

基本的には稜線を行けば何とかなるとHPにありましたので、右側の画芽を気にしながら稜線を進みます。踏み後は最初は比較的明瞭ですが、左右からシャクナゲやツガの枝によって登山道が覆われているところがかなりあり、背中のトレッキングポールがたびたび木の枝に引っかかります。

それでも中袈裟丸まではたいした残雪もなく、ときに崖側のルートにでてしまうようなところで、ちょっと戻ったりで着くことができました。ただし、通常の登山道よりはかなり時間がかかります。

しかし奥袈裟丸手前あたりからは踏み後も薄く、何度も登山道をロストしそうになりそのたびに引き返します。奥袈裟丸山頂への道を誤ったのか、山頂を巻いた形で道ではない斜面を通って稜線に戻り、袈裟丸山最高点1961mに着きました。1.8kmを1時間45分とかなりかかっています。

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袈裟丸山最高点(奥袈裟丸)からの下りがまた難渋。山頂標から稜線方向にはかなりの残雪があり、左後方に踏み跡がありましたがそれを進んでいくと明らかに前袈裟丸方向へ戻っています。
「積雪でつづら折れが隠されているのでは?」
と勝手に解釈して、稜線方向へ下り始めましたが、結局雪に覆われた斜面に孤立。近くの木々をつかんで斜面を慎重に降り、向かって左方向に雪のない斜面がめいたのでトラバース。そこに、白テープを見つけることができました。しかしその踏みあとも50mしないうちに残雪に覆われ....ロスト。

薬師岳への稜線は幅広く、もともと踏み跡が分散しているらしく、テープも見当たりません。残雪も踏み抜きありで、木々の少ないところを選んで進んで行くことにしました。やや左寄りを進んでいたところ、ゆるい稜線にたどり着いたので、次の男山手前まで下ることとしましたが、この稜線は男山への稜線ではなく、薬師岳から西方向に伸びる稜線でした。

GPSで登山道から離れてしまっていることに気づき300mほど戻り、薬師だけの山頂付近で登山道に復帰。しかしここの下りでも残雪のため再度ロスト。GPS頼りに残雪の斜面を下り、男山へ。この登りは南面で残雪はわずかでしたが、完全に笹薮。笹薮は南方向に伸びているので、腰よりも高い笹薮に逆らってまっすぐ進むことができません。そのため、右方向に迂回せざるを得なかったのですが、どうも踏み後は向かって左にあったようです。山頂付近でようやく踏みあと様の藪の少ない道に出ましたが、外から見てわかる状況ではなく、テープなどの目印をつける木も立っていませんでした。

男山から六林班峠への下りの稜線も似たようなもので、倒木などでたびたびロスト。小さな丘への登りは完全な向かい笹こぎ。だだっ広い残雪と笹薮の中、GPSで導かれる先に見覚えのある六林班峠の看板が見えました。

時間はすでに13:30。途中、道迷いは10回以上ありましたが、昭文社の地図による標準時間5:00よりは30分ほど早く着きました。しかし鋸山に1時間掛けて登り返すと、かなり時間がかかるため、ここからのエスケープに変更。

ただし、六林班峠からのコースは大嫌いなコースです。1回目に皇海山を目指して鋸山で断念し、下った際には沢に転落。皇海山登頂に成功した2回目もここ通りましたが、藪こぎと、右さがり斜面の踏み抜きの恐怖を散々味わいました。その後、銀山平⇔皇海山の際には往復とも鋸山十一峰経由を選択したほどです。

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今回は慎重に歩きましたが、4年前よりもさらに藪は深くなり、斜面は崩れ、登山道は細くなっていました。14箇所ある谷越えの斜面のみならず、通常の登山道でも谷落ちの恐怖を感じることがたびたびありました。

他の方もこの登山道が荒れていることについて書かれていますが、まったく整備しないのはいかがなものでしょうか?このまま廃道にするつもりなのかとも思います。
自分としては2度と通りたくありません。

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天下の見晴らしを過ぎ、庚申山荘が見えてほっとしました。
慎重にゆっくり降りましたが、2:10と以前よりは早コースタイムでした。
あとは、早足で一の鳥居を経て銀山平に下りました。

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総括)
1)踏み後の少ないコースでは必ずしも登山道に固執する必要はない。とくに残雪期。
2)ルートファインディングが必要なコースはGPS必携。
3)残雪の踏み抜き対策にトレッキングポールとスパッツは必携。
4)こまめな地形図と方向の進行方向の確認も必要。
5)笹薮の南斜面を登りにとるのやめた方がよい。このコースは逆方向のほうがスムーズなコース。

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ハイキング 尾瀬・奥利根 [2日]
皇海山〜三山駆け+六林班峠
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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