霧氷の華咲く頭陀ヶ平【たっぷりの新雪を踏んで丸尾から木和田尾へ】
- GPS
- 07:18
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,119m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:20
天候 | 晴 終日強い風が収まらず 【気温】丸尾入口:2℃ 寒山:−1℃ 頭陀ヶ平:−1℃ 巡視路入口:3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【積雪状況】 co400m辺りから10cmほど、以降徐々に増え県境稜線では50cmほどの 積雪かと思います。 午後からは雪融けのため、木和田尾No,204鉄塔を下った辺りからは 泥濘の道でした。 |
写真
感想
今週は鍋尻山、保月集落の福寿草よりも更にすごいと言われるリョウシを
予定していたが、またも土曜日に降雪があり延期を決定。
なればそろそろ見頃だろうと思われる坂本谷が候補だが、ここもまた雪の
下だろうが、現地の雪融け次第で判断できるコースとして、丸尾から
木和田尾へ周回してこよう。
山行目的を福寿草巡りに切り替えた3月だが、久しぶりの降雪で鈴鹿も
雪山に戻りそうな予報だ。福寿草鑑賞は状況次第のおまけと考え丸尾〜
頭陀ヶ平〜木和田尾の予定で冷川林道に入ると早くも一面真っ白な雪景色
に変わっていた。冷川谷右股から支尾根を上がり、西向きの尾根に乗る頃
にはフカフカの新雪が積もった雪山になってきた。
邪魔する枝の雪を掃いながら寒山に到着し、南側直下の崩落地突端に
出ると青空の下に真っ白な鞍掛尾根から御池岳が眺められる。
久し振りに冬らしい展望を楽しんだら、しばらくは気を引き締めて
行こう。あちこちで雪庇が成長した油断できない細尾根が続く。
尾根下に付けられた道を避け、慎重に尾根芯を辿りP775まで来ると
比較的しっかりした尾根に変わってくるが、雪の量も増えてくる。
雪が少なそうなルートを選んで登るがたっぷりの雪に嵌り込むと
身動きが難しいほどだ。
大きな尾根が交差するP906を過ぎ、冷川岳の山頂へ登り返すとそこが
県境稜線で案の定御池岳に向かってトレースが延びていたが、さほど
多くの人が通った物ではなかった。
一瞬御池岳の誘惑に負けかけたが、チェーンスパイクのみでは
新雪のテーブルランドは楽しめないと思い直して予定通り白瀬峠から
頭陀ヶ平へ向かうと、次第に霧氷が濃くなってきたが鉄塔からの遠望は
今一つだった。吹き続ける冷たい風に落下する霧氷の欠片を浴びながら
頭陀ヶ平をひと廻りした後木和田尾へ下るが坂本谷はたっぷりの雪に
覆われたままだった。福寿草鑑賞は諦めて「カフェ木和田」でゆっくりと
昼食を摂ったら、新雪の感触を楽しみながら青空が戻った巡視路を
下る事にしよう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
鈴鹿は雪が積もって冬に逆戻りだったんですね。私達は田原の山に居ましたが北風が冷たかったです。今度の休みはこの日のonetotaniさんのルートをそのまま頂戴して歩いてみます。坂本谷の雪が消えていると良いのですが。
リョウシは昨年鍋尻山とセットで歩きました。どのように歩かれる予定か分かりませんが、権現谷と白谷の合流地点から尾根に取り付くと、ピークをひとつ越えて下った最初の鞍部(標高560m~570m付近)あたりが一番株数が多い福寿草群生地です。その後リョウシ頂上までの尾根にはいたるところで福寿草が咲いていました。ただし尾根芯は大岩がゴロゴロしていて歩きにくかったです。
リョウシの頂上から北西の小尾根を120メートルほど下ると岩場の展望地があります。誰も立ち寄りませんが、もしリョウシに行かれるなら山頂に荷物をデポしてピストンしてみて下さい。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5274127.html
あわよくば雪融けの福寿草が見られればと思ったんですが、融けて無くなるような
量ではありませんでしたので、しつこく坂本谷に通うつもりです。
リョウシはいづれ妛原から反時計回りで周回するつもりですが、まず今回は純粋に
福寿草鑑賞が目的ですので、取付きのガレを往復するのはいやらしそうですが
再び五僧峠からのピストンを予定しています。
岩場の展望地から眺める霊仙山は頭陀ヶ平から眺める御池岳似たような山容ですね。
是非立ち寄ってみます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する