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Yamareco

記録ID: 6494398
全員に公開
山滑走
東北

丸山岳敗退…三岩岳・ミチギノ沢

2024年02月23日(金) ~ 2024年02月24日(土)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
16:30
距離
24.5km
登り
2,890m
下り
2,898m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:23
休憩
0:11
合計
7:34
距離 9.1km 登り 1,400m 下り 327m
7:04
96
8:40
76
11:43
11:52
76
13:08
13:10
50
14:38
2日目
山行
7:56
休憩
0:47
合計
8:43
距離 15.4km 登り 1,496m 下り 2,571m
7:10
33
7:43
8:00
365
14:05
14:35
25
15:00
49
15:53
ゴール地点
天候 1日目:雪
2日目:くもり
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
🚗三岩岳登山口の路肩
コース状況/
危険箇所等
# 時期外れの高温続き&雨によりカチカチクラスト層の上に新雪少し
# 国道から雪ありスキーで登れたが薮い…巽沢山尾根に乗る手前でシートラ。尾根に乗っても雪無い箇所もあり標高1000mくらいまで担いだ。
# 窓明山から北への稜線は、雪庇落ちクラックあり。稜線うねうね&カチカチ、西側斜面も藪くスキーの機動力が活かせなかった。
その他周辺情報 ♨湯ノ花温泉 共同浴場・弘法の湯@300円
高温続きの檜枝岐
登山前日に10cm積雪あり
1
高温続きの檜枝岐
登山前日に10cm積雪あり
しばらくシートラして尾根の雪付きが良くなりスキー履けた
2024年02月23日 09:00撮影 by  DSC-RX1R, SONY
1
2/23 9:00
しばらくシートラして尾根の雪付きが良くなりスキー履けた
2024年02月23日 09:48撮影 by  DSC-RX1R, SONY
1
2/23 9:48
窓明手前より
同じく丸山岳行くそう
2024年02月23日 11:23撮影 by  DSC-RX1R, SONY
1
2/23 11:23
窓明手前より
同じく丸山岳行くそう
今日も白い
2024年02月23日 11:33撮影 by  DSC-RX1R, SONY
1
2/23 11:33
今日も白い
三岩避難小屋にエスケープ
2024年02月23日 14:41撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/23 14:41
三岩避難小屋にエスケープ
この時期にしてはとても雪が少ないそう
下の窓から出入り可
2024年02月23日 14:43撮影 by  DSC-RX1R, SONY
2
2/23 14:43
この時期にしてはとても雪が少ないそう
下の窓から出入り可
2日目
まずは三岩岳ピークへ
2024年02月24日 07:40撮影 by  DSC-RX1R, SONY
2
2/24 7:40
2日目
まずは三岩岳ピークへ
三岩岳みっけ
2024年02月24日 07:48撮影 by  DSC-RX1R, SONY
2/24 7:48
三岩岳みっけ
2日目も晴れない…
2024年02月24日 08:03撮影 by  DSC-RX1R, SONY
1
2/24 8:03
2日目も晴れない…
ミチギノ沢
2024年02月24日 08:15撮影 by  DSC-RX1R, SONY
1
2/24 8:15
ミチギノ沢
ガリパウだがとても良い
2024年02月24日 08:17撮影 by  DSC-RX1R, SONY
1
2/24 8:17
ガリパウだがとても良い
2024年02月24日 08:17撮影 by  DSC-RX1R, SONY
2/24 8:17
沢に落ち込むところが段差で雪割れしている
2024年02月24日 08:18撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 8:18
沢に落ち込むところが段差で雪割れしている
2024年02月24日 08:21撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 8:21
疎林滑走パウパウ
2024年02月24日 08:21撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 8:21
疎林滑走パウパウ
緩いが走る雪で気持ちいー
2024年02月24日 08:22撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 8:22
緩いが走る雪で気持ちいー
2024年02月24日 08:24撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 8:24
二股手前まで750ほどおとして登り返し
2024年02月24日 08:49撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 8:49
二股手前まで750ほどおとして登り返し
滑った沢の1本となりの尾根を登る
2024年02月24日 08:56撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 8:56
滑った沢の1本となりの尾根を登る
青空ちらり出るが晴れない
2024年02月24日 09:36撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 9:36
青空ちらり出るが晴れない
2024年02月24日 09:36撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 9:36
ガスが濃くなったような
2024年02月24日 10:28撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 10:28
ガスが濃くなったような
おかわり2本目ミチギノ沢
1本目より視界悪い…
2024年02月24日 11:13撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 11:13
おかわり2本目ミチギノ沢
1本目より視界悪い…
2024年02月24日 11:15撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 11:15
2024年02月24日 11:17撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 11:17
奥に見えるのは丸山だけから延びる稜線あたりか…
2024年02月24日 11:36撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 11:36
奥に見えるのは丸山だけから延びる稜線あたりか…
2本目の登り返しルートを思案中
2024年02月24日 12:04撮影 by  DSC-RX1R, SONY
2
2/24 12:04
2本目の登り返しルートを思案中
2024年02月24日 12:15撮影 by  SH-M12, SHARP
2/24 12:15
2024年02月24日 12:16撮影 by  SH-M12, SHARP
2/24 12:16
2024年02月24日 12:28撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 12:28
滑ったミチギノ沢の西側斜面
2024年02月24日 12:32撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 12:32
滑ったミチギノ沢の西側斜面
2024年02月24日 12:37撮影 by  SH-M12, SHARP
2/24 12:37
日差し出ると霧氷が輝く
2024年02月24日 12:38撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 12:38
日差し出ると霧氷が輝く
ブナとダケカンバ霧氷の共演
2024年02月24日 12:40撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 12:40
ブナとダケカンバ霧氷の共演
2024年02月24日 12:40撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 12:40
右が坪入山、左奥に高幽山
2024年02月24日 12:45撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 12:45
右が坪入山、左奥に高幽山
奥は未丈が岳あたり?
2024年02月24日 12:49撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 12:49
奥は未丈が岳あたり?
2024年02月24日 12:59撮影 by  SH-M12, SHARP
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2/24 12:59
終始先頭引っ張っていただいた
2024年02月24日 13:19撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 13:19
終始先頭引っ張っていただいた
2024年02月24日 13:30撮影 by  SH-M12, SHARP
2/24 13:30
ガス抜けるー
2024年02月24日 13:35撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 13:35
ガス抜けるー
2024年02月24日 13:36撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 13:36
小屋近くまで戻ってようやく晴れた
2024年02月24日 13:55撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 13:55
小屋近くまで戻ってようやく晴れた
国体コースの尾根滑り
2024年02月24日 14:41撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 14:41
国体コースの尾根滑り
固い…
2024年02月24日 14:46撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 14:46
固い…
2024年02月24日 14:46撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 14:46
三岩岳見えた
2024年02月24日 14:49撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 14:49
三岩岳見えた
2024年02月24日 14:51撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 14:51
昨日登ってきた窓明の尾根
2024年02月24日 14:51撮影 by  DSC-RX1R, SONY
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2/24 14:51
昨日登ってきた窓明の尾根
撮影機器:

