読図でGO！VR地獄の馬酔木尾根 in 千町ヶ峰(*_*)

2024年03月11日(月) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 4.6km
• 登り: 545m
• 下り: 573m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:50

7:49 こぶしの村登山口
12:22 13:44 千町ヶ峰
14:07 14:07 弘法の池
15:39 15:39 こぶしの村登山口
15:39 ゴール地点

天候

午前ヒンヤリ　お昼は☀　ぽかぽか。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

無料Pあり。但し積雪時は　路肩の溝にタイヤ突っ込む危険性大。（溝蓋の位置がわかりませーん💦）　道路の膨らみ部分も数台可能ですので　積雪期は、こちらに停めるのが無難です。

コース状況／危険箇所等

●715pまでは　楽勝(^^)/
●その後…猛烈馬酔木地獄を味わうことになりますっ(*ノωノ)
●去年探索した　谷を挟んだ「亀太郎岩尾根」の方が　まだまだ馬酔木地獄はマシですし、変化があって楽しいと思います。
●去年やらかした　一般下山路…今年もやらかしてしまいましたっ💦　ノートレースでオマケに馬酔木が雪の重みで垂れ下がり、ルート取りがVR尾根よりも難しかったですっ。

写真

勇んで来たものの…雪が無ーい(*_*)　どする？(J)
去年　ここに来た時は　この時点で既にけっこう雪ありましたよね！こんなに雪なくて大丈夫なんかな？？うさぎ心配ですなり(U)

まぁ北面はちらっと雪が残っているみたいなので　取りあえず　行ってみましょう。週末後なのに誰も橋を渡っていませんねー。(J)
おっ！橋の真ん中には真っ白な雪が残ってましたよ。てか、一般道の入口なのに　誰の足跡もナッシング〜！マジかっ！＼(◎o◎)／！(U)

妖怪ポストに手紙を出しとけばよかった…(J)
だはっ！確かに妖怪ポスト！キノコかっ！
「ねずみ男はどこぉ〜？」(U)

U隊長さんは、715P…外せませんな。やっぱり(J)
今日も今日とて地形図でっかく拡大して　印刷してきましたよ。今日のバリ尾根に乗るためにルートを5つ候補で描いてきました。まずは715mピークに乗るのか？乗らないのか？それが問題だっ！はい、外せませんっ！！(U)

植林地帯なので　枝打ちされた杉林は見通しが効いて　意外と尾根の選定が分かりやすかったです。(J)
それよっ！715mまでの尾根を見つけるのがファースト・ミッションと思ってたのですが　地形図で想像していたよりもずっとわかりやすかったです。自然林の森だったら　こんなにすんなりわからなかったと思う！(U)

思ったより　あっさり？と　715Pに到着！(J)
わーい＼(^o^)／
けっこうここまでが難易度高いかな？と思ったんですけどね。
これは　山頂に早く着きすぎちゃったらどうしましょ？縦走しますかっ？(笑)(U)

でも　地形図から想像していたのと　イメージがかなり違っていました。(J)
下調べで　地形図見て想像力を働かせても、実際に現地に来て見ると「あれ！？思ってたんと違う！」というのは時々ありますね。(U)

読図想像とのギャップも　また楽し！(J)
はいっ！その答え合わせが面白い！想像している時も「現地はどんなかなぁ？」というワクワクした気持ちっ♪(U)

U隊長　昨夜は、寝ないで？読図学習を頑張ってたらしく　自信たっぷり( ｀ー´)ノ(笑)　(J)
いやっ(>_<)寝てますっ！(爆)3時間寝た！！(U)

あらまた　際どいとこを攻めてはるっ(笑)　(J)
いやね、ここまで地味な植林の尾根が続いたんですけど、この辺りで右手に岩場がちょこっと見えたりしていい感じだったんです。ついつい岩の近くをズリズリ這い上がりたくなって…(笑)(U)

