記録ID: 6344650
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積雪期ピークハント/縦走
大雪山
石狩岳〜トムラウシ山 2023年度冬メイン1年班東大雪
2023年12月28日(木) ~
2024年01月04日(木)
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- GPS
- 176:00
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 3,076m
- 下り
- 3,245m
コースタイム
2023年度冬メイン1年班東大雪
L宮下(4AL齋藤(3M山本市川金子(1
Day1(12/28):大雪湖(7:15)高根橋手前(11:45)=C1
[粉雪→晴れ]林道入口に車デポして入山。ラッセルは脛。この日以降メイン通してラッセルはだいたい脛だった。風邪気味のLが悪化して辛くなったので高根橋手前でC1。
Day2(12/29):C1=C2
[晴れ]Lは完全に動けず停滞する。
Day3(12/30):C2(5:00)大石狩沢出会い(6:15)=C3
[雪→晴れ]Lは少し回復したのでとりあえず動く。Lは石狩Atできるほど回復しておらず、またM山本も体調悪そうなので大石狩沢出会いでC3。
Day4(12/31):C3(5:50)石狩岳(11:20)C3(15:00)=C4
[くもり]今日はみんな動けそうなので石狩Atに行く。大石狩沢の林道の橋は崩れていたので倒木の橋で越える。大石狩沢沿いの林道を少し進んでから北西尾根に取り付く。Co1700ポコ以降北側に小雪庇。Co1800手前Co1700でシーデポEP。Co1800、Co1900尾根分岐に止めデポ打った。岩が出ていたりするがEPは容易。ピークは看板などなく分かりにくい。無風視界∞。ピークからは来た道を戻る。
Day5(1/1):C4(6:30)沼ノ原北西コル(11:30)長沼(12:10)=C5
[晴れ]今日はとても寒い。・1252の尾根を登り尾根頭のポコまで行く。途中で初日の出を見る。・1501のポコは北側をネグり沼ノ原に出る。遠くにトムラウシが見える。広大な湿原を横切り北西コルへ。ここから長沼に磁石切って長沼でC5。
Day6(1/2):C5(6:30)五色沢(11:00-11:50)トムラウシ川支流Co1060(15:00)=C6
[粉雪]長沼からスゲ沼沢Co1300に磁石切って進む。スゲ沼沢はSB渡渉。五色沢はCo1120でSB渡渉。宮下山本市川が渡渉した後SBが崩れたので、M金子が別のSBを試みたところ失敗し両足を脛まで水没。予備靴下→漬物袋→インナー→プラ靴の順に履いて行動再開する。化雲沢、ワセダ沢はCo1100でそれぞれSB渡渉。トムラウシ川右岸沿いを進み、水線の支流はCo1000でSB渡渉。ここから支流右岸尾根の急登を登るが、時間切れのためCo1060の狭いスペースを整地してC6。
Day7(1/3)C6(6:30)パンケトムラウシ川左岸コンタ尾根Co1400(9:40)トムラウシ山(13:00-13:20)コンタ尾根Co1400(14:40)=C7
[晴れ]引き続き右岸尾根を登りCo1140で南にトラバースしてパンケトムラウシ川左岸コンタ尾根に乗る。尾根上を進みCo1400でAt装にする。Co1740ポコは東からネグる。トムラ南東ポコの東側を目指して登る。急斜面だが固くないのでスキーで頑張って登る。Co2000でシーデポEP。雪面はそんなには固くないのでEPは簡単。今回は状態が良かったのか恐れていたような難しいEPワークは必要なく、準山のD尾根の方が難しかった。Co2100に上がるとピークが見えた。ピークは東から回り込む。北からやって来た新しいスノーシューのトレースがあった。ピークは快晴無風。真っ青な空のもと中央高地が一望できる。今日トムラに来られて本当によかった。ピークからは来た道を戻り、シーデポ地点からはしばらくシーズリで降りる。Co1400のタンネ帯でC7。
Day8(1/4):C7(6:30)トムラウシ温泉(16:10)
[晴れ]ALが精神的に山行継続できないとのことで、泣く泣くオプタテを諦めてトムラウシ温泉に下山を決める。・1115を経由して林道の橋を使ってパンケトムラウシ川を越える。林道を進み、Co1060でカムイサンケナイ川左岸尾根を乗越す。が、同じ林道に戻って来てしまった。磁石見ると途中で進む向きがずれていた。もう一度磁石見ながら進み今度は正しく乗越せた。カムイサンケナイ川はCo940で渡渉を試みる。LがSB渡渉失敗し両足脛まで水没。気温は高くもうすぐ下山なのでそのまま進む。後続は荷物を対岸にぶん投げてから際どい転石渡渉で超えた。ここからカムイサンケナイ川右岸台地を目指して登る。かなりの急斜面でシールワークが難しい。台地状に出てからは南西にトラバースして夏道尾根を目指す。途中で夏道のピンクテープ見つけてこれを辿りトムラウシ温泉まで。14:00にLとMは下山したが、ALがなかなかやって来ない。最後にALを見たのはカムイサンケナイ川の渡渉後。貼り付けシールが死んでスノーシュー履いているため時間がかかっていると思われるが、15:30になり流石に日没が迫っているのでLが引き返して探しに行く。16:00にスキーで尾根を降ってくるALを見つけた。スノーシューも壊れて時間掛かっていたらしい。トムラウシ温泉は電波入った。車を回送してくれた道東Pありがとうございました。
