南ア前衛・入笠山(山ガール・ボーイと満開のスズラン〜しっとり湿原を歩く)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 335m
- 下り
- 334m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:14
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識要所にあり、危険箇所等ナシ。(ゴンドラ山頂駅・入笠湿原周辺は散策路が多数交錯、案内図を参照。)コース中、湿原入口・出口には鹿食害防止のゲートあり。湿原内では木道を外れないように。 |
その他周辺情報 | ゴンドラ駅から車3分でゆーとろん水神の湯、洗い場は狭い(4-5名分)ものの、露天風呂・休憩室あり、ゆっくり寛げます。ゴンドラ発券カウンター、Webサイトに割引券あり(大人800円→700円:6月末のスズラン祭り期間中限り)。 |
写真
感想
梅雨入り間際、駆け込みでスズラン花盛りの入笠山へ。冬のゲレンデにはここ数年続けて親子連れで通ってますが、山頂を踏んだのはおよそ30年ぶり。今回は300名山巡りの証拠写真撮りを兼ねたツアーですが、現・元職場の若手山ガール・山ボーイに声がけし、ゴンドラ利用のラクラクコースです。
朝、調布駅の集合時間に参加予定のお一人が現れず、結局予定より若干遅れ、合計4人のツアーに。それでも小仏手前の朝渋滞はさほどでもなく、夜来の雨も上がって、青空の下、ルンルンで富士見パノラマのゴンドラ乗り場へ。スズラン祭り開催中ということで、さすがに人出の方も「満開」ですが、MTB体験コースの人気ぶりも、この山域の新たなオールシーズンの魅力開拓に繋がる印象的なものでした。ゴンドラ山頂駅周辺には、早速花盛りのドイツスズランがてんこ盛り。いきなりペースが落ちますが、いくつかの山小屋の魅力的な売店の波状攻撃を横目で見ながら、入笠山への道を急ぎます。前日の雨で滑りやすいこともあり、傾斜の緩い「女坂」をチョイスしますが、それでも実質登り20分強でアッサリ久方ぶりの入笠山頂到着。密かに期待していた「日本アルプス勢揃い」の大展望は残念ながら雲の中でしたが、ガスの下に姿を現した入笠牧場や諏訪湖を眺めながら、一行でワイワイ賑やかな昼食タイムです。
全員で山頂証拠写真撮りの後、仏平峠へ下り、やや恐ろしげな伝説の残る首切清水を経て、午後のハイライト・大阿原湿原の周回コースへ。花の盛りはこれからですが、しっとりした渓流や原生林の奥深い趣に、オジサンの琴線もくすぐられます。テイ沢入口の有名な「ここで引き返すのはもったいない!」のカンバンにも一瞬心動かされますが、なぜか標識の下に置いてある野生生物の毛皮に自然の厳しさを垣間見て、プチ周遊を切り上げ、舗装道を入笠湿原へ戻ります。途中、八ヶ岳ビューポイントも残念ながら厚い雲に展望を阻まれますが、御花畑近くの茶店で美味しいソバドラを頂き、湿原のスズラン群落を再度堪能して、出発点のゴンドラ駅に戻ります。
思ったよりも雲が取れず、展望はイマイチでしたが、スズランやアツモリソウ、クリンソウなど当地名物の花々はまさに今が見頃。梅雨時に花盛りを迎えることもあって、先人のレコを拝見しても、山岳展望とお花のピーク両方を楽しむのはなかなか難しいようです。ともあれ、今回参加した独身若手男女諸氏には、これを機会に花の名山歩きの醍醐味に目覚めてもらい、次回は是非パートナーや家族連れで花と展望の入笠山ハイクを楽しんでもらいたいな、と心から感じた次第です。さて、小生は梅雨時の中休みをはさんで、そろそろ増加気味のウェイトを絞り、「夏の名山巡り」の修行を再開せねば!
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