この辺りから積雪量も増えてきて　足が幼木？に引っかかりだしましたっ💦(J)
積雪量や雪質は標高で変化して、それも面白いですね。
特に950mからは一気に雪の量が増えました！
そしてアセビの子ども達Σ(゜д゜lll)ガーン
まだ小さいからいいけれど、これがスクスク育った暁にはいったいどんなアセビの森になっちゃうんでしょうか？想像するだに恐ろしい！(U)

どの山域も　馬酔木だらけになって来ていますねー(*ノωノ)　(J)
ほんとですね。去年登った　すぐ隣のカメちゃん尾根も　上の方はアセビ踏み抜き地獄で大変だったの思い出します。千ヶ峰もアセビの森だし、鹿ちゃんたちが他の木を食べちゃうからアセビだけ残るんですよね。じゅんたろう先生が　去年カメちゃん尾根に来たとき教えてくれました(U)

積雪量が不十分で　馬酔木が埋まっていなくて…猛烈ブッシュ化しておりますっ💦(J)
これがねー。もっとガッツリ深い雪ならアセビちゃんも雪に埋もれてもっと歩きやすいんでしょうね。そんなところを歩いてみたい！(U)

尾根芯を外さぬように　回り込んだり強引に突破したりと…つおき（強気）のU隊長！(J)
尾根芯はね、わかってるんです！でもね、行く手をはばむ馬酔木ちゃんがね　もんのすごいの(T_T)モーレツ馬酔木地獄よぉぉー(U)

それにしても、これだけアセビだらけの尾根ですが　花芽を付けている株が殆んど無かったのには驚きましたΣ（・□・；）
いったい何故？？？(U)
自主規制？(J)

ここ等高線が詰まっていて　どんな斜面なのぉおお？(J)
ここね、昨日の夜　地形図眺めていて　うさぎ一番心配したところです。ま、12本爪のアイゼン履いてるし、ピッケル君も持って来てますからね。なんとかなるでしょ！ワクワクとドキドキですっ♪(U)

写真では　角度が出ていませんが　まぁまぁの斜度でした。(J)
面白いように地形図の通り　ちゃんと斜度がキツクなる地点があって、下調べで地形図しっかり睨んで来れば来るほど　現地で楽しいですね＼(^o^)／(U)

元気よく突っ込む　U隊長！(J)
うさぎちゃんっ、イクぅぅぅーーーーっ！！！( ｀ー´)ノ
じゅんたろう先生っ、うさぎに付いて来てっ！(何様やねーん！爆)(U)

なーるほど　ホームにしている裏六甲…あそこですねっ…(J)
今　改めて見ると　六甲の高尾の等高線いちばん詰まってる地点より更に詰まってるけど、全体的にはこんな感じですね。まっ　なんとかなるっ！！なせばなるっ！！(≧∇≦)♪やっちゃいましょ！いっちゃいましょっ！突っ込みましょっ！(U)

大昔は　六甲も数年に一度は　30�僂曚廟僂發辰討い燭里任垢�…今じゃ、数年に一度の5�僂任眤臍�ぎ？(笑)　(J)
ほええ😱
六甲も昔はすごく積もっていたと　話には何度も聴いていますが、どうしても昨今の六甲しか知らないうさぎには　想像もつきません。いいなー。見てみたかった！そんな六甲、登りたかった！(U)

隊長！何　笑っとるんだすかっ！(J)
でたあ！じゅんたろう先生お得意の「こっ　こわいわあ〜」(爆)
しんどいバリエーション登ってる時、うさぎを笑わせてくれます(≧∇≦)♪大変であればあるほど　笑い、だいじ！！ねっ(U)

だんだんと　馬酔木もなくなりましたが…きっつ。(J)
この辺りの斜度はなかなかでしたね。雪も春の湿って重たい雪だし　登るの大変でした(U)

やっとこさ　開けた所に出ましたぁ！(^^)/　(J)
太陽さんの光、射し込む角度が最高過ぎて、影絵のような芸術が白い雪の斜面に生まれてた。影のグラデーション素敵で　ずっと眺めてたかった！(U)

振り返ると　まるで絵画！＼(◎o◎)／！　前半ずっと植林の森を登っていて　眺望ゼロだったので　一気に高い世界にワープした気持ちっ(U)
暖冬の春なのにラッキーな絵　見れましたねぇー(^^)/(J)

