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Yamareco

記録ID: 6450695
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳南稜

2024年02月10日(土) ~ 2024年02月11日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
26:45
距離
14.9km
登り
1,445m
下り
1,429m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:51
休憩
0:01
合計
3:52
距離 5.0km 登り 811m 下り 74m
12:35
43
13:18
13:19
188
16:27
2日目
山行
6:13
休憩
2:34
合計
8:47
距離 9.9km 登り 633m 下り 1,376m
6:33
36
7:09
7:12
45
7:57
8:27
85
9:52
11:16
43
11:59
12:11
4
12:19
12:34
73
13:47
34
14:21
14:31
8
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
舟山十字路まで、メンバーの車に便乗。
舟山十字路にて、スタート前のビーコンチェック。
「はーい!OKです」。本ルートは必要?不要?で悩むうちは装備に入れます。
2024年02月10日 12:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
2/10 12:34
舟山十字路にて、スタート前のビーコンチェック。
「はーい!OKです」。本ルートは必要?不要?で悩むうちは装備に入れます。
2024年02月10日 12:37撮影 by  SO-53B, Sony
2/10 12:37
ゲッ!南稜への分岐よりトレース無し。
不本意ながら、三連休だし当然トレースはあるだろうと思っていました。
2024年02月10日 13:22撮影 by  SO-53B, Sony
2/10 13:22
ゲッ!南稜への分岐よりトレース無し。
不本意ながら、三連休だし当然トレースはあるだろうと思っていました。
尾根に出ました。
反対斜面からのルートが何となく確認できます。
昔はこちらからのアプローチがメインルートでした。
2024年02月10日 13:46撮影 by  SO-53B, Sony
2/10 13:46
尾根に出ました。
反対斜面からのルートが何となく確認できます。
昔はこちらからのアプローチがメインルートでした。
これも30年近くはある看板。
南稜といえばこれ!みたいな。
もちろん立ち入っていませんよ。たぶん。
2024年02月10日 14:17撮影 by  SO-53B, Sony
2/10 14:17
これも30年近くはある看板。
南稜といえばこれ!みたいな。
もちろん立ち入っていませんよ。たぶん。
え〜っ、人気ルートなのに、ほんとに誰も来てないの?
という感じ。
2024年02月10日 16:03撮影 by  SO-53B, Sony
3
2/10 16:03
え〜っ、人気ルートなのに、ほんとに誰も来てないの?
という感じ。
時間なので本日はここまで。
2024年02月10日 16:24撮影 by  SO-53B, Sony
1
2/10 16:24
時間なので本日はここまで。
翌朝。テント撤収。出発です。
2024年02月11日 06:27撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 6:27
翌朝。テント撤収。出発です。
出発からしばらくはガスって展望利きません。
2024年02月11日 06:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/11 6:36
出発からしばらくはガスって展望利きません。
雲が切れてきました。P3,P4と確認できます。
2024年02月11日 06:57撮影 by  SO-53B, Sony
1
2/11 6:57
雲が切れてきました。P3,P4と確認できます。
青ナギ。
2024年02月11日 07:05撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 7:05
青ナギ。
2024年02月11日 07:10撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 7:10
天狗尾根の針峰群と真教寺尾根の牛首山。
野辺山方面は雲海です。
2024年02月11日 08:14撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 8:14
天狗尾根の針峰群と真教寺尾根の牛首山。
野辺山方面は雲海です。
森林限界へ。
2024年02月11日 08:15撮影 by  SO-53B, Sony
1
2/11 8:15
森林限界へ。
2024年02月11日 08:43撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 8:43
2024年02月11日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
2/11 9:03
P2のあたり。
ここからP3を越えるまでの間で早朝スタート組の方々に続々と抜かれます。ノントレース完登とはなりませんでしたが、結構ヘロっているので、正直ホッとしたことは認めます(笑)
2024年02月11日 09:14撮影 by  SO-53B, Sony
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2/11 9:14
P2のあたり。
