避難小屋泊まりで雪の御前山へ


- GPS
- 13:01
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,674m
- 下り
- 1,687m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下山はむかし道を歩いて奥多摩駅まで帰る。 歩きを避けるなら、境橋BSからバスで奥多摩駅まで。 奥多摩日帰り入浴のもえぎの湯は改装中です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はおおむねトレースのあるクラストした雪道で凍結箇所もあり、軽アイゼンやチェーンスパイク持参が望ましい。 |
その他周辺情報 | 御前山避難小屋の水は少量だか出ていて、綺麗な雪も残っているので、雪を溶かして水を得ることも可能。 小屋内はdocomo、au共に入ったり切れたりの不安定な電波状況。 |
写真
感想
Rock08師匠よりお誘い頂いて奥多摩へ、
奥多摩駅から鋸尾根で大ダワまで、大ダワから御前山避難小屋経由で境橋に降りる計画です。
朝の中央線で遅延が有ったので予定より一本遅い青梅線で奥多摩駅へ、
Rock08師匠は先に到着していたので身支度整えて行動開始です。
昭和橋を渡って右手に登山口、
鋸尾根は以前に登った事有るんだけど登山口の辺りは覚えてないなぁ。
しばらく進んであの急な階段です、流石にこの階段は記憶にあります。
急傾斜で段の幅が狭いのでちょっと怖いやつ。
鋸尾根はゆるゆると、時に急登で登って行きます。
もっとアップダウンが多かった印象なんだけどそうでもない、こんな感じだった?
奥多摩駅から鋸山までは概ね登りだけで、
鋸山から大岳山がアップダウン多いのかな。
途中、積雪が途切れなくなってきたのでチェーンスパイク装着、
滑らないので歩くの楽ちんになりました。
鋸山手前の分岐で大ダワへ降ります、
林道に出たところにお手洗いがあるのでそこでゆっくり休憩しました。
ここから御前山目指して登ります。
大分ゆっくりペースで16時過ぎに避難小屋に到着、
他にハイカーさんはいませんでした。
早速、夕ご飯作って吞みましょう。
今夜の食事はキムチ鍋、山の定番です。
キムチ1kgは驚きましたがまあこの二人なので食べきれるでしょう。
案の定、〆(しめ)のラーメンまでペロッと片付きました(笑)
翌朝は鍋の残りで雑炊ですが雑炊のご飯が300g、なかなかの量になるぞ。
それでもRock08師匠が頑張って雑炊も綺麗に胃袋に収まりました、
Rock08師匠が「お掃除パン」と呼ぶレーズンロールで鍋を拭って食べる、流石です。
小屋の中を掃除して出発します、
朝のうちは雪が締まって歩き易いです。
途中の広場から先は除雪された林道歩きになったので
チェーンスパイク外すタイミング分かり易くて助かる(笑)
国道まで降りる途中で完全に雪は無くなりました、
標高が1,000m位違うだけで冬と春ですね。
奥多摩むかし道はよく整備されたハイキングコース、
新築のお手洗いはすんごく綺麗!