写真では判りづらいですが　✨森中がキラキラ輝いています！(J)
木々の枝に無色透明の氷が　太陽の光を透かしてキッランキラン光ってました！こんなの初めて見た！スゲー！(U)

キラキラ✨の正体は　コレでした！着雪した雪が氷に変わり、それが太陽の光に反射していたのです。(J)
雪が氷に！とけかけて凍った姿が　芸術的に美しかったです。近くで見ても綺麗！うさぎ　初めて見た自然の生み出す衝撃的な作品に感動しました(U)

キラキラ✨伝わりますかね？(J)
木の俣が　めっちゃキラッキラですぅぅぅー(≧∇≦)♪♪♪(U)

振り返ると！　何やら雪山がでーんと！(J)
きやあああああああーーー！！！いやあああああーーー！！！
なにこの最高すぎる眺めっ＼(◎o◎)／！(U)

先月登った　氷ノ山（1510m)の雄姿でしたっ！　まだまだ　たっぷりと雪がありますね(*^-^*)(J)
ひえええええーーー！！！
なんてかっこいいんだ、氷ノ山っ！真っ白やあー！(U)

兵庫県下��3の三室山（1358m)も！(J)
三室山あああーーー！！いつか雪の三室山に登ってみたいですっ！(U)

なんじゃこりゃ？　自然の造形は　本当に癒されますね。(J)
ふえええ！ナタデココみるくですかっ！？(なんでも食べ物に見えるうさぎよっ。いやね、この時めちゃくちゃお腹ぺこりんこだったのでっ)(U)

U隊長も　大興奮(笑)　(J)
キラキラすぎて　どーしましょっ！？
＼(゜ロ＼) あわわ(／ロ゜)／あわわ(U)

ちょっと標高が上ると　着雪の氷が　霧氷の氷漬けに変わって来ました。(J)
これも面白い変化でしたっ。
着雪から霧氷に！今日は霧氷は無いと思ってたのですが、透明な氷に変身して待っていてくれました(*‘ω‘ *)♪(U)

真っ白な出来たての霧氷も　花のように美しいのですが　コレもまた風情があって　素晴らしいです(^^)/(J)
はいっ！できたてホヤホヤ霧氷も大好きだけど、これはまた別の魅力がありました。はああ。いいもの見られてシアワセ！(U)

太陽の光に暖められるも　氷点下の空気に触れて凍ってしまうのでしょうね。(J)
ほんと、その変化する様を見てみたいなあ。だーーれも居ない静かなお山では　そんなドラマが繰り広げられているのですね。ロマンを感じます(U)

しばらく雪と氷の世界に　時間を忘れて　うっとり見とれていました(U)
って　実は休んどる(爆）(J)

あれ？あれほど元気だったU隊長様の足取りが…(J)
ううう・・・動けませーん(U)

がんばれぇー( ｀ー´)ノ　(J)
わ！動けなくなってるとこ　写真撮られてたんかっ！？ヤバッ！！(笑)(U)

本家本元のうさぎさん🐰も　がんばっとるでぇ( ｀ー´)ノ　(J)
うさぎちゃんの足跡　かいらし♪
しかーし！へっぽこダメダメばかたれうさぎちゃんは足取り重たいなんてもんじゃないですぅ。もう　あかん！！！(U)

しんどいんだけど、周りの景色は最高に美しい！
この世界を自分のこの目で見るためには　それ相応の苦労をしなくちゃですよねっ、じゅんたろう先生っ！(U)
苦労とは楽しみを得る貯金なり(笑)(J)

なんかマジで　足が重そうな…あっ　コレか！(J)
足があああーー！！重たくて上がらなーい！！(T_T)(U)

アイゼンは湿雪で　雪団子！　超重ーい。
それよっ！アイゼンに湿った重たい雪が張り付いて　めちゃんこ育ってスイカみたいに！！(爆)キロ単位の重さだったと思います。しかも、その雪玉をガシガシ外しても　3歩も歩けばまた雪玉地獄よっ！鉄下駄でウエイトトレーニングかっ！いや、何かの修行かっ！？(爆)(U)

