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Yamareco

記録ID: 6559452
全員に公開
山滑走
甲信越

十石山東尾根(白骨温泉)

2024年03月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:22
距離
12.4km
登り
1,175m
下り
1,197m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
0:48
合計
6:27
6:48
14
白骨温泉バス停
7:02
7:11
9
8:17
8:18
100
9:58
9:58
64
11:02
11:05
3
11:08
11:30
16
11:46
11:46
33
12:19
12:19
24
12:56
13:03
12
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白骨温泉公共駐車場
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-9022
旧料金所跡地から先は除雪されていないため、十石山東尾根登山口まで車で行かれません。
コース状況/
危険箇所等
白骨温泉までは沢渡から県道300号線に入ります。
対面通行個所もあるので、行きよりもお帰りの際(午後)はすれ違いに要注意。

お帰りの際、白骨温泉口前の竜神の滝付近は落雪が多発します。
結構な高さから落雪してくるので車の上に落ちてきたら諦めるべし。
その他周辺情報 竜島温泉 せせらぎの湯 520円/大人
https://ryushima-onsen.jp/
↑地元住民の方々が多いので、気にされる方は「さわんど温泉」に立ち寄る事をお勧めします。
自宅を朝4時40分に出発し、6時半に白骨温泉公共駐車場にやって来ました。
今日は晴れますが、上空の風がすごい勢いで流れているのがわかります。
午後に向かって回復傾向にありますが、このルートの殆どは樹林帯なので山頂直下にたどり着く頃には風も収まっているかもと期待してスタート。
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自宅を朝4時40分に出発し、6時半に白骨温泉公共駐車場にやって来ました。
今日は晴れますが、上空の風がすごい勢いで流れているのがわかります。
午後に向かって回復傾向にありますが、このルートの殆どは樹林帯なので山頂直下にたどり着く頃には風も収まっているかもと期待してスタート。
上高地乗鞍林道 白骨料金所跡地から東尾根登山口まで雪が繋がります。
ここからシールハイク開始。
上高地乗鞍林道 白骨料金所跡地から東尾根登山口まで雪が繋がります。
ここからシールハイク開始。
この先に林道をショートカットできそうな所あったけど、急げば回れ。急登なのでこのまま林道進んだ方が早いです。
この先に林道をショートカットできそうな所あったけど、急げば回れ。急登なのでこのまま林道進んだ方が早いです。
東尾根登山口に到着。
11年前に初めてBCで訪れたときは、案内はなかったです。
あの当時はそのまま林道を進み、1567mピークを迂回して東尾根に取り付きました。
今思えばそれが大きなタイムロスでした。
この時の教訓で夏山の下見をするようになりました。
まぁ、あの時は若かったです。経験不足でしたね。
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東尾根登山口に到着。
11年前に初めてBCで訪れたときは、案内はなかったです。
あの当時はそのまま林道を進み、1567mピークを迂回して東尾根に取り付きました。
今思えばそれが大きなタイムロスでした。
この時の教訓で夏山の下見をするようになりました。
まぁ、あの時は若かったです。経験不足でしたね。
ここで3Dアセントを装着。
ここで3Dアセントを装着。
登山道に沿って進みます。
登山道に沿って進みます。
100m程進むと急斜面トラバースに入ります。
下山時は滑走せず、アイゼンシートラで登山口まで戻りました。
100m程進むと急斜面トラバースに入ります。
下山時は滑走せず、アイゼンシートラで登山口まで戻りました。
東尾根末端に到着。
先行している2名(登山)を視認。
今日までに大勢の方々が訪れているので前日のトレースをありがたく使わせて頂きました。
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東尾根末端に到着。
先行している2名(登山)を視認。
今日までに大勢の方々が訪れているので前日のトレースをありがたく使わせて頂きました。
このトレース良く出来てました。
この山の事を良く知っていると思いました。
だからと言って位置確認を怠るわけにはいかないです。
このトレース良く出来てました。
この山の事を良く知っていると思いました。
だからと言って位置確認を怠るわけにはいかないです。
この東尾根ルートには急登が2箇所あります。
1つ目が最初の標高差300mを登ります。
だいたい30分から40分は要するでしょう。
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この東尾根ルートには急登が2箇所あります。
1つ目が最初の標高差300mを登ります。
だいたい30分から40分は要するでしょう。
登りきると湯沢ノ平に出ます。
登りきると湯沢ノ平に出ます。
登山道の右手に出ました。
たしかあそこが夏道の湯沢ノ平休憩ポイントでした。
登山道の右手に出ました。
たしかあそこが夏道の湯沢ノ平休憩ポイントでした。
さて、ここからは1835mピークを巻くように、正確には夏道に沿って進みます。
この辺りはその名前の通り平過ぎるので少しでもスキーが滑るようにトレース作らなければなりません。
十石山BCは初心者向けという記事を見ますが、そういう事ってBC初心者に解かるかな...と思います。初めてお越しになる方はこの山の経験者と一緒に来る事をお勧めします。
さて、ここからは1835mピークを巻くように、正確には夏道に沿って進みます。
この辺りはその名前の通り平過ぎるので少しでもスキーが滑るようにトレース作らなければなりません。
十石山BCは初心者向けという記事を見ますが、そういう事ってBC初心者に解かるかな...と思います。初めてお越しになる方はこの山の経験者と一緒に来る事をお勧めします。
