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Yamareco

記録ID: 654187
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沢登り
丹沢

丹沢 水無川本谷から塔ノ岳へ 初めてヒルとご対面

2015年06月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:29
距離
8.4km
登り
1,327m
下り
1,319m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:19
休憩
1:01
合計
7:20
8:40
39
9:19
9:45
99
11:24
11:33
155
14:08
14:18
14
14:32
14:33
4
14:37
14:38
4
14:42
14:43
13
14:56
15:09
50
15:59
15:59
1
16:00
ゴール地点
ルートはEtrex20のGPSデータです。
今回は7人だったので沢遡行は時間がかかったほうだと思います。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名高速 秦野中井ICで降りて下道。
滝沢園を過ぎて舗装されていない道を入ると新茅山荘に10台程度の駐車スペースあり,さらに戸沢まで入り駐車して取り付きます。こちらの道もあまり良くありません。道が細いため対向車が来た時は広いところで入れ違いしないといけません。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
沢登りルートガイド120

●源次郎沢
主だった沢にはF1〜F9まで看板が付いてます。
今回は寒かった為ほとんど濡れない箇所を選んで登りましたが、暑い時期にたっぷり濡れたい時にはシャワークライムできる滝あります。
今回も源次郎沢同様トップに行ってもらい、セカンドで登ります。
・F1の10m滝は寒くて濡れるのがイヤなので巻き
・F2の5m滝に向かって右側を登る時(ロープを使用)
・F3の8m滝に向かって右側を登る時(ロープを使用)
・F5の9m滝は向かって右側の残地ロープと鎖を利用
・F6のチョットストーンは右側の落口残置スリングにつかまって体を引っ張り上げる
・F7は見つからず
・F8は右側から高く巻く。結構ボロボロで注意が必要。トラバース箇所は特に要注意。
・F9は見つからず
いずれもテンションは掛けずですが、トップで登る実力はないと思いました。

F9手前の涸沢で左に入ってしまったようです。壊れた堰堤は見つからず。
尾根に取り付いてから結構な急坂でアザミやとげのある植物があって結構痛い思いをしました。
急坂を登ると鳥尾山からの登山道に出て、数分登ると塔ノ岳山頂に到着。

●塔ノ岳から戸沢
塔ノ岳からは木道がしっかりしています。
大倉尾根から途中分岐に従い天神尾根に取り付きます。大倉尾根は非常に整備されて歩き易い尾根です。
戸沢に入る天神尾根も整備されていますが結構急です。
その他周辺情報 ●温泉
車で行くと渋沢方面の途中にある「湯花楽」にて汗を流しました。休日一般は930円也。会員だと830円。
100円返却型ロッカー、シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー、露天風呂あり。
サウナが3種あり、中でも冷たいサウナは面白い。
食事場所、売店、休憩所もあります。

