節分の荒島岳と越前蕎麦(勝原登山口)
- GPS
- 04:10
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,216m
- 下り
- 1,213m
コースタイム
天候 | 晴天・風あり 【気温】 ・9:00ころ駐車場3℃ ・12:00ころ山頂0℃(予報) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
新宿→名古屋:夜行バス 名古屋→岐阜:名古屋鉄道(570円) ※JRの方が安い 岐阜→勝原スキー場跡駐車場:レンタカー(東海北陸道・大野油坂道路) 【帰り】 勝原スキー場跡駐車場→岐阜:レンタカー(冠山峠トンネル) 岐阜→名古屋:JR東海道線(470円) 名古屋→新宿:高速バス <注意> ・東京→福井、東京→岐阜の夜行バスも存在するものの、本数と価格面でやや劣る。 ・タイムズカー利用・スタッドレスタイヤ希望のため、名古屋ではなく岐阜まで移動した。 ・駐車場最寄りの勝原ICは乗り降りともに福井方面のみ。九頭竜方面は乗り降りできない。 ・冠山峠道路は従来冬季通行止めとなっていたが、トンネル開通により通年利用可能となった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
もちが壁より上部にトラバースがあるものの、直登によって回避可能。 ※好天続きで新雪はなく、しかも登山者が多く踏み後だらけだったため全体的に大変歩きやすくなっていた。 |
その他周辺情報 | 大野在来そば:市内各地に地元の蕎麦粉を使用した蕎麦屋があるが、営業時間に注意。今回は「欅」と「梅林」へ訪問。 九頭竜温泉:日帰り温泉「平成の湯」など 九頭龍ダム:ロックフィルダム 道の駅:九頭竜(郡上側)・越前おおの荒島の郷(福井側) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
靴
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
ストック
スノーバスケット
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
|
---|
感想
貴重な冬の晴れ間、今回は是非この時期に登ってみたかった荒島岳を目指すことにしました。
【東京からのアクセスについて】
バスや電車を使わずに東京から向かう場合は中央道→長野道松本IC→安房トンネル→中部縦貫道が想定されますが、長距離の運転を避けたいので下記のバス移動を検討しました。
<東京→福井>登山口までは最も近いものの本数と価格面で劣り、天気予報が急変した場合の代替案も考えにくかったため、不採用。
<東京→金沢>価格面と距離のバランス、そして代替案の考えにくさから不採用。
<東京→岐阜>代替案が探しやすく価格も高くはないが、運行本数が少なく、移動が楽なことから名古屋が比較対象に入ってくる。心配事は登山開始が早くても9時過ぎになりそうなこと。
<東京→名古屋>岐阜駅までの移動が容易であることを考えると、運行本数と価格面ではこちらが優れる。
そして道のりを考えると
・好天続きで登山者も多そうなことから、道の状態はかなり歩きやすくなっていそう
・距離と標高差だけ考えるなら、体力的にはそこまで大変ではなさそう
・そうであれば9時過ぎ出発でも、明るいうちには帰って来られそう
と予想されることから、今回は名古屋へ向かうことにしました。
名古屋から運転でもよかったのですが、スタッドレスタイヤを使いたいので岐阜駅までは電車です。
【眺めについて】
白山や槍・穂高連峰、乗鞍岳、大日ヶ岳に御嶽山、能郷白山に大野盆地など、360℃の展望は申し分ありません。
山頂も広く、風さえ無ければ是非ゆっくりしたい気持ちよさです。
【行程について】
好天続きで雪が硬く締って踏み抜きもほとんどなかったこと、登山者が非常に多く踏み跡だらけだったこともあり、大変歩きやすい道のりでした。
ワカンの出番も無ければ、登山道通りに歩く限りはピッケルも必要ありません。
同じ冬でもタイミングによっては、急登やトラバースの危険を注意する記述やラッセルの大変さを語る体験談もあることから、この日はこれ以上ないくらい恵まれていたのだと思います。
【蕎麦について】
福井県に来たら食べたいのが蕎麦です。
「越前そば」としての認知度も高いと思いますが、在来種の蕎麦を栽培し提供していることも注目点だそうで、福井県は「在来種そば王国」を謳っています。
荒島岳がある大野も蕎麦の産地ということで、食べずに帰るわけにはいきません。
昼を過ぎると夕方は休憩に入る店も多いことから、お店の営業時間と下山のタイミングに注意する必要がありますが、このうち二軒だけ入ることができました。
ほんのり甘い越前蕎麦という食べ方もよいのですが、ちょっと太めで香りの強い蕎麦がとても美味しい、しっかり心に残る一皿です。
【全体的に】
東京からのアクセスこそ容易ではないものの、それでも行く価値があったと思います。
道のりも長すぎず危険箇所もこの日はほとんど無し。
気候も穏やかで景色も素晴らしく気持ちいい。
下山後の蕎麦も琴線に触れる体験です。
また冬に登りに来たいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する