のんびり歩いて奥多摩駅へ移動、Rock08師匠と昔話に花が咲いた二日間でした。
ここから備忘録
クロージング
長袖ハーフジップシャツに薄手のシェル
ゆっくりペースだったので途中から中綿入りジャケット羽織る
下半身は中厚手トレッキングパンツ
グローブはモンベルのアルパイングローブ
2日目の朝は寒かったので2軍の(へたった)ソロイストフィンガー
ヘッドウェアはキャップ
避難小屋は寒かったのでダウンジャケット、ダウンパンツ、ダウンソックスと
ダウンフル装備
寝袋はEL600でちょうどよかったかな
飲み物はお茶のペットボトル500mlを二日間で400mlくらい飲んだ
ビール500mlと350mlを各1缶と日本酒を紙パックで二合持参、一合余った。
キムチ鍋と雑炊でウルトラガス126g使用
水は約2.5L担ぎ上げて800mlほど余った。
大分昔ですが、御前山避難小屋へ逆周りの似たようなルートで登った事があり、当時と比べてどのくらい老化や弱体化しているか?良い機会なので登ってみました。
当時にご一緒したhanya氏に声かけたところ快諾して頂き、今回は久しぶりの山行です。
又、今回しっかり歩けたら、hanya氏企画のGW雷鳥沢キャンプ場山行に参加させてもらうつもりで歩いてみました。
人生4度目の鋸尾根でしたが、現在の自分にはかなりタフな登りになりました。
又、過去の記憶がかなり朧げになっている事も知りました。大分忘れている場所が多く、なんだか新鮮な気分。
疲れからか?地図読みも鞘口山山頂を一つ手前のピークと勘違いしたりと、最近まともに山登りしていない事も露呈して、かなり愕然としました。
さらにはあまりのペースの遅さと、
登り出してからすぐに足が頻繁に攣るようになり、とうとう鞘口山あたりでhanya氏が私の飲料1L分を担ぐ事に!ご迷惑かける状況にもなりました。
なんとか明るいうちに小屋まで到着出来て一安心しましたが、現状では昔のようにテント担いで単独の山登りは不可能になったと実感しました。
避難小屋は今回貸し切りになり、贅沢なスペースの使い方で夕食と就寝でした♪
食担の私が頑張って担いだ
キムチ1kg、冷凍豚バラ400g、パックご飯300g3個、太ネギ1本、えのき1束、ニラ1束、モヤシ500g、各種調味料とhanya氏が待つて来てくれた、鍋の素と卵とインスタントラーメンで
夜はキムチ鍋、朝は雑炊と満足できる味と量を楽しみました笑
夜は冷え込む為早めに就寝。トイレに起きた夜明け前の小屋内温度は-6℃で、1番冷えた外気温は-10℃ぐらいだと思います。
軽量化して、薄い寝袋とマットでしたので、防寒着を全て着て寝ましたが、流石に若干の冷えを感じました。
朝はのんびり6時起床でコーヒーと朝食。パッキングと小屋掃除して8時には出発。降りは体験の森に向かう。
ここも一度だけ登りに使った事がありますが、記憶が曖昧で愕然!雪景色である事と森の中はかなり道が錯綜しているので、これは仕方がないかもしれません。
ただ下山して帰るだけなので、hanya氏が頻繁に休憩勧めてくれた事と、食材がほぼ無くなって軽くなった事、さらには降りという事なので、下山は楽でした。
境橋からは、これも過去に歩いた事がある昔道を辿り奥多摩駅まで歩きました。
途中のトイレがかなり綺麗でOPT活動に感謝!
鉄分多めのhanya氏と廃線跡を見学したりして頻繁に休憩しながらのんびり歩いても、12時台には奥多摩の街まで降りてこられました。
降りの足捌きは、なんとか健在な事が出来て、少し安心。
ただ雷鳥沢は今回の弱さを考え諦めました。現在の体力では多数の仲間に迷惑かけそうです。
最後に装備品一覧
Mt.Daxザック80L
ナンガシュラフ370std
サーマレストZライトレギュラー
ノーブランドULダウンとパンツ
モンベルテントシューズ
ストーブ、ガス、大中小鍋、カップ、箸
ナイフ、ライター
食材一式(夜朝)、行動食(菓子パン7)
水6Lと浄水器
充電式ヘッドライト2、時計、スマホ、バッテリー、ケーブル類
ウエア
ノース ロングスリーブ
ユニクロ フリース
ブロモンテ レイン上下
モンベル キャップとビーニー
カリマー トレッキングパンツ
ダーンタフ ヘビーウェイト
5.10 アプローチチシューズ
モンベル 軽アイゼン
未使用だった物
予備ヘッドライト、レインパンツ、浄水器
コーヒー紅茶などの残り、調味料各種、ご飯1パック、水1L
足りなかった物
手袋、防水シューズ、体力。
今回乗鞍岳山行を断って来てくれたhanya氏に感謝しています。
手袋を貸してくれたり、足が攣った時は薬を頂きました。
さらには、濡れた靴を少しでも乾くようにしてくれたり、歩行ペースや休憩を考慮、最後には水1L私の分を担いで頂きました。
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