親不知子不知・青海駅から勝山往復
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- GPS
- 02:05
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 350m
- 下り
- 352m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
<ゆき> 小杉601━611富山619━710泊712━735青海 <かえり> 青海1042━1105泊1125━1130入善1229━1326小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高250 mを超えると、ところどころにうっすらと新雪。 |
その他周辺情報 | 2月24日・25日開催の『入善ラーメンまつり』に立ち寄った。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
サングラス
携帯トイレ
ストック
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感想
『北陸おでかけtabiwaパス』(以下、『tabiwaパス』)を使って、トキ鉄の青海駅から子不知海岸近傍の勝山に行って来た。2月24・25日の両日は入善町で『入善ラーメンまつり』が開催され、その人気を当てこんで、あい鉄が『入善ラーメンまつりきっぷ』(入善まで往復1,000円)を販売するので、それプラス入善─青海間の乗車券で勝山登山を目論んでたけど、北陸新幹線敦賀開業記念で『tabiwaパス』が980円に大幅ディスカウントを断行。それだったら、『tabiwaパス』使うよなぁ〜…ってことで、ちょうど雨が降り出した小杉駅を6:01に出発。富山と泊で列車を乗り継いで、7時半過ぎに青海駅に到着。鉄道のスピードは雨雲の移動よりも早かったようで、青海駅はまだ雨は降り始めていなかった。可能であれば、雨雲に捕まる前に勝山を往復して青海駅に戻って来たかった。雨雲が接近中のため、天気は曇りで芳しくない。貨物の取り扱いが無くなってガランとした青海駅を出発し、住宅街を抜け、線路下をくぐる。威容を誇る地元の名峰・青海黒姫山をみながら青海川を渡り、聞召神社の前を通って、国道8号に合流。
栂海新道登山口から親不知駅まで徒歩で行き来した経験のあるかたは御存知だろうけど、日本海側の大動脈である国道8号を徒歩で移動する場合、トラックやらバスやらタンクローリーがビュンビュン横をすり抜けて行くなか、ビクビクしながら歩かなきゃならない。特に、洞門やトンネル内はツラい。今回も勝山城址登山道の入口に着くまではクルマに怯えながらの歩行を覚悟していた。国道8号に合流してしばらくは住宅があるため歩道付きだけど、進むにつれてそれも無くなる。狭い路側帯を慎重に歩いてたけど、意外にクルマの通行量が少なく、また、通過する洞門も勝山ロックシェッド1ヶ所(正確には、「勝山0」と「勝山1」だけど隣接してる)のみのため、クルマに怯える間も無く、勝山城址登山道の入口に7:59に到着。クルマの喧騒から逃れたいので休憩も無く、いきなり石段に取り付く。過去の先達たちの記録からこの道は急坂なのは知ってたけど、いきなりトラロープが登場…。あまりの急坂に、どんよりした曇り空で、冷たい風が吹き付けるのに、額から汗が滴る…。登るにつれ、クルマの音は小さくなっていくけど、波の音はずっと付いてくる。やがて、ここは合戦尾根か、ブナ立尾根か?…と思わせるようなハシゴが登場。標高250 m標識を超えるあたりから道端に雪がみえ始め、さらに登ると歩く部分にも雪が付き始めた。先日の異常高温で雪が一回解けた後に一昨日あたりに降ったと思しき新雪だ。雪が深くなって手こずることになる前に、勝山城跡の解説板のある勝山頂上に、8:39に到着。
頂上は一旦素通りし、展望所へ向かう。稜線通しに進むと水場跡の標識があり、さらに行くと「展望所→」の標識に出た。日本海が一望出来るけど、天気がイマイチのため長居はせずに頂上に戻る。頂上のほうが、糸魚川市街はみえるわ、鉾ヶ岳や新潟焼山や雨飾山の展望がみえるわ…で展望がよい。ずっと先の米山や弥彦山方面もうっすらとみえた。また、海の彼方に佐渡島がボヤケた感じで確認出来た。雨雲の接近はまだのようで、なんとか天気はもってた。
8:49に下山開始。最初のうちはうっすら雪付きの急斜面の下りとなるため、慎重に降りる。雪が無くなったところで緊張から解放され、あとは泥で滑らないように気を付けながらの下山。9:14に国道8号の登山口に到着。
せっかくだから、波打ち際まで降りて日本海の荒波と触れ合ってから、青海駅に9:43に戻った。幸運なことに、青海駅に戻るまでに雨粒が落ちてくることは無かった。実際に雨が降り出したのは、10:20くらいからか。次の富山方面の単行が10:42発で、待ち時間が1時間ほどあって退屈だったため『セブンイレブン』にでも行こうか…と思って駅を出ようとしたけど、雨が降ってたので断念。10:42発の単行で泊に行き、あい鉄に乗り換えて次の入善で降り、『入善ラーメンまつり』に立ち寄ってから帰宅(苦笑)。
いつもの年なら、この時期に無雪期装備で勝山往復は無理だと思うけど、記録的な暖冬のお蔭で無事往復して来れた。単なる山城跡だと侮ると痛い目に遭いそうな本格的な登山道。波の音を聴きながら合戦尾根やブナ立尾根を登ってるような、不思議な感覚を味わえた(苦笑)。
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