ここからP3を越えるまでの間で早朝スタート組の方々に続々と抜かれます。ノントレース完登とはなりませんでしたが、結構ヘロっているので、正直ホッとしたことは認めます(笑)
左から三ツ頭・権現(旭)・ギボシ・編笠。背後が南アの北岳・甲斐駒・仙丈。
眼下に踏んできたトレースが確認できます。
2024年02月11日 09:28撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 9:28
左から三ツ頭・権現(旭)・ギボシ・編笠。背後が南アの北岳・甲斐駒・仙丈。
眼下に踏んできたトレースが確認できます。
2024年02月11日 09:36撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 9:36
P3手前のトラバース。
2024年02月11日 09:48撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 9:48
P3手前のトラバース。
P3直登ルート。夏はこちらから。
2024年02月11日 09:50撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 9:50
P3直登ルート。夏はこちらから。
ルンゼルートは雪が詰まって最初は緊張感ないですが、上部岩盤がスラブなので、アイゼン・ピックが刺さりづらく緊張感が増します。途中からロープを出したのは判断ミスで、最初から出すべきでした。
2024年02月11日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
2/11 10:11
ルンゼルートは雪が詰まって最初は緊張感ないですが、上部岩盤がスラブなので、アイゼン・ピックが刺さりづらく緊張感が増します。途中からロープを出したのは判断ミスで、最初から出すべきでした。
というのも、ハードスラブ化した表層の雪が、少量ではありましたが雪崩れてきたので。
先行者が誘発したものですが、局所によっては積雪状態が不安定であることを読み切れなかったのは自分のミス。
ラストのメンバーに雪崩れた雪が当たりましたが幸い大事には至らず、ヒヤリハットで済みました。
2024年02月11日 10:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
2/11 10:41
というのも、ハードスラブ化した表層の雪が、少量ではありましたが雪崩れてきたので。
先行者が誘発したものですが、局所によっては積雪状態が不安定であることを読み切れなかったのは自分のミス。
ラストのメンバーに雪崩れた雪が当たりましたが幸い大事には至らず、ヒヤリハットで済みました。
P4直登ルート。こちらも無積雪期によく登られるルート。P3直登ルートよりは難しかったような。
2024年02月11日 11:30撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 11:30
P4直登ルート。こちらも無積雪期によく登られるルート。P3直登ルートよりは難しかったような。
P4トラバース。ホールドは結構あります。
2024年02月11日 11:40撮影 by  SO-53B, Sony
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2/11 11:40
P4トラバース。ホールドは結構あります。
頂上直下、最後のトラバース。
2024年02月11日 11:47撮影 by  SO-53B, Sony
2/11 11:47
頂上直下、最後のトラバース。
着きました。
2024年02月11日 12:01撮影 by  SO-53B, Sony
1
2/11 12:01
着きました。
中央稜を下降予定でしたが、御小屋尾根との分岐から下を覗き込むと、なんとこちらもトレース無し。下山ラッセルしてまで頑張りますか?う〜ん、止めましょう、ということで御小屋尾根下山。
2024年02月11日 12:33撮影 by  SO-53B, Sony
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2/11 12:33
中央稜を下降予定でしたが、御小屋尾根との分岐から下を覗き込むと、なんとこちらもトレース無し。下山ラッセルしてまで頑張りますか?う〜ん、止めましょう、ということで御小屋尾根下山。
御小屋尾根より中央稜第2岩峰を望む。懸垂でロープを出すとしたらここ。
2024年02月11日 13:02撮影 by  SO-53B, Sony
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2/11 13:02
御小屋尾根より中央稜第2岩峰を望む。懸垂でロープを出すとしたらここ。
略々戻ってまいりました。
2024年02月11日 14:18撮影 by  SO-53B, Sony
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2/11 14:18
略々戻ってまいりました。

感想

最後に登ったのが10年以上前だったか…。ルート上の各所の記憶、結構飛んでいました。
積雪の状態により、毎回印象が異なるのがP3ルンゼ。易しくもあり、いやらしくもあります。近年大きな事故があったことから、改めて判断ミスの無いよう努めたつもりでした。ですが、結果ヒヤリハットで済んだものの、雪崩インシデントをしっかり回避出来なかったことが今回最大の反省点となりました。
それからもう一点気づいたこと。我々パーティーは習慣から縦走用アックス1本というスタイルだったのに対し、外すべての方々はアックス2本で登られていました。登攀スタイルの変遷を感じさせられた山行でした。

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