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Yamareco

記録ID: 6422625
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北陸

節分の荒島岳と越前蕎麦(勝原登山口)

2024年02月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:10
距離
8.9km
登り
1,216m
下り
1,213m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:44
休憩
0:25
合計
4:09
距離 8.9km 登り 1,216m 下り 1,216m
10:07
10:08
19
10:27
29
10:56
22
11:18
11:19
20
11:39
6
11:45
11
11:56
12:18
3
12:21
12
12:33
19
12:52
8
13:00
13:01
20
13:23
勝原登山口駐車場入口
天候 晴天・風あり
【気温】
・9:00ころ駐車場3℃
・12:00ころ山頂0℃(予報)
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
【行き】
新宿→名古屋:夜行バス
名古屋→岐阜:名古屋鉄道(570円) ※JRの方が安い
岐阜→勝原スキー場跡駐車場:レンタカー(東海北陸道・大野油坂道路)
【帰り】
勝原スキー場跡駐車場→岐阜:レンタカー(冠山峠トンネル)
岐阜→名古屋:JR東海道線(470円)
名古屋→新宿:高速バス

<注意>
・東京→福井、東京→岐阜の夜行バスも存在するものの、本数と価格面でやや劣る。
・タイムズカー利用・スタッドレスタイヤ希望のため、名古屋ではなく岐阜まで移動した。
・駐車場最寄りの勝原ICは乗り降りともに福井方面のみ。九頭竜方面は乗り降りできない。
・冠山峠道路は従来冬季通行止めとなっていたが、トンネル開通により通年利用可能となった。
コース状況/
危険箇所等
もちが壁より上部にトラバースがあるものの、直登によって回避可能。
※好天続きで新雪はなく、しかも登山者が多く踏み後だらけだったため全体的に大変歩きやすくなっていた。
その他周辺情報 大野在来そば:市内各地に地元の蕎麦粉を使用した蕎麦屋があるが、営業時間に注意。今回は「欅」と「梅林」へ訪問。
九頭竜温泉:日帰り温泉「平成の湯」など
九頭龍ダム:ロックフィルダム
道の駅:九頭竜(郡上側)・越前おおの荒島の郷(福井側)
名鉄バスセンターで降車し、名鉄名古屋駅から電車で名鉄岐阜へ。
名古屋鉄道の新木曽川駅で急行に乗り換え時に明るくなり始めた。
2024年02月03日 06:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 6:20
名鉄バスセンターで降車し、名鉄名古屋駅から電車で名鉄岐阜へ。
名古屋鉄道の新木曽川駅で急行に乗り換え時に明るくなり始めた。
岐阜駅前で車を借り、東海北陸道・大野油坂道路で福井県入り。
JR越美北線の九頭竜湖駅。道の駅を併設している。
2024年02月03日 08:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 8:28
岐阜駅前で車を借り、東海北陸道・大野油坂道路で福井県入り。
JR越美北線の九頭竜湖駅。道の駅を併設している。
道の駅とファミリーマート。
おそらく岐阜県境-登山口駐車場間で唯一のコンビニ。
2024年02月03日 08:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 8:28
道の駅とファミリーマート。
おそらく岐阜県境-登山口駐車場間で唯一のコンビニ。
岐阜駅前を出発して、休憩を挟みつつ約2時間で駐車場へ。
休憩無しなら1時間40-50分くらいだろうか。
車がとても多い。
2024年02月03日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 9:09
岐阜駅前を出発して、休憩を挟みつつ約2時間で駐車場へ。
休憩無しなら1時間40-50分くらいだろうか。
車がとても多い。
お手洗いは冬季閉鎖。
道の駅の利用を勧めている。
2024年02月03日 09:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 9:13
お手洗いは冬季閉鎖。
道の駅の利用を勧めている。
「カドハラ桜坂」と書かれている最初の登り。
2024年02月03日 09:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 9:14
「カドハラ桜坂」と書かれている最初の登り。
元スキー場にしては道が狭い気がする。
2024年02月03日 09:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 9:28
元スキー場にしては道が狭い気がする。
雪は硬く、どこを歩いても踏み抜くことはほとんど無かった。
出発地点は標高も低く風もないので暑い。
2024年02月03日 09:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 9:32
雪は硬く、どこを歩いても踏み抜くことはほとんど無かった。
出発地点は標高も低く風もないので暑い。
リフト終点跡地らしい。
2024年02月03日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 9:50
リフト終点跡地らしい。
地面が露出している箇所あり。
ここ数日の好天続きで溶けたか。
2024年02月03日 09:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 9:54
地面が露出している箇所あり。
ここ数日の好天続きで溶けたか。
既に登山口から500m近くは上がった。
水平距離は短い。
2024年02月03日 10:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:06
既に登山口から500m近くは上がった。
水平距離は短い。
それらしさはあまり感じられなかったトトロの木
2024年02月03日 10:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:08
それらしさはあまり感じられなかったトトロの木
ひたすら歩きやすい。
風が無ければ暑く、夏服でもいいくらい。
2024年02月03日 10:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:17
ひたすら歩きやすい。
風が無ければ暑く、夏服でもいいくらい。
ちょっとだけ風が吹いててさすがに冷える。
脱いだり着たりの繰り返し。
