視界無し「青笹山」

2024年01月22日(月) [日帰り]

• GPS: 06:42
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,454m
• 下り: 1,436m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:58
• 合計: 6:43

7:38 スタート地点
7:44 7:50 葵高原
8:11 8:24 新道分岐
9:07 9:11 風穴
9:54 9:57 稜線出合い
10:25 10:29 うつろぎ山
10:33 10:36 青笹山
10:44 10:44 うつろぎ山
11:06 11:11 稜線出合い
11:44 11:50 細島峠
12:14 12:17 仏谷山
12:30 12:36 地蔵峠 安倍奥東山稜
13:19 13:19 真先峠
14:03 14:09 葵高原
14:20 ゴール地点

天候

曇り 朝は無風
昼過ぎは西の風3〜4m
視界無し
朝と下山時の気温6℃
稜線の気温2℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

葵高原の駐車場を利用した
7台停まる トイレ無し
300m先に10台くらい停まる
有東木の集落から先はヘアピンの続く急坂
集落の中ほどに食事処兼休憩所うつろぎが有る
うつろぎの奥400mで公民館のトイレは朝利用できる

コース状況／危険箇所等

葵高原からうつろぎ山→青笹山→うつろぎ山→仏谷山→地蔵峠を歩き 有東木林道で戻った
稜線はすこぶる快適な道
道標は豊富に有る
雪はわずか
凍結は無かった
濡れた土は少し滑る
ガスが無ければ展望に期待できる

その他周辺情報

少し移動して 平山温泉龍泉荘 御殿乳母の湯を利用した
手作り感溢れる秘湯
湯は濃い 500円
ただシャンプー石鹸使用禁止

前日は藁科街道のわらびこ温泉を利用した
公営の新しい施設
温泉感希薄な湯だけど
ソープ・ドライヤー有り
100円なら何も言えない

有東木集落内に休憩所 うつろぎが有る
食事もできる トイレは新しい

写真

1/22 6:31

有東木集落の手前で
休憩所うつろぎの
看板を見た
うつろぎから葵高原まで3km

1/22 7:39

葵高原の駐車場
薄いラインで7台分
先行者の車が1台
300m先にも10台分有り

1/22 7:44

葵高原からスタート

1/22 7:51

すすきの斜面は高原らしい
安倍川を挟んだ対面の西稜
写真から右の二王山？は
雲がかかる

1/22 7:54

青笹山と細島峠の入り口
コンクリート車道と別れる

1/22 8:16

わさび田を横切った

1/22 8:15

わさび田を横切ったら
青笹山と細島峠の分岐

1/22 8:52

炭窯の跡だ

1/22 9:00

苔のゴロタと杉植林は
くっきり分かれている
ゴロタ地帯には植林も
根付かないと言う事か

1/22 9:54

稜線に乗って右へ
気付かなかったけど
このへんに無名ノ峰が有る
ソロの先行者が降りて来た
荷が大きいので「泊まり？」
「ボッ荷訓練」展望が無くて
ちょうどいいと言って見送る

1/22 10:03

丸の19番
青笹山は20番
分かりやすいけど

1/22 10:19

立ち木が無くなって
笹藪と言うか笹っ原
雪は多くてこれくらい

1/22 10:20

うつろぎ山
道の途中でピークに見えない
けれども本日の最高点
立ち木無しの笹っ原

1/22 10:25

なんと再び 丸に19番
似た看板が二系統有る？

1/22 10:28

視界無し青笹山

1/22 10:30

奥に続く踏み跡？

1/22 10:30

覗いてみると
しっかりした道が！
それも ふた手に分かれ
腰か肩の笹が被さって
道標も無いタフな道？
後で地図を見ると
正規のルートだった

1/22 10:54

しかいなし青笹山
足跡が有っても
鹿居ないし

1/22 11:05

雨なら即下山だけど
幸い降ってない
細島峠・地蔵峠へ進む

1/22 11:27

しらびそ おサル？
謎のメッセージ発見

1/22 11:59

尾根が広がり
大木も
ぬた場も

1/22 12:05

雰囲気抜群
薄くなった道標は
浅間原と読めた

1/22 12:07

ブナも良し

1/22 12:10

仏谷山
後は 下るばかり

1/22 12:27

地蔵峠
直進は十枚山
右へ下りる道も有る
帰りは左へ

1/22 12:29

地蔵峠
もうひとつの道標
付近の雪に新しい足跡有り
誰か十枚山方向へ向かった？

1/22 12:37

古い道は歩き易い
道標の 下り十枚って
なんの事？
登る人も居るのに

1/22 13:11

有東木林道に着地
車が一台
足跡の主か？

1/22 13:50

林道有東木線
起点まで下りた
ここにも10くらい停まる
駐車場まであと300m

1/22 13:55

林間にミツマタが
群生していた

1/22 14:13

ロウバイ？も開き
下向きに咲くんだっけ？

1/22 14:18

清流の沢とわさび田

1/22 14:21

見月山はどのピークか？

1/22 14:28

わさび栽培発祥の地
隣に公民館が有って
朝でもトイレ可能

1/22 14:31

食事処兼休憩所 うつろぎ
星のようなロウバイ

1/22 16:28

平山温泉 龍泉荘
御殿乳母の湯
手作り感の秘湯
硫黄？香る湯は濃い
シャンプー類禁止

1/21 14:49

前日 藁科のわらびこ温泉
新しい施設で手入れ良く
ソープとドライヤー有り
これで100円なら文句無し
受付15時まで

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

感想

つうぶう

伊豆半島で、長九郎山、天城山、達磨山に登ったが、いつまでも ぬくとい伊豆に居るわけにもいかん。いしゃしかぶりに安倍川までやって来た。
テンクラの解説では、上空に厚い雲が広がるとあった。高いところは、霧雨に会いそうだ。
展望は期待できないけど、青笹山なら降られることもなさそうだ。
登山口の葵高原まで 有東木(うとうぎ)という美しい集落を通り抜ける道は、ヘアピンを繰り返す急勾配で、道沿いに手入れの良い茶畑とわさび田が続く。
集落の中ほどに うつろぎと言う食事処付休憩所が有る。稜線でも、青笹山のすぐ手前に うつろぎ山と言う 緩やかで道の途中としか思えないようなピークが有って、実は今日歩いた最高点だった。
有東木と言う地名と、うつろぎと付けられた名称は関連が有るのだろうか？
稜線は大木も混ざる広葉樹の疎林と、クマザサの原で雰囲気が良い。雲や霧が無ければ、展望もいいだろう。
うつろぎ山は立ち木の無い笹っ原で、青笹と名付けるなら、こっちかも。
でも、うつろぎ山が もう少し山頂らしい山頂だったら？あるいは、青笹山をうつろぎ山と呼んでいれば、その不思議で美しい語感から、全国区の人気山になったと思う。
深田久弥が 日本百名山の中で、空木岳のことを、美しい名前だと称えていたのを思い出したのである。

今の静かな山でもいいかな。