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Yamareco

記録ID: 6528942
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

蔵王山

2024年03月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
potassium39 その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:08
距離
8.3km
登り
407m
下り
404m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:33
休憩
0:33
合計
4:06
11:44
14
11:58
11:58
14
12:12
12:12
33
12:45
12:56
10
13:06
13:06
5
13:11
13:11
10
13:21
13:21
25
13:46
13:57
14
14:11
14:22
10
休憩
14:32
14:32
14
14:46
14:46
14
15:00
15:00
23
15:23
15:23
17
15:40
15:40
9
15:49
15:49
1
15:50
地蔵山頂駅
天候 晴時々霧
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ山頂駅からモンスター 今年は一時期壊滅していたらしいが、ここのところの降雪や低温で何とかここまで復活したらしい
2024年03月08日 11:38撮影
3/8 11:38
ロープウェイ山頂駅からモンスター 今年は一時期壊滅していたらしいが、ここのところの降雪や低温で何とかここまで復活したらしい
大きい霧氷
2024年03月08日 12:03撮影
3/8 12:03
大きい霧氷
脱皮したての霧氷
2024年03月08日 12:08撮影
3/8 12:08
脱皮したての霧氷
ワシ岩方面の岸壁
2024年03月08日 12:16撮影
3/8 12:16
ワシ岩方面の岸壁
飯豊〜朝日?多分そのあたり
2024年03月08日 12:19撮影
3/8 12:19
飯豊〜朝日?多分そのあたり
蔵王山最高峰 熊野岳山頂
2024年03月08日 12:50撮影
3/8 12:50
蔵王山最高峰 熊野岳山頂
氷に覆われた熊野神社 
2024年03月08日 12:45撮影
3/8 12:45
氷に覆われた熊野神社 
雪に埋まって氷に覆われた熊野神社の鳥居
2024年03月08日 12:50撮影
3/8 12:50
雪に埋まって氷に覆われた熊野神社の鳥居
刈田岳方面はトレースなし
2024年03月08日 13:08撮影
3/8 13:08
刈田岳方面はトレースなし
雪に覆われた御釜
2024年03月08日 13:12撮影
3/8 13:12
雪に覆われた御釜
南極と言われたら信じる
2024年03月08日 13:35撮影
3/8 13:35
南極と言われたら信じる
刈田岳山頂
2024年03月08日 13:47撮影
3/8 13:47
刈田岳山頂
氷に覆われた刈田嶺神社
2024年03月08日 13:51撮影
3/8 13:51
氷に覆われた刈田嶺神社
このあたりの方がモンスターっぽい雪の付き方をしている
2024年03月08日 13:52撮影
3/8 13:52
このあたりの方がモンスターっぽい雪の付き方をしている
何が立っているか分からない
2024年03月08日 13:53撮影
3/8 13:53
何が立っているか分からない
ガスが上がってきた
2024年03月08日 14:53撮影
3/8 14:53
ガスが上がってきた
ホワイトアウト 登山道に沿って棒が立っているので迷わなかった ありがたい
2024年03月08日 15:05撮影
3/8 15:05
ホワイトアウト 登山道に沿って棒が立っているので迷わなかった ありがたい
高さ236cmの地蔵尊像も、首から下まで雪に埋もれていた
2024年03月08日 15:48撮影
3/8 15:48
高さ236cmの地蔵尊像も、首から下まで雪に埋もれていた
本来こうなるらしい
2024年03月08日 15:55撮影
3/8 15:55
本来こうなるらしい
上はガスと強風で大変だったが、スノボで下ると下界は穏やかだった
2024年03月08日 16:33撮影 by  iPhone 11, Apple
3/8 16:33
上はガスと強風で大変だったが、スノボで下ると下界は穏やかだった

感想

 蔵王温泉のホテルに宿泊できることになったので、スキーついでに半日雪山登山をすることにした。熊野岳だけだと物足りないので、馬ノ背を通って御釜を眺めながら刈田岳まで往復することにした。

 ホテルの駐車場に駐車してロープウェイに乗車。麓は雪が舞っていたが、次第に晴れ、眼下には雲海が見えた。乗り継ぐこと1回で地蔵山頂駅に到着。標高はすでに1661m、ロープウェイ駅内の気温は-7℃だ。風も吹いており寒い。建物から一歩外に踏み出すと、すぐそこにスノーモンスターが林立していた。例年よりは発達していないようだが、今シーズン前半の壊滅的な状態から、よくぞここまで復活したと思う。来週は気温が上がるようなので、タイミング的に最高だった。
 明瞭なトレースを辿って地蔵山頂へ。登山道脇の棒に霧氷がよく発達しており、冬山に来たことを実感する。このあたりの地形には詳しくないため、どれがどれだかよくわからないが、飯豊、朝日、月山あたりの大きな山が格好良い。
 熊野岳への直登はややトレースが薄く、少し避難小屋方面への巻道へ入ってしまった。視界は良いので復帰は容易だったが。少し歩きづらく、何度か踏み抜いた。
 大きな氷の塊がいくつかある山頂に着き、写真を撮るため看板がないか探す。そのうちの1つが、氷に覆われた熊野神社の建物だと気づくまでには、時間がかかった。奥羽山脈の冬は、樹木だけでなく、建造物もスノーモンスターに変えてしまうのだ。一旦そうだと思うと、この塊は鳥居で、この塊は石碑で、と物のレイアウトが分かってきた。標柱の高さより長い霧氷を着けた、熊野岳山頂の看板を見つけて写真を撮り、風の陰で休憩した。

 刈田岳へ下るトレースが分からなかったため、ひとまず熊野岳避難小屋方面へ下ったが、そこから見えた馬の背もトレースのない雪原だった。登山道脇の棒に沿って下っていく。
 これまでと打って変わって、平坦で静かな雪面に、ズモズモと足跡をつけていくのが楽しい。ところどころ凍っていて、何度か滑って転んだが、滑落の危険はなく、最後までツボ足だった。雪に埋もれた御釜やレストハウスを横目に、刈田岳まで歩いた。
 刈田岳山頂の刈田嶺神社も氷に覆われていた。熊野神社より大きくて迫力がある。ここにも石碑らしい柱状の氷があるが、何が立っているのかさっぱり分からない。これを建てた誰かの思いも情報も、すべて雪と氷で塗りつぶしてしまう、雪山の無情な美しさを感じた。

 来た道を辿って熊野岳避難小屋へ登り返す。次第にガスが上がってきて、視程10mほどの霧になった。風も8m/sほどあり顔が痛い。登山道沿いの棒とトレースを頼りにトラバース道に入る。直登ルートと合流後、地蔵岳の巻道にトレースはなく、山頂をまた踏んでロープウェイ駅へ下った。
 帰りに蔵王地蔵尊を見に行くと、高さ236cmの地蔵尊像が、首から下まで雪に埋もれており、雪深さを改めて思い知った。ロープウェイ駅からは、置いておいたスノーボードでスキー場を下った。標高を下げると次第に晴れて風も弱くなり、快適な滑走を楽しみつつ、ホテルまで戻った。

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