氷ノ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 727m
- 下り
- 709m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:47
天候 | くもり 稜線では風があるが、かなり暖かくて驚いた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
氷ノ山越コースの一本北の尾根をラッセルして途中で登山道に合流。 地形が明確なので迷う心配はないが、時間に余裕があれば雪山を堪能できる道。 登山道そのものはしっかり踏まれていてストレスはあまり感じない。 甑岩手前で12本アイゼンを装着。 気温が高く、雪がもっと不安定ではないかと思っていたが、特に心配することはなかった。 |
写真
装備
個人装備 |
救急薬品
ナイフ
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
水
アイゼン
ワカン
ヘッドランプ
予備電池
ストック
スマホ
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感想
以前からこの山名に魅かれ、冬に登りたいと思っていた。
無理やりではあったが日帰りで行ってきた。
土地勘がなく、登山口やルートの情報もとりあえずかき集めて現地にやってきたが、あとは状況を見ながら対応して歩くのみ。
自然ふれあいの里という施設からキャンプ場を抜けて登山道へというのが一般的らしい。
ただ、比良で味を占めた尾根歩きのルートを地図で見つけてしまっていて、そこを歩くことを選択していた。
並行する登山道があり、そこから途中尾根に上がることにする。
樹林帯に入るとトレースは消え、ラッセルしながら尾根に上がるルートを決めて道をつけていった。
雪が少ないとはいえ、膝上までの雪をかき分けて足を取られながら進むのはやはり骨が折れる。
右手の沢の向こうには普通に歩いている登山者の姿も見えて、向こうからは遭難者に見えるんじゃないかと少々気になった。
いつものように両足をつらせながら、雪と格闘して登山道に合流でき、第一関門を突破したぞと気分だけは盛り上がっている。
人に踏み固められた道のありがたさをひしひしと感じながらストレスのない道を歩く。
とはいえ、ラッセルしたルートも特に危険がありそうでもなく、地形を見誤らないだけの地図読みができれば不安要素は少ない。
無駄(?)な体力の消耗を楽しいと思える人がいればおすすめかも。
あとは山頂までの稜線歩き。
ダメージの残る足でペースはなかなか上がらない。
全体の工程が短いので、時間の余裕に甘えて散歩気分で歩いている。
甑岩のトラバースに差し掛かるところでアイゼンをつける。
ラッセルしながらワカンをつけることを考えたが、新雪ではないのでついつい面倒なのが先に立ち、ここまではツボ足で済ませていた。
つけていたら多少ダメージは軽減していたかもしれない。
山頂に立ったのは大方正午に近かった。
さすがに日曜日の山頂は人が多い。
避難小屋も満員状態でなかなか落ち着いて食事もしにくい。
下りのどこかで時間をとることにして早々に山頂を後にした。
下るルートをどうしようかと少し迷った。
プランに入れていたのは甑岩から直に下る仙谷コース。
分岐に立つとテープで道をふさいであり、何やら不穏な様子。
で、ピストンに決定。
下りは正規の登山道を歩いて下った。
前を若いパーティーが歩いていて、皆さんのペースが非常に自分と合っていたので非常に快適について歩けた。
途中で朝のコースに移動し、施設の敷地に入り、駐車場へ。
山に行く間隔が開いて体力の維持も難しくなっているが、いざ行くとなると以前と同じ感覚で無茶をしようとする。
技術、体力ともに、自分にできることとできないことの線引きをしっかりすること。
今回もやはりがさつなプランではあったが、初めての山で自分なりの楽しみを作りながら無事に下山できたことがなによりではあった。
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