結果的に赤リボンに沿って進みます。
結果的に赤リボンに沿って進みます。
1850m付近からヤセ尾根に入っていきます。
夏山登った際に気になっていましたが、登山道は痩せ尾根直上を歩かされ、キレキレな北側を歩きますが、南面は多少緩やかでした。ここは南面に沿って登りあげて稜線に出るのが楽と思います。登山道に沿って進むのは狭いしお勧めしません。
1850m付近からヤセ尾根に入っていきます。
夏山登った際に気になっていましたが、登山道は痩せ尾根直上を歩かされ、キレキレな北側を歩きますが、南面は多少緩やかでした。ここは南面に沿って登りあげて稜線に出るのが楽と思います。登山道に沿って進むのは狭いしお勧めしません。
そう思って進むと、トレースありました。
考えることは同じですね。
そう思って進むと、トレースありました。
考えることは同じですね。
尾根直下は急斜面になるのでワンショットで3Dアセントを装着しました。
次回来る時もこのルートで来よう。
尾根直下は急斜面になるのでワンショットで3Dアセントを装着しました。
次回来る時もこのルートで来よう。
尾根の上に出ました。
ここで今日最初に入山した登山者2名に追いつきました。
私はここで3Dアセントを外し、小休憩を入れました。
尾根の上に出ました。
ここで今日最初に入山した登山者2名に追いつきました。
私はここで3Dアセントを外し、小休憩を入れました。
この辺りは柔らかい雪質だったため、ラッセルになりました。
この辺りは柔らかい雪質だったため、ラッセルになりました。
途中で先行していた登山者に追いつきました。
ラッセル気味だったので進むペースが遅かったのですが、「先に行ってくれ」言われたので先に進むことになりました。
すれ違いの際に後続が3名程居ますと情報を伝えてから先行しました。
途中で先行していた登山者に追いつきました。
ラッセル気味だったので進むペースが遅かったのですが、「先に行ってくれ」言われたので先に進むことになりました。
すれ違いの際に後続が3名程居ますと情報を伝えてから先行しました。
この辺りは笹薮だったと思うけど、そんな面影はどこにもなかったです。
森林限界が近づいて来ました。
時々強風が吹いてきました。
この辺りは笹薮だったと思うけど、そんな面影はどこにもなかったです。
森林限界が近づいて来ました。
時々強風が吹いてきました。
ここで山頂を拝むことができました。
山頂まであと500m程です。
ここで山頂を拝むことができました。
山頂まであと500m程です。
なかなか近づかないですね。辛抱強く行かないと...
なかなか近づかないですね。辛抱強く行かないと...
赤リボンを見つけると嬉しくなりますが、GPSで位置を確認しながら進みました。
赤リボンを見つけると嬉しくなりますが、GPSで位置を確認しながら進みました。
ようやく森林限界を抜けます。
ようやく森林限界を抜けます。
山頂直下のオープンバーンに出ましたが、ここから雪質がものすごく固くなりました。
3Dアセント使おうか悩んだけど、行けそうだったのでこのまま進みました。
山頂直下のオープンバーンに出ましたが、ここから雪質がものすごく固くなりました。
3Dアセント使おうか悩んだけど、行けそうだったのでこのまま進みました。
右手に奥穂高岳と前穂高岳が見えます。
右手に奥穂高岳と前穂高岳が見えます。
斜面を登り切るもすぐに山頂を見つけられなかったです。
それよりも平たい所に出た瞬間に爆風を受けることに。
斜面を登り切るもすぐに山頂を見つけられなかったです。
それよりも平たい所に出た瞬間に爆風を受けることに。
右手に避難小屋が見えたので位置関係から山頂を見つけることが出来きました。
右手に避難小屋が見えたので位置関係から山頂を見つけることが出来きました。
とりあえず、スマホで周囲動画を撮影。
乗鞍岳や穂高、白山など360度の展望が素晴らしかったです。
写真や動画よりも肉眼で見て欲しいですね。圧巻です。
この10年位で十石山の人気が出てきたのも頷けます。
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とりあえず、スマホで周囲動画を撮影。
乗鞍岳や穂高、白山など360度の展望が素晴らしかったです。
写真や動画よりも肉眼で見て欲しいですね。圧巻です。
この10年位で十石山の人気が出てきたのも頷けます。
撮影後、風を避けるために十石山避難小屋へ向かいました。
途中に巨大なシュカブラが出来ていました。
撮影後、風を避けるために十石山避難小屋へ向かいました。
途中に巨大なシュカブラが出来ていました。
十石山避難小屋に到着。
冬季小屋入口前が風よけになったので、ここで滑走準備とお昼休憩を取りました。
その前に冬季小屋入口が閉まっていなかったので締め直しました。
十石山避難小屋に到着。
冬季小屋入口前が風よけになったので、ここで滑走準備とお昼休憩を取りました。
その前に冬季小屋入口が閉まっていなかったので締め直しました。
激重雪を下りきり、1567mピークの巻き道を降りなければなりませんが、この箇所は見通しが悪いので滑走は危険ですね。
もしかすれば誰か登ってくるかもしれない。
素直にシートラアイゼン装備に切り替えて登山口まで下りました。
激重雪を下りきり、1567mピークの巻き道を降りなければなりませんが、この箇所は見通しが悪いので滑走は危険ですね。
もしかすれば誰か登ってくるかもしれない。
素直にシートラアイゼン装備に切り替えて登山口まで下りました。
林道に出た所、最後の滑走。
林道に出た所、最後の滑走。
旧料金所前で倒木がありました。
朝はなかったので、びっくり。
なんとか脇を抜けることに...
旧料金所前で倒木がありました。
朝はなかったので、びっくり。
なんとか脇を抜けることに...
旧料金所前で滑走終了。
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旧料金所前で滑走終了。
駐車場まで歩きます。
駐車場まで歩きます。
下山途中で他の登山者から話を聞いていた通り、駐車場は満車でした。この日は8時台で満車になったそうです。
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下山途中で他の登山者から話を聞いていた通り、駐車場は満車でした。この日は8時台で満車になったそうです。