装備

個人装備
BLIZZARD Rustler10 AURORA light 900 DX NEMOTENSOR™ ALL SEASON REGULAR MUMMY
共同装備
テント

感想

2週間前に檜枝岐ラスパウ楽しんでその後、2月とは思えない10℃越えの高温が続き、火~水で雨と、山スキーヤーにとってバッドコンディション。行き先に困って、先日会津駒でヤマレコ友達になった山スキーヤー赤さんに連絡。いくつかのプランを提案いただき丸山岳プランが非常に魅力的でご一緒させていただくことに。実は丸山岳…0時発系日帰りで行けるのではと狙っていたが、今回行ってみて改めて自分の甘さ、山の深さを知ることになる。

しかし厳冬期の雪山泊まり登山は未経験。石井スポーツへ行ってシュラフとマットを調達、寒いの苦手なので良い(でかい)シュラフ選んで10万円の出費。家帰って購入したシュラフ・マット広げて装備チェック、出発2日前だが興奮して眠れなかった。初日は7時登山スタートなのでゆっくり3時に自宅でて南会津へ。昨日は麓で10cm積雪あったようだが路面はドライ。三岩岳登山口ついて荷物の最終パッキングでザック開けると、プラティパスに入れた麦茶が半分以上消失していて、出発前から荷物を濡らしてしまう失態。スタッフバックやジップロックに小分けにパッキングしていたのであまり被害はなかったが、ゴーグルを濡らしてしまい結露解消せず2日間使い物にならなかった。

