三峰山(少し寂しい霧氷)
- GPS
- 03:37
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 864m
- 下り
- 861m
コースタイム
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:38
天候 | 曇り 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
近鉄「榛原駅」から、奈良交通「みつえ青少年旅行村」 (奈良交通は事前予約 3,200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし トレースもしっかりついていて迷うことはない (山頂までの登山路は凍っているため、滑りやすい) |
その他周辺情報 | 約6キロ先に 「みつえ温泉 姫石の湯」があり 大人800円 |
写真
感想
霧氷を拝みに三峰山。
近鉄「榛原駅」には、霧氷を見に行く登山者がたくさん。
高見山も受付していたが、三峰山だけでも、バスが3台以上。
これだけ大勢の登山客を冬に見たのは初めて。
みんな霧氷を楽しみにしているのだろう
バスは駅から1時間ほどで、「みつえ青少年旅行村」に到着。
ここから少し戻って登山口へ。
最初は舗装道路。しばらく行くと、健脚向けの不動滝ルートと
初心者向けの登尾ルートに分岐しているので、
上りは、少し傾斜の厳しい不動滝ルートを選択する。
ここまでは路面に全く雪はなし。
ちょっと残念感ある様相だった。
不動滝を少し眺めたのちは、黙々とジグザグの傾斜を登る。
この辺りから、路面が凍っていて、少し滑りやすい状態。
雪はうっすら程度なので、チェーンで十分だが、つけないと
危険な状態だった。
なかなかチェーンをつける場所とチャンスを見出せず、
結局、中腹の山小屋でアイゼンを装着する。
ここから先は、アップダウンもあったので、ここでつけないと
転んでいた可能性もあった。危ない。
ここからしばらく歩くと、ようやく霧氷とご対面。
不動滝の少し先で下山途中の方に「霧氷どうですか」と
声をかけたところ、「お楽しみ」と言われたので、それ以降は
誰にも確認していなかったので、霧氷を見た時は少し嬉しかった。
山頂と八丁平の分岐あたりから、霧氷の感動エリア。
アーチ状の木々に霧氷が張り付き、いい感じの景観を
作り出している。また、下の景色もうっすら見ることができ、
霧氷越しの山々、村の様子などが見える。
木の肌、枝まで完全に白くなっていないので、その点は残念だったが、
十分、霧氷が作り出した幻想的な風景を、山頂まで楽しんだ。
山頂から平倉峰までの稜線もいい感じ。
ちらほら歩いている方と遭遇したので、
距離もそれほどないので、平倉峰まで行って引き返している模様。
そこまでもいいビューポイントがあるが、平倉峰も
いい感じのビューポイント。時間もあまりかからないし、
それほど負担感も大きくならないので、
せっかくなら、
そこまでを標準コースとしたらとも思えた。
三峰山の山頂まで戻ってからは、八丁平を見学して、再び、分岐から
山頂、山頂から分岐と、合計3回霧氷の稜線を楽しむ。
空が最初は白、続いて青と変化したので、同じポイントだが、
十二分に楽しむことができた。
下山は、登尾ルート。それほど、不動滝ルートと比較して、
楽という感じもなかったが、全体的に距離が短く、傾斜も緩やかなので、
ファミリー層やあまり普段から山登りをしない方にとっては
いいと思える山だった。
下山後は「みつえ青少年旅行村」で、霧氷まつりとして、
出店があったので、豚汁や焼き芋をいただきながら、持参した昼食を
いただく。
本日の霧氷の状態について、
スタッフの方にお聞きするち、
一昨日は霧氷がモコモコになっていて天気も良くて最高だった。
昨日も良かったのだが、
今日はそれと比べてちょっと残念かもとのことだった
それでも、なかなか見れない樹氷の景観に圧倒され、
充実した霧氷巡りができた点は非常に良かった。
ただ、山頂でウロウロしても、隣の峰に行っても、
下山後、バスの発車までの時間、約2時間を持て余したのは残念だった。
もう少し早い時間のバスがあればいいのに。
待ち時間、一緒になった方と色々と話ができたので、
結果的には、充実した時間が過ごせた。
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