《北横岳〜三ツ岳〜雨池山》Ossanの信州百名山ボチボチ歩き
- GPS
- 05:09
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 352m
- 下り
- 358m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 4:50
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
上諏訪温泉に前泊し9時前にロープウェイ山麓駅に到着したものの、支度に手間取り始発に間に合わず、20分後の2便でのスタートとなる。
スキーやボード利用と登山客が半々といったところか、いずれにしても平日はゆったりしていて移動もスムーズだ。
山頂駅でアイゼンを履いて、まずは坪庭に向かって歩き出す。坪庭までは一気に標高を上げたが、休憩所では特に休むこともなく北横岳を目指す。
北横岳ヒュッテ手前の急登で心拍数が許容範囲を超えたが、休み休み何とか到着し「救心」を服用する。
ヒュッテから20分程で南峰に登頂、突然の強風に耐えながらしばし写真撮影、そして目の前の北峰に着いた頃には他の登山者の姿はなくなり、再び四方八方の景色を撮りまくる。
その後ヒュッテまで戻り待望の昼食タイム、カップヌードル酸辣湯+中華スープのブレンドラーメンを楽しむ。これが最高にうまい!
復路は三ツ岳、雨池コースを選択した。三ツ岳は岩場の連続で、踏み抜きも多く風も強い。途中ピッケルデビューのため外した買ったばかりのオーバーグローブを一瞬にして飛ばされ、ややブルーな気持ちを引きずりながらも、アイゼンで登る岩場はそんなことも忘れるほどスリリングで緊張の連続だった。
掘↓供↓喫をクリアすると、今度は本日の核心ともいえるすごい角度の下りが待ち構えていた。アイゼンを効かせながら慎重に降り、鞍部に出てホッとしたのも束の間、今度は雨池山への登り返しが疲れた身体と心を折る。ロープウェイの最終が頭をよぎったが何とか登頂を果たし、その勢いのままややシャーベット状になった雪面を下る。
なかなかの下りを終え、フラットで開けた登山道の先に縞枯山荘が見えた時、ようやく長い緊張感から解放され、最後の景色を楽しみながら山頂駅まで戻ることができた。
身支度を整え、5分前のアナウンスに飛び乗った15時発のロープウェイの乗客はわずかに5人、登山客の帰りは早い。
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