面倒ですが　ここにて履き替え！スノーシュー　投入！たのんますっ(J)
もうね、アイゼンでは無理です。雪団子つきまくるし、馬酔木の踏み抜き地獄で　ほんの数歩　前に進むだけでも何分もかかっちゃいますっ。うさぎは民芸品(木製ワカン)で　へんしーん！(U)

またまたお出ましの　馬酔木ブッシュへ猛烈突進！(J)
いやもう、あと山頂まで　最後ほんの100mそこそこなんだけどね。目と鼻の先なんだけどね。神さまになってお空から見てたら笑っちゃうぐらい近くなんだけどね。
地獄よっ！！(爆)(U)

もういやっ(*ノωノ)　(J)
うわん！永遠に着かない気がしてきたぞ。泣きそう！(T_T)(U)

こ　これ　な・・・(*ノωノ)　(J)
こ　これ　よ！！！＼(◎o◎)／！ぎゃー！(U)

スノーシュー付けても　腰まで潜り込みますぅ…(J)
ここが　今日いち　キッツイところでしたね。
もう山頂周辺は雪原が広がってて楽勝かと思ってたんですがっ！！甘かった！！(U)

U隊長も　悪戦苦闘しておりますっ！(J)
ぐわああーん！びえええーん！どひゃああーん！ハマり込んで動けませーん。だじげで！(爆)しかし想定外とはいえ、それをしに来た　と言っても過言ではないっ。(変態かよ！爆)だって！バリエーションですものっ。(U)

最後の詰めは　コレですかいな(*ノωノ)　U隊長　TOP交代だすよぉー！(J)
じゅんたろう先生が頑張りに頑張ってくれた最後ひどいアセビ踏み抜き＆湿った重雪ラッセル隊長を最後のビクトリーロード(？全然そうは見えんけどなっ！爆)でうさぎが交代っ。だはっ！ズルいうさぎよっ(笑)(U)

おおおおのおおおっ！　さ・山頂見えたっ！(J)
おおおお　の　おおおっ！！！きやあ　の　きやあ！！
感無量すぎた！もう着かないんじゃないかと思った！
来た！来たよおおお！！！(U)

おちかれぇー(^^)/　でも　もう　足あがりませぬわっ(笑)(J)　
ここは足　あげとかんとっ！！(笑)(U)

腹減ったぁ。風も無いので　雪の上でお湯を沸かして(J)
ひえええー。もううさぎ　お腹ぺこりんこ過ぎて　一瞬途中で座り込んだもんね。でも「あと100mのところで何か食べたらあかんやろ！山頂まで登り通さんとっ！」と　頑張って来ました。じゅんたろう先生、早よ　お湯わかしてくだされえええ(笑)(U)

ほーい　業スー88円　「たぬきそば」の気持ちっ。(J)
おおおお　の　おおお！これ、美味しいですよね。うさぎも好きです(^^♪　召し上がれ〜(U)

どびばっ！ピント合ってないしっ(;^_^A　あまりにお腹へりすぎて早く食べたい一心だったのでっ(爆)ゆで卵も写ってないしっ！！全然ダメじゃーん(爆)(U)
写真映えより食い気なっ(J)

デザートは　まめだいふくぅー(^^)/　の気持ちっ。(J)
やんわらかくて　甘〜くって　美味しかったですね♪(U)

1月に登った　段ヶ峰。懐かしいですねー。あそこまで縦走できるんちゃうか？って　登る前には思っていましたが…無理っ（爆）
だはは！うさぎも！！思ってましたっ！とんでもございませーーーん！！！(爆)(U)

のーんびり景色を見ながら　ぽかぽか眠ーい。さっゲッザーンですよっ。去年は一般ルートで彷徨いましたからっ！二の舞はごめんですよー。(J)
カメちゃん尾根を下る予定でしたが、今日のバリ尾根のアセビ地獄の過酷さに　またアセビ踏み抜きながら下山するかと思ったら「無理っ！」て満場一致(2人ですけどっ！爆)で秒で決定！
しかーし！一般道が何より苦手なうさぎでございますぅ。どうなることやら？(U)

