🇲🇾Mount Kinabalu キナバル山
- GPS
- 14:37
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,287m
- 下り
- 1,721m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:46
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:41
天候 | 1日目: 晴れ時々霧 2日目: 晴れ 稜線上は風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
コタキナバル市内の宿からキナバル国立公園まではツアー会社の送迎バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。階段が多いです。Sayat Sayat Hutから山頂までは岩場で急な一枚岩も何ヶ所かあり、設置されていたロープを使いました |
その他周辺情報 | 宿泊したRaban Rata Resthouseは電気、水洗トイレ、シャワー(水のみ)、3回のビュッフェ付きでとても快適でした |
写真
感想
⚠︎写真に出ている時間は日本時間です。
《服装について》
事前に調べた通り、夏から冬までの登山服が必要でした。
1日目(登り): ミレードライナミック、モンベルサポートタイツ、モンベル秋用長ズボン、モンベル秋冬用長袖シャツ、帽子、ミレー冬用レイン(Layang Layang shelter以降)
→秋縦走用の装備
2日目(アタック): 上記の服装に加えて、無印ウールスパッツ、モンベルメリノウールインナー中厚手、モンベルフリース(山頂直下~山頂)、ネックウォーマー、ニット帽、厚手の手袋
→冬山スキー用の装備
2日目(下り): 1日目の登りと同じ。レインジャケットは着用せず
自分は寒くて震えているよりも暑い方が良いタイプなのでこれくらいがちょうどよかったです。ダウンやホッカイロも持って行きましたが使いませんでした。
体感温度としてはキナバル公園時点で肌寒く、半袖では厳しい感じ。宿付近は登りの服装にジャケットはいらない感じ。(風が吹かなければちょうど良い気温)2日目の朝は夏の北アの朝よりあったかい感じでしたが、稜線に出ると風が強く防寒具が必要になりました。
天気は予測不能なため荷物になってもちゃんと装備を持っていく方が良いとかんじました。
《高山病について》
実は富士山にも行ったことがないため、今回の1番の心配事が高山病でした。結果的に深刻な高山病の症状も出ず、日本で登る時よりも快適に登頂できました。
【低酸素ジム】
低酸素トレーニングに行くのが良いと思いますが時間や距離的にいけなかったため、低酸素ジム(ハイアルチ)を活用しました。このジムは酸素濃度を15%(2500m)ほどに下げて運動を行うことで、短時間で効果を得るためのジムで、気圧の変化はないため完全な高山病対策とは言えませんが、登山1ヶ月前から週に3回ほど30分ずつくらい走るようにしていました。実際に効果があったのかはわかりませんが、気休めにはなりました。また、体力もついたのでよかったと思います。
【ダイアモックス】
ダイアモックスは一人当たり2錠持って行きました。日本の3000m級の山では高山病の経験はなく、1日目に体調不良もありませんでしたが、1日目の夕食後、寝る前に1/2錠飲みました。その日の夜や次の日に手足の痺れを感じましたがそれ以外は副作用もなく、実際に山頂アタック時には高山病の症状も出ませんでした。2日目の朝はガイドさんがゆっくりとしたペースで先導してくれたこともあり、言われてみれば頭が痛い気もするかな?という程度で終わりました。
【血中酸素濃度】
持っていたApple Watchでこまめに測っていました。日本の山では測ったことがないので何が登山での正常なのかわかりませんが、参考までに私のデータを載せておきます。
1日目 86-99%
登り中はずっと80代でしたが、宿で夕食を食べて寝る頃には99に戻りました。
2日目 89-100%
ゆっくりとしたペースのおかげか、ダイアモックスのおかげかはわかりませんが山頂アタック時には90代後半をキープしていました。
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