【谷川岳】西黒尾根〜オジカ沢ノ頭〜天神尾根
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,552m
- 下り
- 967m
コースタイム
天候 | 午前:晴 午後:曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
30年来憧れている穂高に行く前のトレーニングで八ヶ岳の天女山〜権現岳〜キレット〜赤岳〜真教寺尾根の日帰りを狙ってましたが、午後から天気が崩れるということで行程が短く、東の山域の谷川岳に急きょ見直し。西黒尾根だけでは物足りないのでオジカ沢の頭、行ければ万太郎山までピストンを組み合わせることにしました。
5時30分頃谷川岳ロープウエイの駐車場に来ましたが、平日ということか係の人も不在、他の登山者もいなく、さびしい雰囲気のなか出発です。登山口から直ぐに雪が残っているところがあり、谷川の雪深さを再認識しました。西黒尾根は途中から鎖場や岩稜地帯が続きます。それほど危険な場所はなくまた高度感で恐怖する箇所もありません。オキの耳、トマの耳、マチガ沢や白毛門山域の展望が良く快適な尾根歩きができて、八ヶ岳の真教寺尾根などと共にお気に入りです。山頂近くに雪田があり30m程横断しますが傾斜がほとんどないので全く問題なしです。
肩の小屋よりオジカ沢ノ頭側は全く人気がなく。いつも単独行の私もさびしくなりましたが、逆に谷川岳の真っただ中を独り占めしている感じがして、これが山の醍醐味だなと感じました。しかし風もものすごいことになってきて天気も下り坂ということで万太郎山まで足を延ばすのはやめてオジカ沢ノ頭で引き返すことにしました。
肩の小屋から直ぐ下の雪田は50m程度結構な傾斜になっており、ステップが切ってあるもののほとんどの方がアイゼンを装着してました。私は面倒で着けなかったのですがすれ違いでこちらが譲る際はステップの無いところで不安定な体勢で長く待ってなければばらなくアイゼンを着ければよかったと後悔しました。もし滑落したら他の方にも迷惑をかけるし、単独をする以上、少しでもリスクは減らさなければと改めて反省しました。
それにしても谷川岳は東京近辺の同じ2000m級の山とは比較にならないほどアルペンチックですばらしく、穂高のあとは谷川岳馬蹄型縦走日帰りや万太郎、仙ノ倉縦走も挑戦したいです。
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