って　二の舞やってますぅー（爆）(J)
れ？れれれええーー？おっかしいなぁ〜。
まんまと道を見失う　うさぎよっ！どびばっ！＼(◎o◎)／！(U)

馬酔木地獄が再来かっ！　もうーいやっ(*ノωノ)　(J)
きょえええーー！
またもやアセビ地獄よっ！やっちまったああ！やらかしたああ！(爆)(U)

あー・・・(J)
ひゃんっ！Σ(゜д゜lll)(U)

ふいーっ　やっとこさ　開放されましたっ。(J)
ふえええー。出たよ！まともな場所にっ！！
ここまで来れば　あとは何とかなるっ！(ほんとかっ！？笑)(U)

どんな教科書やねーん。(*ノωノ)　(J)
すったもんだの末、なんとかなっちゃう！という教科書でござるよ。(笑)(U)

でへへ。じゅんたろう先生がすってんころりんの瞬間を激写する性格悪すぎるうさぎちゃんよっ(笑)
スノーシューの裏にも雪が塊になって凍り付いてましたね。そりゃ滑ります！(U)
だから先歩かせて狙ってたんや！　性格でとる！(笑)　しかし　激安スノーシュー滑る滑るー(J)

標高700m付近まで降りてきますと　あれほど苦しんだ雪が　これっぽっち。僅か400m程の違いなのに…今回は標高の変化で積雪量が全く異なってくることを実感することができました。(J)
えええー！うそん！
一気に雪が消えて地面が顔を出した瞬間です。
ほんと　雪が深くなる時も　消える時も「いきなり」来ますね(U)

GPS上では、距離は5km程で　標高差も600mあるかないかで　多分　ヤマレコの新しい指標の体力度？　1か2やと思いますっ。でもまぁ　キツカッタ(笑)(J)
これマジで　体力度「1」なんじゃないのかなあ？どんな「1」やねーん！！！(爆)(U)

隊長さん　本日も超笑顔での　締めくくり。(J)
いやああ　今日もしんどくて　美しくて　気持ちよくって。
最っ高に楽し過ぎましたあ！！にぱっ(≧∇≦)♪(U)

今回は　いつものコンビニの豚まんじゃなく、頑張ったということで　330円のマロンパフェ？　ご馳走になりましたとさ。ちゃんちゃん。(爆）(J)
たまには　こんなのもいいですねっ。お疲れさまでした。ありがとうございましたあ！(U)

装備

個人装備

※10爪以上のアイゼン（尾根の急斜面）　スノーシューかワカン（標高1000m以上の深雪馬酔木地獄帯）ストックは必須です。<br />※ピッケル＆補助ロープは　今回は使用しませんでした。

感想

jyunntarou

バリエーション登山って何が楽しいかと言えば　事前に地形図を見ながら「想像」いや「妄想？」する時かもですね(^_-)-☆
それと　実際の現地との　ご対面ー🎵
想像通りなのか　ギャップ萌え？(笑)に陥るのか…
それも　楽しいひと時ですよー(^-^)

戴いたログの軌跡だけを頼って　スマホとにらめっこバリエーションってのは　時短にはなるでしょうが…
過程での楽しみが奪われてしまって　私的には、モッタイナイ気がします。

※レコのマンガチックな写真、　U隊長さんの過激？(笑)な言動は　デフォルメされた上、おもしろおかしく捏造？されおりますで　決してこのような言動はしておりませんと信じましょう！（爆）