2024年02月03日 10:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:23
ちょっとだけ風が吹いててさすがに冷える。
脱いだり着たりの繰り返し。
深谷の頭と呼ばれる地点。比較的なだらか。
2024年02月03日 10:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:27
深谷の頭と呼ばれる地点。比較的なだらか。
標高ではあと450mくらい。
2024年02月03日 10:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:37
標高ではあと450mくらい。
大野市は福井県でも最も面積が広いそうです。
2024年02月03日 10:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:39
大野市は福井県でも最も面積が広いそうです。
シャクナゲ平への上り。
先行者は左へ逸れていった。
2024年02月03日 10:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:44
シャクナゲ平への上り。
先行者は左へ逸れていった。
まもなくシャクナゲ平。
2024年02月03日 10:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:54
まもなくシャクナゲ平。
やや広いシャクナゲ平。
ここで休憩している人も多くみられた。
2024年02月03日 10:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:55
やや広いシャクナゲ平。
ここで休憩している人も多くみられた。
荒島岳へは一度下る。
先ほどの先行者がシャクナゲ平へ登らず逸れていったのもわかる。
2024年02月03日 10:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:56
荒島岳へは一度下る。
先ほどの先行者がシャクナゲ平へ登らず逸れていったのもわかる。
このあたりから霧氷が目立つようになった。
2024年02月03日 10:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:58
このあたりから霧氷が目立つようになった。
白山や別山が見える。
2024年02月03日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 10:59
白山や別山が見える。
もちが壁。
登山道は壁を右へ巻きながら進む。
2024年02月03日 11:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:04
もちが壁。
登山道は壁を右へ巻きながら進む。
ピッケルに持ち合えてちょっとだけ壁の練習しようかな。
2024年02月03日 11:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:07
ピッケルに持ち合えてちょっとだけ壁の練習しようかな。
もちが壁の斜度はこんな感じ。
2024年02月03日 11:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:11
もちが壁の斜度はこんな感じ。
下りたくないけれど上る分には楽しい。
2024年02月03日 11:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:11
下りたくないけれど上る分には楽しい。
登山道に復帰してからも傾斜が割と急だった。
2024年02月03日 11:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:20
登山道に復帰してからも傾斜が割と急だった。
乗鞍岳と御嶽山が姿を現した。
2024年02月03日 11:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:24
乗鞍岳と御嶽山が姿を現した。
最高の天気
2024年02月03日 11:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:25
最高の天気
踏み後はトラバースだったけれど、せっかくなので直登したい。
2024年02月03日 11:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:30
踏み後はトラバースだったけれど、せっかくなので直登したい。
気候もよく、登山者が多いのもよくわかる。
2024年02月03日 11:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:31
気候もよく、登山者が多いのもよくわかる。
見ごたえのある斜面
2024年02月03日 11:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
2/3 11:36
見ごたえのある斜面
山頂まで412mらしい。
2024年02月03日 11:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:40
山頂まで412mらしい。
最後までワカンは必要なかった。
2024年02月03日 11:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:42
最後までワカンは必要なかった。
ちょっと垂れ気味の雪庇
2024年02月03日 11:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ちょっと垂れ気味の雪庇
山頂部にようやく到達!
2024年02月03日 11:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:53
山頂部にようやく到達!
おそらく能郷白山と大野盆地
2024年02月03日 11:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:56
おそらく能郷白山と大野盆地
左側は位置関係的には伊吹山な気がする。
2024年02月03日 11:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:56
左側は位置関係的には伊吹山な気がする。
乗鞍岳・御嶽山と、その右は中央アルプスなのか南アルプスなのか。
2024年02月03日 11:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 11:56
乗鞍岳・御嶽山と、その右は中央アルプスなのか南アルプスなのか。
白山・別山がよく見える。天気にも恵まれた。
