立山・御前谷BC【3000mの頂きからシーズンラストの滑り!】
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 747m
- 下り
- 1,340m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
少雪のため雪割れ、ブッシュの露出に注意 |
その他周辺情報 | ■立ち寄り温泉 上原の湯 0261-22-2759 400円 ■信濃大町のお気に入りレストラン 「むっしゅう」0261-22-3850 大町市平8000-551 |
写真
感想
■4月の白馬乗鞍〜蓮華温泉〜平岩に続いて、Luigiさんらとアルペンルート扇沢に前夜到着、満天の星空に期待が膨らむ。有料駐車場内で車中泊。
■17日 快晴の空と適度な冷えこみにホッと胸をなでおろし、慌ただしく朝食と出発の準備を整え、乗車券を購入し改札口に並ぶ。幸い黒部平行のケーブルから臨時便が増発となり、予定より早めに室堂入りすることが出来た。室堂ターミナル屋上出口でシールを貼り、一ノ越をめざす。出口付近は地面も露出しており今季の雪解けの速さを証明していた。一ノ越でシートラーゲンに切り替え、雪の消えた稜線を雄山まで我慢の登り。祠の手前の雪棚で小休止の後に、いよいよ御前谷へドロップ。技瓩先頭を切って直線的にドロップしたが、両サイドの亀裂があって苦労の様子も窺えたため、私とLuigi氏は、南側の尾根の縁を回り込むようにしてドロップした。雪は思ったより柔らかく滑る先から表面が剥がれ薄い雪崩を誘発しながらの滑りとなったが、傾斜が緩む付近から雪は安定して大斜面に我々3人だけのシュプールを刻むことが出来た。先行パーティーのシュプールはサル又のコルへ向かっていたが、我々は予定通り2270m付近の岩峰の下を南へトラバースを開始した。過去に訪れた時の記憶をたどりながら、急傾斜の雪面を斜滑降気味に滑り込むと送電線の鉄塔が見えてきた。タンボ平を望む尾根の100mほど手前の支尾根で再び板をザックに取り付け、兼用靴にアイゼンを装着して支尾根を直登して鉄塔を見下ろす2100m付近に飛び出した。ここまでくればあとは黒部湖までの滑りは楽勝と高を括っていたが・・・・・。尾根からは一段下の台地上までブッシュを避けるように滑り込む。少雪のためこの台地の縁にあたるブッシュが露出し降り口が見つけられないまま雄山側に登り返す羽目に。ようやくタンボ平へ繋がっている箇所を見つけ下の斜面に滑り込んだが、ここで笹と木の枝に足を取られ同行者が7〜8m滑落するハプニング(ケガもなくホッ)。さらに黒部平から黒部湖への尾根も1600m付近まで下ったものの最後は雪を拾えないばかりか夏道も見つけられず、結局は黒部平へ登り返えして「楽勝」とは言えない結末が待っていた。それでも、素晴らしい天気に恵まれ、立山と黒部の雄大な大自然の懐に抱かれ、シーズン最後の一日を十分に堪能することが出来た。
コメント
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御前谷「先行パーティー」の三人組です。
我々が鉄塔の下で休憩している間に藪抜けのルート工作をして頂いたので、後を取らせていただきました。ありがとうございました。
黒部湖まではもう滑って降りられなかったんですね。我々は富山戻りなので元々黒部平ゴールの予定でしたが、行かなくて良かったと思いました。
4月に栂池-蓮華温泉-平岩のコース行ってますね。我々(NishidenとSanchan33)は次の週末でした。
Nishidenさん、お疲れ様でした&コメントありがとうございました! あの藪抜けでズルッと滑り落ちて一瞬アセりました……。また来シーズン、どこかでお会いしたらよろしくお願いします!
peakさん、お疲れ様でした&ヤマレコアップありがとうございました。天候にも恵まれ、私にとって最高の「立山デビュー」になりました。昨年の会津駒、乗鞍に続き、今年の蓮華温泉、立山と、peakさん&I氏との山行はいつも至福のひとときが過ごせます! 夏は是非沢登りにも行きましょう。
やはり単独と違ってパーティーで行くと楽しいですね。
さて、ヤマレコ=他の方の書き込みで富山県側からがはるかに安い事がわかりました。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「立山駅から室堂まではケーブルカーと高原バスを乗り継いで行きます。
往復料金は4310円です。
※昨年まであったJAFの割引がなくなっていました。
(高原バスは、10kgを越える荷物は別途300円が必要となります。)」
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