爺ヶ岳中峰(東尾根)
- GPS
- 09:46
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,747m
- 下り
- 1,745m
コースタイム
天候 | 【天気】快晴 【風】ピーク1-山頂は風あり 【気温】鹿島山荘2:00頃→-5℃/ 山頂7:00頃→-10℃程度と思われる |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
長野駅⇔鹿島山荘:レンタカー 長野駅→東京都内:北陸新幹線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に道は狭く急勾配が多いです。 特に下りは慎重に進みたいです。 【注意箇所】 登り始め→標高1200付近:非常な急勾配。雪の無い箇所が多く、道がわかりにくい。 P3⇔P2:急斜面と痩せ尾根 P2⇔矢沢の頭:急斜面とナイフリッジ、雪庇に注意。 P1⇔山頂:横方向に小さく斜度があるが、上部は雪庇上なので歩けない。 標高1200付近→下山:雪の溶けている箇所も多くアイゼンに団子となってつきやすい。最後の急勾配に入ると融雪もあって道がややわかりにくい。 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷「薬師の湯」 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
飲料
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
ストック
スノーバスケット
ワカン
|
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備考 | ワカン、バラクラバ、防寒着は使わなかった。 |
感想
この日は天気予報を見る限り、好天が望めそうなのは日本海側の山々。
信越だけで考えても登りたい雪山はたくさんあるのですが、今回は山頂からの景色を期待して爺ヶ岳を目指すことにしました。
昨年8月に柏原新道で登った時にこの辺りから見えた剱岳が特に綺麗な形だったのをよく覚えています。
【移動について】
東京からバスや電車で向かう場合、選択肢は松本駅か長野駅です。
鹿島山荘までは松本駅が長野駅より僅かに近いのですが、東京までの帰りの移動を考えると北陸新幹線が特急あずさに運行本数と乗車時間で勝るため、今回は長野駅から白馬長野道路を通るルートを選ぶことにしました。
【登山道について】
水平距離はそこまで長くないのですが、登り始めやP2前後の急斜面は斜度がえげつないです。
また、P2を越えてからはナイフリッジや雪庇などもあるなど、それなりに緊張感のある道です。
【景色について】
決して安易にお勧めできる道のりではありませんが、山頂からの景色は抜群にいいです。
槍穂高連峰や妙高戸隠連山、遠くに見える上信国境や八ヶ岳などもよいのですが、こちらの醍醐味は堂々たる剱岳と鹿島槍ヶ岳の雄姿が間近に見えることです。
白馬三山や唐松岳、五竜岳など、両者を望める山は他にもありますが、前剱や三ノ窓まで含めてはっきり見える場所を求めるなら、爺ヶ岳付近が格別だと思います。
…登頂が日の出の時間に間に合わず、しかも進み続けてしまったが為に鹿島槍ヶ岳も見えない位置に来てしまい、モルゲンロートは心残りとなる結果になりました。こちらは別の機会に取っておきたいと思います。
風は弱いという予報でも山頂付近はそれなりに吹いていたし、斜度のキツさは際立っていたと思いますが、それでも間違いなく心に残る絶景を堪能することができました。
ぜひ別の機会にもう一度訪れたい場所です。
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