ookaminokodomo

「去年登った千町ヶ峰、今年はひとつ隣のバリ尾根で登ってみぃひんか？」
じゅんたろう先生にそう言われたのは2日前。
行く行く！行くに決まってますぅー！(うさぎ、いつもこれよっ。笑)
二つ返事でソッコー行く気満々うさぎ。
コースを決めた日曜日に　地形図を見てみると、今回のバリ尾根はまず取り付きをどうするかが最初の問題だった。
候補として5つのルートが考えられたんだけど、なるべく尾根通しで下から綺麗に頂上まで直登したかったのと、やっぱり最初の715mピークは外せない、ということで、歩き始める直前に　じゅんたろう先生と地形図見ながら本日のルートを最終決定。
でもちょっと　最初の取り付きどうかなぁ？地形図で見る感じだと　いきなり尾根を見つけるところからもう　難しいかも？とちょっとドキドキしていたルート隊長へっぽこうさぎ。しかし実際に行ってみると　心配は杞憂に終わった。
というのも、下部は植林地帯のその尾根は　下草やブッシュが無くて　杉の木は枝うちされてスッキリとした視界だったために　目視で地形がハッキリわかったから。
なだらかに続く尾根は思いのほかハッキリ明瞭で　間違いようが無いものだった。

しかしうさぎのカジタ君、相変わらずかたーい(T_T)
あと100回ぐらい練習したら　着脱のコツわかるかなぁ？

715mピークは地形図で見た感じだと　とんがり帽子っぽくなってるかと思いきや、想像とはちょっと違う形だった。
その後も尾根芯を忠実にとらえて　ひたすら登り続ける。
この日うさぎ　地形図で下調べした時に見た等高線のつまり方と実際の現地で感じる斜度が、うさぎが歩き慣れた六甲で言えばどの辺りの斜度に近いだろうか？とか、そんなことも想像しながら地形図を眺めてきたんだけど、あらかじめのうさぎの予想や想像と　実際の尾根の形状や急登ぐあいとが　どのぐらい想像通りなのか、それとも思ってたのと違ってるのか、現地で地形を見て　その都度こまかく答え合わせするのが　セカンド・ミッション！
これがねー。
たのしーの(≧∇≦)♪
この上なく！！(変態かよっ！爆)

うさぎ、じゅんたろう先生に出逢わなければ「お山に登る前から登山は始まっている」こと、つまり登る前の下調べがいかに重要かつ楽しいものか、それが実際に当日登る時にどんな風に役に立って　現地で地形を見た時に感じるものが　詳しく地形図を眺めていろんな想像をして来たのとそうじゃなかったのとでは　どれほど雲泥の差があるのか、ということを　知らないまんま人生終わってたかもしれない。
こんな楽しいこと、知らなかったら勿体ないし、どうせせっかくお山に登るんだったら、行く前の妄想登山は絶対にした方がいいに決まってる。
楽しいだけじゃなくて　とても大事なことだと思う！

それからこの日のもうひとつのミッションは　標高と積雪の関係の観察。
この冬、近くの六甲でも　標高と積雪を観察しながら登ったうさぎだけど、氷ノ山や段ヶ峰を登った時も　そんなことを常に気に留めながら登っていた。
その結果、950mを超える辺りから積雪は急に増えることが多くて、更に1000mを超えると一気に別世界になったという経験をした！
さあ、今日の千町ヶ峰はどうだったかと言えば、やっぱり！！！
950mを超えたところで一気にキターーー！！！
急にね、雪山感が凄くなるのよ。
そして1000m。ここで更にグッと雪が増えてますます雪山感すごくなる！
あのガラリと変わるところは感動すら覚える。
そう考えるとね、六甲の931mって　本当に残念っ(>_<)
「これから雪山だぜっ！」て手前で終わっちゃうからっ。( ノД`)シクシク…
誰か！六甲にあと100mくださいっ！！(T_T)
神さまあああー！！！
てね、いやいや931mでも十分素晴らしいお山です。

話逸れすぎた！(爆)
それから今日の下山。
一般道だからってナメたらあかん！去年と同じ失敗またまたうさぎ　やらかした。
道わかんなーい！(T_T)
ぜんっぜんルーファイ出来ずにアセビ地獄にまたまた突っ込んじゃった。
なんとか分岐まで突き抜けて、そこから先は谷沿いだから間違いようが無くて気は楽だった。