〈パーティ〉
2023年度冬メイン1年班東大雪 敗退
L宮下(4AL齋藤(3M山本市川金子(1
Day1(12/28):大雪湖(7:15)高根橋手前(11:45)=C1
[粉雪→晴れ]林道入口に車デポして入山。ラッセルは脛。この日以降メイン通してラッセルはだいたい脛だった。風邪気味のLが悪化して辛くなったので高根橋手前でC1。
Day2(12/29):C1=C2
[晴れ]Lは完全に動けず停滞する。
Day3(12/30):C2(5:00)大石狩沢出会い(6:15)=C3
[雪→晴れ]Lは少し回復したのでとりあえず動く。Lは石狩Atできるほど回復しておらず、またM山本も体調悪そうなので大石狩沢出会いでC3。
Day4(12/31):C3(5:50)石狩岳(11:20)C3(15:00)=C4
[くもり]今日はみんな動けそうなので石狩Atに行く。大石狩沢の林道の橋は崩れていたので倒木の橋で越える。大石狩沢沿いの林道を少し進んでから北西尾根に取り付く。Co1700ポコ以降北側に小雪庇。Co1800手前Co1700でシーデポEP。Co1800、Co1900尾根分岐に止めデポ打った。岩が出ていたりするがEPは容易。ピークは看板などなく分かりにくい。無風視界∞。ピークからは来た道を戻る。
Day5(1/1):C4(6:30)沼ノ原北西コル(11:30)長沼(12:10)=C5
[晴れ]今日はとても寒い。・1252の尾根を登り尾根頭のポコまで行く。途中で初日の出を見る。・1501のポコは北側をネグり沼ノ原に出る。遠くにトムラウシが見える。広大な湿原を横切り北西コルへ。ここから長沼に磁石切って長沼でC5。
Day6(1/2):C5(6:30)五色沢(11:00-11:50)トムラウシ川支流Co1060(15:00)=C6
[粉雪]長沼からスゲ沼沢Co1300に磁石切って進む。スゲ沼沢はSB渡渉。五色沢はCo1120でSB渡渉。宮下山本市川が渡渉した後SBが崩れたので、M金子が別のSBを試みたところ失敗し両足を脛まで水没。予備靴下→漬物袋→インナー→プラ靴の順に履いて行動再開する。化雲沢、ワセダ沢はCo1100でそれぞれSB渡渉。トムラウシ川右岸沿いを進み、水線の支流はCo1000でSB渡渉。ここから支流右岸尾根の急登を登るが、時間切れのためCo1060の狭いスペースを整地してC6。
Day7(1/3)C6(6:30)パンケトムラウシ川左岸コンタ尾根Co1400(9:40)トムラウシ山(13:00-13:20)コンタ尾根Co1400(14:40)=C7
[晴れ]引き続き右岸尾根を登りCo1140で南にトラバースしてパンケトムラウシ川左岸コンタ尾根に乗る。尾根上を進みCo1400でAt装にする。Co1740ポコは東からネグる。トムラ南東ポコの東側を目指して登る。急斜面だが固くないのでスキーで頑張って登る。Co2000でシーデポEP。雪面はそんなには固くないのでEPは簡単。今回は状態が良かったのか恐れていたような難しいEPワークは必要なく、準山のD尾根の方が難しかった。Co2100に上がるとピークが見えた。ピークは東から回り込む。北からやって来た新しいスノーシューのトレースがあった。ピークは快晴無風。真っ青な空のもと中央高地が一望できる。今日トムラに来られて本当によかった。ピークからは来た道を戻り、シーデポ地点からはしばらくシーズリで降りる。Co1400のタンネ帯でC7。
Day8(1/4):C7(6:30)トムラウシ温泉(16:10)
[晴れ]ALが精神的に山行継続できないとのことで、泣く泣くオプタテを諦めてトムラウシ温泉に下山を決める。・1115を経由して林道の橋を使ってパンケトムラウシ川を越える。林道を進み、Co1060でカムイサンケナイ川左岸尾根を乗越す。が、同じ林道に戻って来てしまった。磁石見ると途中で進む向きがずれていた。もう一度磁石見ながら進み今度は正しく乗越せた。カムイサンケナイ川はCo940で渡渉を試みる。LがSB渡渉失敗し両足脛まで水没。気温は高くもうすぐ下山なのでそのまま進む。後続は荷物を対岸にぶん投げてから際どい転石渡渉で超えた。ここからカムイサンケナイ川右岸台地を目指して登る。かなりの急斜面でシールワークが難しい。台地状に出てからは南西にトラバースして夏道尾根を目指す。途中で夏道のピンクテープ見つけてこれを辿りトムラウシ温泉まで。14:00にLとMは下山したが、ALがなかなかやって来ない。最後にALを見たのはカムイサンケナイ川の渡渉後。貼り付けシールが死んでスノーシュー履いているため時間がかかっていると思われるが、15:30になり流石に日没が迫っているのでLが引き返して探しに行く。16:00にスキーで尾根を降ってくるALを見つけた。スノーシューも壊れて時間掛かっていたらしい。トムラウシ温泉は電波入った。車を回送してくれた道東Pありがとうございました。
〈パーティ〉
2023年度冬メイン1年班東大雪 敗退
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何とか回復できて本当に良かったです。やっぱり山は万全の状態で行くべきだと学びました。
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