2024年02月03日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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白山・別山がよく見える。天気にも恵まれた。
山頂で恵方巻きをいただく。東北東はちょうど白山と別山。
今まで経験した中で一番眺めのいい節分の日。
2024年02月03日 11:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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山頂で恵方巻きをいただく。東北東はちょうど白山と別山。
今まで経験した中で一番眺めのいい節分の日。
槍穂に大日ヶ岳、乗鞍岳。
今日はどこの山へ登っても気持ちよさそうだな。
2024年02月03日 12:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:02
槍穂に大日ヶ岳、乗鞍岳。
今日はどこの山へ登っても気持ちよさそうだな。
山頂も風が吹いてきて寒くなってきた。
あまり眺めがいいのでのんびりしたい気持ちもあるけれど、蕎麦を食べに行きたいので下山を急ぎます。
2024年02月03日 12:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:20
山頂も風が吹いてきて寒くなってきた。
あまり眺めがいいのでのんびりしたい気持ちもあるけれど、蕎麦を食べに行きたいので下山を急ぎます。
下山時に見える景色も迫力があっていい。
2024年02月03日 12:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:21
下山時に見える景色も迫力があっていい。
雪の白山にも登ってみたい。
2024年02月03日 12:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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2/3 12:23
雪の白山にも登ってみたい。
滑走したら楽しそうな見た目だけれど、誰も滑った跡が無いから危ないんだろうな。
とりあえず下山口はこっちではない。
2024年02月03日 12:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:24
滑走したら楽しそうな見た目だけれど、誰も滑った跡が無いから危ないんだろうな。
とりあえず下山口はこっちではない。
木々の姿もいい。
2024年02月03日 12:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:25
木々の姿もいい。
大野盆地も雪景色
2024年02月03日 12:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:25
大野盆地も雪景色
登りでは直登して回避してしまったトラバース区間。
今日はとても歩きやすかったが、降雪直後なら確かに緊張感ある。
2024年02月03日 12:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:27
登りでは直登して回避してしまったトラバース区間。
今日はとても歩きやすかったが、降雪直後なら確かに緊張感ある。
少しずつ樹林帯へ。
2024年02月03日 12:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:29
少しずつ樹林帯へ。
霧氷も少しずつ小さくなっていく。
2024年02月03日 12:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:36
霧氷も少しずつ小さくなっていく。
シャクナゲ平を巻いて下山へ。
2024年02月03日 12:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:41
シャクナゲ平を巻いて下山へ。
完全に霧氷も無くなった。
2024年02月03日 12:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 12:45
完全に霧氷も無くなった。
かなり下まで降りてきた。
2024年02月03日 13:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 13:14
かなり下まで降りてきた。
最後の桜坂
2024年02月03日 13:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 13:16
最後の桜坂
勝原ICがすぐ近いけれど、九頭竜方面は乗り降りできないのが落とし穴。
2024年02月03日 13:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 13:19
勝原ICがすぐ近いけれど、九頭竜方面は乗り降りできないのが落とし穴。
「在来種そば王国」を謳う福井県の中でも、大野は蕎麦の産地ということで食べずに帰るわけにはいかない。
できれば数軒回りたく、まずは欅へ。
2024年02月03日 14:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 14:01
「在来種そば王国」を謳う福井県の中でも、大野は蕎麦の産地ということで食べずに帰るわけにはいかない。
できれば数軒回りたく、まずは欅へ。
左上:蕎麦湯
右上:十割おろし蕎麦
左下:とろろ蕎麦
右下:二八おろし蕎麦
今まで自分の知ってた蕎麦とは全くの別物。
ほんのり甘い汁に、ちょっと太めで主張のある蕎麦。
食べられてよかった。
2024年02月03日 14:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
2/3 14:12
左上:蕎麦湯
右上:十割おろし蕎麦
左下:とろろ蕎麦
右下:二八おろし蕎麦
今まで自分の知ってた蕎麦とは全くの別物。
ほんのり甘い汁に、ちょっと太めで主張のある蕎麦。
食べられてよかった。
大野盆地からもよく目立つ荒島岳。
2024年02月03日 14:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/3 14:24
大野盆地からもよく目立つ荒島岳。
2杯目は梅林へ。こちらも美味しい。
2024年02月03日 14:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
2/3 14:44
2杯目は梅林へ。こちらも美味しい。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ ザック 12本爪アイゼン ピッケル ストック スノーバスケット 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 携帯 時計 サングラス

