ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 638481
全員に公開
ハイキング
東海

蕎麦粒山(新道→旧道)・・日高挑戦(カムエク・ペテガリ・神威)を意識して

2015年05月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:57
距離
11.0km
登り
1,370m
下り
1,354m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:34
休憩
0:23
合計
6:57
距離 11.0km 登り 1,370m 下り 1,372m
4:34
151
スタート地点
7:05
7:28
243
11:31
ゴール地点
天候 晴れ
13℃〜山頂20℃
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R303の揖斐川町役場坂内振興事務所の少し西から林道に入り、終点の「工事関係者以外の指定地」に駐車(S・G地点)

カーナビは、「いびがわちょうやくばさかうち(しんこうじむしょ)」で検索し、その先の林道を辿りました
コース状況/
危険箇所等
登りは新道の西尾根から
登り始めの、沢沿いから尾根に取付く地点をスルーしてしまいウロウロしましたが、新道は整備状況良好で歩きやすい道です・・たまに笹が被ったりする部分もありますが、迷うところはありません

下山は旧道から(登りの1.5倍以上かかりました)
こちらは沢に出合うまで木の枝や笹が被った道が続き、身体防護が必要なレベルです

被った笹の下にはハッキリした踏み跡があり、「それを忠実に辿ればOK」のハズでしたが、実際は何度も迷ってルーファイにウロウロしてしまいました・・本日の終盤に判ったこのコースのコツとしては、「踏み跡が消えかけてオヤッ?となったら、すぐに戻る必要あり」です(「まだまだ行けるな」と感じる方向に突っ込むと、深みにハマって復活に時間がかかる)

沢に出合ったら、適当なところで渡渉をすると左岸に踏み跡が見つかりますので、それを下ればOK

本日はヒルやマダニは見かけず、危険なところもありませんでした
真っ暗で見えませんが、この看板に指定された空地に駐車
2015年05月14日 04:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
5/14 4:33
真っ暗で見えませんが、この看板に指定された空地に駐車
この看板の横を抜けて登山開始
2015年05月14日 04:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
5/14 4:34
この看板の横を抜けて登山開始
左が新道への河原に下る方向で右手の林道が旧道経由の下山道です
2015年05月14日 04:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
5/14 4:35
左が新道への河原に下る方向で右手の林道が旧道経由の下山道です
レコ情報にもあった木橋を使えて渡渉は問題なし
2015年05月14日 04:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
6
5/14 4:39
レコ情報にもあった木橋を使えて渡渉は問題なし
ここが尾根への取付き点ですが、沢沿いの踏み跡とピンクテープ、さらには真新しい木橋まであって惑わされました
2015年05月14日 04:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
5
5/14 4:54
ここが尾根への取付き点ですが、沢沿いの踏み跡とピンクテープ、さらには真新しい木橋まであって惑わされました
尾根に入ると整備状況良好な歩きやすい道・・好き嫌いはあるでしょうが、グングン標高が上がる気風の良い道です
2015年05月14日 04:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
5/14 4:59
尾根に入ると整備状況良好な歩きやすい道・・好き嫌いはあるでしょうが、グングン標高が上がる気風の良い道です
五蛇池山付近の山の端からご来光
2015年05月14日 05:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7
5/14 5:28
五蛇池山付近の山の端からご来光
あのトンガリは目指す蕎麦粒山では
2015年05月14日 05:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
5
5/14 5:47
あのトンガリは目指す蕎麦粒山では
凛々しい姿
2015年05月14日 05:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
5/14 5:48
凛々しい姿
標高が上がると新緑ブナのいい森♪
2015年05月14日 05:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7
5/14 5:52
標高が上がると新緑ブナのいい森♪
急登が終わって傾斜が緩んだ地点
2015年05月14日 05:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
5/14 5:55
急登が終わって傾斜が緩んだ地点
たまに笹が被りますが、この辺は全く問題ないレベル
2015年05月14日 05:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
5
5/14 5:59
たまに笹が被りますが、この辺は全く問題ないレベル
2015年05月14日 06:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
5/14 6:39
2015年05月14日 06:41撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
5/14 6:41
上部ではシャクナゲがチラホラ
2015年05月14日 06:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8
5/14 6:48
上部ではシャクナゲがチラホラ
トンガリ山の例に漏れず直下は急登
2015年05月14日 06:49撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
5/14 6:49
トンガリ山の例に漏れず直下は急登
いくつもニセピークに騙されますが、シャクナゲに癒されます
2015年05月14日 06:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
5/14 6:51
いくつもニセピークに騙されますが、シャクナゲに癒されます
満開に心なごみます
2015年05月14日 06:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
5/14 6:52
満開に心なごみます
タムシバも
2015年05月14日 06:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
5/14 6:54
タムシバも
蕎麦粒山頂上到着
2015年05月14日 07:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
5/14 7:06
蕎麦粒山頂上到着
小蕎麦粒山〜五蛇池山
5
小蕎麦粒山〜五蛇池山
小蕎麦粒山をズーム
2015年05月14日 07:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
5/14 7:10
小蕎麦粒山をズーム
五蛇池山の奥に小津三山
4
五蛇池山の奥に小津三山
やはり三山で一番カッコイイ権現山
2015年05月14日 07:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
5/14 7:11
やはり三山で一番カッコイイ権現山
権現山の右手に池田山〜貝月山〜ウッスラ伊吹山
4
権現山の右手に池田山〜貝月山〜ウッスラ伊吹山
越美の山々
2015年05月14日 16:29撮影 by  Picture Motion Browser, SONY
3
5/14 16:29
越美の山々
ボンヤリで残念ですが能郷白山
2015年05月14日 07:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
5/14 7:09
ボンヤリで残念ですが能郷白山
旧道の藪漕ぎに備えて完全防護
2015年05月14日 07:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12
5/14 7:29
旧道の藪漕ぎに備えて完全防護
踏み跡を覆う手強いヤブを漕いで牛歩の歩み
2015年05月14日 07:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
5/14 7:37
踏み跡を覆う手強いヤブを漕いで牛歩の歩み
残雪上に出るとホッとしますが、結果的には雪田上はルートを外れていて却って面倒
2015年05月14日 07:41撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
5/14 7:41
残雪上に出るとホッとしますが、結果的には雪田上はルートを外れていて却って面倒
小蕎麦粒山が近づきました
2015年05月14日 08:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
5/14 8:01
小蕎麦粒山が近づきました
蕎麦粒山を振り返ります
2015年05月14日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
5/14 8:46
蕎麦粒山を振り返ります
ルーファイを試行錯誤して少し苦労しましたが、何とか沢に出合いました
2015年05月14日 10:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
5/14 10:25
ルーファイを試行錯誤して少し苦労しましたが、何とか沢に出合いました
左岸へ渡渉すると〜
2015年05月14日 10:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
5/14 10:34
左岸へ渡渉すると〜
明瞭な踏み跡がありこれを下れをOK
2015年05月14日 10:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
5/14 10:38
明瞭な踏み跡がありこれを下れをOK
2015年05月14日 11:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
5/14 11:17
2015年05月14日 11:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
5/14 11:24
無事に駐車地帰着・・いい経験値になりました
2015年05月14日 11:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
5
5/14 11:30
無事に駐車地帰着・・いい経験値になりました