65Lザックに水2L持って約18kgの重量。国道から窓明への尾根に取り付く、雪が少ない&荷物の重さでいつものように足が延びない。雪は繋がっているが藪に阻まれ尾根の乗り上げでシートラ。尾根に乗ると雪が薄く、斜度も急なためしばらくシートラで進む。荷物の重さもあり汗だく。尾根が落ち着き雪も安定したのでシールにチェンジ。上部はガリガリ層の上に薄く雪が乗っている、雨の影響かちょいちょいアイスバーン層が露出していて、エッジを効かせて登った。窓明山の少し手前で同じく丸山岳目指すスノーシュー4人パーティを追い越し、視界無い窓明山。赤さんは丸山岳は無理だからと別案を提案してもらうが、自分は諦めきれずもう少し稜線進む。窓明からシール剥いで滑走していくが、雪庇が小さく雪庇の根元に大きくクラック入っている。左の樹林は濃いシラビソで滑るラインが見当たらない。稜線アップダウンが大きいため早々にアイゼンに換装。アイシーで固い雪面でアイゼンの効きは良いが、このコンディションはスキーの機動力が活かせず、1泊での丸山岳は無理だと受け入れCo1775ピークで引き返した。

せっかく重荷を持って稜線まで来たので三岩避難小屋で1泊して行く。三岩へのコルでテント&イグルー泊するパーティーあり。避難小屋は問題なく使えることを教えていただく。間も無くで避難小屋到着、小屋ついた安心感で滑りに行く気力無くなり今日は終了。小屋には3人組のスキーヤーと計5名宿泊。夕食棒ラーメンで温まり就寝。小屋内テントは暖かくぬくぬくシュラフで熟睡。

5時起床、雪がちらつき晴れる感じがない。朝も棒ラーメンで温まり、三岩岳ハントからミチギノ沢滑走して小屋に戻ってくる作戦なので、泊まり装備は小屋デポして出発。固い斜面にクトー効かせて登り30分ほどで山頂。北面を進み、ミチギノ沢源頭部へ。底つき有りのガリパウだが当たり斜面の滑走。下部の沢芯は割れているので脇のメローなブッシュ斜面をパウダー滑走。D-750mほど気持ちよく滑って登り返し。終始赤さんに引っ張ってもらいお客様状態。Co1950から2本目おかわりしてお腹いっぱい。登り返しのトレース再利用して避難小屋手前でようやく青空。デポ荷物回収して夏道尾根滑走。尾根は北面含めてガリガリ、旧道分岐すぎて藪滑走は問題なし。尾根細くなり雪も無くなりスキー手持ちでしばらく降って、3角点先からラスト滑走。段差をうまく処理できず苦戦しながら国道まで滑って無事周回。湯ノ花温泉の共同浴場で汗を流し帰宅した。

当初計画には全く届かなかったが満足の2日間。来年雪どっさり降ってくれたら、スキー丸山岳リベンジするぞー!!

丸山岳と言って誘い出しておいて、窓開山のちょい先で敗退とは、やる気満々で来ていただいたmako-sanには大変申し訳ないことをしました。時期とルートをもっとよく見定めて、1泊2日+予備日でリベンジに臨みたいと思います。

ミチギノ沢の本谷は今回が初めての滑降となりました。中盤以降の広い沢は想像をかなり超えていました。ミニ千蛇谷とでも言いましょうか?それは言い過ぎか。氷板の上に乗ったパウダー(20〜30僉砲任靴燭、稜線の氷山を滑ってがっかりした方々に比べたら、格段に楽しめたと思っています。調子乗って飛ばして沢床へ降りようとしたところで法面にクラックができていて、そこに突っ込んでクラッシュしたのはヒヤリハットとして今後に活かしたいと思います。

ソロが多い私ですが、同行してくれる方がいると山がこれほど楽しくなるというのは改めて感じさせてもらいました。冒険大好きなmako-sanに比べると完全にヘナチョコですが、できることなら色々勉強させてもらいたいと考えています。

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