赤岳
- GPS
- 09:37
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,486m
- 下り
- 1,483m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 9:31
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日 宅発21:00→美濃戸口P24:00車泊 当日 起3:30発5:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・南沢ルートはピンテ多数、トレース明瞭。 ・赤岳山頂直下が核心部。下りは細心の注意を。アイゼン・ピッケルを確実に利かせて。 |
写真
感想
冬の赤岳は2回目。雪山はやればやるほど状況が毎回微妙に異なり新たな課題がみつかる。前回の赤岳登頂はたまたまうまくいっただけだった気がする。今回赤岳頂上直下の核心部を通過した際、こんなにも険しかったかな?と正直思った。ひやっとする場面はなかったが、それはそうなる前にリスク回避してたからだと思う。バックステップをまともに使えてなかった前回の自分はかなり危ない状態だったと思う。今回は見た感じでちょっと危なそうだと思ったら迷わず【バックステップ】で下降した。ただ下降中にすれ違った方との会話から、今回もし積雪が多かったり核心部がアイスバーンでピッケルが利かなかった場合は自分の力量では撤退もあり得たのだなと知ることができた。何気なくかけていただいた言葉が自分のなかで何か大きな変化を起こすきっかけになる。その方曰く、ピッケルが刺さるのであれば一回一回確実に打ち込めばまず大丈夫だけどミックスとか氷りだとね〜。確かにそのとおりで今回はピッケルを確実に打ち込めたので怖くはなかった。他に、他の方と距離を置くのも重要なのだと今回強く感じた。
今回経験した気温【マイナス15℃】はマイナス10℃のときと状況が明らかに異なり凍傷リスクや予兆をすごく感じた。鼻が痛くなる場面もあった。細かいことに気を配り都度対処しないと致命的状況になると感じた。
今回も最高の天気で赤岳から絶景を味わうことができた。満足。正直言うと【地蔵尾根】がとても気になってしまった。でも無理はしない。下見無しでいきなり下降することはしない。小さな失敗と改善を繰り返しながら一歩一歩着実に進み雪山をもっと自由に楽しめるようになりたいと思った。
【備忘録】
・マイナス15℃、ザック外にナルゲンボトルだと凍る。蓋が開かない。飲めない。リスク。ナルゲンはザックの中へ。
・マイナス15℃微風。下はハードシェル+薄手パンツ+中厚手ベースで大丈夫だった。
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