北山川 白川又川 十郎谷


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 985m
- 下り
- 992m
過去天気図(気象庁) | 2006年07月の天気図 |
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アクセス |
感想
https://powttonchaan.wordpress.com/2006/07/22/北山川-白川又川-十郎谷/
お水チベたい。
確保してもらってシャワー浴びながら登った滝は結構 岩 脆い。
前日までの雨のせいもあるかもしれんけど斜面ずるずる。
鹿ぎょうさん居る。蛭も居る。
尾根、上のほう涼しい。降りるに従い暑ぅなり、最後は汗だく。冬に来た時と違い、見通しが悪いから尾根を辿るのに苦労したとこもあり。
最初の滝(動画)
大体の場所
通ったとこ
国土地理院発行1/2.5万 地形図 釈迦ヶ岳より改変
一緒に行った人…ツボバウワーさん、KJ原さん、Y口さん
天気…晴れ
今週末は一人で某谷の下降に行こうかなって思ててんけど、一人も寂しいのでY口さんやツボバウワーさんに声をかけ、前日の午後に4人で行くことになる。俺の仕事の終わりが遅かったこともあり、出発が遅くなる。
Y口さんがウチに迎えに来てくれたんが23:15。阪高で三宅で降りて集合場所の河南 道の駅に着いたんが24時過ぎ。で、もって、明芽谷ゲートに着いたのが夜中の2時10分。缶ビール1杯だけ呑んで3時前に寝て、起きたのが5時半か6時前。明るなったら目ぇ覚めてもうた。
キジを打とうしゃがむと目の前にKJ原さんのブツがある。KJ原さんとは今回 初めてやけどキジ場所チョイスから気が合いそう。今日も朝からフンばろー!
最初は1時間弱の林道歩き。朝は雲が多かったが、歩いてる間に晴れてきて、結構 暑い。
林道の橋から入って、最初の滝、右端のほうから直登できそう。KJ原さんは橋の左岸袂から滝横までアプローチして上を見上げて熱心に観察してる。そのうち、俺のほうを見て、なんか笑たはる。皆、なかなか降りてこない。ツボバウワーはんが橋から降りてきたので「この滝、登りまっか?」と訊ねると、「こんなとこいくんやったらワタシは帰るわ」とのこと。一部カブり気味のところもあるが、全体的には さほど傾斜がキツくなく登れないこともなさそうなので確保しながら登ってみたかったが、Y口さんも含めて、皆 乗り気やないんで左のルンゼから簡単に巻く。このルンゼも水が結構 流れとって、しょっぱなから濡れまくり。約15m 高度を上げると右がコルっぽくなってて そっから簡単に先の滝の落ち口に出れる。
次の滝は白く泡立った釜がある。水流左側が登れそうに見える。
Y口さんに「登ってみる?」と水をかけるが、「取りつきが…」と躊躇。
ツボバウワーさんに「リードいく?」とインタビューすると、「あへぇ〜」との お返事。
合羽を上下着込む。登り方、順序、段取りを皆で確認する。Y口さんにビレイしてもらい、「取り付きがいけたら戻ってくるから後いきな。」と言い残して、入ってみたら釜のヘリは足が着く。へりを辿って、途中、首まで浸かったけど、苦もなく水から上がって取り付きに着く。
振り向いてY口さんの表情を見るが、あまり行きたそうではないので そのまま登ることにする。最初の2〜3mは支点とらず、そのまま簡単に登る。フリクションは よく効き、不安は無い。そこから少し嫌らしいんで念のためハーケンを打って支点を取っていく。大量のシャワーで視界が悪く、適当な割れ目を探すのに苦労する。安定したスタンスは右足だけで そのままでハーケンを打ったところがあり、右ふくらはぎがプルプルしてくる。ハーケンで計3ヶ所ランニングを取り、豊富なスタンスを選んで特に苦も無く落ち口上に出る。水が少なければ何の苦もなく簡単に登れるかも。
も少し進んで安定したところで、適当な割れ目を見つけ、ナイフブレード2ヶ所打って支点としセルフをとってビレイ解除。下の3人が見えてるので、水量多くコールが届き難いが手ぇでの合図で意思疎通図れるので安心。一杯になるまで紐を引っ張りフィックス。が、引っ張り過ぎてるせいで釜の通過がしにくいのか緩めてくれの合図があり、少し緩めてフィックスしなおす。ここから先のルートは流れに沿っていくか、左の岩ボコボコのとこを直上するか。次は つるべでY口さんに行ってもらおう。
まずKJ原さんがプルージックで登ってくる。思てたより時間かかってる。登ってきてから話すとランニングの通過時、支点の上側で別のプルージックをつけて、下側のプルージックを外して通過してはったらしい。確実は確実やけど、「ランニングのカラビナをつけなおしたほうが速いでっせ」。合羽着てはったけど「寒い寒い、より高く、より厳しくを求めてるけど ここまではええわ」とのこと。無理さして えろーすんまへん。