●食事
湯花楽から秦野ICに行く途中で向かって左側に蕎麦やが2件並んでいました。
初めて入ったお店「手打ち蕎麦 良庵」。蕎麦メニュー、丼物メニュー豊富です。
今回はかき揚げ丼とそばセット(1050円)を頂きました。
リーズナブルで揚げたてのかき揚げ美味しく、蕎麦も喉越しが良かったです。
山帰りに立ち寄りたいお店一軒見つけました。
早朝丹沢方面はようやく雲が上がってきました。
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早朝丹沢方面はようやく雲が上がってきました。
戸沢に到着。天気が悪い為か、先日の源次郎沢遡行時よりも車の台数は少ない。
戸沢に到着。天気が悪い為か、先日の源次郎沢遡行時よりも車の台数は少ない。
取り付きに向かいます。ちらほら花が咲いていました。
取り付きに向かいます。ちらほら花が咲いていました。
源次郎沢の時に間違えてしまった箇所。
本谷はこの階段を登り遡行ポイントに向かいます。
源次郎沢の時に間違えてしまった箇所。
本谷はこの階段を登り遡行ポイントに向かいます。
最後の堰堤を越える箇所は左側鎖場を登ります。
最後の堰堤を越える箇所は左側鎖場を登ります。
本谷をいよいよ遡行スタート。明るい沢です。
本谷をいよいよ遡行スタート。明るい沢です。
F1 10m夏は水際を登れるようですが、今回は寒いのでしょっぱなから濡れるのを嫌い巻きです。
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F1 10m夏は水際を登れるようですが、今回は寒いのでしょっぱなから濡れるのを嫌い巻きです。
F1を巻くとセドの沢との分岐へ。本谷は左側へ向かいます。
F1を巻くとセドの沢との分岐へ。本谷は左側へ向かいます。
F2 7mに到着。
滝の左側に残置ロープありますが、遡行図どおり右側を行きます。ここはそれほど苦もなく登れました。ロープ出しました。
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F2 7mに到着。
滝の左側に残置ロープありますが、遡行図どおり右側を行きます。ここはそれほど苦もなく登れました。ロープ出しました。
F2を越えると細かい滝が続きます。
天気がよければビショビショに濡れながら遡行したいルート。
F2を越えると細かい滝が続きます。
天気がよければビショビショに濡れながら遡行したいルート。
F3 8mが見えてきました。
F3 8mが見えてきました。
F3 8mは右側から登りますが、ホールドが乏しく残置スリングを頼りにする箇所ありました。結構バランス必要なホールド、スタンスです。ロープ出しました。
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F3 8mは右側から登りますが、ホールドが乏しく残置スリングを頼りにする箇所ありました。結構バランス必要なホールド、スタンスです。ロープ出しました。
トップが右側を登り終えてロープの準備。
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トップが右側を登り終えてロープの準備。
F3登ったあとのもうひと登りは左側から。右側には鎖付いてました。
F3登ったあとのもうひと登りは左側から。右側には鎖付いてました。
F5 9mに到着。大きな滝には看板あります。
F5 9mに到着。大きな滝には看板あります。
F5 9mは右側に残置ロープ及び鎖あり。
ロープはちょっと怖いので補助程度に持ちます。
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F5 9mは右側に残置ロープ及び鎖あり。
ロープはちょっと怖いので補助程度に持ちます。
F5 9m途中から鎖をもって登ります。
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F5 9m途中から鎖をもって登ります。
F5 9m3人はフリーで。残り4人は念のためロープ出しました問題なし。
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F5 9m3人はフリーで。残り4人は念のためロープ出しました問題なし。
F5 9mメンバーが登り中。
F5 9mメンバーが登り中。
F6チョットストーン。
右側2mくらい登ったあとにハングしているCSを乗り越えますが、奥に残置スリングがあります。
私は掴まないと登れなかったでしょう。3人登り、4人は巻き。
F6チョットストーン。
右側2mくらい登ったあとにハングしているCSを乗り越えますが、奥に残置スリングがあります。
私は掴まないと登れなかったでしょう。3人登り、4人は巻き。
F6を越えたところでしばし休憩。
段々とガスが上がってきました。
F6を越えたところでしばし休憩。
段々とガスが上がってきました。
F6を越えた後は細かな滝がちょくちょくあります。
濡れたいなら正面をどんどん登ると気持ちよいでしょう。
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F6を越えた後は細かな滝がちょくちょくあります。
