穂高・明神岳東稜から主稜
- GPS
- 05:38
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 1,773m
コースタイム
05:50 明神館
06:00 信州大・旧養マス試験場
06:25 下宮川二俣
07:10 宮川のコル
08:25 ヒョウタン池 〜 08:40
10:40 東稜の頭 〜 10:50
11:10 バットレス取り付 〜 11:30
11:40 バットレス終了点 〜 11:55
12:10 明神岳 〜 12:15
12:35 2峰
13:05 4峰
13:30 4・5のコル
13:40 5峰 〜 13:55
14:15 5峰西南稜肩の台地テント場
14:50 トラロープ帯上部コル
15:05 トラロープ帯下部コル(2260m)
16:10 岳沢登山道7号標識 〜 16:15
16:40 岳沢登山道入口
16:50 河童橋
【お断り】
ルート図は、スマホGPSアプリ=山旅ロガーのログで書かれていますが、
その時間は編集していますので全く出鱈目です。
上記コースタイムを参照下さい。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
でも梅雨に近い時期ですので入山者が居ないから相乗りされる方がなかなか見つかりませんでした。 タクシー代金は、沢渡駐車場から大正池までが3500円、上高地バスターミナルは4200円です。 駐車場代は1日600円に値上がりしていました。 1日とは、0時から24時までなので、夜、例えば23時半に到着して駐車場に入れてしまうと僅か30分で600円かかります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪の様子 ・ヒョウタン池の手前、上宮川を横切る夏径は雪に埋まっていますが、雪の上端を巻いたので雪には乗らずに池まで行きました。 ・ヒョウタン池とラクダのコブは共に雪に埋まっていて、テント設営の場合は雪の上になります。 ヒョウタン池からは融雪水がチョロチョロ流れていて利用できそうです(朝晩は断水すると思われます)。 ・5峰西南稜肩の台地テント場は長さ10m幅3m程の雪田で今週末には消えそうです。 ※以上のように歩く分にはアイゼンもピッケルももう必要ありません。 径とブッシュ ・ヒョウタン池までは元(?)夏径なので歩きやすく、ブッシュは皆無です。 ・池から明神岳山頂までは踏み跡が明瞭です。なのでブッシュも「漕ぐ」と言う程ではありません。 ・明神主峰から5峰までは、気分爽快な稜線散歩です(2峰へは3級程度の快適クライミング)。 ・5峰西南稜は、トラロープ帯より下部で、真っ直ぐ行かずに左手へ、と言うところが3箇所あります。 最上部の左手へは、真っ直ぐ行かずに左手の背丈程の登り返しになり、 下部の2箇所はやはり真っ直ぐ尾根を行かずに左手斜面を下ります。 いずれもしっかりピンクテープを追いかけていれば岳沢登山道7号標識へ踏み跡を降りてこられます。 |
写真
感想
明神岳東稜から主稜縦走に日帰りで行ってきました。
明神岳東稜を秋口に登られた人の記録では「ブッシュがひどい」ということだったので、数年前の5月連休に小梨平にテントを張って日帰りで登ったことがあります。
最近の明神東稜の無雪期の記録で「ブッシュ」のことを書いて居られる人は少ないので、どうやらさほどの「ブッシュ漕ぎ」は無さそう、と言うことと、数年前に登った時は途中でヘロヘロになってとても5峰へ縦走する力無く、明神岳と前穂高とのコルから奥明神沢を岳沢小屋へと下ったので、ここはやっぱり明神東稜と5峰への主稜縦走をつなげておきたかったので行ってきました。
実は1週間程前の平日に出かけたのですが、ヒョウタン池の手前で10時になり、そのまま登っても最終バスに間に合うように上高地には戻れそうにないと、その日は諦めて降りてきました。
沢渡初発のバスで上高地入りしても、河童橋スタートが7時になってしまいとても日帰りできる時間ではありません。
それで6月2日に霞沢岳を日帰りされた kitainotori さんのレコを参照に、今回は、沢渡第一駐車場からタクシーで上高地入りしました。
ただそれも、横尾から涸沢入りするというご婦人と何とか相乗りできたぐらいで、タクシーの運転手さんの話しでは、梅雨の時期に釜トンの開門に合わせて上高地入りする人はほとんど居ないとのことでした。
バットレスの登攀用にと20mロープ、クライミングシューズ、ハーネス、スリングと色々持ち込みましたが、ロープやヌンチャグは不要でした。
クライミングシューズを履き、ハーネスにつけたスリング2本でセルフビレーを掛け替えながら登っていけば、途中で写真を撮る程の余裕で登っていけました。
この日、1日晴れてはいたのですが、前穂高から奥穂・西穂の稜線はガスが切れず景色は残念でした。
そのため、岳沢重太郎新道の紀美子平から前穂高までの残雪状況も確認できませんでした。
奥又白池周辺はまだまだ雪で真っ白でした。
日帰りで楽しむ明神岳、
今回で東西南北4つのコースから登ることが出来ました。
コメント
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こんにちは。日帰り明神、しかも縦走も。参考になりました。
tiheisen00 さん、
早速のコメントありがとうございます。
しかもこう言うコメントをいただけると書いた甲斐があってホント嬉しいです。
ありがとうございました。
atosukoshiさん こんばんわ
昨年atosukoshiさんのレコを参考に明神主稜を歩けました。
今年は東稜を歩きたいと思ってますが、バットレスの難易度が
他の方のレコではイマイチ判らず下見に行こうと思ってた所
詳しく、解りやすいレコを上げてくださり大変参考になりました。
これで下見なしでも行けそうです。
あと少しなんて謙遜ですね〜
まだまだヤレる、いやバリバリ現役ですよ
今後もワクワクするようなレコお待してます。
higaerisazen さん、こんばんは。
嬉しいコメントありがとうございます。
> バリバリ現役ですよ
無雪期の軽量ザックならまだ何とか頑張れていますが、雪がつくと一気にヘナチョコです。
higaerisazen さんの積雪期の恐ろしいパワーにはまるで近寄れません。
明神岳東稜、お天気の良い日に楽しんできて下さ〜い
atosukoshi さん、こんにちは。
バットレスの具合が気になっていて、なかなか行けそうで行けない感じでしたが、行ってみたい感じになってきました。
掛け替えながら登れるということは、支点の間隔は狭いということでしょうか?
ロープが要らないとなれば、嬉しい限りです。荷物がなければ、割と楽に日帰りできそうです。素敵なレコ、ありがとうございました。
misuzu さん、こんにちは。
残置ハーケンは多かったですし、
写真を撮る時でさえA0はしなかったです。
藪岩の楽しさは無いですが、見晴らしの良い爽快な岩稜を楽しんできて下さ〜い
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