身延山地縦走(静岡駅から身延駅まで)
- GPS
- 34:42
- 距離
- 84.4km
- 登り
- 7,455m
- 下り
- 7,093m
コースタイム
- 山行
- 13:42
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 14:19
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:44
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
身延駅から静岡駅までは特急ふじかわで一本で行けます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
湯ノ岳から青笹山まで藪あり。八紘嶺から七面山まで倒木あり。 |
その他周辺情報 | 身延山の近くの園林で焼きカレー(ハンバーグトッピング)を食べました。 |
写真
感想
感想
南アルプスのあたりを縦走したいなーと地図を見ていたら、
身延山地が目についたのでアクセスのよい静岡駅から身延駅までの山を繋げてみたところ、
80kmの道のりとちょうど良い距離だったので身延山地縦走の計画をしました。
今回の登山を行うにあたって一点のみ懸念がありました、それが水場の問題です。
静岡側からは安倍峠に行くまで水を確保できないのがかなりの難所です。
私の体力だと下の2つの解決方法があるかなと考えました。
・水分を十分に携帯し、安倍峠までは一泊挟んでからたどり着く。
・装備を十分軽くした上で、安倍峠まで一気に1日で歩いてしまう。
今回は後者を選んで無事後悔をすることになりました。
天候、体力、経験などを踏まえて水分量に関してはもう少し考慮すべきだったと反省しました。
今回は割と標高の高いところを進んでいくので涼しいかなと、1.5Lの水だけを持って行ったところ全然足りませんでした。
よかったところ箇条書き
・鯨ヶ池までの茶畑の横を通るハイキングコースが最高だった。
・常に富士山を見る楽しみがあった。
・ランドマークが多い、登り応えがある。
・加えて、各場所で景色の見え方が変わるので歩いていて飽きなかった。
・安倍峠の水は美味しかった。
・希望峰からの景色は必見。
・難路と呼ばれる道はあるものの、山に慣れていれば軽装で十分登り切れる(擦り傷は増えました)
1日目
午前3時前起床。午前4時過ぎに駿府町駐輪場出発。
寝起きであまり調子が良くなかったので鯨ヶ池まではゆっくりペースを意識して歩く。
鯨ヶ池のほとりの自販機を頼りにしていたものの、釣銭切れだったので諦める。
青笹山までは調子よく登れてたが、水分の心配が出てくる。
下十枚山辺りで水分が無くなってしまった。
50km地点の安倍峠まで行けば水場にありつけるので、ヘトヘトになりつつも4時間以上掛けて10kmほどの道を進む。
なんとか日が沈む前に安倍峠を下った先の水源地にたどり着けたので、水を汲みツェルトを立てて20時頃就寝した。
2日目
石がゴロゴロしている土の上をマットなしで寝ていたせいか、
あまり熟睡できず5時ごろまでたっぷり寝ていた。
水を再度汲みなおし、6時過ぎに安倍峠を出発した。
昨日距離を稼いだのと、前半にくらべて後半の累積標高差が1500mほど低いのもあって、
今日はとことんゆっくり歩くと決め込んだので苦労はほぼない山行だった。
七面山を降りた先の赤沢宿清水屋で休憩をさせてもらった。
ちょうど高校の茶道部のイベントをやっており、柏餅とお抹茶を頂いた。
その後、二階の見晴らしの良いところで梅ジュースとぶどうアイスを喫食。
十分休んだ後、身延山へ寄ってから身延駅へ徒歩で移動した。
余談
縦走中、様々な方と世間話ができて楽しかったです。
ただ、途中に安倍峠という水場があって最後に身延山を登るという知識しかなかったので(後は岩場や難路の有無、エスケープルートなど必須知識)、
色々な話をしていく中で山の単語と知識を覚えました……。
茨城の山と比べるとランドマークが多くて驚きました。
コメント
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野営に向いた場所が安倍峠くらいしかないので、
僕のような泊まりの方は少なく日帰りの人がほとんどでしたね。
すれ違った人の中には身延山地を何度かに分けて全座踏破する計画を立てている人もいましたが、
難路はあるもののどこを切り取っても楽しかったので、そういった楽しみ方があるのも頷けました。
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