濡れたいなら正面をどんどん登ると気持ちよいでしょう。
ガスの中の沢幻想的な雰囲気です。
ガスの中の沢幻想的な雰囲気です。
F8 30m大滝。これは右側を巻きます。
F8 30m大滝。これは右側を巻きます。
F8 30m大滝を巻くのですが、取り付きはガレガレです。
F8 30m大滝を巻くのですが、取り付きはガレガレです。
慎重に歩を進めるメンバー。後ろはF8。
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慎重に歩を進めるメンバー。後ろはF8。
F8ガレガレを過ぎると今度は急坂。ロープは付いてますが、なるべく頼りにしないように。
F8ガレガレを過ぎると今度は急坂。ロープは付いてますが、なるべく頼りにしないように。
F8高巻く最後のトラバース。ここは本当に嫌な場所でした。足場は崩れるし、ホールドの岩もボロッと取れます。要注意。
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F8高巻く最後のトラバース。ここは本当に嫌な場所でした。足場は崩れるし、ホールドの岩もボロッと取れます。要注意。
あたりはすっかりガスの中。
あたりはすっかりガスの中。
そんな中、涸れ沢が2手に別れます。遡行図を頼りに左と判断して登るが、こちらも一歩一歩が崩れそうなガレ場。しばらくすると更に2又に分かれたので右側の尾根に取り付きました。
そんな中、涸れ沢が2手に別れます。遡行図を頼りに左と判断して登るが、こちらも一歩一歩が崩れそうなガレ場。しばらくすると更に2又に分かれたので右側の尾根に取り付きました。
最後の詰めは急坂でなかなか大変です。
更にアザミと棘がある木があって不用意に歩くとチクチク攻撃されます。
最後の詰めは急坂でなかなか大変です。
更にアザミと棘がある木があって不用意に歩くとチクチク攻撃されます。
塔ノ岳に到着しました。これで6回目ですが、今回もまた富士が見れず。いつになったら山頂から見れるのか!
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塔ノ岳に到着しました。これで6回目ですが、今回もまた富士が見れず。いつになったら山頂から見れるのか!
塔ノ岳道標。
山頂で装備解除。スネのパッドをはずすと・・・ヒル発見!!
幸い沢靴の上だったので吸血は免れました。
初めてのヒル。冷静に塩水で撃退しました。
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山頂で装備解除。スネのパッドをはずすと・・・ヒル発見!!
幸い沢靴の上だったので吸血は免れました。
初めてのヒル。冷静に塩水で撃退しました。
尊仏山荘もガスの中。
尊仏山荘もガスの中。
木道をどんどん下ります。
木道をどんどん下ります。
源次郎沢の最終地点 花立山荘に到着。
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源次郎沢の最終地点 花立山荘に到着。
花立山荘。今回は寒いのでカキ氷は食べずに下山。
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花立山荘。今回は寒いのでカキ氷は食べずに下山。
分岐から天神尾根を下ります。
分岐から天神尾根を下ります。
天神尾根は樹林帯の中。
天神尾根は樹林帯の中。
帰りは湯花楽で汗を流したあと寄りました。
手打ち蕎麦「良庵」。
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帰りは湯花楽で汗を流したあと寄りました。
手打ち蕎麦「良庵」。
かき揚げ丼とそばセット(1050円)満足の美味しさとコスパです。
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かき揚げ丼とそばセット(1050円)満足の美味しさとコスパです。

感想

先々週の源次郎沢に続き、丹沢水無川本谷に遡行しに行きました。
天気がいまいちで気温が上がらなかったのでジャブジャブとシャワークライムしたいと思えなかったのが残念ですが、水無川本谷は初めての遡行ルートだったので大変満足しています。
今回もテンションは掛けませんでしたが、やはりトップで行くにはまだまだと思える滝が数箇所ありました。それでも源次郎よりは多少登りやすかった印象があります。
F8大滝の巻き道はかなりざれているので要注意です。あそこは今度どんどん崩落しちゃうんじゃないかな。
塔ノ岳で装備解除していた時初めてヒルが取り付いてました。幸いなことに沢靴の上だったので吸血はありませんでしたが、やっぱり丹沢にはいるんですね。香水入れる容器に食塩水を入れていたのでシュッシュしたらヒル小さくなりました。効果覿面ですね。今回はもう1人遡行途中でヒル発見しました。これから夏に向けて食塩水は必須です。
明るい沢で、シャワークライム出来る滝が多数あるので次回は暑い夏に再訪したいルートですね。
来週は残雪期のテント泊を予定していますが、今月天気がよければもう一回沢登れればと思います。

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