次にツボバウワーはん、途中までは すんなり来たみたいやけど、最後のほうでズリ落ちたらしい。フィックスの支点、もってくれて良かった。上がってくると結構 震えてはる。
最後、Y口はんをセカンドビレイする。B-52でのセカンドビレイは今回 初めて。webでは「セカンドビレイしにくい」との感想が出てたが 使ってみるとルベルソと大差は無く、軽さの点からB-52に軍配を上げる。Y口さんも登ってくるとブルブル震えてはる。ここ、結構、水チベたいよねー。この前の鹿ヶ壺はヌクかったなぁ。
でもって、次「Y口はんいきまっか?」と聞くと「へい」とのことで、ルートを見上げるが、なんか寒さのせいか登る気失せてるみたいなので、やる気まんちくりんっぽいKJ原さんが登ることに。「濡れるのは嫌」とチョックの左からとりつく。一応、俺がビレイしてるが、KJ原さん「ハーケンなんか よー打たん。」と途中の支点なしでスルスルと上まで登ってった。次、Y口さんが登るが結構 苦労してはった。待つ間、山の玩具に興味を示すツボバウワーはんに試しにハーケンを打ってもらう。なんでも最初は初めてだっせ。ツボバウワーはんの次に登ると、最後は結構 立っていて、「KJ原さんは こんなとこフリーで よー登るなー」と感じる。
これ以降も確保して直登できそうな滝は幾つかあったけど、皆、寒そうなんで確保なしで気楽に登れる滝以外は巻いていく。
KJ原さんは結構イケイケで、嫌らしそうなとこも確保なしでガンガン登ってはる。KJ原さんが左のルンゼ直登して、俺ら3人が右から巻いた時は、巻きも斜面ズルズルで案外 時間かかる。
その後、確保なしの滝の直登で俺ら3人は右の水流から行ったけど、KJ原さんは左からとりついたとこがあり、KJ原さん、落ち口に抜ける前のトラバースで足の入れ替えか何かでツルンと滑って釜にドボン。えらい派手な水音を立てる。すげー音に緊張感が走るが怪我なくホっとする。
やがて落ち着いた平流となり、鹿が そこかしこに現れる。
とある綺麗な斜瀑のある二又ではY口さんが足を滑らせ胸を強打。(アバラにヒビ?!?!)
綺麗な斜瀑やナメを眺めつつ のんびり登っていくと段々と倒木が鬱陶しい感じになってくる。一旦 水が切れるが、またスグ出てくる。突然 急な数mの滝が出てきて、周りも結構 立ってるんで、右側から細い枝を持ちながら なんとか直登。で、水もほんまに切れてきて倒木が鬱陶しいので谷から離れ、右側を登っていく。前日までの雨のせいか斜面ズルズルで登りづらい。
間伐の切り株を 登りやすそうなところを辿り、40分ほどで稜線に出る。そこから5分ほど歩くと十郎山の頂に着く。この辺りは風通しもよく、また、樹林が陽を遮ってくれるので かなり涼しい。
下山は、今年2月に明芽谷いった時の下山路が分かり易いので利用しよう ってことで、途中から出てきたモノレールを、また途中で見送り、地形図と磁石と周りの地形とを睨めっこしながら降りていく。2〜3回、尾根を外しかけるが、Y口さんの観察力もあり、なんとか2〜3分で尾根に復帰。冬と夏とでは尾根の見通しに かなり差があることを痛感。読図をしているY口さんは なぜかイキイキしてるように見える。
降りるにつれ、暑くなってきて、やがて見覚えのある尾根道に出て、ずんずん降りていく。ツボバウワーはんは結構すってんころりんしていたが、バウワーシーンの撮影は叶わなかった。
腿の高さのシダを漕いで降りていくと黄色のゲートが見えてきて、ほっとして近づいていくと最後のコンクリ壁。俺は出合のピンクテープのところから降りたが、他3人は「懸垂練習ぅ!」っと3m弱の懸垂をして車に着く。
蛭リポート
ツボバウワーはん、Y口さん…蛭なし
俺…一匹ついてたが吸われてない。帰宅後もう一匹発見。
KJ原さん…二箇所吸われてた。
薬師湯で汗を流し、かきごおりを食う。
上市ローソンの たこ焼きも食う。丸ごと口ん中に ほおばったKJ原さんは火傷してた。
河南 道の駅でKJ原さん ツボバウワーはんと分かれて、梅田のロッジでY口さんが回収時に落としたアングル(\1000ちょい)を買ってもらう。ついでに自分で無くした自動ロック環付カラビナも\2249でゲット。(無くしてばかりでスンマヘン)
「梅田から電車で帰りますわ」というが、優しいY口さんは家まで送ってくれた。新御堂筋が混んでて結構 時間かかった。
河南道の駅〜白川又川の運転は全部KJ原さんがしてくれた。帰りの車中は結構 意識なかった。KJ原さんの喋りはKSNKさんと そっくりで聞くと ご出身が同じら辺のようやった。
今回は少し苔のついた岩が よく滑り何度もコケた。おかげで突き指してしまい、痛いがなぁ。アクアステルスとフェルトのコラボレーション底が欲しいなぁ。指先はアクアステルス。あとはフェルトで ええかなぁ。
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