この日の千町ヶ峰は完全にノートレース。
最高に静かで　ときおり鳥さんの鳴く声とキツツキのトントンする音が聴こえたぐらい。ひとっこひとりいない山頂でぽかぽか太陽さんの下でのランチはこの世の極楽だった。その手前　最後まさかのアセビ踏み抜き地獄では本当に大変で、永遠に山頂に着かないかと思うぐらいだったけど、その苦労があったからこそ山頂に着いた時の喜びは他にかえがたい素晴らしいものだったし、急登の尾根の途中で振り返って見た　雪をかぶった素晴らしい山々の景色や、見たことの無い氷の世界と春の光の饗宴も　これ以上ないご褒美で、うさぎ苦労の甲斐がありすぎて嬉しかった。
やっぱり雪山しか好きじゃないっ！
しんどくて　キツくて　だけど　美し過ぎて　楽し過ぎましたっ！
きっつうううーーーい雪山　サイコー☆☆☆

コメント

サク山チョコ次郎

バリ尾根探険隊DE㊙岩発見！in 静寂の千町ヶ峰(^^)/
読図でGO！VR地獄の馬酔木尾根 in 千町ヶ峰(*_*)
2部作読み終わりました。
今週、水曜日から読み始めてあっという間に週末(驚)楽しかったです！！
2部から観て1部を観たんですが、(前に来た時は、が気になって)
スタート時の雪の量が全然違いますね(驚)
「こんなに雪なくて大丈夫なんかな？？うさぎ心配ですなり」は(吹きました💦)
追記:何笑っとるんだすか〜も
標高を上げるとズッポリハマる笑笑ぐらいの雪があって良かったですね😊
踏み抜き地獄にその後の素晴らしい景色🤩✨またまた下山の彷徨いと踏み抜き地獄(あ〜GPSまったく見てないんだろうなぁ)没入感が凄くて.笑い声まで聞こえて来そうな感じでした。
もう行かなくて良いぐらいです〜爆
絶対行きますけど╰(*´︶`*)╯♡

ookaminokodomo

ユウさん
コメントありがとうございまーす(^o^)
去年の千町ヶ峰のレコとあわせて　２部作として読んでくれたんですね！
ありがとう＼(^o^)／
きっと千町ヶ峰の良さがますます伝わったのではないかと思います。
今年は　お山に向かってる途中　他のお山には全然雪が積もってるようには見えなかったし、里にもほんとに雪が無くて　　内心マジでドキドキしてました！「えっ！いや、これ！マジで雪無かったらどしよ？？」ってね。(笑)
それが標高を上げると予想以上にしっかり雪　積もっててくれました😆🎶
しっかり雪山で思う存分遊べて　「行って良かった！」と心から思いました。
ユウさんもきっと登るんでしょうね。（「絶対行く」て書いとた！笑）
最高ですよ✨
いつか読む日が来るユウさんの千町ヶ峰　雪山レコ、今から楽しみにしておきます！

jyunntarou

ユウさん こんばんは。　コメントありがとうございました。
昨年の亀太郎岩尾根（勝手に命名）のレコにも目を通していただき　ありがとうございます(^^)/
前年度と違って今回は登山口には雪が殆どなく、「どーする？」って感じでしたが、標高1000mを超える辺りから急に積雪量が増え、馬酔木のブッシュと絡んで　結構大変でした💦(*´Д｀)
前回は下も上も積雪量はあまり変わらなかったのですが、今回はいきなりドバッでした。
この両尾根はバリルートですがピッケルを使用することはなく、登攀技術とかはありませんが、山頂付近の緩斜面のルーファイと踏み抜き地獄を突破する「意地力？(笑)」が必要ですね。それとどの辺りでアイゼンからワカン（スノーシュー）に履き替えるかも　微妙なタイミングを見逃さないようにしてください。
雪山はトレースがあれば　好天時は　夏山より迷うことなく簡単に登れてしまいますので、降雪後のノートレース一般道とか誰も狙わない？バリ尾根などが楽しい？(笑)ですねー。
ただ　雪山では緩斜面の丸い尾根が一番面倒です。そこでガス＆吹雪かれたら　三半規管もやられてしまい、方角どころか上っているのか下っているのかさえ分からなくなってしまいます。そういう時は迷わずスマホでカンニングしてくださいねー(^^)/　
どんどん　お山を楽しんでくださーい( ｀ー´)ノ