感想

「東海地方のいい山に出会う」ために使ってきた教科書が、「名古屋周辺の山ベストコース200」(山と渓谷社)。

百名山などとは違い、その全てを完登する意味も特段無いのですが、「書中の未登の山を数えると22山」ともなってくると、自分の性格から「せっかくなら、取りあげられている全山の完登をしたい」と思うようになりました。

本書中、何故か未登が最も多いのが岐阜方面で残りの半数以上の14山あり、その中で三方崩山とともに最も難度が高そうなのが今回登ったヤブ山として聞こえる蕎麦粒山です。

4月下旬に入った頃、坂内振興事務所に「蕎麦粒山のアクセス道や登山道の状況」を尋ねたところ、「5月下旬までは無理でしょう」との回答。ところが、ヤマレコ先達諸氏のホットな近々のレコを拝見すると十分登れる状況のようで、本日登ることにしました。

登りは新道の西尾根から。新道は整備状況が良さそうで、まずは確実な登頂狙いです。

登り始めで沢沿いから尾根に取付く地点を、沢沿いに続く踏み跡とピンクテープ(真新しい木橋もあり)に惑わされてウロウロしたものの、新道は情報通り整備状況が良くて、特段の問題なく蕎麦粒山のピークを踏めました。

頂上では、やや霞むものの越美〜奥美濃〜伊吹の、“山また山の大展望”を楽しめました。

下山は本日メインの旧道です。古カッパに軍手・タオルで完全防護して藪漕ぎに備えます。今後挑戦予定の日高のペテガリ・神威・カムエクも少し念頭に入れてのヤブ道下山でした。

今回は、何とか無事に下山はできたものの、反省点は多々ありました。

・ザックから横にハミ出すものは×(もちろんサイドポケットのペットボトルも)
・紐類も×(地図ケースの紐やスパッツ・靴の紐も要注意)
・「笹漕ぎにはWストック」との固定観念があったが、本日のレベルだと手を使って漕ぐしかなく、ストックは(役に立たないばかりかザックに付けると引っかかって)邪魔になるだけ
・帽子(夏用メッシュ)も小枝に取られて×(顏の防護は手拭い2枚で)
・ルーファイなどで頭がいっぱいになると、マダニ等のチェックをする余裕が無くなる(本日は季節的に大丈夫でしたが)
等々、色々と経験値になりました。

恥ずかしながら、今回のルートでさえも何度かルート・ロストして随分時間がかかってしまい、「本当のゲキ藪漕ぎは自分には無理だなぁ」というのが正直な感想です。

越えなくてはいけない日高の山々に向けて、自分なりにもう少し研究・工夫をしてみたいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1127人

コメント

日高
別山以来でお久しぶりです。
最近こちらでしたのですね。
三周やここの湧谷へつながる尾根の道、大人は道に笹が被っているだけなのでストックを前にかざすとモーゼみたいに道が開きますが、高さ20センチくらいの三角のトンネルしかない笹の道とか、灌木とかは大変です。(対BC兵器みたいでサイコーです
でも練習を経て日高挑戦・・・楽しみですね。こことは熊もダニの病気もかなり違うらしいのでお気をつけて。
2015/5/24 11:08
fuararunpuさん こんにちは
岐阜方面の山では色々と参考にさせてもらっていてありがとうございます。

野谷庄司以来の息子さんの成長ぶりはスゴイですね。
我が子を見ているようで嬉しいです。

平家岳を今秋予定していますが、福井方面からは通行止めとの情報もあるので、(ロングルートのようですが)岐阜方面から登る場合はfuararunpuさんのレコを参考にさせていただきますね。感謝感謝です。

コメントいただきありがとうございました。
2015/5/24 18:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら