何も見えずただ登頂…焼岳
- GPS
- 11:09
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 923m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 10:47
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■新中の湯ルート この時期は所々に残雪があり、雪渓を横切る形で登る場所が いつくかありました。登りの場合は軽アイゼン無しでも歩けましたが 下りでこのルートを使用する場合は、 軽アイゼンを携行していった方がベターかと思います。 稜線上に上がると岩場歩きになります。 今回のようにガスで視界が利かない日は 特にペンキの○マークを見失わないように注意して下さい。 北峰直下から山頂まではピストンになります。 岩場登りが多少あるので荷物が重い時は下にデポして登ると とても楽です。 ■焼岳北峰〜焼岳小屋 残雪がある時期は夏道が隠れているので ルートが分かりづらい場所が一部あります。 所々に岩にあるペンキの○マークが確認できない場合は特にルートに注意です。 また暫くは足元がガレた場所が多いので、浮石などにも注意してください。 途中で辺りが笹原になってくると土の道になるので 歩きやすくなるかと思います。 ■焼岳小屋〜田代橋 出だしは笹原の土道なので比較的歩きやすいのですが 暫く下ると足がかりの少ない岩があるクサリ場になり そしてあの有名な長ハシゴの箇所になります。 特に長ハシゴはほぼ垂直な上に下部に向かって 若干折れ曲がって設置されています。 一段一段確実に進むのが良いと思います。 長ハシゴを下った後はまた暫く緩やかな道なのですが、 傾斜がきつい尾根道の入り、またハシゴが何度か出てきます。 この急な尾根を下りきればあとは比較的ゆるやかな道になります。 あとはその道を延々と歩き続ければ登山口に到着。 工事用道路をしばし歩くと田代橋に到着します。 |
その他周辺情報 | ●小梨平幕営料:800円/1人 ●小梨平大浴場入浴料:600円/1人 |
写真
感想
この時期になると思い出す…
一昨年の燕岳やら燕山荘やらモンブラン。
今年もバースデー的な何かをやりたいなぁって
密かに考えておりました。
燕山荘もまた行きたいけれど、
再訪するのはできればケーキバイキングの時がいいし。。。
そういえば好日山荘のポイントを駆使して購入した
エアライズ2のDXフライはまだ使ってない!
なにか良い場所でテン泊とか出来ないかな〜と
それに5・6月は色々と記念的な部分もあるので
ちょっといい温泉宿なんかも。。。と山から若干脱線しつつ
GW後からusaは一人考えておりました。
色々なキーワードを集約すると、
お山>残雪がありつつも登山可能な焼岳
(以前usaが車酔いで撃沈し登山できなかった過去アリ)
テント泊>上高地の小梨平、周りには美味しいものも(ΦωΦ)フフフ…
温泉宿>日本屈指の白濁温泉、白骨温泉
という答えが導き出され。。。
今回の目的地は焼岳へ!となりました。
当日は夜中に出発し順調に登山口へと辿り着きましたが。。。
あまり胃の調子がよろしくありません。
昨日夜ごはんにとスーパーで購入したメンチカツ。
どうやらその油があまりよろしくなかったようで、
若干の胃もたれがいたします。。。
一つ年をとっただけでこうも違うものなのでしょうか?(´ヘ`;)ウーム…
道中少しウッ…となりながらもそこはかとなく順調に登り
下堀沢出合手前の広場に到着。
ここで、微妙に怪しかった天気が悪くなり雨に。
雨具を装備しつつcaramelと作戦会議。
『あれ?予報ではこんなに悪かったっけ?』
『なんか結構寒いしまだ登る?』『これ以上雨が降ると。。。』
と協議の結果、これ以上天候が悪化するようなら即中止となりました。
その後は雨は止み天候はこれ以上悪くなりませんでしたが、
良くもなりませんでした(ノД`)シクシク
下山途中の人もいたので、山頂の様子を聞いてみると…
『全く見えず』とのご回答。
『予報では晴れるって話だったのになぁ?』という声が
登山中の方々からちらほらと…全く同感でございます。
山の天気は本当に難しいですね。
そしてなんとか焼岳北峰到着したものの、やはりガスガス。
落胆した心では『心の目で風景を見る!』という技は使えませんでした。
それならば早く下山してしまおう!と歩き始めましたが、
しばし歩くとジワジワと膝痛が。。。
運動が足りていない上に重い荷物…正直甘く見すぎていました。
caramelに荷物をいくつかお願いして、再度下山開始。
土の道になってくると負担が減るのか
なんとか最後まで膝が持ちこたえてくれました。
ただ上高地に入った最終区間、
風光明媚な観光地を必死の形相で歩くusaの姿は
さぞかし異様な風景であったかと(;^ω^)
小梨平でテントを設営しなんとかこの日は終了。
登山客ではない一般の方も多いこのキャンプ場、
なかなか賑やかな場所でしたが
それも気にならず泥のように眠りました。
翌日は上高地散策。
昨日の残念具合とは180度変わり、素晴らしい風景の連続。
上高地に来たのは今回が初めてだったので
その良さを思う存分堪能してきました。
ただ心残りは、のんびりし過ぎて大正池に行けなかったのと
スイーツを食べられなかった事です。。。
ただこの日はまだまだお楽しみがあるので、早めに上高地を退散いたしました。
今年はお山をサボってばかりだったので、色々な面で準備不足が目立った今回。
更にカメラのレンズが大破するという不運も重なりほろ苦い山行でした。
まぁ…レンズは山行の準備中に床に落としてしまったという
明らかな原因があったのですが、
山でズームの部分がバッキリと折れるとは思いませんでした(;´Д`)
今年も、1年の半分に差し掛かっております。
早いですねぇ。
5月も他のお山を計画しては、
体調を崩したりして、
結局、連休以外はお山に行けませんでした。
ようやく、お山に行けそうとなった今回です。
usa、何だか、出発前は
いろいろと張り切っていたようですが、
調子があまり良くなかったようです。
道中、彼の荷物を持ってあげたり、
ワタシ1人で中の湯バス停から
焼岳登山口まで歩いて車を回収に行ったり…
(↑今回、これが一番コタエました…)
いつものusaらしからぬ場面が何度かありました。
焼岳は標高を上げるにつれて霧雨が強くなり、
周りは真っ白。
いつになったら山頂なのか…
そんなことばかり考えていた気がします。
「グエ〜、グエ〜…」
聞いたことがない鳴き声だったので、ひょっとして…
「焼岳にもライチョウさんはいるの??」
とusaに聞いてみますが、その答えを待たずして
立派なライチョウさんが現れて…あれは嬉しかったです。
鳴いているところも、飛んでいるところも初めて観ました!
