源次郎沢↑ナガレノ沢↓
- GPS
- 06:35
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 728m
- 下り
- 725m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 6:35
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・コンディション: 水量少ない、残雪ほぼ無し ・他パーティ: なし ・参考遡行図:「丹沢の谷200ルート」P.26-27 (源次郎沢右俣=1級上、ナガレノ沢=1級) ・携帯電話: d/S/R駐車場およびナガレノ沢では電波無し, 源次郎沢ではCo920ら辺から入る ・登山届: 滝沢園入口登山ポスト, Compass, 身内へ共有 ・CL/SL共に初めて入る沢 5日前に沢始めとして同じ戸沢からモミソ&ソグラをやったが、登り足りずまだ乾ききってない沢靴を持ってこちらへ。下降で使う予定のナガレノ沢も使わなかったのでそれのリベンジも込めつつ。(記録: https://yamare.co/6458192 ) 天気予報(ヤマテン/天ナビ)では晴れの予報だったが、1日中曇天で、たまに軽く霧雨が降るような天気。山行開始時の気温は8℃だったが、5日前の快晴で1℃よりも寒く感じた。 ◽️源次郎沢 右俣 (遡行) 水無川水系ではかなり人が入っている沢なこともあり、踏み跡も残置ハーケンなども非常に多くよく整備されていた。特に不安を感じた場所はなし。CLはすべての滝をフリーで登った。が、いくつか高度感や危険を感じる滝では上からロープを出した(F5,F6,F10)。登攀ラインや詳細などは写真を参照。フォールナンバーのついた滝の中で、F4は完全に木で埋まってしまっていて水線の登攀が物理的にできず諦めたが、それ以外はすべて登攀した。 詰めはあらゆる場所に踏み跡&冬で植物も少ないこともあり不明瞭なので、読図が必要。計画では花立山荘に向けて詰める予定だったが、現地で地形を眺めると、トラバースすれば大きくショートカットできそうだったので、花立山荘には寄らないルートになった。 ◽️ナガレノ沢 (下降) 堀山の家から大倉尾根を数分降りるとある大倉尾根No27看板から、少し下ったところから沢床までつづらで降りた。参考遡行図の踏み跡はかなり古いものでほとんどわからなくなっており、地形を見ながらの下降になった。最後は枯れた枝沢から沢床へ。 沢床までの下降を含め、沢の下降では一度もロープは使わなかった。数箇所ある大きな滝(5〜8m程度)では巻道にトラロープ(古めだがまだ使える)があり、それを持って下降できたり、適切にクライムダウンをすれば我々パーティとしては安全に降りられた。 最後に堰堤が連発するが、鉄梯子や、巻道もしっかりあるので問題なく降りられる。 |
その他周辺情報 | ラストコンビニ: セブンイレブン 秦野戸川店 登山ポスト: 滝沢園入口 下山後温泉/晩飯: 湯花楽 秦野店 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
雨具
防寒具
昼食
行動食
非常食
水/ハイドレーション
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
ファーストエイドキット/常備薬
保険証
スマホ(兼GPS)
時計
タオル
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
スリング
セルフビレイコード(PAS)
参考遡行図
地形図
バイル
サングラス
ロープ(8mm30m)
チェーンスパイク
ナイフ
|
---|---|
共同装備 |
クイックドローx5
カムx4(未使用)
ハーケンx4(未使用)
マイクロトラクション
特小無線機x2
ツェルト
衛星SOS発信機(inReach Mini2)
|
感想
さすがに5日前の遡行だけでは物足りない!という訳で2月に週2ペースでの沢行w来週末は天気が良くなさそうだし。
今回は自分がCLとしてペースメーキングをしながらの遡行。朝、東名高速が渋滞していて、山行開始時間が少し遅れたけれど、ペースとしては計画とほぼ同じになりよかった。努力目標については達成できなかったが、想像よりもSLにロープを出す必要があると感じた登攀ラインが多かったこともあり、適切に安全管理した結果なので全く問題なし。
源次郎沢での滝登攀については、F10が核心だった(体感-)ように思える。次点がF6(体感+)。どの滝も直登にこだわらなければ非常に良い巻道があるので初級者も連れてきやすい良い沢だと思った。機会があれば、夏の水量の多い時にでも誰か連れてきてみようかな!
ナガレノ沢は、見た目もよく、直登したら楽しそうな滝が2本ほどあったが、それ以外が平凡すぎ&上流は流木で荒れすぎ、なのであまり完全遡行は楽しくないかもな、と思いました。
SLもよくついてきてくれてよかったです。今後もこのぐらいのペースとロープワークでリードやっていけると嬉しいです!
流石にこの気温でも曇天でかなり寒さを感じたので、この時期は荒天だとまだ沢はキビしそうですね。来週末はジムトレかな!おつかれさまでした!
月曜日に続き丹沢へ!
今回はペースを一定に、ギアの片付けなども早く、CLやっくんに付いて行く!を目標に遡行。
源次郎沢は大きめの滝が数個あり、どれも登れるので面白かったです。出だしが悪かったり落口マントルが悪かったりと、どの滝も核心が渋くて楽しめました。CLは全部フリーで登りましたが私は落口だけお助けヒモ出してもらったり、ロープをおろしてもらったり。それが無いとちょっと登れなかったなという感想です。特にF10の下部がリーチ的に厳しく良い足がなかなか見つからず苦労しました。
ゴーロは大きめの石が多く足がちょっと疲れます。
鹿やキジ(写真撮れなかった)といった野生動物と出会えて嬉しかったです。
ナガレノ沢は大倉尾根から沢へ入渓するための斜面の下降が一番気を使って疲れました。昔は水汲みのために踏み跡が明瞭だったようですが、今は落ち葉に埋もれて不明瞭。斜面の土も柔らかくて崩れやすく、倒木も多かったです。
ナガレノ沢の上流は土砂崩れしてガレガレ&倒木だらけ。沢が結構埋まってる印象でした。下流に行くにつれて渓相も綺麗になって行き、初心者さんをつれてきたら喜ばれそうな大きめのカッコイイ滝もあります。
大きめの滝、降りるのが難しい2本には横にトラロープがかかっていて下降するのに苦労せず、スムーズに駐車場まで戻ってこられました!全体的にガレが多いので足首痛めやすそうで、歩くのに少し気を使う感じですが遡行自体は難しく無いので初心者さんにおすすめ。
この日は一日中曇っていて、曇ってる日はそんなに気温が上がらないから「朝の気温が高くても晴れてる日よりも寒い」ということを学びました。立ち止まるとすぐ体が冷えたので、滝下でスクワットをしたりして紛らわせました。
今回はペースを気をつけて全体的に順調な遡行ができたと思いますが、回収した支点のアルヌン返却忘れやギアしまい忘れ(環付きカラビナを定位置にしまい忘れ)などがあったので、次回確認を怠らないように気をつけます。
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