装備

個人装備
ブンリン トップレススキンと3Dアセント

感想

11年前の2012年4月8日に初めてBCで訪れましたが、経験不足や雪質条件の悪さで敗退しました。その後は足を遠のいていましたが、4年前に再挑戦に挑むもコロナ騒ぎが始まってしまいました。
その間にも挑もうとしましたが、決行直前で2年連続で扁桃腺を患い、取りやめになっていました。(なんか因縁あるのかな...)
そして、今日。ようやく行くことが出来ました。
結果的には滑りを楽しむというよりも山を楽しんだ感じで終わりましたが、また条件の良いときに再訪したいと思いました。

山頂からボトムまで標高差に応じて雪質が大きく変化します。
上から下まで安定している日はそう多くはないと思います。
また、山行の殆どは見通しが悪い森の中を進むことになります。
現在位置と進行方向を常に把握できるアイテムが必要です。
GPSを使用するなら「みちびき(準天頂衛星システム)」に対応している事が前提です。(このシステムがないと温泉口から湯沢ノ平間は正確に位置が出ない場合がある)今時のGPSツールは対応していると思いますが、今一度ご確認を。
過去に道迷いで遭難した方もいます。




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訪問者数:146人

コメント

T_HAYASHIさん、お久しぶりです。
NEW BLASTRACK SKI 良さそうですね? 調子いいですか?
hareより
2024/3/20 18:16
hareharawaiさん
LINEのchronic94使っていましたが、老朽化で4年位前に小賀坂のブランド(BLASTRACK)のIMPROVE 93に乗り換えました。(残念ながらNEWではないです)。
今回の十石山では激重雪でダラダラと下山しましたが、センター幅93mmでもコントロールは出来ていました。ザラメになれば気持ちが良い快適なツリーランが楽しめますが、まだまだですね。
2024/3/21 18:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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