(これまでは、歩く・走る・止まる・黙る…ところは観た事あり)
焼岳登頂というより、ライチョウさん観れた事が
この日の一番嬉しい出来事に。
今年は、幸先がいいかもっ!
下山中に霧が取れて来て、大正池がきれいだったのも印象的でした。
今回、初めての上高地です。
夏休みは人が多い印象があり、ずっと避けていました。
この時期はいいですね。
人も多すぎないし、寒すぎないし、新緑もキレイで。
いい時期に滞在出来て良かったのですが、
のんびりしすぎて、ケーキが食べれなかったのが心残りです。
その後、白骨温泉に1泊しまして、
その翌日に安曇野でケーキを食べようと言ってましたが、
結局、昼食のおそばを食べたら満腹でケーキが食べられなくなり、
どこでもケーキが食べられなかった!!
usaさ〜ん、ケーキが食べたいですよ〜(希望)
数日経った今でも、激しい筋肉痛に悩まされております。
この感覚も久々です。
それでも、今回、ワタシの方が調子が良かったことを思うと
自転車通勤が多少の功を奏しているみたいなので、
usaへも自転車通勤を薦めつつ、次回のお山に備えたいと思います。
こんばんは、usaさんcaramelさん。
焼岳を上高地に抜けるルート。
あの垂直ハシゴ&打捨てられたハシゴのコンビ、相変わらずの存在感のようで
焼岳がガス(それでもこちらは何とか見えましたが)、小梨平でのテント、翌日の晴天…と何もかも一緒のようで(^_^;)
小梨平は至れり尽くせりのテン場だけど、若いグループが消灯ギリギリまで騒がしかった記憶が…。
そういえばこの時期はウエストン祭とか実施していませんでしたか??
上高地はやはり素晴らしい場所。
梓川とのコンボはとてもキレイ。
観光客が多くて…と敬遠がちですが、今年こそこちらも奥穂に目指したいものです。
ところで白骨温泉で宿泊とは何とも贅沢な
ゆったりとした時間&そして料理も充実、温泉を使う鍋とはまた心憎い演出。
白濁繋がりで、次回は乳頭温泉鶴の湯レポを期待してます
ukkyさん、こんばんは。
お返事が遅くなりすみませぬ
そういえばこのルートは以前同じ時期に行かれてましたよね。
私達の場合は焼岳では全く何も見えず状態だったので、
快晴でなかったとはいえ
それなりに風景を楽しめたukkyさんが羨ましいですな。。。
小梨平は施設が充実したキャンプ場だったので、
この日も利用している人が多数おりました。
それで消灯後でも騒いでいるグループがいて
係員に何度も注意されていたとか。。。
自分は耳栓持参だったので気にならなかったのですが、
caramelは少し睡眠を妨害されたとのことで
やはり観光地のキャンプ場は山の幕営地とは違うな〜と感じました。
ウエストン祭はやっていたらしいのですが…
それを見に行く余裕も時間もありませんでした。
どんな事をやっているのでしょうね?
白骨温泉は年に一度の贅沢といったところでしょうか。
登山の疲れを充分に癒すことができました。
温泉鍋も美味しかったのですが、翌朝の温泉粥もなかなかでしたよ〜
乳頭温泉…caramelがよく行きたいと言っております。
あちらも是非行きたいのですが。。。
なかなか遠い場所なので何時になることやら
ukkyさん、こんにちはぁ。
さらに、お返事遅くてスミマセン
焼岳登山前日のニュースで人工ふ化に挑戦するために
乗鞍岳でライチョウの卵を採取したというのを見て、
その映像では、乗鞍で雪が降って(!!)いたので、
この日も雪になったりしないだろうかと、心配しながら進みました。
霧雨だったし、頂上の景色は全くありませんでしたが、
なんとか、やり過ごせたので良かったのではないでしょうか…
久々のテン泊装備でしたし…
ウエストン祭のことは、usaに言ったんですが
白骨温泉の事が頭から離れないのか、
何だか上の空で流されてしまったような…
白骨温泉は、以前雪の時に行ったので
真っ白な思い出しかなかったんですが…
(お湯も白濁ですし…)
この時期に来ると、緑も爽やかでこんなに気持ちが良かったのね〜
と改めて思ったりしました。
お山に行くようになる前に、
乳頭温泉のさらに奥の蟹場温泉には行った事があるんですよ。
日帰りですけれど。
鶴の湯の情報社会から離れたTVのないお部屋で
現実逃避もいいですよね。
いつかは…と思っております
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