感想

貴重な冬の晴れ間、今回は是非この時期に登ってみたかった荒島岳を目指すことにしました。


【東京からのアクセスについて】
バスや電車を使わずに東京から向かう場合は中央道→長野道松本IC→安房トンネル→中部縦貫道が想定されますが、長距離の運転を避けたいので下記のバス移動を検討しました。

<東京→福井>登山口までは最も近いものの本数と価格面で劣り、天気予報が急変した場合の代替案も考えにくかったため、不採用。
<東京→金沢>価格面と距離のバランス、そして代替案の考えにくさから不採用。
<東京→岐阜>代替案が探しやすく価格も高くはないが、運行本数が少なく、移動が楽なことから名古屋が比較対象に入ってくる。心配事は登山開始が早くても9時過ぎになりそうなこと。
<東京→名古屋>岐阜駅までの移動が容易であることを考えると、運行本数と価格面ではこちらが優れる。

そして道のりを考えると
・好天続きで登山者も多そうなことから、道の状態はかなり歩きやすくなっていそう
・距離と標高差だけ考えるなら、体力的にはそこまで大変ではなさそう
・そうであれば9時過ぎ出発でも、明るいうちには帰って来られそう
と予想されることから、今回は名古屋へ向かうことにしました。

名古屋から運転でもよかったのですが、スタッドレスタイヤを使いたいので岐阜駅までは電車です。

【眺めについて】
白山や槍・穂高連峰、乗鞍岳、大日ヶ岳に御嶽山、能郷白山に大野盆地など、360℃の展望は申し分ありません。
山頂も広く、風さえ無ければ是非ゆっくりしたい気持ちよさです。

【行程について】
好天続きで雪が硬く締って踏み抜きもほとんどなかったこと、登山者が非常に多く踏み跡だらけだったこともあり、大変歩きやすい道のりでした。
ワカンの出番も無ければ、登山道通りに歩く限りはピッケルも必要ありません。
同じ冬でもタイミングによっては、急登やトラバースの危険を注意する記述やラッセルの大変さを語る体験談もあることから、この日はこれ以上ないくらい恵まれていたのだと思います。

【蕎麦について】
福井県に来たら食べたいのが蕎麦です。
「越前そば」としての認知度も高いと思いますが、在来種の蕎麦を栽培し提供していることも注目点だそうで、福井県は「在来種そば王国」を謳っています。
荒島岳がある大野も蕎麦の産地ということで、食べずに帰るわけにはいきません。

昼を過ぎると夕方は休憩に入る店も多いことから、お店の営業時間と下山のタイミングに注意する必要がありますが、このうち二軒だけ入ることができました。

ほんのり甘い越前蕎麦という食べ方もよいのですが、ちょっと太めで香りの強い蕎麦がとても美味しい、しっかり心に残る一皿です。

【全体的に】
東京からのアクセスこそ容易ではないものの、それでも行く価値があったと思います。

道のりも長すぎず危険箇所もこの日はほとんど無し。
気候も穏やかで景色も素晴らしく気持ちいい。
下山後の蕎麦も琴線に触れる体験です。

また冬に登りに来たいと思います。

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